第4研究室 創作に関するQ&A 124P | トップへ戻る |
さゆさんからの質問
 本当に書きたい話か迷ったことありますか?
 
 来須改め、さゆです。こんばんは。
 超・初心者の質問なので何を馬鹿なことをと思われるかもしれませんが、
 回答していただけると幸いです。

 私は、これが書きたい!と思ってストーリーを考え始めても、
 途中で必ずと言っていいほど「これ、面白いか?」とか「本当に書きたいことなのかな……」
 という迷いが生じ、ストーリーの修正やそれについて自問自答を繰り返すうちに、
 いつの間にか書く気が薄れてしまいます。
 そして結局、執筆にいたる前にやめたり書けなくなったりしてしまうのです。
 書ききることが大事だということは分かっているのですが……
 どうしても書ききることができないでいるのです。
 こんな私は作家を目指すことに向いていないのでしょうか?
 また、皆さんは、最初は書きたかったはずの話に対して、
 本当に書きたい話か迷った経験はありますか?
 そして迷ったとき、皆さんは書ききることができましたか?

 教えてください。それでは、失礼いたします。


● 答え ●

零壱さんの意見
 こんにちは、零壱と書いてゼロワンです。
 まず最初に。一度こんな話を書こう、と思ってストーリーのあらすじをつくったなら、
 最初の設定のまま最後まで書き抜きましょう。

 下手に後からいじると物語が破綻したり、書きたかったテーマからそれてしまう可能性大です。
 
 この失敗が、初心者の人には多いです。
 まずはこのストーリーがいいと思ったら、勢いのままにあらがきを済ませ、
 その設定のまま最後までいきましょう。(まぁ、多少の修正は必要だと思いますが)
 途中で思いついたアイデアは、次の作品のストックにしておくのがいいかもです。
 以上、稚拙ながら自己の経験も踏まえて書いておきます。私もよく迷いましたからw
 では。


優奈さんの意見
 こんばんわ。
 私もそういうことありました。
 どちらかというと「これ、面白いか?」という方でしたが^^;
 私はそう言う場合は、自信をつけます。

 知人に見せて批評をもらうと、褒められても褒められなくてもなんとなくやる気が出ます。
 他、やる気がでないときはひたすら他の小説を読みまくります。


 あと、ここのサイトの講座を一から読み返したりするとやる気が出てきます。
 書きたいはずのものが、書きたくなくなってしまうということは、
 飽きっぽい性格とかからきているのかもしれません。
 そない言う場合は、やはりやる気を出させることだと思います。
 それでは。あまりお役に立てた気がしませんが…^^;


アトベさんの意見
 4年くらいまえでしょうか。自分もそういうことがよくありました。
 書いてはボツ、書いてはボツ、そして全ボツ。

 本件ですが、まずは掌編から初めてみてはいかがでしょうか?

 さゆさんが高校生であるなら受験勉強がてらに小論文の書き込みとか?
 文章なんてものは何かについて論ずることの量がどれだけ違うかってだけですから、
 まずは少ない量でそれから少しずつ多くしていけば良いのではないのでしょうか?

 ホップ・ステップ・ジャンプな感じで。


サラさんの意見
 ボクもあります。
 でも最後まで書ききったほうがいいと思いますよ。
 こんな長いのよく書けたな〜、って感じで自信がついて、一歩前進します。
 そうすれば姿勢が変わり、次書くときスラスラ。
 スラスラ進むと乗りにのってアイディアもバンバン出てきて、
 調子が良くなってくるんじゃないかと思います。
 それでは。


Raiさんの意見
 私もよくあります。途中で悩むことなんかしょっちゅうです。
 ただ、だからといって途中で投げ出してばかりいたらいつまで経っても完成しません。
 私は、たとえ悩んでも
「もしかしたら滅茶苦茶かもしれない。けど完成させねば!」
 と思って書くようにしています。

