第4研究室 創作に関するQ&A 142P | トップへ戻る |
うるるさんからの質問
 大同小異から抜け出すには?
 
 こんにちは、うるると申します。
 本日ついに18歳になってしまいました。もうそんな年齢なのかと、しみじみ空を見上げてます。
 ごめんなさい、無駄話を。
 質問ばかりで恐縮なのですが、回答していただければ幸いです。
 先日友人と話している時、「このライトノベルブームの中で斬新なアイデアを出すのは困難だ。」 
 その証拠に似たような作品をよく見かける」と言われました。

 ※『似ている』というのは勿論パクリなどではなく、偶然似通ってしまったものです。
 
 つまりマンネリもしくは大同小異だ、と言うのです。ナルホドなーと、妙に納得してしまいました。
 真似をしたわけではなくても、これだけたくさんあれば作風や発想が似る事はあると思います。
 仕方ない事ですが、作品の制作中に、「先にこのネタ使われた!」なんて事がたまにあります。
 「これだけは自分だけの発想だ」と思っていた内容が、別の作品で使用されて出版された。
 しかも大した扱いではない。
 結構ショックです。独自性が無かったのかと、落ち込んだりします。
 前置きが長くなってしまいましたが、私がお聞きしたいのは次の3つです。

 まず1つめ。
 皆様方にはこういう経験がありますか? 
 もしあったとしたら、何か対処(?)みたいな事をしていますか?
 例えば設定の変更(新しいのにする、加える、減らすなど)などです。

 次に。
 新人賞に応募して作家になろうとする場合、
 デビューするのが遅くなればなる程不利になると思うのです。
 先程言ったように、先にネタを使われる可能性があるからです。これに対してはどう思いますか? 
 たとえ遅くにデビューしても、本当に才能や独自性、
 発想力がある人には関係ないものなのでしょうか。
 
 最後に。
 ライトノベルはマンネリ化していくと思いますか?
 長文、駄文で申し訳ありません。何か一言でもアドバイスをお願いいたします。


● 答え ●

Dr.ウニボンさんの意見
> まず1つめ。
> 皆様方にはこういう経験がありますか? 
> もしあったとしたら、何か対処(?)みたいな事をしていますか? 


 ありますよー。例えば、私が現在公開している小説で、
 「体や物体をバラバラにする」能力を持つ男が居るのですが、
 ちょっと詳しい(マニアな)人なら某奇妙な冒険の「ス○ィッキー・フィ○ガーズ」を思い浮かべ、
 『パクリだ』と思われるかもしれません。
 が、確かに私は某奇妙な冒険は好きですが、全部読んだのは比較的最近で、
 「体や物体をバラバラにする」能力を思いついたのは知るより前だったのです。
 まぁ、この辺は指摘されたら『信じて貰えないかもしれないけど、こういう理由なんですよ』
 と言うつもりです。
 あんまり変更はしないですね。あまりにも同じだったらちょっと変えますケド。


> 次に。
> 新人賞に応募して作家になろうとする場合、
> デビューするのが遅くなればなる程不利になると思うのです。
> 先程言ったように、先にネタを使われる可能性があるからです。これに対してはどう思いますか?


 関係ないと思いますよ。
 えー、確か別のスレにも同じ事を書いたような記憶があるのですが、
 漫画の神様手塚治虫氏が書いた「漫画の描き方」の本にこんなエピソードがあります。

 あるアシスタントがある日、「俺たちは不運だ。遅れて生まれたばっかりに、
 手塚や他の漫画家にアイディアを持っていかれた」と嘆いているので、
 僕(手塚)は「バカヤロー」と怒鳴った。

 アイディアを振り絞る努力もしないで、そんな事を言うなど、甘い
 
 手塚治虫氏は非常に温厚な方で怒鳴ることは稀だったそうですから、
 随分ご立腹されたのでしょうね。
 えー、うるるさんが努力をしていないとは勿論言ってませんが、
 それで悲観されたり不利になると思うのはやめたほうが良いと思います。


> 最後に。
> ライトノベルはマンネリ化していくと思いますか?

 どんなものでもいつかは必ず衰退し荒廃していくものだと思いますが……。
 マンネリ化してしまえば、それこそチャンスだとは思いませんか?



