ライトノベルで絶対にやっちゃいけないこととは?/新人賞下読みが回答

2015/10/01(木曜日) 13:34:53 極小之観さんの質問

単刀直入に言うと、ライトノベルにおいて向かないジャンルや、これだけは絶対にダメだ! という要素はありますか?

前者はそのままの意味で、例えばダークファンタジーやポストアポカリプスなど、あまり明るいイメージを帯びていないものです。
後者は、人道的にダメという意味ではなく、主人公が幼すぎたり女だったりすることの意味です。

あと、盗作の基準を曖昧でも良いので教えてくれるとありがたいです。自分だけで基準を作ってもどうも信用できないので……。

質問はこれだけです、お手数おかけします!

●下読みジジさんの回答

単刀直入に言うと、ライトノベルにおいて向かないジャンルや、これだけは絶対にダメだ! という要素はありますか?

このあたりは特に問題ありません。
SFやファンタジーといった「ジャンル」とはちがい、ラノベは「主に中高生男子向け」という読者対象層の「カテゴリ」だからです。

ただ、時代もの、ハードSF、官能小説等は難しいですね。
一般的な中高生男子が知らない知識・常識が必要となるものはカテゴリエラーと判断されがちですし、中高生男子が手に取るのは好ましくない内容のものは、「賞においては」評価できないものだからです。

後者は、人道的にダメという意味ではなく、主人公が幼すぎたり女だったりすることの意味です。

中高生男子がメインターゲットである以上、主人公は「中高生男子が共感・感情移入できる存在」であることが望まれます。
大人や老人は中高生男子の共感できませんし、幼女のパーソナリティは想像すら難しいでしょう。

だからこそ主人公は中高生男子が無難です。と、「賞においては」おすすめするしかないのが実状になります。

あと、盗作の基準を曖昧でも良いので教えてくれるとありがたいです。自分だけで基準を作ってもどうも信用できないので……。

「既存作と設定が似ている」ものはそう判断されます。
これは枝葉の部分ではなく、本筋に関わる部分ですね。

たとえば「ゲーム世界から抜け出すため、そのゲームをクリアしなければならない(ゲーム中で死ぬとキャラだけでなく本人も死ぬ)」という設定なら『ソードアート・オンライン』のパクリだろうとなります。

なんにせよ、既存作を参考にしてしまうと起きがちな問題ではあります。参考にするにしても、既存作の軸になっている設定は避けるべきかと。

『ソードアート・オンライン』なら「デスゲーム」、「ユニークスキルによるチート」、「主要な女子キャラがもれなく主人公に好意を持つ淡いハーレム」、「魅力的なオンラインゲームの数々」等の要素があるかと思いますが、「デスゲーム」という第一の要素にして最大の魅力は見なかったことにする覚悟が必要です。

コメント

  1. mika より:

    質問 小学5年生が主人公のライトノベルは共感や感情移入できないのでしょうか?何故、小学生が主人公のライトノベルが少ないのでしょうか?

    ライトノベルでは高校生や中学生が主人公であることが多いのですが、その共通点はどちらも10代だからです。同じ10代なら小学5年生が主人公の作品もありだと思うのです。
    でも、不思議なことに小学生が主人公のアニメや漫画がたくさんあっても、何故か小学生が主人公のライトノベルが少ないです。小学生が主人公のライトノベルを書きたいのですが・・・

    • エロゲは大好き男 より:

      まず小学生を主人公にするとジャンルが限られてきますね
      ヒロインが目立ちガチになると思いますしあと中々売り上げが出ないと思いますね

      ここからは自分が思ってる事なんですが小学生がヒロインにエッチする場合は
      年上のヒロインに固定されるし同い年だと色々マズいですねw
      異世界ものにするとまず小学生だとかっこ悪いし頼りない感じですね
      あとネット叩かれやすいのもあるかと…

      もし書くなら高校生が小学生になったの方が…
      それか自分の書きたい主人公小学生で神作を作るしか…

  2. エロゲは大好き男 より:

    質問なんですがラノベで唐突に性的なものをヤってしまったら
    ルートが確定してキャラに萌えなくなったり
    ストーリーが良くてもあれで作品が駄目になる気がするんですが?
    どう思いますか?自分的には他のヒロインが立たなくなると思うんですが…

  3. サタン より:

    >その共通点はどちらも10代だからです。
    そうだけど、そうじゃない。
    答えは「多感な思春期だから」です。影響を受けやすい年代で、中二病を始め濃い個性を出しやすい。
    また、読者層が中学生高校生であるため、これと同じ年齢層の主人公にするのが無難。そういう判断から来るものです。

    ですが、小学生が主人公ではダメという意味ではありません。
    例えば、20年以上前の漫画、北斗の拳が連載してた頃は、格闘漫画=主人公は20代以上の男性と決まっていました。
    大人じゃないと本格的な戦闘はできないという常識的判断から来るものでしょう。
    しかし異能バトルの時代がやってくると10代の主人公でも異能という説得力を使って違和感なく戦闘モノに仕上げるようになりました。
    主人公の年齢が低下したわけですね。この頃から現在に至るまで、実年齢は千歳越えだけど見た目は幼女とか、見た目が若いキャラクターが多く出てきています。
    今では、それがライトノベルの常識的判断、ということでしょう。
    なので、小学生主人公はダメというわけではありませんが、この常識を突破できる、北斗の拳の時代を異能というアイディアで突破したように、何か強い説得力が必要です。