第4研究室 創作に関するQ&A 111P | トップへ戻る |
虎助さんからの質問
 なぜライトノベルを書くことを選んだのですか?
 
 皆さんこんにちは。
 タイトルにある、今更な疑問が浮かんでしまった虎助です。
 え〜と……。
 今回皆様にお聞きしたいのは、タイトルにも書いた通り、
 「何故ライトノベルなのか?」と、言うこのサイトを利用させる方にとっては、
 今更な事をお聞きしたいのです。

 で、質問の意味はどういうことかと言いますと、世間ではライトノベルは、
 漫画の様なノリで読める小説みたいな感じに言われていますが、
 実際には漫画とライトノベルは似て非なるものです。
 確かにライトノベルは純文学の様にお堅い感じもしないし、
 漫画のようなストーリー展開や登場人物が多い傾向がありますが、
 (全てがそう言う訳ではありませんが) 最近僕はふと、こんな事を思ったのです……。
 
「どうして自分は漫画ではなくて、ライトノベルを読んだり、書いたりしているのだろうか?」

 僕自身は漫画もライトノベルも大好きです。
 自分が読んだり、書いたり (漫画は余り書きませんが) する事が好きと言う意味です。
 今更になって考えてみたら、書く(描く)と言う意味では漫画よりも、
 ライトノベルの方が書き易いから漫画ではなくてライトノベルを選んでいるのですが、
 純粋に読者の立場として、何かしらの面白いエンターテイメントを求めるのであれば、
 実はライトノベルよりも漫画の方が、読む時間も短くてすむし、
 一冊のコミックの方が、一冊のライトノベよりも安上がりなのではと思ったのです。
 もちろん、漫画とライトノベルにはそれぞれ長所、短所があるのは解っていますが……。
 何かしらの方法で自身の創作物を世に出したいのであれば、
 小説以外にも漫画の原作を書いたり、脚本を書いたりする事だってできるにも関わらず、
 どうしてライトノベルなのか、今更になってわからなくなったのです。

 もちろんそれは僕自身が、自身の創作作品を何かしらの手段で表現したいと言う気持ちがあり、
 現実問題、漫画は自身の画力の問題で、実現困難だったからと言う感じで、
 ライトノベルを書き出したのですが……。
 改めて考えてみると、同じ文章で自身の創作物を世に送り出すと言う手段ならば、
 他にもいくらでもあるのに、あえてライトノベルにこだわっているのか? 
 と言う自問に明確な答えが出せなくて、最近創作意欲がなくなってきたのですが……。
 それで今回、どうして皆様は漫画よりもライトノベルをお選びになってたのかを、
 教えて頂きたいのです。よろくお願いします。


● 答え ●

美紗さんの意見
 こんにちは、美紗です♪
 そうですね、あえていうなら、
 
 「漫画を読んで泣かされた数よりも、小説読んで泣いた回数のほうが多いから」

 読み始めたタイミングですとか、他にもいろいろあるのかもしれませんが、
 好きだからとしか言いようがないです。

 堅苦しいのが嫌いだから、小説の中でラノベになりました。

 あと、想像するのが好きってのもあるかな。


脂さんの意見
 こんにちわ。
 少し前まで小劇団の台本を書いていました。
 では、なぜ小説を書こうと思ったかは、
 台本は演出がついて上演して初めて一作品となるわけで、
 いわゆるたくさんの表現者の共同制作なわけです。

 これはこれで好きだったのですが、
 一人で世界を作ってみたいと思ったのが小説を書き始めるきっかけでした。


 小説の中で何故ライトノベルか、というと、台本書くクセでどうしてもシーンが頭に先に浮かぶので、
 ライトノベルの方がシーンの扱いを大事にしてるかな?ぐらいの気持ちです。

 で、何故マンガなどにいかなかったか、というのは、
 小説を書くような方は元から絵より文字が好きな方なんではないでしょうか?
 答えにもなっていないかもですがそんな感じで……