てぃすさんの意見
 ども、てぃすです。
 うるるさん、おめでとうございます!
 ちなみに私は明後日で17になります。
 アドバイスにならないかとおもいますが……

 ひとつめ
 私だったら、まずストーリーや世界観なら新しく考えます。
 大本の部分が似ていると、まったく同じものになりそうなので。
 次に登場人物の設定だったら、性別や性格なんかを変えたりします。

 ふたつめ
 微妙なところでしょう。
 ですが、遅くても大丈夫だと思います。
 才能は兎も角、独自性や発想力は必要不可欠になるでしょうが……

 みっつめ
 今日の科学技術が日々進化してるように、ライトノベルも進化しているように感じます。
 はっきりとは言えませんが、これから先ライトノベルがマンネリ化することはまず無いと思います。

 それでは。
 駄文失礼。


優奈さんの意見
 こんにちわ、初めまして。
 お誕生日ですか、おめでとうございます。


>「これだけは自分だけの発想だ」と思っていた内容が、
 別の作品で使用されて出版された。しかも大した扱いではない。

 たいした扱いをされていなかったのならば、自分じゃなくて良かったとちょっと失礼ですけど、
 そういう考え方で良いんじゃないですか?
 その設定がどうしてたいした扱いをされないのか、その欠点を見つけることもできますし。


 一つ目
 私はあったようななかったようなですね。
 私だったらそういう場合無視します。あと、参考にしますね。

 二つ目
 そういう考え方もあるのですね。私は考えたこと無かったです^^;
 面白いものは、遅くて早くても面白いんだと思いますよ。

 三つ目
 それは、これから私たち自身で変えていくのだと思いますよ。
 なんか臭いですけど。

 それでは。


サラさんの意見
 ぼくも大方おなじことを考えています。
 たしかに似たようなのものがあるし、不利になってゆくし。
 ただマンネリについては、受賞作にはありえないと思います。マンネリではないから受賞します。
 ただし全体を見ると、マンネリの傾向があるのかもしれませんね。
 内容がかぶった場合の対処は、どうしてるんだろう。自分でもわからない(汗)
 それでは。


豊影さんの意見
 初めまして。お誕生日おめでとうございます。
 私見ですが、述べさせていただきます。

 1つめ。
 自分は経験ないです。
 むしろ逆に、感銘を受けた作品に影響されすぎて、
 それと似通った発想しか出てこなくなったことが何度かあります。
 あれはもう何か思いつく度に罪悪感しかなくて辛かったですね(苦笑)
 で、ネタを先取りされてしまった場合。自分はそこまで気にする必要はないと思います。
 まあよっぽどのベストセラー作品と、
 設定の根本的な部分で似通ってしまっているのなら考え物ですが。
 それでも、発表するしないはともかく、
 自分の頭から生まれた発想であることに間違いないのですから、
 書きたいものを書いてみて損はないでしょう。


 2つめ。
 では逆に、いち早くデビューする人間は得でしょうか?
 究極に早い立場を目指そうとするなら、
 これまで存在すらしていない一つのジャンルを自分の手で開拓しなければなりません。
 結局は独自性・発想力を問われてしまうと思いません?

 また、先にDr.ウニボンさんが手塚治虫氏のエピソードを挙げておられるので、
 彼の名前をお借りしますが。
 手塚治虫がどれほど優れた作品を生み出せる人間だったとしても、
 彼に現代のインターネットや携帯電話をモチーフにした作品は書けなかったでしょう。
 知らないものは書けませんから。
 世界が目まぐるしい早さで移り変わっていくのに並行して、
 小説のモチーフにできる技術や製品、制度なども続々と生まれてきます。
 結局はいつ生まれていつデビューしても同じことだと、自分は思いますよ。


 3つめ。
 マンネリ化というか体系化というか。
 そういったことは起こるでしょうし、すでに起こっているとも言えるかもしれません。
 でもマンネリ化が進めばこそ、その中で個性的な作品が一際光るのでしょう。
 またマンネリという『その他大勢』の作品がなければ、
 その中で『独創的』と呼ばれる作品も生まれ得ないと思います。


