第4研究室 創作に関するQ&A 135P | トップへ戻る |
BAD BOYさんからの質問
 創作意欲を取り戻すためには、どうしたらいいの?
 
 はじめまして。今回初投稿になりますBAD BOYです。
 早速ですが本題。
 私は人に感動を与えたくて小説を書き始めました。
 というのも、色々な作家さんに影響されて、自分も人を感動させたいという憧れを抱いたからです。
 ですが最近、小説を書く時間というのが、急激に減りました。

 疲れている、というのも理由のひとつですが、
 何よりも「人を感動させたい」という気持ちが薄れているような気がするのです。
 勿論、自分の実力があまり無いというのも理由のひとつだと思いますが、
 それは書いているうちに上達する物だと割り切っているつもりです。
 まぁ、くどくどと言いましたが、何よりも言いたいのは、
 「書き始めた頃のような意欲を取り戻すためには、どうしたらいいか」
 という事の助言が欲しいのです。

 書きたくないものを書いているわけではありません。
 無理をして書こうとしているわけでもありません。
 ただ、書き始めると、ちょっとつまずいただけで書くのをやめてしまうのです。
 昔はそんなことありませんでした。あれをこうしたら……。これをこうしたら……。
 と、考えて何時間も書き進めたりもしました。
 ですが今は、数十分、短くて5分ほどでやめてしまうことが多くなりました。
 何か意欲を取り戻す方法はありませんでしょうか? 助言お願いします。


● 答え ●

煌沌さんの意見
 ども、初めまして。煌沌です。
 やたらダルい名前でゴメンナサイ。

 結論から言いますと、色々な本を読んでもう一度影響されて下さい。インスパイアされて下さい。

 昔の感情を忘れたなら、その感情を覚えるきっかけになった事を繰り返せば良いのです。
 ……って極論ですね、コレ(笑
 しかし少なくとも私は、この方法で何度か活力を補充しました。
 今までを振り返ってみると、一番執筆がはかどっていたのは、
 何か良い作品を読んだ後なんですよ。やっぱり一番の特効薬なんじゃないかぁと思います。

 どっかのお偉いさんが『人を感動させるには、自分が感動することが第一条件である』
 みたいな事を言ってた気がします、多分。


 あ、冒頭に『色々な本』って書きましたが、別に映画でも漫画でもゲームでも何でも良いですよ。
 わかってるって? ゴメンナサイ……_| ̄|○
 まぁ偉そうな言葉を並べましたが、一つの意見として参考にしてやって下さい。
 人生経験の無い高校生にはこれが限界だ(泣


つくし・春さんの意見
 情熱を注いでいたものに急にさめてしまった。
 そんなときは、誰にでもあります。

 視点を変えてみてはどうでしょう。
 「人を感動させる」小説を、書く側ではなく見る側に。
 他人の書いた感動する小説を見たら、もう一度自分も書きたいと思うようになれるのでは。

 小説から離れる、というのはお勧めできません。
 そのまま小説を書くことへの興味を失ってしまうかもしれないからです。


 
長野さんの意見
 おはようございます。
 ちょっと厳しいことを書いてしまいますが……。
 「人を感動させる」というキモチの裏に、「野心」が見え隠れしている気がします。
 それから、ちょっと高いところから人を見下ろしている感じも受けます。
 
 自分の経験という、狭い枠ですけれども、人を感動させるという行為は、
 計画して、その通りに行動すれば出来ることではないと思うのです。
 教科書的に答えがあるものではないと思うのです。
 感動って、書いている人が「誠実に」「回り道をして、たくさん傷ついて」
 「無心に自分の生き方を小説に反映するとき」に感動するものかな、と思います。
 テレビなどは、映像の編集などで感動の度合いが強くなる傾向があります。
 これは私の勝手な推論ですが、映像というわかりやすい媒体を通しているから、
 ストレートに胸に入ってきて何だか感動しちゃう。
 でも文章っていろいろ想像したりしませんか?
 