どてかぼちゃさんの意見
 こんばんわ。どてかぼちゃです。

 わたしは、ライトノベルが書きたいのではありません。
 わたしは、書きたいものが書きたいだけです。


 「ライトノベル」はジャンルです。
 評論家や出版サイドや読み手が作った、枠でしかないと思います。
 自分が書いたものが、他人の手によって「これはライトノベルだね」といわれて初めて、
 ライトノベルになるのだと思います。
 それに、

 「このライトノベル面白いよ」といわれるより、
 「どてかぼちゃの本って面白い」と言われたいんです。


 わたしが文章を選んだ理由は「それしかないから」です。
 わたしの中にある欲求を表現するとき、
 絵でも歌でも演劇でもなく、文章がいちばん馴染んだからです。
 わたしにとって書くことは、自己表現と共にストレス解消でもあります。
 書いていないと、自分の中に色々なモノが溜まって、破裂しそうになります。

 では、失礼します。


如月透さんの意見
 こんにちは、退廃的な毎日を過ごしている如月です。いえ、テストが近いからではありません。
 今もちゃんと数学をやっています。最初から。
 まぁ、ライトノベルを選んだわけじゃないですけどね。拘ってもいませんし。
 
 で、何で僕が小説という回りくどくめんどくさい、
 視覚的表現も聴覚的表現も伴わない媒体を選んだかといいますと、魅せられたからです。
 小説を書くきっかけになりましたのは、「四つの署名」と「十角館」に魅せられたからです。

 
 小説で、文の羅列で、ここまで表現できるか、って。
 ストーリーを表現する媒体は、絵でも音楽でも、小説でもいいわけです。
 それなのに、文章という表現を選んだのは、そういった衝撃があったからです。

 そもそも、文章で表現できることと、漫画で表現できることは違います。

 自分がやりたいと思うこと、表現したいということが、
 僕の場合「小説」という情報伝達が合っていたんですね。
 ミステリでは漫画で表現できることも限られていますし。
 映画や漫画で表現できることと、小説で表現できることは違います。比べることも出来ません。

> 同じ文章で自身の創作物を世に送り出すと言う手段ならば、他にもいくらでもあるのに、

 確かにそうですが、僕の場合、「小説」というカデコリを選んだからには、
 小説だけで表現出来ることをします。
 視覚的にも聴覚的にも囚われることのない表現法が、小説だと思っています。
 少なくとも、簡単に映画化や漫画化が出来るものを僕は書きたくありません。
 小説というものでこそ、この物語は栄えるのだ。そういうものを作りたいです。
 映画でも漫画でもなく、僕は「小説」というものを書きたいのです。
 
 目指すは小説表現法の真髄。他の追随を許さぬ唯一のオリジナル。
 掴んでみたいですね、そんな夢。
 

 ではでは、再見w


夜霧さんの意見
 こんばんは、夜霧です。
 突然ですが、もし自分に作曲や歌の才能があれば作詞して歌います。
 もし映画やアニメを作れるスタッフや資金や才能があれば作ります。
 もし絵の才能があれば漫画家や絵描きになります。
 もし自分の親友に映画監督・漫画家がいれば脚本や原作を書かせてもらいます。

 しかし残念ながら自分は上記の条件には一つも当てはまりません。
 だから自分にとって自己を表現できる手段として「文章」が一番都合が良かっただけですね、
 だから小説を書いています。
 しかも文才も無いのでココで勉強しています。

 まぁ主な原因は《読むだけじゃ満足出来なくなった》《妄想を文章化したかった》《暇だった》
 それだけです。

 では、駄文失礼しました。


鈴忌さんの意見
 こんばんわ、鈴忌です。
 鈴忌はもともとホラー文芸志望でした。
 でも、文章修行をしているうちに自分が描きたい世界は、
 ホラー文芸では描けない(というより、描きにくい)強いディフォルメが施された世界だ、
 ということに気がついたのでラノベを第一志望にしてます。
 
