第4研究室 創作に関するQ&A 243P | トップへ戻る |
真治さんからの質問
 文章上達の方法
 
 僕はあまり文章が上手くかけません。それと長く書く事ができません。
 この 二つを効率よく克服出来る方法があったら教えて下さい。
 よろしくお願いします。


● 答え ●

さいたまさんからの意見
 無理に長文を書く必要はございません。できないならやらないで結構。
 無理に長文を書いても、掲示板では5行以上の文章は「長文うざい」と見なされ
 読まれないことの方が多いのですから。
(何を言ってるのか分からなかったら スルーでお願いします)

 それでも文章力について克服したかったら。
 
 演説なんかをしこたま聞いてみるのがよいでしょう。
 
 演説というものは、レスポンスを必要としない自分の思いを何分、
 時には何時間もの言葉に紡いで大勢の人に発信する作業です。
 言いたいことはなるべく簡潔に、手短にすませるべきです。
 
 でも、それが出来ない場合もある。それだけ思いに溢れてしまうときがある 。
 その時に、すんごい長文である演説が生まれます。
 つまり、そういうキモチになってしまう状況を擬似的に作り出せばいいのです。

 多くの場合は感情が高ぶっている場合に演説をぶつことが多いようです。
 怒 りだったり悲しみだったり喜びだったり。
 うん、具体的には「社会」に対して憤ってみたりするのが良いでしょうか。
 新聞なんかを読んでみると、不条理が一杯でやりきれなくなってくることもあるかと思います。
 その時に、自 分が思ったことを小説の形式に直してみれば、
 容易く長文を書くことが可能 になるのではないでしょうか。
 まあ、そういうことでニュースに突っ込むタイプのblogなんかから、
 始めてるのが良いのではないですかね。


chronosさんからの意見
 えーまず、文章が上手く書けないと云う事で、非常に抽象的な表現をされましたが、
 具体例が出されていないので言える事は少ないですが、

1:文章をとにかく書く。
 日記でも何でもいいです。何か対象を設けた感想文でも、
 何気無い日常の事を戯言の様に倩々と考えて文章にする事でも、何でもいいのです。
 哲学的な事を考えるのもいいです、自問自答でも、
 日々に対する不満でも不安でも期待でも希望する事でも、
 文字を起こす事に慣れて、文章力を興しましょう。
 要は、文章を書く事に対しての経験値を積むなり経験則を培うなりする、と云う事です。

2:本を読む。
 言わずもがな、ですが文章に触れる事です。
 漫画でもいいですし、新聞でも小説でも構いません。

 1で述べた事は思考を形にすると云う事での文章上達でしたが、1では限界があります。
 普段触れている事から吸収した結果の絶対値でしかないからです。


 なので、それを増やす必要があります。故に文章に触れる事が必要です。
 ただ、文章上達を目指すのならば読むだけでは意味がありません。
 そこに書 かれている事から自分の中での想像力を鍛える必要性が出てきます。
 書かれ いる事に対して自分で考え意識する事で、
 書かれている事+自分の総経験で、やっと自分のものとして経験になると思います。

 まぁ普段から本を読む人は、そんな事しなくても無意識的に積もっていくものなんですがね。
 塵も積もれば何とやらです。

 結論としては、常に何かを考える様にする、と云うところでしょうか。
 私の結論は上記ですので、それでは失礼しました。


んぼさんからの意見
 効率を求めてる時点で大きく間違ってる気がしますが……。
 一番簡単なのは、日常生活での連絡を、全て文章で行うことですね。
 これは筆談ではなく、書置きのメモを想像していただくと早い。

 つまり、相手からの問い返しに答えられない状況下で、
 文章のみで必要事項を余さず漏らさず多すぎず伝える訓練ということです。


 社会人であれば、仕事の中で否応無くそういった状況は生まれますが、
 学生  さんだとこのような方法くらいしかないでしょう。
 多分、これが一番効率的だと思いますよ。


たなかなたさんからの意見
 書きまくって読みまくるしかありません。簡潔で恐縮ですが、これしかありません。


なーさんからの意見
 慣れしかないですね。
 とにかく書きましょ読みましょ。
 効率なんざ求めてんじゃねえ! です。
 楽しようとしちゃいけません。
 
 書けないなら書けないで、すっぱり物書きやめるって手もありますけどね。


まーさんからの意見
 習うより慣れろ。

 「慣れろ」
 繰り返し文章を書く以外に方法はありません。これは絶対条件です。
 が、効率を求めるなら、それにプラスアルファすること。

 「習う」
 先生を見つけることです。
 書いた文章の問題点を指摘してくれる他人を見つけることです。
 自分一人でできることには限界がありますから、間違ったまま慣れてしまう危険性があります。

 「習う」だけでは決して問題は解決しませんが、無視できるほど軽いものでもありません。
 そして「慣れる」は絶対条件。

 習いながら慣れろ。


銘人さんからの意見
 とりあえず、小説を100冊ほど読んでみたらどうでしょうか?