 長くなりましたが以上です。
 ではでは。


鈴忌さんの意見
 こんばんわ、鈴忌です。

 「似たような作品を見かける」というのは「斬新なアイデアを出すのが困難」
 ということの論拠にはならないと思いますよ。


 というのも、商業流通する本は「商品」なので売れ筋が存在すれば、
 当然のように類型を出してくるからですね。
 つまり「やむを得ず似る」のではなく「わざと似せている」
 と考えた方が正解だと思います。確かに、細かな要素分解をしてゆけば、
 類似点は色々と出てくるでしょうが、
 売れ筋とかを意識しなければアイデアなど幾らでも出てくるものです。
 もっとも、「斬新さ=良さ」とも限らないわけで、
 ある程度は類型を踏まえた上で「新しい要素」を加える方が商業的には有利だと思いますけどね。

 というあたりを踏まえつつ、質問の回答を……


> 1つめ
 似ていると感じた事例は過去に何度かあります。
 決定的な類似を感じたのは2回ですが、その時はネタを丸ごと捨てました。
 多少の類似なら、むしろ既存作品を参考にアイデアの改変作業をします。
 ただ、現在手元にあるネタは5年ぐらい延々と書き続けられるぐらいの量があるわけですが、
 現在進行形で更に浮かんでくることも多いので、さほど拘る必要はないと思います。
(死ぬ前に書ききれるかどうかの方が気になったりしますし……)
 プロになれば「没」もあるわけで、一つのネタに拘らずに、
 色々とアイデアを出してゆく練習もしておいた方がよいと思いますよ。

 なので、ネタ被りに関してはあまり気にしませんし対処も別にしてないです。
 被ることでネタが洗練されることもありますし、ケースバイケースで適当にやってます。
 ただ、既に書き上げた作品でネタが決定的に被ると労力面で、
 多少凹むかもしれません(苦笑)。
 幸いにして、まだその経験はないのですけれど……。
 というか、おそらく既存のラノベを丸ごとパクるぐらいのつもりで書いても「自分色」を出せば、
 明らかに別物っぽくなると思いますよ。


> 2つめ
 個人的には後発の方が有利だと思います。
 それは、既存作品を徹底的に研究できるからですね。
 プログラムなどの世界では有名な話ですが、
 「後発は、必ず先行作品より優れている」という話があります。
 これは「優れていないと世に出ない」という側面もありますが、
 なにより先行作品を研究できる点が大きいです。
 先行作品の良いところ悪いところ、色々と研究させてもらえば自ずと質は向上します。
 先人が長い年月をかけて積み上げてきたものを短時間で学べることは絶対に有利だと思いますよ。


> 3つめ
 市場が成熟すれば、良い意味でも悪い意味でもマンネリは当然出てきます。
 逆に、斬新なものも幾らでも出てくるでしょう。
 なので、別に気にしなくて良いのではないでしょうかね?
 ただ、自分にはマンネリと見えても売れている場合は、
 そこに「王道的な良さ」があるのだろうと考えて研究した方が良い場合が多々あると思います。
 現状を否定するのではなく、肯定するところから始めた方が、
 研究や自己の研鑽には有利だと思いますよ。

 といったところで、意見を終わります。
 何かの役に立てば幸いです。では、失礼します。


しろさんの意見
 はじめましてで偉そうな事言っちゃいますが……
 
 自分は後から生まれてきた方が有利だと思いますけどね。

 創作というのは全て先人の模倣から生まれるものだと思います。
 優れた作品の中から燃える展開、泣ける展開、笑える展開などライトノベルの『型』を学び、
 その上に独自の展開を積み上げていくのだと思います。

 吸収できる『型』が多い方が有利じゃないか。と。
 パクりとは違いますけどね。
 先人を踏み台にしちゃって下さい。


峰しずくさんの意見
 こんにちは。

> まず1つめ。
> 皆様方にはこういう経験がありますか? 
> もしあったとしたら、何か対処(?)みたいな事をしていますか? 
> 例えば設定の変更(新しいのにする、加える、減らすなど)などです。

 高3のときに新人賞作品を目指していて、しかしながら、受験がせっぱつまってしまい、
 来年にしようと諦めたことがあります。
 その同じ賞で入選したのが、同じく執筆時に高3だった人で、
 しかも受賞作を読んだらアイディアが同じだった、ということがありました。
 ショックです。……。

> 次に。
> 新人賞に応募して作家になろうとする場合、
> デビューするのが遅くなればなる程不利になると思うのです。
> 先程言ったように、先にネタを使われる可能性があるからです。これに対してはどう思いますか?


