ラノベレビュー

コラム

「ふつつかな悪女ではございますが」人気の秘密分析

ストーリーを紹介しよう 黄家(こうけ)の雛女(ひめ)玲琳(れいりん)は、悪女・慧月(けいげつ)の手にかかり、互いの身体を入れ替えられてしまった。牢に入れられ、獣に食われる刑に処せられる玲琳だったが。病弱ゆえ常に“死”と隣り合わせで過ごしてき...
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ラノベレビュー「暗黒騎士の俺ですが最強の聖騎士をめざします」努力、友情、勝利のすごいラノベ。

努力、友情、勝利のすごいラノベ。 ラノベでは努力するシーンは出さない方が良い。 ジャンプでも修行シーンは不評と言われています。 しかし、この話は、3巻で主人公の仲間全員が強敵に勝つために、それぞれの師匠の元で修行します。 なろう小説全盛期の...
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「精霊の守り人」のリアリティは多面的多角的な描写にある

つくるさんの投稿 精霊の守り人 絶賛されているのであればと興味を持って読んでみました。「精霊の守り人」です。上橋菜穂子さんの小説を読むのは初めてです。 確かに独特のリアリティがありますね。この小説のリアリティがどこから来るのか考えてみました...
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神の守り人/ラノベレビュー・シルヴィさん

上橋菜穂子 異世界FT  新潮社  2009/7/28 シルヴィさんの書評 「守り人」シリーズ第五弾。 物語の内容を一言で言えば、「血を好む<畏ろしき神>を宿した一人の少女を巡る大河ドラマ」。 要するに主題は伝説に語られる<畏ろしき神>タル...
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新人賞下読みがオススメするラノベ『弱キャラ友崎くん(ガガガ文庫)』

サイラスさんの質問2016/06/03 今回もジジさんが読んだオススメのラノベや本をあげていただけるとありがたいです。 ●下読みジジさんの回答 おもしろい作品は、時代の流行2割、作者の個性8割で構成されています。この流行と個性の比率のバラン...
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闇の守り人/ラノベレビュー・シルヴィさん

上橋菜穂子 異世界FT  偕成社  1999/1/28 シルヴィさんの書評 「守り人」シリーズの第二作。 一言で言えば、物語の内容は「バルサが過去を清算するために故郷へ赴く」ことに尽きる。 本作も「いつもの上橋作品」であり、国に暮す人々の生...
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鹿の王/ラノベレビュー・シルヴィさん

上橋菜穂子 異世界FT  角川書店  2014/9/25 シルヴィさんの書評 「身体も国も、ひとかたまりの何かであるような気がするが、実はそうではないのだろう。雑多な小さな命が寄り集まり、それぞれの命を生きながら、いつしか渾然一体となって、...
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獣の奏者/ラノベレビュー・シルヴィさん

上橋菜穂子 異世界FT  講談社文庫  2009/8/12 シルヴィさんの書評 図書館から単行本の一巻を借りて読んだのが、始まりであった。 読み始めから、私は驚愕した。 そのわけは、「紙に書かれた文章から真の生命と土の香りが漂う」様であった...
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キノの旅/ラノベレビュー・シルヴィさん

時雨沢 恵一 異世界FT 電撃文庫  2014/10/2 シルヴィさんの書評 一巻を読んだ。 文体は綺麗だったが、描写が淡々としすぎていて、上橋菜穂子の「獣の奏者」のように人の息遣いも何も感じられなかった。 主人公のキノも淡々としすぎていて...
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落第騎士の英雄譚/ラノベレビュー・T.Kさん

海空 りく  現代FT  GA文庫  2013/7/11 T.Kさんの書評 千人に1人の割合で魔力と己の魂を具現化したアイテム「固有霊装」(デバイス)を操る「伐刀者」(ブレイザー)という異能者が存在する世界。 主人公の「黒鉄 一輝」(くろが...
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