新人賞下読みが教えるキャラ作りの手法「キャラ同士を会話させる」

2015/04/21(火曜日) 07:58:02の質問

お疲れ様です。斎藤です。
先日、下読みのジジさんにメールにて相談させていただき、「キャラ作りのひとつとしてキャラ同士を会話させる」という方法を教えてもらったのですが、普通の会話になってしまいました。

日常会話をさせてよかったのでしょうか?
それとももっと面白くさせるために捻りながら会話させた方がよいのでしょうか?
日常会話でもキャラの個性は出てきているように感じるので、とりあえず何パターンか練習してみようと思っています。

他にキャラの個性を磨くアドバイスがあれば教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

●下読みジジさんの回答

セリフ内容に加えて「セリフの長さ」、「語尾の勢い」、「セリフ中の読点数」、この3点でキャラ分けしてみてください。

キャラたちの固まりきっていない部分の個性に明確な形が与えられるので、キャラを把握しやすくなります。

コメント

  1. 兵藤晴佳 より:

     会話ではなく、対話をさせることをお勧めします。

     会話は単なる情報伝達に過ぎませんが、対話は自分の言い分を相手に納得させるための具体的な行動です。相手の否定と自己主張の応酬は、必然的に登場人物の生きざまを浮き彫りにします。
     
    「セリフの長さ」「語尾の勢い」「セリフ中の読点数」だけでは、登場人物は単なる記号の寄せ集めになってしまいます。

     登場人物同士の利害が衝突するシーンを設定し、言葉だけで問題を解決させようとすれば、登場人物を社会的地位や生育歴なども含めて個性的に描き出す対話を描くことができるでしょう。

  2. トリック より:

    会話、であることに間違いはないのだが、違う、そうじゃない。
    兵藤さんも仰っているが、ポイントはキャラクター同士の衝突である。
    ……が、揚げ足取りのように思われてしまうかもしれないので兵藤さんには他意のないことを申し上げておく。気に触ったら申し訳ない。
    何も衝突は「利害」にこだわったものではない。

    まず前提として、キャラクターを書くということは人間関係を書くということ。
    故に手法として「会話させる」ということに間違いはない。
    そして人間関係を書くということは、キャラクター同士を交流させてやること。すなわち、キャラクター同士をぶつけ合うこと。
    要するに「衝突」させること。これが「会話」です。

    キャラクターをぶつけあったときどのような反応が返ってくるかを考えると、当然のこと強い反応を返してくれるキャラクターが優秀であると考えられる。
    ここで兵藤さんのコメントがよく参考になるでしょう。
    利害関係の不一致、強者と弱者、悪と純、プラスとマイナス、このように落差が激しいコンビは王道でよく見られる組み合わせです(殺し屋と少女とか、体育会系とインテリとか、金持ちと貧乏とか)。

    コンビやカップリングはいいが、ではどのようにキャラクターをぶつけ合うのかというと、
    一番簡単な方法は、せっかく組み合わせたコンビの相方をシャッフルしちゃうことです。
    相方がいきなり変わる、という変化。
    ――殺し屋といつも一緒だった純真な少女が、突然正義の警官と行動を共にしたら、少女はどのような言葉を吐くだろう? 殺し屋を庇うような言葉を紡ぐに違いない。そのことで正義の警官は殺し屋が悪であると断じていられるだろうか。そして殺し屋の元に戻ってきた少女は、殺し屋に何を言うだろう。殺し屋の行動に「それはダメだよ」と口を出したりするかもしれない。
    相方の変化によって警官の行動に変化が生まれ、少女は警官の影響を受けて考え方が変化し、殺し屋の心が変化してゆく。
    そうした変化のポイントで、キャラクターの交流、「会話」はキャラ立ちとして機能し、人物に深みを与えてくれます。

    ついでに、それが物語になっていきます。

  3. うっぴー より:

    以前、ラノベ作家さんの講演会に行って、キャラ作りの手法として、『そのキャラを主役とした「掌編小説」を書くと良い』と教えてもらったことがあります。
    頭の中でイメージしたキャラを実際に動かすことでキャラが固まります。もしつまらないキャラだと感じたら、別のキャラを考えるのが良いそうです。
    ジジさんのやり方も、これとほとんど同じかと思います。

  4. さなぎヤギ より:

    投稿者さま、ありがとうございます!!
    ちょうどピンポイントに悩んでいた所なので、
    とても助けになりました

    「セリフの長さ」「語尾の勢い」「セリフ中の読点数」ですね。
    今後はインプット時に意識して、更に自作の精度へ繋げたいと思います。

    それにしても、ジジさま流石です!!

    ━━━━━━━━
    兵藤晴佳さまへ

    なるほど対話ですね。
    自作に間延びするシーンがあるなと思ったら、
    会話になっていたことが原因でした

    参考にさせて頂きます

    ━━━━━━━━
    トリックさまへ

    なるほど。そうやって物語の核を作るのですね
    『衝突を演出する』『(そういった)会話からストーリーの深みを作る』
    今後、意識して取り入れていこうと思います

    ━━━━━━━━
    うっびーさまへ

    僕も何かで同じような話聞いたことがあります。
    これにうっぴーさまとジジさまの後押しがあるなら、
    まず間違いないですね

  5. うっぴー より:

    さなぎヤギさん、どうもコメントありがとうございます!
    がんばってみてください。