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sakiさんからの投稿・ツッコミ役の発言
こんばんは、いつも楽しく拝見させていただいています。 参考になるかは分かりませんが、 私も友人と書いている小説のうちいくつか受けのよかった表現を上げさせていただきます。 ある登場人物が海外から来た友人達に「節分」を説明するというシチュエーション。 途中で話がこんがらがったのか、何だか変な状況に。 ――――――――――――――――――――――――――― 「ぅぅぉおおにはああぁそとおおぉぉ!!!」 「ふうぅぅくわあぁぁうちいぃぃぃ!!!!」 ……いや、違う。俺は断じて日本の麗しき伝統『節分』を、 合法的に相手を叩きのめしていい行事だなどと説明した覚えはない。 それはそれとして、全身全霊を込めて放たれる大豆は地味に痛い。 ツッコミ役というか、一度こんがらかった状況を纏めるはずの人が 2、3ほどピントのずれた発言をするとけっこう受けが良いようです。 あとはお約束ですが掛け合い…でしょうか。 出ると必ず面白くなる名(迷?)コンビなどがいると話が際立ちそうです。 「うわー、キミがこんな本読むなんて……明日はコーヒーゼリーが降るね!」 「よーしよく言った。明日もしコーヒーゼリーが降ったら真っ先にお前を沈めよう」 周りからすれば「?」なやりとりをごく平然と行っているのも面白いかと思われます。 ……と、私なりに考えてみたのですが如何でしょうか? こんなもので役に立てば、どうぞ参考にしてやって下さい。 ▲目次に戻る |
jogtyさんからの投稿・ユーモアの5つのコツ
どうも掲示板のほうでお世話になっております、jogtyと申します。 多少既存とかぶっているかもしれませんが、何点か私の知っているユーモアのコツを投稿します。 ・繰り返す 同様の言葉を何度も入れる方法です。 それがいかにつまらなくても、3回ほど繰り返すと、立派なユーモアになります。 ●例文 「いいか。花粉症で有効なのは、外に出るときはマスクをして、体内に寄生虫を飼って、 できればゴーグルかサングラスをかけて、家にはいる前に花粉をはたき落として、 体内に寄生虫を飼って、顔を洗って、加湿器や空気清浄機を使って、体内に寄生虫を飼うことだ」 ・どんどん過激になる 最初は穏当で真っ当なことをいっているのに、 言っいることがどんどんありえない過激なことになっていく方法です。 ●例文 「いいか。花粉症で有効なのは、外に出るときはマスクをして、 できればゴーグルかサングラスをかけて、家にはいる前に花粉をはたき落として、 顔を洗って、服を焼き捨てて、家の中を真空にして花粉を追い出して、 花粉を持ち込ませないよう外にいる人を片端から撃ち殺すことだ」 ・真面目なことを不真面目にかたる 本来、真面目な事柄や会話などを不真面目に答える方法です。 逆説的になりますが、不真面目なことを大真面目にかたるというのも、 同様にユーモアの方法になります。 両社に共通するコツは、真実にほどよく誇張や斜視、嘘が入り混じりつつ、 論理的っぽくもっともらしく首尾一貫させていると効果的です。 「虚包院・無総さんからの投稿・視点を変えて説明する」は、この方法の1種といえそうです。 ・倒置 倒置法というのは、立派な文章技法のひとつですが、 誤ったというかありえない倒置のしかたをしつつ、それっぽくみえるようにする方法です。 ●例文 「どれだけお酒を飲めば気が済むんです!? いいですか、肝臓は酒をダメにしてしまいます」 「それをいうなら『酒は肝臓をダメにする』だろう? ……間違っちゃいないが」 余談ですが、夏目漱石の漱石は、「流れに漱ぎ、石に枕す」を言い間違えて 「流れに枕し、石に漱ぐ」といってしまった故事に由来しているそうです。 ・自己言及 小説中に使うのは難しいかもしれません。説明するより例文を見たほうが早いと思います。 ●例文 「なあ2進法って何だ?」 「0100 1011 0100 1111 0101 0010 0100 0101」(「KORE(これ)」のアスキーコード) 「訳わかんねえ」 「それが分かれば十分だ」 以上です。 ▲目次に戻る |
Dr.ウニボンさんからの投稿・セルフ・パロディ
多分、まだ出てないと思うので投稿させて頂きます。 ギャグ、ユーモアのネタの一つとして、『セルフ・パロディ』というものがあります。 名前の通り、作者自身(セルフ)の作品、 あるいはその作品そのものをパロディにして笑いにしてしまう方法です。 例えば、「じっちゃんの名に賭けて!」 という感じの台詞を口癖のように重要な場面で言うキャラクターが居たとします。 決め台詞ともなるある種クールな台詞として、です。 それをまったく違う場面、例えばテストの点数が悪かった時などの言い訳で 「勉強をしていないわけじゃないんだ! じっちゃんの名に賭けて!」などと言ってみたり。 例えば、可愛らしいアンティークドール達が戦うお話のなかで、 アンティークドール達が人形劇を熱心に観賞していたり。 また、その作品以外に同一著者による他作品が過去にある場合は、 その過去作品が劇中で大ヒットしていて、ドラマやアニメ、映画になっていたり……。 爆笑させるような破壊力はありませんが、 クスリとさせるような威力は十分にあると思います。 ただし、読者が「これはマジメな場面で使う筈の決め台詞である」 「このお話は人形たちが戦うお話である」という事を十分知っていないと、 まったくもって意味がありませんので、短編や中編では恐らく無理でしょう。 読者が飽きる(というよりは「次にあの台詞くるな」と予想出来る)くらい繰返した挙句に、 持ってくるのが良いと思います (特に、過去作品を劇中劇として登場させる際は、 読者によっては「宣伝している」と思う人も居ますので、よく考えたほうが良いと思います)。 また、作品の雰囲気をぶち壊し兼ねない方法ですので、十分吟味する必要がありますが。 |
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