サタン

  • >前半のハナコと瑠実香の下りと、後半の「集合体」との決着の下りは駆け足すぎ・詰め込みすぎではないでしょうか。

    特に詰め込みすぎとは感じませんでした。
    むしろこれくらいが丁度いいテンポじゃないでしょうか。
    前半のハナコと瑠実香の下りは、前回グダグダしてた部分が上手いことまとまってると思います。
    逆に、主人公の葛藤の様子などが一進一退でなかなか進まない印象です。これはメインにしてることだからしょうがない部分もあると思うけど、何をしたら葛藤が解消される、という明確な答えがあったほうがいいんじゃないかなと。
    プロットでは二幕後半の頭に「スマートグラスも元の肉体も破棄し」とある。
    こういうのは何かの決意をしたときにする事で、やはりプロットでも決意の現れとして書いてあるけど、流れ的に「決意」ではなく「…[ 続きを読む ]

  • 三幕構成は物語構造の研究を進めた上での考え方だから、なんだか研究論文っぽくてわかりにくいところが多いと思うけど、大沢さんの理解で間違ってないと思います。
    付け加えるなら、
    第一幕:物語の前提条件の紹介
    ターニングポイント:何かの切っ掛けで物語が動き出す
    第二幕前半:状況が進展する
    ミッドポイント:決定的な方向性が示される
    第二幕後半:状況が変化する
    ターニングポイント2:試練が訪れる
    第三幕:試練に立ち向かい、解決して終わり

    おせっかいだと思うけど、個人的にコツと思ってることを書いてみると、
    まず物語の開始と終了(第一幕と第三幕)で大きな変化を考えるといい。
    このプロットで言うと、主旨は「自己肯定」だから、開始で「否定」終了で「肯定」という感じ。
    で、第二幕は起承転結の承で、多くの人が躓く…[ 続きを読む ]

  • >「マトリックス」一作目で言うと、
    マトリックスの場合は、主人公が預言者に会いに行くところがミッドポイントですね。
    それまで「主人公は救世主だ」という話だったのが、預言者によって「おまえは違う」と言われ、視聴者の「こういう話だろう」という路線を外している。
    そこから間をおかずに裏切り者のエピソードとモーフィアス救出のエピソードを挟み、否応なく主人公は強敵との対峙を余儀なくされるというクライマックスへと勢い良く進んでいく。

    マトリックスは結局主人公は救世主なわけで、預言者は意図的にウソを言った、という展開だったわけですが、このあたりはそもそも最初から最後まで主人公が救世主ということが変わらないので、路線をズラしにくかったのでしょう。言葉のレトリックというか、演出で「違う路線に移動させた、よう…[ 続きを読む ]

  • >三幕構成の中のミッドポイントについて
    一言で表せば、「物語を収束させるためのポイント」です。
    それまで曖昧だったストーリーの終了条件が明確になるという場面。
    こいつは物語の真ん中にあることが多く、変化に乏しい物語などにおいては中だるみを防ぐことができます。
    ちゃんと変化のある物語でも、読者はある程度読めばその世界観のノリというか「こうなるんだろうな」という理解ができてしまうので、ミッドポイントはそんな変化の中でも読者に一石を投じる普通のイベントとは性質が違う仕込みのことです。
    そんな性質上、結果的には「物語の収束が始まるイベント」とか「終了条件の方向性を明確にする」とかって表現になりますが、物語の中間地点に方向性を決定付けるモノがある、というのが重要なんだと個人的には思います。
    物語の中間…[ 続きを読む ]

  • >・タイトルの意味が通りにくくないでしょうか。
    そういう意図なら、「最愛の、シンギュラリティ」と読点を入れてもいいかもね。
    解釈の問題ですが、「シンギュラリティ」とは玲緒奈ないし伊織のことなのかな? と思ってた。
    タイトルを考えると伊織の事なのかな、と。
    シンギュラリティは人工知能が人間の能力を越えることで起こるとWikiにあるので、伊織はずいぶん高スペックのようだし、初期から連合が生死を把握しているし、技術的に作られた知性体のテストタイプなのかな、みたいな。
    または、戦争中は玲緒奈も高スペックのようだから、機械が苦手な想像という分野で人並み外れた想像力を持ってるあたりがシンギュラリティを示していて、伊織は人間で玲緒奈が人工知能なのかな、みたいな。
    人工知能の記憶は書き換えちゃえば自由にでき…[ 続きを読む ]

  • サタン さんがフォーラム「学校物は」の「ラノベ研究掲示板」というトピックに返信しました。 1か月前

  • サタン さんがフォーラム「異世界ファンタジーのプロット アドバイス頂きたいです」の「プロット『相談』掲示板」というトピックに返信しました。 1か月前

    正直、そのまま書いたら都合が良すぎる展開だと思うでしょう。
    しかしこうした御都合主義というのは、都合よく思われないように先手を打っておけば問題ないことも多いです。

    例えば、古典レベルの設定ですが、神が力を与えた人間には紋章が浮かび上がるとして、その紋章は魔王にもあるから、一般的には魔王の眷属を示す悪しき紋章。ところが魔王は悪の魔王ではなく太古の偉大な魔法使いだと判明する。すると自動的に同じ紋章がある友人は魔王と同じ神に力を与えられた人間だ、ということになる。