 ラノベなら「ホラーっぽいもの」も描けますが、
 ホラー文芸では「ラノベっぽいもの」は描きにくいですからね。


 で、なぜ漫画ではないか? 
 ですが、これは単純に鈴忌が漫画より小説のほうが好きだからですね。
 あと、映画なども同じです。小説から映画化された作品で、原作と映画を見比べて、
 映画のほうが面白いと思ったのは過去「ランゴリアーズ」と、
 「ジュラシックパーク」の二作品だけですからね。
 もし、漫画が好きなら絵の練習を必死にすると思います。
 
 絵でも文章でも、努力である程度までは能力を伸ばせますし、
 努力した先じゃないと才能のあるなしは分からないからですね。


 あと、鈴忌は創作活動という意味では「プログラム」「3DCG」「ゲームシナリオ」
 などを仕事で手がけてきたことがあります。
 その印象から言うと、多人数がかかわる作品は、
 非常にハンドリングが大変だという結論を得ました。
 というより、いわゆるプロデューサーやディレクター系の能力は鈴忌にはなさそうです。
 なので、漫画でも小説でもよいのですが、
 とにかく一人でこつこつ作業するタイプの創作活動が個人的には好ましいですね。
 なんというか、多人数がかかわる場合は、
 創作以外の環境整備や統括などに多大なエネルギーが割かれてしまうため、
 自分が創作物を生み出すエネルギーがかなり減じられてしまいます。
 正直なところ、それが嫌ですね(苦笑)。

 あと、できれば小説一本で食べてゆく、
 いわゆる専業作家になりたいのでライトノベルを選んだという側面もあります。
 純文学やエンターティメント系に比べて、ライトノベルは版数と瞬間最大の爆発量が大きいので、
 新作を書き続けていられる限りは細々でも食べてゆける可能性は高いです。
(新作を書き続けるということは、そこそこは売れ続けないと
 ダメということなので簡単ではないんですけどね……苦笑)

 反面、新作以外は売れにくい世界なので一般文芸みたいに、
 筆を折ってから何十年と印税で食べられる作家は皆無だと思われますが……
 まぁ、このあたりは成功を前提にした皮算用ですし、
 それぞれ目指すスタイルが違うと思うので、一概には言えない部分ではありますけどね。

 といった感じでよろしいでしょうか?


猫の盛りさんの意見
 通りすがりの野良猫です。
 オイラなりの答えを残します。

 オイラはマンガが最強の表現手段ではないかと思っています。
 コマという名の各シーン、絵という圧倒的な情報量、台詞のト書きにすら絵を出せるし、
 コマの外、枠にすら情報を載せられる、時にコマをブチ抜いてページという絵の構成をし、
 別のコマから異なるコマを指さして「あそこで、言ったじゃないか!」とか、
 ページ単位の絵的に表現もできる。
 あるいは見開きいっぱいの迫力で読者を圧倒する事も。

 映画やテレビは所詮カット割りのみでの表現ですので、これほどの表現力はありません。
 でも、動画という情報量、音声という魅力には非常に惹かれます。

 オイラには金も画才も有りません。
 でも、とにかく、何かを自作したいのです!


 こういう言い方は失礼ななのかも知れませんが、誤解を恐れず書くならば、
 文章は言語を普通レベルで喋れ、書く事ができれば、
 文字を保存する媒体と入力する装置があれば誰でもできます(内容の善し悪しは別です)。
 紙と鉛筆、ワープロ、コンピュータ。
 文字列を入力でき残せるなら、文章によるエンターテイメントは誰にでもその門を開いてくれます。
 
 そして、人に頼んで作ってもらうのではなく自分で作り上げて、
 それで人が楽しんでくれたら最高なのです。


 オイラの嗜好として、映画ならB級の低予算だけどアイディアとシナリオで楽しませてくれる奴や、
 単純な娯楽が好きです。
 ドラマも、キャラクターと立ち位置がわかりやすいものが好きです。
 そう言う意味ではアニメやマンガは大好きな作品が多いです。