 私は、行間にある作者の思いを考えたりしてしまいます。
 そして「こういう人生を送ってきて、だからこういう書き方が出来るのか!感動っ!」
 となるのがパターンです。
 だから前置きが長くなってしまいましたが、きっと無意識のうちで、
 「その考え方、違うんじゃない?」と警告ランプが鳴っているのかもしれませんね。
 おせっかい好きのおばさんが、色々言ってごめんなさいね。 


シードさんの意見
 はじめまして、シードと申します。

 早速ですが「意欲が湧いてこない」という事ですが、まず初心に帰ることがいいと思います。
 色々な作家さんに影響されたなら、その作家さんの作品を読み返し、
 書き始めた頃の感動を思い出してみてはいかがでしょうか。

 私もよく調子の出ないときは、お気に入りの小説を読み返したりします。

 結論を申しますと小説を書きたくなったときの気持ちを思い出すことが大切ではないでしょうか。
 正論かもしれませんけど…。

 助言とまではいかないかもしれませんが、失礼しました。


あやめさんの意見
 私には、

> 何よりも「人を感動させたい」という気持ちが薄れているような気がするのです。
> 無理をして書こうとしているわけでもありません。


 この二文が矛盾しているように感じます。

 小説に限りませんが、何かを生み出すのは苦痛を伴うものです。しんどいです。疲れます。
 しかしBAD BOYさんはかつて、それを押してまで、
 「人を感動させたい」という気持ちを持っておられた。
 だからこそ今まで執筆活動を続けられてきたのではないでしょうか。

 それなのに、今はもう「人を感動させたい」とは思わなくなってきてしまった。
 ということは、小説を書くことで生みの苦痛だけを味わうことになってしまいます。
 この状態で書き続けるというのは、私には無理をしているようにしか思えないのです。

 もし私がそんな状態になってしまったら、すっぱり書くのをやめますね。

 楽しかったり、何か目的があれば何でも続きますが、
 辛いだけのことなんて正直やってられません。
 世の中小説だけが楽しみではないんですから、また別の趣味を探そうかと思います。
 ――と、まるで投げやりなことを言ってますが、こんな私がアドバイスするなら、

 一度小説から離れて生活してみてはどうでしょうか? 
 
 おそらくBAD BOYさんは、ご自分が本当に小説を書きたいのかが、
 わかっておられないのだと思います。
 明確な目的もなく、初期ほどの楽しみもなく、悩んでおられるのだと思います。

 そういうときはひとたび小説のことは忘れ、何か全く別のことをやり始めるのがいいと思います。
 もしかすると、しばらくしてからまたふっと書きたいという気持ちが湧き上がってくるかもしれません。
 そのときはきっと、今の悩みなんて鼻で笑えるくらい吹っ切れた気持ちになっていると思いますよ。

 書かないという結論が出てもそれはそれです。
 無理をして小説を書き続けるよりはずっといいと思いますよ。



矢神倖千さんの意見
 はじめまして。

 そうですね、皆さんは「感動できるものを読む見る感じる」と仰っていますが、
 僕なら一時捨ててしまいますね。

 嫌なら投げ出してしまえばいいんですよ。
 逃げ出したっていいんですよ。
 そうしていると、ふと書きたくなるときがきます。


 自分では意識していないつもりでも、
 きっとBAD BOYさんはどこかに義務感を感じているんだと思います。
 ただ、もう一度始めようと思ったとき、また最初の頃のような情熱が戻ってきます。
 またそれが薄れてしまったら、また投げ出して……
 すいません、これじゃ前進しませんよね。

 結局、これだ! っていうアドバイスは出来ません。
 ごめんなさいでした。


まいちんさんの意見
 こんばんは。BAD BOYさんはじめまして。
 書きたいという気持ちが薄れたのは、あなたにとって小説を書きたいという気持ちが、
 「一時の気の迷い」だった証拠かもしれません。
 
 もし気の迷いでなく本当に書きたいのなら、
 放っておいてもいつかまた情熱が再興するでしょう。


 気の迷いなのか本当に書きたいのかを見極めるためにも、
 「あえて何もしない」のはどうでしょうか。
 少なくとも今現在は仕事にしているわけではなさそうですから、
 あなたが書かなくても困る人はほとんどいないでしょうし。