 なぜかというと、途中の段階で疑うことは、
 作り出した自身の感性を疑っていることではないか……と思ったからです。
 未完成作品で判断することは、人で例えるならいわばその人の一面だけを見て、
 どういう人間かを判断するのと同じだと思います。
 作品の姿が知りたいなら、全体像を見ないことには無理だと思います。
 本当に面白いか否か、まずは作品に完成という形を持たせてあげてからにしてはどうでしょう。

 まあ、一言でまとめますと……
「ま、いいか。つまんなくても気にせず書いちゃえ!」
 ってことでしょうか。

 そもそもいきなり面白いものが書ける人なんていませんし
 内容云々はまずは書ききってから気にすることだと思いますよ。


 それに、初心者は意外と自分の弱点ってわからないものですし、
 「何故悩みが発生するんだろう」という疑問も、完成した作品を見てもらうと、
 客観的な目がそれを指摘してくれます。
 現に、私もこのサイトに投稿させてもらったら、びっくりするほど自分の苦手な部分や、
 書き方の癖を知ることが出来ました。


んぼさんの意見
 また昼寝をしすぎました、んぼです。
 気が付いたら夜だった……OTL

 書き始めたはいいけど、書いている内に自信が無くなって来た……
 という経験、自分は全く、さっぱり、てんでありません。
 プロットの段階で「展開が」面白くないので変更したり、
 キャラの増減や変更をしたり、というのはありますが。
 小説に限らず、書いてから二、三年経ってから読んでみて「何じゃこりゃ」っていうのはありますw

 自分はプロットの作成に費やす時間の方が多いくらいなので、
 途中で飽きる(誤解を恐れず、こう表現します)場合は、
 ほとんどプロットを作っている段階でのことです。

 また、プロットになるまえのアイディアを寝かせている時間はさらに長いので、
 その時点で捨てるネタもあります。
 で、基本的にプロットで飽きたようなネタはつまらんので凍結します。
 限りなく没に近い状態ですが(´-ω-`)

 それはさておき、作家に向いているかどうかなどは、作家じゃない私には分かりかねます。
 ただ、書き上げられない作家というのは、いないような気がしますね。

 というわけで、「書き始めたら絶対にやめない。プロットでの没はあるが基本的に数は少ない。
 捨てる場合はアイディアの段階で捨てている」を回答とします。
 多分少数派なので、スルーして結構だと思いますが(ノ∀`)


脂さんの意見
 あーそれネタ帳にでも書いとくといいですよ。

 しばらくして読み返して「お、これおもろいじゃん」って思えることありますし。
 なんだかんだいってその時の自分の感情・環境により受け取り方は変わるものです。
 さて。

> どうしても書ききることができないでいるのです。

 これはもう「書く努力」しかないと思います。

 前のレスでもありましたが掌編で始めるのもよいですし、
 ストーリーの希薄な詩的小説のようなものでも構わないと思います。
 ボリュームにもよるとは思いますが。私もネタフォルダにはそんな雑文がごろごろしてますよ。
 それを小説や詩のネタにすることもあります。リサイクルってやつです。


> 最初は書きたかったはずの話に対して、本当に書きたい話か迷った経験はありますか?

 迷ってというか書けなくても書かされるみたいなのはありましたが……。
 自分がノリノリで書いたものより逃げみたいな感じで、
 王道ベタで展開させた方がウケがよかったりして、
 自分の作家としての才能のなさにうちひしがれたこともあります。
 ほんと表現者としてはだめだめな人間です。
 小説ではなかったですけどね。

 自分が書きたいものを書くというのは基本ですが、
 そこから次のステップとして自分が書きたいものを読者が見たいものとして書く、
 というのもあると思います。
 妥協ではなくて昇華として。書きたくないものは無理して書かなくてよいと思いますし。
 「書けない」のか「書きたくない」のかによって違うと思いますよ。