 でもオイラがやりたいのは、やはり文章によるエンターテイメントです。
 それが今はライトノベルと分類される物だと思います。
(オイラが昔読んだスペースオペラの傑作とか、重厚なSF物だった物が、
 今はライトノベルと分類されたりして驚きます。
 でも、そうした分類すら、人によって違うようなので、ライトノベルの基準がよく解りません)。

 オイラが面白いと思った物を読み手の方が一緒に楽しんでくださったら最高です。

 将来もライトノベルと呼ばれるのか、別の呼ばれ方になってるのかは解りませんが、
 そうした理由で今はこちらを覗いたり他をウロウロしております。
 そんな感じで。
 ではでは。


んぼさんの意見
 器用貧乏、んぼです。
 小器用というか、何と言うか……OTL

 これを言っちゃあお終いなんですが、自分は別に小説だなんだとこだわってはいません。
 曲も書きますし、絵も描きます。
 ちょっとだけならプログラムもどきもこなしますし、手芸だってやってました。
 小説は、その中の一つでしかありません。

 現状、漫画は難しいので(どっちかと言うと、自分はイラスト系なのでw)
 小説という手段を採っているに過ぎません。
 そしてたまたま書いている物が「ライトノベル」と認知されるジャンルだった、というだけの話です。
 自分は別にプロになってやろうとか考えちゃいませんが、
 それでも書くのならセミプロ程度のレベルまでは上げたいと思っています。
 だから勉強をしているんです。

 単に物語性を見せたいのであれば、曲でも絵でも可能です。
 しかし、小説ならばより直接的な表現が出来る。
 だから採択しているのです。


 実際、漫画を描くのは手間ですから……ねぇ(ノ∀`)


蔵神紫苑さんの意見
 なるほど、実におもしろい意見ですね。実を言うと俺は今書き途中の小説があるのですが、
 できることなら漫画で書きたいと思っていました。

 だってそのほうが絵とかがあって迫力とか簡単に作れるし、
 なにより字だけの小説とかと比べて理解しやすいですからね。
 「じゃあなんで漫画にしなかったの?」という突っ込みに対しての答えですがそれは単純です。

 俺は絵がド下手だからです。

 だから絵を書く必要のない小説に走ったわけですが、
 できることなら絵も書けるようになりたいと思っています。
 そのために大学でも美術関係の授業を選択したりとかいろいろやってます。

 やっぱり自分で作った小説のキャラクターなんかは自分で絵におこしたいじゃないですか。
 特に美少女は!(力説)


底辺 従助さんの意見
 こんにちは、底辺です。
 率直に、何故かと言いますと。
 贖罪の為……です。
 もうプロにでもならなければ、申し訳が立たないのです……。
 ラノベ書きの小説を酷評し、叩き、再起不能にした罪が僕の肩には(ry
 僕の手は、同じ物書きの血で赤く汚れて(ry

 いや、冗談です。相変わらずの電波ちゃんですいません。
 偶然ラ研に来て、偶然とある作家さんを好きになり、自分も書き始め、
 少しづつ認められるようになった。

 憧れの人に近づけるよう、自分もラノベ畑で努力したい。
 
 自分の動機ってのは、大体そんな感じですね。
 でもその人がラノベなんて害悪だ! 邪道だ! とか主張し始めたら、
 純文学とかに移るかも、ですー。ミーハーですいません。


ことでら種さんの意見
 こんにちは、たねです。

 楽しい物が作りたいとなった時の選択肢としては漫画、映画、ゲーム、小説がありました。
 たねは欲張りなので、ストーリは一人で作りたかったです。
 映画やゲームはシナリオライターがいくら頑張っても、
 画像などによるシーン(背景、役者)などはどうしようもありません。
 
 漫画や小説ならそれら全部ひっくるめて一人で作れます。
 作品の質はまさに個人の力量でもあります。

 
 そして、たねは絵心は皆無です。
 小説は少ないながらも昔から読んでいました。
 最初は西村京太郎の本を読んでいたのですが、電車シリーズ一辺倒に途中であきが来ました。
 他の本を読みたくなり手に取ったのがライトノベルです。
 ライトノベルはジャンルの垣根が薄くて、いろいろ読めるのが楽しかったです。
 どれが良いのかわからなかったライトノベル以外でも面白い本を読みました。
 結果、書くなら色々なジャンルが書ける馴染みのライトノベルでという単純な考えです。


