マウス選びのコツ。腱鞘炎予防。

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パソコンを使っていて、親指の付け根が痛くなってきたことはないでしょうか?
これはマウス腱鞘炎といって、パソコンの操作に使うマウスによって、腕に不自然な捻りが加わってしまうためです。
私も1日に6時間以上はパソコンを使うため、親指の付け根が痛くてたまらず、いくら患部をマッサージしても、まったく痛みが取れない状態が続いて困っていました。

そこでトラックボールという、内蔵されたボールを親指で動かしてマウスカーソルを操作するタイプのマウスに変えました。

トラックボールマウス

ふつうのマウスは本体を動かすため、腕や手首に負担がかかりますが、トラックボールはその必要がないので腱鞘炎にならない、というのです。
実際に、トラックボールマウスに変えてみたところ、一ヶ月ほどで、親指の付け根の痛みが取れて無くなりました。

ただ、マウス本体を動かす操作方法に慣れていたため、トラックボールの操作に慣れるまでに一週間ほどかかりました。トラックボールではなく、マウス本体を動かして、あれ? あれ? となるのは序の口で、操作ミスでファイルの中身を途中から削除してしまったこともありました。
トラックボールマウスは通常のマウスとまったく操作方法が異なるので、最初は結構、戸惑います。

また、値段も通常のマウスに比べると高いです。通常のマウスは1000円以下の物もありますが、トラックボールマウスはその倍以上はします。

しかし、トラックボールマウスを使ってみて思ったのは、毎日、長時間使う道具は、身体に負担をかけないものにするべきだということです。

最近ではスマートフォンで小説を書く人も多いようですが、なにか調べ物をしながら長時間文章を書くにはやはりパソコンを使うのが一番です。しかし、パソコン作業というのは、予想以上に身体に負担を与え、肩凝り、腰痛、眼精疲労、マウスを握る手の腱鞘炎につながっていきます。

こういった身体の不調というのは、マッサージを受けたり、ストレッチをして治そうとしても、お金と時間ばかりかかって、なかなか治らないものです。腱鞘炎などを放置しておくと、執筆の能率低下が起こるだけでなく、パソコンに触ることすら嫌になっていきます。

多少、値が張ったとしても、道具は良い物を揃えておくことをオススメします。

LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t

私が使っているトラックボールマウスです(2015年3月1日にamazonで購入)。

トラックボールマウスのメリット

  • 腱鞘炎にならない
  • 操作スペースを取らない(本体を動かさないため)

デメリット

  • 操作に慣れるまで大変(一週間ほどかかります)
  • 値段が高い
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