乙女な王子と魔獣騎士/ラノベレビュー

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[ 著者名 ] 柊遊馬
[ ジャンル ] 異世界FT
[ 出版社 ] 電撃文庫
[ 発売日 ] 2015/6/10

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解説

王への復讐。それが全てに勝る、少年ジュダの目指すもの。異端な種族の生き残りであるジュダは、母を処刑した王に近づくため、王都で騎士生をしている。桜竜の吐息吹く、エイレン騎士学校。力を隠し怠惰な生徒を演じるジュダのクラスに、眉目秀麗な王子ラウディが転入してくる。突然の仇敵の登場に、暗殺の機会を窺うジュダ。だが偶然にも、ジュダは知ってしまう。ラウディの本当の姿は“女の子”だということを…。真実を知っても態度を変えないジュダに、ラウディは次第に心を寄せるように。そして、ジュダもまた…。

殺すのか、愛するのか。決して結ばれてはならない二人の運命が今、動き始める。

ラノベの王女様の書評

なんと! 母親の仇は男装した王女様だった! そんな作品。

主人公のジュダは世界に忌み嫌われてる魔獣の生き残りだってのに、無闇やたらと敵愾心を表に出さないのがいいわね。
騎士学校では教官であるジャクリーンと皮肉を交えた掛け合いをしたり、仕立屋に飾られたドレスを欲しがってるラウディをからかったり。

「闇と光が仲良くたっていいじゃないか」という作者の思いが伝わってくるわね。

お気に入りのキャラはいますか?どんなところが好きですか?

ラウディ! おっ○い揉みたい!

この作品の欠点、残念なところはどこですか?

設定が設定だけにバイオレンスなシーンがあることかしら。
味方はともかく、敵兵士は容赦なく死ぬし。それもジュダが殺しちゃうし。

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