 それでも意欲を取り戻したいと思うなら、厳しい意見ですが、
 安易に人に質問するのではなく自分で取り戻し方を考えましょう。
 自分という人間を観察し「この人間はどうすれば意欲を回復できるのだろうか」と研究するのです。
 感動する小説を与えてみたり、音楽をやらせてみたり、
 有名作家のサイン会や講演会に参加させてみたり。

 小説書きは知っているものしか書けません。
 人間ってものがどんなものかわかってないと、人間の出てくる小説は書けません。
 他人を感動させる小説を書きたいのなら、まず自分という人間ぐらいは理解しましょう。
 どんなきっかけでヤル気を失うのか、何を与えればヤル気を出すのか…。
 今あなたは自分観察の絶好の機会に立っているのです。
 他人にアドバイスを貰って「やってみた、ヤル気出た」ではなく一から自分で模索して解決すれば、
 その労力はあなたの各作品の説得力となって返ってきます。

 以上、つたない意見ですが参考になれば幸いです。頑張ってください。


四方祐樹さんの意見
 こんばんは。四方祐樹です。
 えっと、早速なんですが。

> 書きたくないものを書いているわけではありません。
 無理をして書こうとしているわけでもありません。


 と、BAD BOYさんはおっしゃっていますよね?
 だったら一回、小説からぱーっと離れてみてはいかがでしょうか?
 実は自分も、たまに小説が書けず、しかも投げ出したくなる時があるんです。
 まあ、自分の場合は小説を書くのが怖くなっちゃうって感じなんですけどね。
 まだ投稿歴も浅いくせに、「これって絶対無理だろう」とか「自分なんかが一次を通るのか?」
 とかっていうマイナスイメージばりばりで。

 さて。話は反れましたが、そういう時自分は、一回小説から離れます。
 時間はまちまちですが、自分の場合は大体一日から一週間の間です。


 その間何をするのかといえば、自分のやりたい事をやるだけです。
 絵を描くのでもいいし、テレビを見るのでもいい。不貞寝だってよくします。
 そうすると、ある日はたと気付くんですね。どうして自分が小説を書いているのか。
 理由なんてほんの些細な事かもしれませんよ。
 もしかしたら、今とはまったく違う理由に、その時はなっているかもしれない。
 でも、それでいいんです。書きたい理由に良い悪いはありません。

 BAD BOYさんは、書きたくないものを書いているわけではないとおっしゃっていたので、
 自分はこの方法を書こうと思いました。
 何故なら、BAD BOYさんは、小説が嫌いじゃないからです。
 小説が嫌い。もう書くのなんてうんざりだっていうのなら、自分はこんな方法なんて書きませんよ。
 そういう人がこんな方法を取ったら、間違いなくその場でぱったりとやめてしまいます。
 でもBAD BOYさんの文章を見ていても、小説の嫌い要因は見当たりませんし、
 また、疲れているという言葉も見つけました。
 私的意見ですが、疲れた時にこそ、書く気は失せます。
 そんな時に無理をして小説を書いたって、傑作だと思える文章なんか到底浮かびませんよ。
 それに浮かんでこないことを必死に悩んでも、何の解決にもなりません。だから離れるんです。

 何事にも一度はクールダウンが必要だと、自分は思いますよ。

 一回疲れた頭を休ませて、書きたくなった時に書く。
 いらいらした時よりも書きたい時の方が、はるかに浮かんでくる物語は多いですよね。
 勿論これは自分なりの方法なので、合わなかったらすいません。
 でも、少しでも力に慣れればと思い、書かせていただきました。
 知ったかぶっているような文章、失礼しました。


ジダマさんの意見
 こんばんは、ジダマです。
 僕はここのところ一ヶ月くらい小説を書いていません。
 期末テストやらなんやらあって書けなかったし、そのせいでやる気がなくなってしまったんですね。

 で、イラストを描きました。

 と言っても、へたくそです。脳内では最高の絵が出来上がっていますが、
 実際はラフですら全然ダメです。ていうか基本がなってないです。

 急にイラストの話をしましたが、要するに気分転換に別の芸術に手を出す、ということですね。

 最近はイラストの需要が高まっているので、
 「じゃあ、オレもイラストレーターになろう」と思って描いたわけです。
 ……イラストは難しかったです。

 そうなると少し書ける小説が懐かしくなってきます。で、小説を書く気が起こってきます。
 めでたしめでたしです。


 注:僕は別の書き込みで「僕はイラスト書き始めました。
 下手だと思って諦めたらそこで終わりですからがんばって小説書きましょうよ」とか言いました。
 確か一昨日くらいです。
 要するに意見がたったの二日で変わっています。
 すいません、矛盾したこと言って。
 あ〜、でもイラストを上手に描けるようになることを諦めた訳じゃありませんよ? 
 ただ飽きただけです。だって、イラストってどうやって色をつけるか分からないんですもの。
 パソコン? 色鉛筆?水彩? コピック?

