2015/07/03(金曜日) 19:05:46の質問
茸と茸と茸です。質問させていただきます。
1.執筆中の小説にヒロインが多くても3人ぐらいしか登場しないし、ヒロインも常に変わりますが、これは選考の祭に不利になるんでしょうか?一応恋愛系ではなく、シリアス系の小説です。また、モエは大事ですか?自分の小説にはモエという要素がほぼないです。
2.独特な内容の小説と、どこにもありそうな内容の小説が同じ面白さの場合、後者の小説が創意性がないという理由で落ちたりしますか?
3.いまだに面白さがなにかよくわかりません。
4.ビジュアル系の文章が好まれるとどこかで見ました。しかし、自分はビジュアル系の文章より純文学のように飾りの少ない文章が好きで、飾りの少ない文章で執筆していますが、だめなんでしょうか?
5.同じ賞に再び送ると悪い印象を与えますか?(全体的な内容は同一、文章修正と少量の内容追加の場合)
6.これは自分一人で考える問題だと思っていますが… 落ちた作品を別の賞に投稿することは何回までが望ましいですか?
上の6つの質問、よろしくお願いします。
ジジ様のご回答お待ちしております。
ありがとうございます。
●下読みジジさんの回答
1.執筆中の小説にヒロインが多くても3人ぐらいしか登場しないし、ヒロインも常に変わりますが、これは選考の祭に不利になるんでしょうか?
私自身はメインヒロインはひとりに絞るほうがよいと考えていますが、これは多ヒロイン、ハーレムものの応募作で成功例を読んだ経験がほとんどないからですね。
ほとんどの場合はヒロインを均等に扱えずに終わってしまいます(結局メインヒロインものと変わらず、それなのに他の女子キャラを無理矢理物語にからめなければならなくなるので、おもしろくなりにくいということですね)。
ただ、ヒロインが変わるもしくは交代していくことにきちんと必然性があれば大丈夫です。
また、モエは大事ですか?自分の小説にはモエという要素がほぼないです。
もちろん大事かと訊かれれば大事ですと答えるほかないのですが、無理に入れようとする必要はないかと思います。
主に女子キャラが魅力的に描写できてさえいれば、自然と萌えは宿ります。
ただし、作者からすれば「やりすぎ」くらいにわかりやすい/あざとい描写を心がけないと失敗する危険性が高いので注意が必要です。
2.独特な内容の小説と、どこにもありそうな内容の小説が同じ面白さの場合、後者の小説が創意性がないという理由で落ちたりしますか?
いくら独創的でも、おもしろくなければ上げられません。
逆におもしろいとしても、既視感の強いものは上げられません。
おもしろいことは大前提で、それプラス作者独自のなにかがある作品が上がります。
3.いまだに面白さがなにかよくわかりません。
迷ったときは自作の設定を見てください。そこに目を惹く独自要素があれば、期待値は高くなります。
誰かの協力をあおげるようなら「あらすじ」を読んでもらってみてください。その人が食いつく要素があれば、やはり期待値があります。
4.ビジュアル系の文章が好まれるとどこかで見ました。しかし、自分はビジュアル系の文章より純文学のように飾りの少ない文章が好きで、飾りの少ない文章で執筆していますが、だめなんでしょうか?
難解語や過剰な独自表現なしで中高生に伝わりやすい文章なら大丈夫かと思います。
5.同じ賞に再び送ると悪い印象を与えますか?(全体的な内容は同一、文章修正と少量の内容追加の場合)
ご指定いただいた条件でとのことなら、やめるべきですね。
改編作はその改編の度合の多少を問わず、「自身の去年の応募作と比較される」からです。
そしてほとんどの場合、改編作は改編前の作品とほとんど同じような内容に留まるものです。これは「なぜこの作品が落ちたのか?」という理由がわからないまま手直し……という名の逃げを打ってしまうからですね。
結局のところ、毎年新作を書くほうがお得なものです。
6.これは自分一人で考える問題だと思っていますが… 落ちた作品を別の賞に投稿することは何回までが望ましいですか?
基本的には0回。どうしても納得いかないときは1回で充分作品の実力は測れるものと思います。
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