みつきさんの意見
 虎助さま、こんにちは。
 なぜライトノベルなのか?
 私の場合は、表現の方法として、『小説』がなにより自由に、どんなものよりも思い通りに扱える、
 体にピッタリと合ったツールだったんですよね。
 で、その『小説』で『ライトノベル』を書いている理由は、
 そこが私の思い描くファンタジックなストーリーを、幅広く受け入れくれる場所だと思うからです。

 四年ほど前までは、『小説』や『ライトノベル』なんてものは私の頭の片隅にも無く、
 漫画を創作活動のメインに置いて、商業誌に投稿していました。
 ……なのですが。自分は実は、絵を描くことはとても好きでも、
 漫画を描くことはそんなに好きではない……
 というか、漫画は私の体に合っていない表現ツールなんだなと、
 だんだんと気付いていってしまったんですよね。
(主に感覚描写と心理描写の掘り下げについてと、キャラとの一体感の面で。)
 漫画自体はとても好きだけれど、道具として私の体に合わないのならば、
 それはもう仕方がありません。
 
 私は表現のためのメインツールを、ひょんなことから書くことになった、
 自分の体に合う『小説』へと持ち替えることにしたのでした。
 

 でも、漫画やイラストは何年も描いてきたもの。もったいないので、趣味として描き続けています。
 たぶん、人にはそれぞれ、『生まれつき上手く扱えるものと、そうでないもの』というのがあって、
 上手く扱えるものに出会えれば見っけもの、難しいことを考えずに、
 それをもっともっと自分の物にしていけばいいのだと思います。
 というわけで、私は、自分がより上手く扱える表現ツールを『小説』と『ライトノベル』に見つけたので、
 今それを一生懸命やっています、というところでしょうか。

 それではこれにて、失礼させていただきます。


渡部さんの意見
 どうも、ど素人のくせにラノベに手を出した渡部です。
 そんなど素人の個人的な意見ですが、お役に立てれば幸いです。
 ちなみに私は絵はそこそこですが、漫画を描けるほど上手ではありません。
 下手な挿絵程度なら何とかなりそうですが(汗)

 私の場合はちょっと特殊、と言うか不純です。
 エンターブレインより発売された「RPGツクール」と言うゲームのシリーズ四作目を買ったことが、
 大きな要因の一つです。
 物語の構成を知らなかった渡部は、今まで遊んでいたゲームの戦闘ばかりに気を取られ、
 まともな物を作ることが出来ませんでした。
 
 要するに、
 戦闘→場所移動→戦闘→場所移動→以下ループ……
 だったのです。

 どう見ても味がありませんよね?
 頭の中にはそれなりの物語があるのに、その物語が生きてこない。
 一体何がいけないのかと考え、はっきりとしない物語そのものに原因があると気が付きました。
 ではどうするかと考え、行き着いた先が小説、つまりライトノベルです。
 どの小説にも言えることですが、登場するキャラクターの心情表現や行動、
 それによって生じる物語の展開など、私にとっては学ぶものが多かったのです。
 頑張れば絵コンテ的な何かで代用できたかもしれませんが、
 私にはそんな自信はなく、小説で表現した方が都合がいいと感じたのです。

 一応断っておきますが、今はゲームの為ではなく小説の為です。

 これを読んでくれた皆様の中に、不快を感じる方がいたら申し出てくれれば、
 このレスは削除させていただきます。
 どう考えても不純ですから。
 長文駄文ですみません。これで失礼します。


ピトフィーさんの意見
 どうも。ピトフィーです。

 私は物語を書きたいのです。
 すべての人の命の営みとしての、物語を。
 漫画、ゲームシナリオ、脚本、と紆余曲折の後、
 物語を描けるジャンルとしてライトノベルを選んだのです。