 あと別の方法は小説を読んで再び感動を味わうということですかね。
 これがかなり一般的な方法だと思いますよ。

 他に友人の作品を読むというのも手ですね。
 この前友人の作品を読んだんですけど、ムチャクチャ文章力上がってたんですよ。びっくりです。
 で、闘争心が芽生えます。小説を書く気が出てきます。
 ただ、友人がずば抜けて巧いと、挫折してしまう危険性があります。
 ま、こんなとこですかね。

 何事をやるにも、まずはやる気がないとダメなのでがんばってやる気を取り戻してください。
 では、失礼します。


みつきさんの意見
 BAD BOYさま、はじめまして。

 何作か小説を書き続け、創作への情熱が薄れてしまった時、
 私は自分なりの『テーマ』を探しました。
 自分にしか書けないと思うもの……というか、自分が本当に書きたいものは何か、
 自分の中に存在する、創作欲求の源は何であるのかを、
 (たぶんですが)自分の中から深く深く探っていったのだと思います。

 自分の創作衝動とか、そういう欲求をきちんと掴んでそれを創作の基準にすることって、
 作品を一から作り出す時にはとにかく大事なことだと私は思うんですよね。
 正直、どこの誰かも分からない『他の誰か』を『感動させたい』という曖昧模糊とした希望だけでは、
 創作意欲というのはすぐに枯れてしまうし、それは仕方のないことというか……。
 ですから、ますは自分の創作欲求がどこからどのようにしてやってくるものなのか、
 それをエンジンにして、自分は一体なにを書きたいのか、書けるのか。
 それらを自分の中できちんと明確にして、それからやっと
 『他の誰か』のために書けるようになるものなのではないかな……と思います。
 というわけで、もしかしたら思いっきりピントを外した意見かも知れませんが(笑)。
 
 とにかく『自分の創作欲求の源は何なのか、本当に書きたい事は何なのか、
 を探ってみるといいのでは?』というのが私の考えです。

 それでは長くなりましたが、これにて失礼いたします。


猫の盛りさんの意見
 通りすがりの野良猫です。
 オイラなりの答えを残します。

> 私は人に感動を与えたくて小説を書き始めました。と、いうのも、色々な作家さんに影響されて、
 自分も人を感動させたいという憧れを抱いたからです。


 ああ、これはオイラも思い当たる事がありますよ。
 「おお!スゲー!!」って思って、こういう物を自分でも造ってみたいなって考えて、
 そこで自分が感じた「スゲー!!」をどう自分の中で消化して造っていこうかって……。


> ですが最近、小説を書く時間というのが、急激に減りました。

 まあ、人間のやる事ですからね。直接的で肉体的な苦痛や疲労が重なると、だらけますし、
 ぼーっとしていると気持ちいいですし、とにかく眠りたいと思いますしね^^;
 何かを考えるとかするには気力が充実している方が良いし、
 それには体調が万全の方が良いに決まってますしね。

 オイラの場合は、素直に寝てしまいます。
 ええ、そりゃもう、頼まれごとで作文しなければならない状況でもない限りは、さっくり寝ますよ!