    このようにすると、「序盤から友人に紋章があることは提示している」ので、「いきなり」にはならないでしょう。
    例に出した紋章は使い古されたモノですが、紋章ではなく「特徴的な痣がある」や「感情が高ぶると瞳の色が変わる」などは現代でもよく見…[ 続きを読む ]

  • サタン さんがフォーラム「異世界ファンタジーのプロット アドバイス頂きたいです」の「プロット『相談』掲示板」というトピックに返信しました。 1か月前

    あれ?
    前までの書き込みでは①の話で「ここまでが前半」って書いてあったと思うんだけど、普通に序盤じゃないですか。
    これなら問題ないんじゃないかなと思います。

  • サタン さんがフォーラム「異世界ファンタジーのプロット アドバイス頂きたいです」の「プロット『相談』掲示板」というトピックに返信しました。 1か月前

    ええっと、そういう設定はあるんだろうなとは感じていました。
    私が言ってるのは、そういうエピソードがプロットに書かれてないよ。ということです。
    これは物語本編の「物語を始めるための切っ掛け」なのでとても重要な要素で、あらすじで省略していいようなものではありません。

    そして、そういう切欠の設定はあるから大丈夫、という事でもありません。
    「魔王に直接合うぞと決意する」という物語(エピソード)を作って、それを本編に馴染ませる必要があります。
    設定というのは作ればいいものではなく、それを物語に起こさなければ、物語の中で利用していかなければ、なんの意味もありません。

    話を聞く限りでは、
    「主人公は普通に進学するような気持ちで普通に学校に入った」「そこで出会った友人と仲良くなる」「何かしらのイベントが…[ 続きを読む ]

  • サタン さんがフォーラム「異世界ファンタジーのプロット アドバイス頂きたいです」の「プロット『相談』掲示板」というトピックに返信しました。 1か月前

    >本当はまとめられるべきなのかもしれないですが……。
    そうですね。
    説明不足でも最後まで書かれていないと話の流れがわかりませんし、その流れを知らない私が「ここはこうしたほうがいい」と言ったところで、それは私の趣味からくる言葉というだけで、エスパーでない限りは的外れになってしまうでしょう。

    とりあえず「魔王を倒す話」ないし「魔王を倒そうとする話」なのは理解しました。
    三幕構成に照らし合わせると、現状この物語のプロットに不足しているのは「切欠」のエピソードです。
    魔王は悪いやつだから倒そうというだけでは主人公は流されてるだけで面白味がありませんし、主人公に何かしらの魔王を倒す理由がある設定なのだとしても、エピソードになってないので理由の設定を説明するだけで、やはり面白味に欠けてしまいます。
    「…[ 続きを読む ]

  • サタン さんがフォーラム「異世界ファンタジーのプロット アドバイス頂きたいです」の「プロット『相談』掲示板」というトピックに返信しました。 1か月前

    >魔王のもとへ向かう「優秀生」
    優等生ってことは、魔王の部下になる話?

    >・その間にパーティ内でゴタゴタする
    そのゴタゴタの内容が……と言いたいところだけど、これはサブプロットになるだろうから今は置いといても問題ないでしょう。
    >・魔王の正体、島を支配した理由
    正体がわかると何なのか。正体を知って、理由を知って、どうなる話なの。

    という感じで、本筋が見えません。
    失礼ながら、かなり意訳して解釈してみるとけども、

    まず舞台は魔王に支配されて25年がたった小国。
    (一応、これは物語の前提となる設定なので「支配が続いてること」に疑問を感じたりはしません。それほど影響力のある魔王なんだと思うだけです)
    小国は魔法学校を設立し、優秀な人材を育てようとする。
    (むしろコッチが疑問)
    その学校での物…[ 続きを読む ]

  • まず、プロットは設定集のことではないです。
    設定は物語の流れ次第でどうにでも設定できるので、頭を悩ませるようなものではありません。
    設定で悩むのは、本筋の物語が出来てないためです。

    >書き出しがまんまあらすじなのでそのまま書きます。
    >「この物語の舞台は、誰でも魔法が使える世界の、『未定』王国という国。
    >この国は、魔王に国土の一部を支配されてから、二十五年も経ってしまっていました。」
    >という話です。

    と、このようにありますが、物語の「あらすじ」がどこにもありません。
    これは舞台の説明をしただけ。
    「魔王に支配されて25年もたった場所」が舞台で、そこで「何をするのか」が物語になり、その物語の概要を書くのが「あらすじ」です。
    内容が何もないので、「という話です」と言われても「どういう話?…[ 続きを読む ]

  • 私ならゼロからプロットを立て直して構成を吟味するところですが、作者が飽きては元も子もないので、書きたいときに書き始めてしまったほうが良いと思います。

  • サタン さんがフォーラム「地の文の書き方」の「ラノベ研究掲示板」というトピックに返信しました。 1か月 1週前

    単調な文章になるのは、単純に描写ができていないためです。
    説明になってるから単調な印象になってしまう。
    本屋に並んでるような作品でも、注意して読んでると地の文で「~~した」や「~~する」が続くことはけっこうあります。

