チョロインが「作者の都合を叶える存在」になっていないか?/新人賞下読みが回答

ものとんさんの質問2016/02/07

聞きたいことは『チョロイン』についてです

いわずもがなここでいうチョロインとは、何気ない一言や、ちょっとした仕草で、簡単に攻略されるヒロインのことです。

いままでジジ様から、何度となく、ヒロインとの関係性を深める為にページを割く重要性を説いて頂きました。とても参考になったのですが、その一方でこのチョロインの存在がどうしても頭から離れません。

たぶん、私はこのチョロインというのが潜在的に好きなんだと思います。ちょっと前に、過去に没にしたテキストの中にチョロインとのやりとりを書いた物があって、自作ながら萌えてしまいました。お恥ずかしい。

チョロインは、ジジ様が提唱する『ヒロインとの関係を深める』と相反する存在のように思いますが、個人的には、俺Tueeeやチートと似たように、自己肯定を是とするある層においてはトレンドとして扱って良いように思います。

次作のキャラ設定が固まる前に、どうしてもチョロイン問題をどのように捉えるべきか考えたいです。是非、チョロインに関するジジ様の考えをお聞かせ下さい。

また、無理がないようでしたら、以下の二点もお答え頂けると嬉しいです。

①チョロインをメインに扱った公募作を、二次に上げたことがありますか?
②ジジ様が今まで読んできたチョロイン系のプロの作品を公募作と同じ基準で評価した場合、何割くらいが最終に残るポテンシャルがあると考えますか。

●下読みジジさんの回答

たぶん、私はこのチョロインというのが潜在的に好きなんだと思います。

チョロインは男子の欲望をすべて叶えてくれる(しかもチョロイン自体が「ネタ」なので、やらしい目で見ても「いやネタだから」と言い訳できるのがまた憎いところです)、まさしく夢の存在ですので好きになるのは当然なのですが。

それが「読者の夢を叶える存在」ではなく、「作者の都合を叶える存在」になっていないかは要確認事項です。

チョロインとは強固なテンプレです。だからこそ、それを逆手にとったチョロインという「ネタ」があるわけです。
ただ、それを自覚しないまま、ただそれっぽいヒロインを物語に投入してしまうと、ほぼ確実に物語の進行の都合と作者の思惑の都合で動くことになってしまうのです。
しかも作者はテンプレに沿っているつもりなので、まず自分の失敗に気づきません。

ですので、この「都合」という点に注視してキャラ作りをしてみていただければと思います。

 ①チョロインをメインに扱った公募作を、二次に上げたことがありますか?

二次は思い当たりませんが、三次以降ではあります。作品のおもしろさという名の完成度が高ければ、当然上へ送り出します。

②ジジ様が今まで読んできたチョロイン系のプロの作品を公募作と同じ基準で評価した場合、何割くらいが最終に残るポテンシャルがあると考えますか。

既存作については語らないのが私の掟ですので、こちらはご勘弁ください。

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