 そもそも何故書きたいのか? と問われれば、
 私には物語への信仰しかないからだと、あえて断言します。


 少し重たい話になりますが、我慢して読んでください。
 私はかつて、死にたいと思ったことが何度かありました。
 真剣に自殺を考えたことがありました。
 それまでは人生には嫌な思い出しかなく、
 死んだほうがいっそ楽なのではないか、と悩んでいました。
 
 でも、死のうと決意すればするほど、死ぬ理由が見つかりませんでした。
 何故? その答えのきっかけとなったのは、あるゲームをクリアしたときでした。
 人工生命として生み出された少女が、人間になり、幸せを掴んだ。
 こんなわかりやすいストーリーだったのですが、
 そのとき、私は物語というものに魅せられ、同時に救われたのです。
 
 その直後からでしょうか。物語を書きたいと思うようになったのは。
 最初はエンターブレインから発売された「RPGツクール」の3作目からのスタートで、
 様々な設定を考えては棄てるという毎日を送っていました。
 気まぐれに内容を圧縮した歌や詩を書いたりもしました。
 その詩の中に、こんな一文がありました。

 人と人が出会って 何かを残して 繰り返してく中で 大人になるのかな

 その文章が出てきたとき、死のうとしても死ねなかった理由がわかりました。
 守られていたのです。この世界に。
 私が知るすべての人に。
 こんなにも暖かく、優しい世界に。
 時に殺意を持って現れる世界は、
 私に「目覚めろ」「立ち上がれ」と励まし続けていてくれたのです。
 ならば、恩返しをしたいと思うのは当然ではないでしょうか?

 私を救ってくれた物語への、せめてもの感謝として私は小説を書き始めました。
 同時に、物語でたった一人でも救われる人がいるのなら、そのために書こう、と思いました。

 ……あれ? ライトノベルを書きたい理由が書かれていませんね……。
 では簡潔に。
 漫画、ゲームシナリオ、脚本、と様々な表現形態に挑戦したんですが、ことごとく挫折しまして。
 結果、最後に文章だけで世界を表現できるライトノベルを選びました。

 では、長々と失礼しました。


ユウさんの意見
 僕の場合は結構というか、かなり単純なんですよね。
 もともと物語が作りたかったんです。
 始めはゲーム関係なんていいなーと考えていたんですが、
 ゲームは少し自由を規制されちゃうと思ったんです。
 で、マンガは絵が描けないから無理だろうと。そんなとき偶然ライトノベルを読んだんです。
 今までの小説のイメージを見事に覆されました。
 こんな単純な理由で僕はラノベ作家を目指しています。

 あえてラノベを取った理由、一言で言いますと、
 自分に合っていたから、ですね。
 小説が自分の世界を現す最適な場所だと僕は思っています。
 こんなことしか言えませんがこの辺で。


矢神倖千さんの意見
 僕がライトノベルを選んだ理由はたった1つ、
 現実逃避です。


 正直なところ、僕は人付き合いが非常に苦手で何の特技もなく、
 生きることに楽しみを見出せないという、つまらない人間です。
 別の見方をすれば、自殺願望も結構強いです。
 
 そんな自分が大嫌いで、自分の生きるこの世界が大嫌いです。
 必死に生きて何かを得ても、それがどうしたというのでしょうか?
 僕はそういった考えの持ち主です。

 ですが、中学生になってからちょっとだけ本を読むようになりました。
 たくさんの人たちが、全く違った意見を持ってそこに混在している。
 僕にとってそれはまるで異様な光景で、全く別の世界でした。
 それからまたしばらく本を読むうちに、ふと思ったのです。

 本の中でなら、自分として堂々と生きることが出来る全く違う、素敵な自分になれる。

 そんな思いから物語を書き始めました。
 ただ、その内容が単にラノベっぽかっただけです。
 漫画を描こうとは思いませんでした。
 絵が苦手な上に、手書きという作業が非常に苦手なのです。