 デビューするのが遅くなればなるほど、
 デビューまでの間に経験したり、見聞したりすることが多くなります。
 つまり、自分の中の蓄積が増えるわけですから、遅くにデビューする人ほど有利です。
 ……てのは、ちと詭弁かな?
 
 酷似した作品(世界観・テーマ・主要キャラなど)がふたつ存在する方が、
 めったにないことのように思うけれどなあ。

 例の出し方が悪いかもしれないけど、「エスパー魔美」がテレポートするのに、
 物体とぶつかるというショックが必要なので、仁丹(だったと思う)を持ち歩いてるんだけど、
 そういうアイディア、他で見たこと無いですよね? そういうのを創作すればいいんではないですか?
 「絶対可憐チルドレン」みたいな超能力のランク付け(実は震度のランク付けと同じ)なんかも、
 他では絶対ないと思うし。

> 最後に。
> ライトノベルはマンネリ化していくと思いますか?


 マンネリもするし、全く新しいものも出てくるでしょう。
 そもそも、マンネリは悪いことですか?
 水戸黄門もサザエさんもマンネリの最たるもの、横山たかし・ひろしの漫才も毎回同じネタ。
 だけど、マンネリだからこそ好かれる、安心できるっツー世界もあるわけですからね。

 こんな回答じゃだめかな?


むらちゃんさんの意見
 こんばんはむらちゃんです。
 オリジナリティが被っていた場合経験がないのでわかりませんが、
 作品全体を見て悪くなければそのまま投稿します。

 早くデビューした方が有利か。
 一里あるとは思いますが、オリジナリティで勝負するなら、
 更にこんなものもあるというふうに常に新しいアイデアは用意していた方がいいと思います。

 ライトノベルはマンネリ化するか。
 それは作家しだいだと思います。
 よくある話しでもうまい人が書くと面白いですし、アイデアはよくても文章が下手だったり、
 構成が変だったりしてもったいないものもあります。

 あとライトノベル以外のものからヒントを得るようにすれば、
 似たような作品にはならないと思います。
 他のエンターテイメント作品はもちろん、
 友人との会話や変わった人の行動がヒントになるかもしれません。


どてかぼちゃさんの意見
 こんばんは。どてかぼちゃです。

 お誕生日おめでとうございます。
 18才ですかぁ……(遠い目)。

 ひとつめ。
 あります。だからどうした。です。
 アイデアやストーリーが同じでも、書き方次第です。
 自分が書きたいものを突き詰めると、気にならなくなりますよ。

 ふたつめ。
 今すぐデビューしたいのは、なぜですか?
 デビューは遅くなるほど得になりますよ。
 人生経験が多いほど、引き出しが多くなります。
 18ぐらいでデビューしたはいいけれど、
 次の作品が書けない、アイデアもマンネリ、
 社会経験がないからにリアリティもない、
 結局勉強するために時間を割くことになりませんかねえ。
 近道はないですからね。
 次の作品もどんどん書けますよ、という状態でデビューした方がいいと思いますよ。
 年寄りの戯言かな。

 あ、人に使われるようなネタは、どのみちどっかの誰かが使いますよ。
 気にしないで次のアイデアを考えましょう。

 みっつめ。
 人の死なないミステリーはないでしょう。
 でも、何冊ものミステリー小説がある。
 マンネリを打破したいなら、
 「自分にしか書けない物語」を書きましょう。
 世界に自分は一人しかいないように
 自分に死か書けない物語は必ずあると思います。

 わたしも長文でした。失礼します。


コトナさんの意見
◆一つ目
 世界観は被りますね。自分の作品は必ず『魔法』と『魔術』が出ます。
 魔術の存在なんて……そもそも超マンネリ。

◆二つ目
 使われたネタでデビューできないなんてことはない。
 主人公が街角でヒロインを激倒し(激突して押し倒すこと)、、
 その後ヒロインは転校してきて座席は主人公の後ろ、
 家に帰ると家族、て話で一次選考は通過しました経歴持ってます。

