物語の説明は「アクションの途中に多方向から行う」/新人賞下読みが回答

迷える狼さんの質問2016/06/07

良くあるパニック系ホラー(エイリアンなどの未知のクリーチャ-・ゾンビ・巨大生物・生体兵器・ターミネータなどの自立ロボット)の作品の場合、下記の説明はどれくらい必要でしょうか。

①発生原因
②騒ぎに至った経緯
③生態や行動原理、弱点などの露見

あまり短いと馬鹿にされそうですし、だらだらと文字数を使って書くと、今度は飽きられそうです。
特にバイオハザ-ド系ゾンビものの場合、発生原因を含めてかなりの説明が必要になると思うのですが、そういった作品を書くにあたり、注意するべき事があれば、是非教えて頂きたいと思います。

●下読みジジさんの回答

これは当然ホラーに限った話ではないのですが、説明というものは「アクションの途中に多方向から行う」のがよいかと考えています。
ありがちではありますが、流れとして考えてみますと、

1.最初にパニックが起こり、主人公が巻き込まれる
2.テレビ等で識者が発生原因を多少「予想」として公開
3.主人公、パニックに立ち向かうことに
4.その中で生態や弱点が予想される
5.4を生かしてパニックを押し返す
6.パニックを止めるため、真実へのヒントを探してこれを主人公が発見
7.真実とパニックの根源を突き止め、読者に公開しつつ解決

流れはともかく、情報を説明文で書くのを最小限にし、あくまでも主人公が行動の中で「知る」体をとるのがよいかと。

これをうまくしてくれているホラー物の応募作は、多くの場合好評価を受けています(ホラー、パニックホラーというジャンルは形式が固まっているだけに、構造と構成が評価に繋がる部分が大きいこともあります)。