    描写のコツは、コレはあくまで練習方法という以上の意味はないのですが、書きたい言葉を使わないように表現してみると良いです。
    例えば「僕は恐怖した」という文章の場合、「恐怖」を表現したいので「恐怖」という言葉を使わないように「恐怖」を文章に書いてみる。

  • >『さっさと異世界と認識してもらう』件について

    創作は作者がどうしたいのかが全てですから、そうしたいのならそれで問題ないと思います。
    ただ、「外国に行った」よりも「異世界に行った」のほうが主人公や読者にワクワク感があることも確かです。それをあえて「外国だと思っている」という選択をするわけですから、盛り上げる工夫を考えなければならないでしょう。

    >>「久瀬の誤解」が楽しむ要素
    >・これに絞ります。

    ということは、全ては「久瀬が誤解する」ことで物語が展開していくことになります。
    例えば今回のプロットでは、要点は「ココがどこなのか探ろうとする」というエピソードなので、

    ・ココがどこなのかわからない
    ・久瀬は誤解し、中国かモンゴルらへんだと思い込む。
    ・アジア圏であることは間違いないとアタリ…[ 続きを読む ]

  • こういうこと言うと、創作に慣れてない人は「私はリアルに書きたいから」と答えることが多いのですが、
    既存のファンタジーを見てみると、異世界へ旅立って一番最初にエルフや獣人あるいはモンスターなどとの出会うことが多いです。
    これは何故かというと、「異世界であることをわかりやすく手っ取り早くスマートに伝える方法」だからです。
    こういうファンタジーを書く作者は100%、それが非現実的で都合のいい展開であることを理解しています。
    じゃあどうして「主人公は異世界なんて非現実的なことをすぐに受け入れず、地球のどこかだと考えながら確信が持てるまで調べる現実的な展開」にしないのかというと、単純に、グダるだけだからです。

    これは異世界の話なので、久瀬が異世界へ旅立たないと物語が始まらないのはもちろんのこと、久瀬…[ 続きを読む ]

  • サタン さんがフォーラム「笑わせるには」の「ラノベ研究掲示板」というトピックに返信しました。 1か月 1週前

    >キャラクターが普通では考えられないことをさせれば良いのですか?
    それも回答の一つではありますが、「以外なこと」「予想外なこと」は、あまりに予想の外を行ってると読者は理解できず「は?」となります。
    なので、まず前提として読者に理解させなければなりません。

    「普通では考えられないようなこと」を、「何も知らない読者にちゃんとイメージさせる」って、言い換えれば「想像もできないことを想像させる」と言ってるわけですから、そこをちゃんと考えないと訳がわからないシーンになってしまいます。

  • >他に解決していないことってありましたっけ?

    メインの話題が「久瀬が元の世界へ戻ろうとする事」で、それを書いてなかったわけで、用意し忘れていたとあるので、これまで読んでいたプロットはサブプロットのみだった、ってことでしょう。
    メイン、つまり中心になる事ができてないのに回りを固めても芯がないので形にならないです。
    解決しなければならないことは、メインプロットが出来たあとにいろいろ出てくるでしょう。しかし今は何より「久瀬が元の世界へ戻ろうとする話」がなければ何もわからないかと思います。

    強いて言うなら、「久瀬が元の世界へ戻ろうとする話」で「読者がその物語を読んで楽しいと思える要素は何か?」というのを考える必要があると思います。
    つまり、「久瀬が元の世界へ戻ろうとする話の何が面白いのか?」とい…[ 続きを読む ]

  • >最初に・大学受験のため元の世界に帰る話とか書いたと思いますが、他のものが大きく邪魔して結局本題がわからない、え、久瀬の受験がテーマ?! みたいな感じでしょうか。サタンさんの読んだ気持ちとして。

    そうなります。
    プロットでは最初に「受験のために戻りたい」とあるので理解はしていましたが、プロット上にはそうしたエピソードが無かったので、「受験で抱えたストレスとか悩みの解決がテーマになってるのかな?」と感じていました。
    だから、最後に水樹と縁を切るシーンでは、その悩みを吹っ切った、という描写なのだろう、と。
    しかしこうしてやりとりを続けていて、水樹とのラストシーンにそこまでの意図はないのかな、とも感じます。

    >・帰ろうともがいた、でも失敗したってのはダメですか?

    いいえ。問題ないです。
    目的…[ 続きを読む ]

  • >・認めてもらう……だと少し違う気がする。

    割りと毎回私の出してる例に反応されてますが、私の出す例は「こうしたほうがいい」というモノじゃないので、あくまで一例で考えて下さいな。
    「人間関係」だけだと漠然としてるよ、例えば「師弟関係」とか範囲を狭めたほうがいいね、という話であって、「人間関係だけだと漠然としていることを説明するために、適当に出した例です」というだけ。
    主旨は「師弟関係」とか「認めてもらう」とかじゃなくて、そういう風に「範囲を狭めたほうがいい」ってこと。

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