 或いはゲームしたり、マンガ読んだり、小説読んだりします。
 でも、たいていは寝てしまうかなw

 まあ、その内に環境になれてきたりすると疲れているなりに余裕が出てきて、
 また書きたくなります。
 ただ、何かの連作を書いてる時とか、一定スパンで物を書かねばならない事態の最中に、
 今回ご質問のような状態に陥ると厄介ではあります。

 オイラ的に、本当は回復するまで何もしない方が良いのですが、そうも言っても居られない時は、
 その時の気分か、なるべく古いお気に入りの、オイラ的感動を覚えた原典みたいな作品
 (マンガ、小説、DVD等々)を一気に観倒します。

 まあ、落ち込みが低い時はこれで大分回復しますが、キツイときでもジワっと回復するので、
 その回復分を使い切って書いて寝ます。

 オイラ的にはそんな感じですね。
 ではでは。


峰しずくさんの意見
 こんにちは。
 こういう方法はいかがであろうか、とふと思いついて、投稿しています。

 それは、「川柳を書いてみる」ということです。

 ご存知のように川柳は、「5文字・7文字・5文字」という究極の短さを誇る文章表現です。
 さすがに俳句となると難しいと思いますし、僕もトライしてみようと言う気にはなりませんが、
 川柳なら、なんとか。

 というのも、とあるマイナー誌から「川柳を書いてくれないか」と、
 職場の人(その人はマイナー誌の編集長と知り合い)を通じて機会を得て、
 実際に書いてみた(詠んでみた)経験から言うのですが。

 実体は、読者投稿コーナーである川柳が、あんまり(さっぱり?)投稿が集まらず、
 編集長が知人の伝を頼りまくってなんとかコーナーを存続させている、
 というわけなのですけれど、それはともかく。

 5・7・5といえど、全てをそれで表現するわけではありません。
 なぜなら、雑誌の方向性というのがありますし、毎月異なったテーマがあります。
 従って、そこである程度語ってくれている部分があるので、
 真っ白なところに川柳を詠むというよりかは、クオリティーは落ちているとおもいます。

 それでも、たったそれだけで何かを表現し、何かを伝え、何かを感じさせる、
 というのは、実に苦しく、楽しいものであります。

 なんといっても字数制限の厳しさよ。
 これがせめて、短歌(5・7・5・7・7)なら、なんとかなるのに、と何度思ったことでしょうか。

 これが長編小説であるならば、作品全体を通して、感動というか、
 心に残るものを醸成していくのは、それほど難しくは無いでしょう。
(実際は難しくても、短歌を詠んでいるときは、そう思うんです)

 キャンプ、というテーマのときに、僕はあのキャンプの夜に星空を見上げると、
 地球と宇宙の境界線など無く、地面に寝転がって、手を伸ばせばその先に、永遠があり、
 それは同時に自分の未来──夢を見る人には無限の可能性があるんだよ、
 ということを示そうと試みました。

 詠んでいる最中に、PCの前に向かう、なんてことはありません。
 短い文章ですから、そんなものは完成してから、ちょいちょいと書けばいいんです。
 これが小説と違うところです。全てがいったん頭の中で完成します。
 PCに向かって文字を打つのは、まさに「単なる作業」でしかないのです。

 あちこちをウロウロ歩き回り、空を見上げ、腕を組み目を閉じ、
 時には便器に座って気張りながら……実は、そのときに完成したんですけれど。

 どれだけ文章を省略し、イメージを膨らませてもらえる表現に特化できるか、
 ああでもない、こうでもないと思考の中に自分を沈めてゆきます。

 幸い思い通りのものが自分なりに完成して(一投稿者というたてまえですから、
 僕には著作権がないはずで、ここには掲載しませんが)、雑誌にも掲載されました。
 が、テーマがキャンプですから、読者はそれを前提に読んでくれますんで、
 状況設定がキャンプであることは川柳本体のどこにも織り込んでいません。
 これがちょっと卑怯かなとは思うんですが、まあいいや、そういう趣旨のコーナーですからね。

 書くことそのものは短時間でできますし、ひたすら単語や表現を吟味することに集中できますし、
 しかし読者には、感動というほどではないでしょうけれど、
 「ほお!」と思ってもらわなくてはなりません。

 川柳は究極のトレーニング術のひとつだなと、詠んでみて始めて気がついたんです。
 BAD BOYさんも、気分転換をかねて、
 川柳などに取り組んでみられてはいかがでしょうか?



茜さんの意見
 BAD BOYさんはじめまして。

 「人を感動させたい」というきもちが薄れているということですので、
 なるべく自分が感動できるような作品を読んでみてはどうでしょう。
 小説に限らず、漫画やフラッシュムービー、映画などの方が気分転換になると思いますよ。

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