創作したヒロインが好きになれない場合の対処法3つ/新人賞下読みが回答

1.好きになれないヒロインを心に従って捨ててしまう
2.「嫌い」を突き詰めて嫌いなまま書ききってしまう
3.大好きなヒロインをスターシステム(複数の作品で同じキャラを出す)で使い続ける

判断のコツ。納得できないことはしない。納得できることがなんなのかを考える。

大沢朔夜さんの質問 2016/10/04

ジジさま
お疲れ様です。以前お世話になりました、大沢朔夜と申します。

今回、キャラクターについて相談があります。
自分は新しい作品、新しいキャラクターたちを考えるたびに、男性主人公の恋愛対象であるメインヒロインも考えることが多いです。しかし作者である自分自身、ここ一年ほど新しく考えたヒロインを本気で好きになれません。以前書いたあるヒロインに、自分なりの「理想の女の子」像を詰め込みすぎたため、自分が考えた他のヒロインはみんな彼女に劣るとしか思えないからです。

彼女と同じくらい、あるいはそれ以上に好きになれるヒロインを産み出すため、自分なりの対策として

1.現実の女性やフィクションの女性キャラをもっと観察し、女性の魅力についての引き出しを増やす
2.新しいヒロインを思いついたら、自分の中でじっくり育てる
3.どうしても好きになれないヒロインは没にする

などを考えています。

「好き」という気持ちの問題なので、方法論でどうにかなるのか、自分にはまだ分かりません。しかし、自分が思いついた以外にいい方法がありましたら、ご教授いただけると嬉しいです。

●下読みジジさんの回答

非常に悩ましい問題ですね。
ただ、選ぶべき選択肢は結局2択です。

1.好きになれないヒロインを心に従って捨ててしまう
2.「嫌い」を突き詰めて嫌いなまま書ききってしまう

ですね。
後者は制作に関わっていると往々にしてあることですが、創作者としては1が無難になるでしょうか。
結局、賞で求められる「応募者が全身全霊を込めて書き上げた最高におもしろい応募作」を作るためには、気持ちの部分が非常に大きなウエイトを占めますので。

もう開き直って、大好きなヒロインをスターシステムで使い続けるというのも一手です。
そうしていると逆に、主人公や物語が求める新しいヒロイン像が見えてくるかもしれません。

ともあれ、この問題は大沢さんの心に関わるものですので、まずはご自身の心を優先されるべきでしょう。

ここでのキーワードは「納得」です。
納得できないことはしない。納得できることがなんなのかを考える。これしかないのではないかと思います。