 ただの学園モノではなく、前にも書いたとおり魔術も出るし、
 魔物も出たし、聖剣、異次元など……他の設定で補ったつもりです。

◆三つ目
 間違いなくマンネリ化するでしょう。
 でも「だから何?」と言っておきます。
 マンネリ化したって新しい作品やデビューする人間やいる以上は、確かに道はあるんです。

 偉そうですみません。


コトナさんの意見
 こんにちわ。
 返信は初めてなんで、いたらない点がありましたら指摘願います。
 実際自分もそれにぶちあたりました。

 ネタ出しをおわって書くために他の有名な作品を読んでいたところ、
 その作品のヒロインと自分の作品の登場キャラがかぶってることにきずきました。

人気小説ヒロイン
 刀を使う、戦闘時髪色が赤くなる、羽根が出る
 
自分の作品のキャラ
 刀を使う、戦闘時髪色が青くなる、羽根が出る


 わかるひとには解るでしょう(笑)
 正直みたときはショックでした。
 ほかにも探せば自分のキャラと被ったりしているけど、
 逆に人気の作家さんと同じ物を作れたと考えたら少しは気分も楽になりました
 同じ部品でも作る人間と作り方が違えば別の物になります
 となんか書いててまとまらなくなってきたんでここいらで

 今もパクリ扱いされるのはこわいのは内緒です(笑)


mayaさんの意見
 はじめまして、はぐれメタルまやと申します。
 倒しても経験値は多くありません……だからどうしたと言われそうですが(汗)。
 そんなことはさておき。


> 「このライトノベルブームの中で斬新なアイデアを出すのは困難だ。
 その証拠に似たような作品をよく見かける」


 まず基本的な前提として、あらゆる表現は模倣デス(笑)。

 そう言い切ってしまうのは多少問題はありますが、
 それでも先人からの影響を受けずに発表された作品はありません。
 「斬新なアイデア」というのは聞こえはいいですが、結局のところ、
 その多くはこれまであったものを料理しなおしたものばかりです。
 
 これを先に述べた上で、三つのご質問にお答えいたします――


1)「皆様方にはこういう経験がありますか? もしあったとしたら、
  何か対処(?)みたいな事をしていますか?」

 いくらでもあります(笑)。
 特に若いうちは、自分はなんてユニークな考え方ができるんだ、
 と悦に入ることがたびたびありました。まあ、無駄にプライドの高いナルシストでしたからね(苦笑)。
 さて、対処というほどではないのですが、年をとると、
 ある程度そうした余計な自信に見切りをつけられるようになります。
 あるいは、結局のところ、表現においては最後まではったりをかませた人が勝ちだったりもします。
 そこらへんのバランスは、これからいくつも作品を書かれるでしょうから、
 ご自身の経験として消化していってくださいませ。


2)「新人賞に応募して作家になろうとする場合、
 デビューするのが遅くなればなる程不利になると思うのです(中略)
 これに対してはどう思いますか?」

 それを言いはじめたら、わたしたちは永遠に紫式部や清少納言を超えられません(笑)。
 あるいは、昭和初期の大衆文学作家の山田風太郎や吉川英二に屈することになるでしょう。
 しかし、彼らの時代にはパソコンはありませんでしたし、携帯電話もありませんでした。
 女性は今ほど開放的ではなかったし、
 ライトノベル作法研究所のようなコミュニティもありませんでした。
 そうです。時代を取り巻く環境はつねに大きく変化していきます。
 価値観も、わたしたちが普段使うツールも。 
 何だか大上段に構えましたが(笑)、結局のところ、新人はこうした変化という文脈と、
 先に発表された作品へのオマージュという文脈の上に成り立っています。
 先人を超えられないと感じた時点で、作家としての可能性を閉じてしまうことになりますよ。


3)「ライトノベルはマンネリ化していくと思いますか?」
 
 していくでしょう、それは当然デス(笑)。
 マンネリにならなかったジャンルノベルをわたしは他に知りません。
 それでも、それをどう打破していくことができるか、がそろそろ問われていい頃だと思います。
 それができなければ、ライトノベルというジャンルは終了。ただそれだけのことでしょう。


 以上、急いで書いたために乱文ですが、何かの参考になりましたら幸いです。それでは♪

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