強烈なネタを扱うなら中和剤を用意!/新人賞下読みが回答

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ゆみみんさんの質問2015/01/20

『読者にウケない要素をウケルように書くには?』ありがとうございます。
ほんとうに参考になりました。グロ抜きでも書けるのが理想ですけど、モチベーション保てないとどうにもならないですよね。

前の質問の関連なのですが、グロい作品は賞としては男性向けでしょうか?
女性向けは縛りが多いと聞いていたので、男性向けしか選択肢がないものとして目指していましたが、最近迷いが生じています。私は性別は女なので、男読者を相手にすることが少し不安です。

ただ、女性向けは色々読んでみてグロがだめそうな空気を感じています。

男性向けでグロ要素あり…だとどんな作品が人気取れますか?
萌えも書けますし、細かい設定も書けます。
グロありで人気なのというと、型月、ひぐらしのなくころに、あとはラノベじゃないですがまどマギが浮かびます。

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●下読みジジさんの回答

前の質問の関連なのですが、グロい作品は賞としては男性向けでしょうか?

このあたりはゆみみんさんの書かれるグロの質によるでしょうね。
スプラッタ系だと女性向けは工夫(描写をぼかす、濃い恋愛要素を加える等)が必要ですし、精神性の高いものなら男性向けで工夫が必要になります。

女性向けは縛りが多いと聞いていたので、男性向けしか選択肢がないものとして目指していましたが、最近迷いが生じています。私は性別は女なので、男読者を相手にすることが少し不安です。

男性向けヤングアダルトは女性主人公でも問題ありませんし、グロというと少しちがいますが深見真氏の『ヤングガン・カルナバル』 (2011/4/1刊行)がきちんと評価されたりもしていますので、投稿対象として考えてみるのもよいかと思います。

ただ、これは男性向け・女性向け問わずになりますが、グロなどの「嫌いな人が多い好き嫌い」がともなうお題を使う際にはかならずそれと同量もしくはそれ以上の「あがない」を混入するべきです。

簡単に考えれば男性向け=萌え、女性向け=ロマンス(恋愛)ですね。特に後者は、人が死ぬ系の女性向け作品にはかならず混入されている要素です。

さらに言葉を換えるなら、強烈なネタを扱うなら中和剤を用意しましょうということになります。

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