20代前半女性に受ける小説の要素とは何か?/新人賞下読みが回答

この記事は約2分で読めます。

2015/07/04(土曜日) 18:38:22の質問

小間です。私は今現在、女性向けR18長編を連載しています。
内容はいわゆるTLと思っていただければ、お解りなるかと思います。
その上で、質問させて頂きます。

○20代前半女性に受ける要素とは何か?

私の長編を読んで下さる方のプロフィールなどを見ていると、どうも20代前半女性が多い模様です。
この年代は、なかなか微妙な年代だと個人的に思っています。

これより上の世代の女性は、恋愛に必ず「打算」を絡めます。つまり、小説の中でも社会的地位や複雑な人間関係を描写しなければならなくなります。
これ以上下の世代ですと、恋愛のピュアさが強いです。
その中間の層に訴えかけられる要素というのは、どのような物でしょうか?

スポンサーリンク

●下読みジジさんの回答

簡単に言うなら、「結婚がからまない大人の恋愛」は確実に受けます。

結婚というものはとにもかくにもリアルです。人生から自由という文字が失われ(当然、結婚によって得られる大きな喜びもあるわけですが)、世帯という経済的集団を形成するわけですので、社会に出たばかりか出る寸前という年代の女性からすれば、実に重いものとなります。

そして一方で、「好き嫌いだけではない人間関係」というものが世界に存在することを知っていますので、“好き”だけの恋愛も子供っぽく見えてしまいます。
ですので、「本当は何も知らないのに社会のすべてを知っているという勘違い」を主人公にさせ、その上で体関係という大人ならではの要素を含めた純愛を描き、自分の勘違いを自覚してなにかしらの解決を成し遂げる……というようなものが一例となります。

「大人」というキーワードをどのように使って「(純)愛」の結末へ導くかが重要とも言えるでしょう。

コメント募集!

あなたは『20代前半女性に受ける小説の要素とは何か?』という質問について、どう思いますか? コメントをいただけるとありがたいです!(研究に参加ください)

タイトルとURLをコピーしました