断罪官のデタラメな使い魔/ラノベレビュー

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[ 著者名 ] 藤木わしろ
[ ジャンル ] 異世界FT
[ 出版社 ] HJ文庫
[ 発売日 ] 2015/8/1

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解説

人の理を外れし強大な力=魔法に目覚めた者から、魔法を取り除くことが出来る唯一の存在《裁判官》。陸也と緋澄の男女コンビは、時に国家以上の権力を行使しながら、裁判官として世界各地で起こる魔法使い絡みの事件を次々と解決していた。そんな二人が新たな任務で訪れたのは、魔法使い《切裂きジャック》による連続殺人事件が噂される国で――。【第9回HJ文庫大賞<銀賞>受賞作】

ラノベ読みさんの書評

断罪官とその使い魔の二人組が、連続殺人事件が起きている国に赴き、そこで犯人である《切り裂きジャック》を追いながら、陰謀を暴いていくというミステリー要素のあるファンタジー。
断罪官と使い魔の掛け合いは、二人の性格が良く出ていて笑えます。
切り裂きジャックの正体については読み進めていくうちにある程度予想がつくようになりますが、そちらに気をとられていたら、別の仕掛けに見事に引っかかりました。

お気に入りのキャラはいますか?どんなところが好きですか?

リソレ。

脇役でありながら一本筋の通った正義のロリコン。主人公二人組のような強さはないけれど、少女を助けるために地道な活動をしたり、時には身を呈してかばおうとしたりする紳士。作中で一番カッコイイと思える人物です。もっと出番があればいいのに。むしろ、主役になってしまえばいいのにと思えてしまいます。

この作品の欠点、残念なところはどこですか?

もう一組断罪官・使い魔の二人組が登場しますが、そちらは今作ではあまり活躍しません。通信機器で連絡を取り合ったり、最後に登場したりする程度です。主人公組以外の断罪官・使い魔が活躍する場面も読んでみたかったです。

あと、リソレ。もっと出番を増やして欲しい。作中で一番いいキャラをしているので、続編が出ても引き続き出てきて欲しいけれど、物語の都合上難しいかもしれない。それだけが残念です。

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