ラノベ作家・つちせさんに創作に関する18の質問/MF文庫J新人賞優秀賞


2015/12/25刊行(MF文庫J)

Q1: 初めてライトノベルに出会ったのはいつですか?

たぶん中学生。兄の持っていたロードス島戦記が初だと思います。

Q2: 初めて小説を書かれたのはいつですか? それはどのような作品でしたか?

大学生ごろです。ギャグの二次創作でした。

Q3: 作品はどのようなソフトを使って書かれていますか? あるいは手書きですか?

テキストエディタ(sakura editor)です。
推敲時などは一太郎を使いますが、ゼロから書く時はエディタの方が気楽なので。

Q4: 作品の書き方で(例:クライマックスを先に書くなど)、自分なりの書き方がありますか?

あまり特別な書き方はしていないと思います。下書きを書いてから書くぐらい?

Q5: 初めて作品を新人賞に応募されたのはいつですか?

3年前です。それ以前は新人賞に応募しようと思ったことすらなかったです。

Q6: スランプになった、もしくは作家になることを諦めようと思ったことはありますか?

受賞連絡が来たのは、ちょうど作家になることを諦めた30分後でした。
書けなくなるスランプはその前もその後もしょっちゅうです。

Q7: アマチュア時代に参考になった本はありますか?(ハウツー本など)

ハウツー本は読んでいませんが、ライトノベル作法研究所さんなどの作法は参考にしていました。

Q8: 尊敬している作家さんはいますか?

20年以上も面白い物語を書き続けているアマチュア作家さんがおり、とても尊敬しています。影響を受けた作家さんという意味では、小説家よりも漫画家、特にギャグ漫画家の方々の影響が強いと思います。

Q9: アマチュア時代にどのような方法で筆力を高めていきましたか?

「何を、どのように書けば読者が面白がるか」をトライ&エラーで検証していました。

Q10: 執筆は、いつもどのような時間帯にされていますか?

平日は夜。休日は朝・昼・夜の三回に分けて書いています。

Q11: 一日の執筆速度はどの位でしょうか? また、ノルマを作っていますか?

だいたい文庫本換算で5ページぐらい、休日はその3倍ぐらいです。
順調ならばの話ですが……。

Q12: 一日にどれくらい執筆に時間をかけておられますか?

平日は1~2時間、休日は5~6時間です。
上記はPCに向かっている時間で、それ以外の時間も展開を考えています。

Q13: どのような方法でプロットを作られていますか?

1)書きたいキャラクターを決める。

2)1行コンセプトを決める。

3)大まかな世界を決める。

4)3行程度であらすじを書く。

5)キャラクターの詳細を詰める。

6)起承転結であらすじを書く。

7)詳細に各シーンの展開を書く。

8)世界設定を詰めていく。

の順番です。基本的にはキャラクターを重視しています。

Q14: 作品を書く上で何か大事にしている、または心に留めていることはありますか?

自分の世界観や価値観が狂っていることを自覚し、読者にわかりやすく伝えること。
例えばデビュー作の場合「ざるそばがかわいい」のは私にとっては自明だったのですが、これは読者にとって意味不明な価値観であるらしいため、わかりやすく伝えるために、いろいろ工夫しました。

Q15: 「売れるものを書くべきか」、「書きたいものを書くべきか」、答え辛い質問ではありますが 、もし良ければ意見を聞かせていただけませんか?

二者択一なら書きたいものを書くしかありませんが(どうせ書きたいもの以外は書けませんし)書きたいものを素材にして、売れるものを書けばよいと思います。そのために書きたいものを素材レベルに分解しておくことが重要です。
例えば「熱い話を書きたい」とか「かわいい女の子を書きたい」とか、あるいは「フィクションが書きたい」とかいうレベルまで書きたいものを分解しておけば、売れるものと書きたいものを両立できると思います。

Q16: プロになれた理由を、ご自分ではどうお考えですか?

書き続けていたことです。

書き続けられた理由は、読者から感想を頂けていたためです。

Q17: プロになって一番嬉しかったことは何ですか?

祖父母が喜んでくれたことです。

Q18: 最後にこれから、つちせさんに続け!と頑張っている方達にアドバイスをいただけませんか?

アドバイスができるほど上等な人間でもないのですが……。頑張らずに書く方法を見つけて書き続けていれば、そのうち自然とプロになっていると思います。私の場合の方法は、読者から感想を頂くことでした。

新人作家へのインタビュー

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

▼管理人うっぴーのツイッターのフォローをお願いします。