 これが、僕のラノベを書く理由です。


mayaさんの意見
 わたしがライトノベルを書いているのは、ライトノベルに恩返しをしたいからです。

 確かに、わたしも子供の頃から漫画をずいぶん読み、アニメも見てきました。
 中高生の頃はまさに少年ジャンプの黄金期でしたし、高校時にはエヴァンゲリオンの放映もあって、
 それをきっかけにどっぷりとアニメに漬かったものです。

 しかし、その中にあって、わたしが一番影響を受けたのは、
 グループSNEの《ロードス島》シリーズ、富野由悠季さんの《ガンダム》小説、
 あるいは神坂一さんの『スレイヤーズ』でした。
 実際に、教科書に隠すようにして、それらの小説をクラスメイトと回し読みしていたことは、
 いまだによく覚えています。ジャンプは隠すには大き過ぎますからね(苦笑)。

 そして、大学時代を通じて、映画、音楽、演劇、あるいは小説も文芸からエンタテイメントまで、
 一通りの作品に目を通してきました。
 それでも、わたしが二十代後半になって創作をはじめたとき、
 出来上がった作品はいわゆるライトノベルでした。

 結局のところ、わたしはライトノベルに育てられ、
 再びライトノベルのもとに戻ってきたということなのでしょう(笑)。
 子供が親を慕うのと同じ様に、
 わたしにとってライトノベルはとても大切な存在だったというわけです。
 だからこそ、今度はわたしが受け取った分をしっかり返すときなのだとも思います。
 育てられっぱなしというんじゃ、癪ですからね(苦笑)。

 もし虎助さんがまだ表現分野において迷っているのでしたら、すべてに挑戦してみてください。
 たとえ遠回りをしようとも、失敗をしようとも、得られるものは多くあるはずです。
 その過程で取捨選択をしていったとき、出来上がった作品こそ、
 虎助さんが根源的にイメージしているものなのだと思います。
 それがライトノベルなのか、漫画なのか、当然のことですが、わたしには分かりません。

 また、表現をする上で「時間が短くて済む」とか「安上がりで済む」というのは、
 アマチュアの考えることではありません(笑)。
 あくまでイメージしたものを、現状で出来うる限りの表現手段で具体化したものこそが、
 虎助さんのたった一つの大切な作品になるのですから。

 というわけで長々と述べてきましたが、まだ感想返しをきちんとしていませんので、
 虎助さんの新作をお待ちしていますね。創作意欲が減少気味とのことですが、ガムバです♪


たかやんさんの意見
 こんにちは。
 初投稿のたかやんです。どうぞよろしくお願いします。
 僕は小説を書き始めてまだ1〜2年といった若輩者ですが、お役に立てれば幸いです。

 僕の場合、もともと何でもよかったのです。
 昔、まだ字を読めるかどうかも怪しいほどに幼かった頃、僕は一人遊びが大好きでした。
 ガチャガチャというんですか? ガンダムの人形をたくさん集めていて、
 それを役者に見立ててストーリーを作って遊んでいました。
 みなさんもやったことないですか?
 僕の両親は演劇関係の仕事をしていて、
 お芝居を見に行くことが多かったからかもしれないですが、
 そのころは役者になりたいと思っていました。
 それから何年経ってもその夢は変わらなかったのですが、ある時、
 父からもらった「奇岩城」を読んで小説というものの素晴らしさ知り、自分でも書き始めました。
 ちょっと無駄話が過ぎました(汗)
 
 簡単に言うとですね、小説って、自分でストーリーを考えて、自分が作ったキャラクターを演じる、
 そういうものだと僕は思ったんです。そこにとてつもない魅力を感じたのです。
 なら漫画でもいいだろう、とお思いでしょうか?ぶっちゃけた話、どっちでもいいんです。
 だって自分のやりたいことを表現するために書いているんだから、
 そのための手段なんだから、どんなものでもいいと思います。
 どれでもやってみるというのが一番じゃないでしょうか?
 そうしてしっくりくるものを探してみたらいいんじゃないでしょうか。
 思わぬものに出会うかもしれないから。
 長々と失礼しました。それでは。

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