 「書けない」でもプロではないのですし、ゆっくりやっていけばよいのではないでしょうか。

 うーん、具体的な対策としては……。作家さん個々の性格なんかにもよると思いますがねえ。
 私は断片的なシーンや会話とかなら結構スランプでも浮かんできますので、
 それを書きとめてなんとなくそのシーンに向かって話を進めたりしますね。
 でもそれではストーリーの大筋はどうにもならんので王道ベタになりますが。
 断片的なシーンや会話が浮かぶということで小説ではなく詩を書いたりすることもあります。
 それを2ちゃんの詩板で見てもらったりとかして。
 あー、こういう風にうけとられるのかーとか思って面白いですよ。
 ここの投稿室より万倍辛口ですので、気合いれて書き込まないといけないですが。
 
 詩を書くコツとしては、
 小説でよくあるウイットの効いた比喩みたいなのを掘り下げるというのが楽かと。
 あと詩とか掌編を読むですかね。

 とここまで書いて気づきました。ストーリーが重荷になっているのではないですか?
 そういうことでしたら上の文章はあながち的外れなレスじゃないかもしれませんね。
 と自己満足して終わりたいと思います。

 まあ気負わないでいいんじゃないですか。
 まともなお答えにもなっていないと思いますがそういうことで。


さゆさんの返信(質問者)
 回答していただき、本当にありがとうございました!

 零壱さん。
 変更ばかりしていて、最初の設定のままで書こうとはしていませんでした。
 今準備しているものも、おっしゃるように、
 いじっているうちに書きたかったテーマからそれてしまっています。
 今度、ストーリーがいいと思ったら、勢いのままに書いてみたいと思います!
 ありがとうございましたm(_)m

 優奈さん。
 知人に見せて評価をもらうのは考えたことがありませんでした。
 周囲に小説を読む人がいないし、なんだか恥ずかしくて……
 でも、そう思っていては何も変わりませんよね!
 たしかに、私はとても飽きっぽい性格です^^; 
 自分なりのやる気を出す方法を探して、自分の性格に負けないようにしたいです。
 ありがとうございましたm(_)m

 アトベさん。
 残念ながら、高校生ではないのです……でも、時間はたっぷりありますので、
 まずは少ない量から初めて、少しずつ増やすというのを普段からやっていきたいと思います。
 掌編も自信と機会ができたら、挑戦したいです!
 ありがとうございましたm(_)m

 サラさん。
 書ききったことで自信がつくのならば、なおさら私のようなタイプは書かないといけませんよね^^;
 今の状況から一歩前進するためにも、書ききれるように頑張ります!
 ありがとうございましたm(_)m

 Raiさん。
 「無茶苦茶かもしれないけれど、完成させねば!」とまで考えたことはありませんでした。
 書けなかったら、次……という姿勢はよくありませんよね。
 作り出した自身の感性を疑うというのは、そうかもしれません。でも、私もそうありたくはないです。
 しっかりと完成させ、それから面白さについて悩むように心がけたいです!
 ありがとうございましたm(_)m

 んぼさん。
 私も昼寝が睡眠時間と同じくらいになることがあります^^; それはさておき。
 書いているうちに自信がなくなってきたことがない、というのはとてもうらやましいです!
 書き始めたら絶対にやめないことをしっかり心にとめて、
 今以上にしっかりプロットを練っていこうと思います。
 ありがとうございましたm(_)m

 脂さん。
 その時の自分の感情・環境によって受け取り方が変わる、というのはその通りだなと思いました。
 自分が書きたいものを読者が見たいものとして書くというのは、
 とても難しそうだけれど、作家には必要な要素である気がしました。
 ありがとうございましたm(_)m

 迷っているのは自分だけではないと分かり、少し気が楽になりました。
 今までは、書ききることを諦めていたのですが、
 迷っても最後まで書ききって作品を完成させるために努力したいと思います。
 本当にありがとうございましたm(_)m

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