 文章力をあげるという点でなら、ライトノベル以外の小説をオススメします 。
 が、そうするとライトノベルらしさのない文体になってしまう可能性もあります。
 そこらへんは、ご自身で調整するなり、またライトノベルもあいだに挟んで、
 100冊の小説を読むことをオススメします。

 僕自身、文章力がありませんでした。
 いえ、いまでもそれほど大した文章力はないかもしれません。
 しかし、がんばって100冊小説を読もう! と毎日読みつづけたことがあります。
 社会人の身ですので、生活時間は学生さんにくらべて少なかったりしましたが、
 睡眠時間を削りまくって読み漁りました。

 これが効果抜群、100冊読み終えてから小説を書き始めたら、
 ぐんぐん小説が書けるようになりました。


 以前の自分とはくらべものにならないほど文章力、構成力などなど、
 小説を書くために必要なものが身につきました。

 ただ、本当に小説を書けるようになりたければ、
 このスレッドに書き込んでくれた人たちの意見を、実行できる人じゃないとダメですね。
 悩んでいて、だれかに相談して、はい終わり――という人がたくさんいると思うんですよね。

 100冊読んでから……とまでは言いません。それでも、いまよりもたくさん読んでやるぞ!
 という意気込みで、行動に移すことができたなら、いまよりも書けるようになると思います。
 それでも全然うまくならないぞ、というなら、もっと努力すればいいだけの話なんです。

 なにより必要なのは、小説を読むことでも、文章を書くことでもなく、アナタの努力だと思います。

 がんばってください。


みくにさんからの意見
 読んで読んで書く。
 書いて書いて読む。

 知識も増えます。

 あと、自分の文章や本の文章を声に出して読むことで、
 前後の文脈のリズムをとるのも上達方法だと思います。


 特にテンポのよい詩なんかは参考になるかと。


渓谷さんからの意見
 こんにちは。渓谷です。
 「文章が上手く書けない」とは、「いいプロットが作れない」と「文章技法が稚拙だ」の
 二通りに解釈できますが、今回は後者だと仮定してアドバイ スします。

 まず、プロ・アマ問わずたくさんの小説を読んでください。
 そのときに心がけるのが、「個々の表現に注目する」ことです。

 
 そして、その個々の表現に注意しつつ執筆してみてください。例えば

 彼は剣で(敵)を斬った。

 ↑と書きたいならば、

 彼の剛剣が(敵)に喰らいついた。
 彼の剣技は、さながら舞い踊る春風。

 などと書いてみてください。
(拙い例で失礼しました)
 このように文章を修飾してみれば、長く書くこともできるのではないかと 。


大盛貝塚さんからの意見
 まずは5W1Hを意識した文章を心掛けてみてはどうでしょう。
 いつ、どこで、誰が、何を、どうした。


 新聞記事や理科系のレポートでは、文章を書く際、この点に最も重点が置かれます。
 事象を正確に伝えるためです。
 この点に気をつければ、ひとまず、何について書かれているのかは伝わると思います。
 
 また、文章は長くしない方が読みやすく、伝わりやすいと思います。
 目安は、一文で長くても二行程度がいいそうです。もちろん厳密な決まりはありませんが。


 あとは句読点の打ち方に気をつける必要があります。これも決まりはありませんが、
 「ここではきものを脱いでください」といった、読んでいて詰まってしまうような文章は避けましょう。

 以上のことを意識してみてはどうでしょう。
 ただ、これはあくまで、事象を正確に伝えるための文章を意識した書き方ですので、
 このままだと多少味気ない文章になってしまうかもしれません。
 その先は書き手の感性や個性の見せ場です。
 比喩を用いたり倒置法を使ったりして、読みやすく引き込まれる、素敵な文章を作り上げてくださいね。

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