第4研究室 創作に関するQ&A 305P | トップへ戻る |
小豆の踊り子さんからの質問
 批評が恐いことってありませんか?
 
 初めまして、小豆の踊り子と申します。相談は初めてです。
 突然ですが、皆様は小説を書いているとき、
 「これって面白いのか……?」と不安になって突然何も書けなくなることって無いでしょうか?
 決して、皆様の小説が面白くないとかそういう意味ではありません。

 小豆はまだまだヒヨっ子なせいか、しょっちゅう
「これは面白くない、みんなに見せられない、見せたら馬鹿にされる、読んでくれないかもしれない」
 と勝手に妄想しては筆をバキリとやってしまいます。
(もはや病気だよお前、という突っ込みは無しの方向でお願いします 汗)
 
 長々書いてきましたが、要するに、書く前から批評が恐くて書けないのです。
 批評を恐れてちゃ何も出来ないのは分かっているのですが……。

 皆様もこうなった経験等あれば、打開法、心の持ちようを伝授してください。
 馬鹿丸出しのスレッドで申し訳ありませんでした。言葉遣い等失礼がありましたらお知らせください。


●答え●

御鏡九十九さんからの意見
 それは正常だと思います。
 私も三日に一度くらいはそんな感じになりますし、そもそも悩まずに書いた作品が面白いとも思えません。

 けれど私が本当に怖いのは批評されない事ですね。
 完全スルーほど恐ろしいものはありません。

 それに比べれば批評されて「こう直した方がいい」と指摘される事がどれほどありがたい事か。
 そう考えてみてはいかがでしょうか。


アシュさんからの意見
 良い事だと思いますよ。
 妄想が強いのも、自分に自信が無いのも、書き手としては必要な才能?かもしれないです。

 変な自信持った人が垂れ流したような作品より、批評を恐れた人が
 「よし、どうにか人前に出せるだろう」という作品を書けた時、
 そういう作品は結構よくできていたりするものです。


 だからそのまま頑張って下さい……といいたいですが「書けない」はまずいですね。
 そこまで心配する事はありません。
 とりあえず、自分の中で80%くらい仕上がった作品を、まず鍛錬室で発表するのも手です。
 あそこは、批評を恐れるというよりも、批評して下さいという所ですし、むしろ気が楽かもしれません。
 その名のとおり鍛錬する場所であり、
 ムキムキマッチョの武装がっちりの人が入っていく部屋でもありません。
 みな、それぞれ「ここは違うかもしれないな」と思いつつ、批評を受けています。


 て言ってる私は、鍛錬室に出した事無いけど…。
 私がもはや病気だよ!


幻想魔術師さんからの意見
 こんにちは。幻想魔術師です。
 
 そうですね。一度、底を鍛錬投稿室で見てみるのも一興かもしれません。怖いものがなくなります。
 完全スル−とマイナス百点以上ほど怖いものは無いです。荒らしは気にしたら負けですし。
 ……書けないときはほかの人の作品を読むといいですよ。
 実力もついて、ほかの人から批評を貰える可能性が増えて、一石二鳥です。
 参考になるかどうかはわかりませんが、これで……


慮さんからの意見
 書く前から怖がっていては何も書けませんよ。
 書いた後で発表するか悩めばいいではないですか。

 『これなら自信をもって公開できる』と思えるなら発表すればいいし、
 『こんなの恥ずかしくて公開できない』と思うなら発表しなければいいのですよ。
 『書いたら必ず発表』って決まりはないんですから、
 発表するかどうかは作品が完成してから悩めばいいと思いますよ。


幼女さんからの意見
 はじめまして。

 それは、批評が怖いのではありませんです。
 酷評をされて自分が傷つくのを怖がっているのです、臆病さんでありますね。

 自分が傷つきたくないから、作品を書かない。作品を書かなければ酷評されることも責められることもない。
 でも、作品を書かなければ上達しないんです。

 
 小豆さんは、上達するのと自分を傷つけられるのとをどっちを選びますでしょうか。
 でもま、上達しなければいつまでたっても同じなので、
 同じように悩みを抱えて生きることになりますですけど。
 それが嫌なら創作をやめるしかないですの。

 度胸を持って、自分の意に反する批評には中指突き上げてやりましょう……
 もちろん、自分のためを思って書いてくれてる批評なのか、
 単に自己満足で酷評しているものかを自分で判断してくださいね。
 天は自らを助ける物を助く。結局自分自身の心構えであります。


黒尻尾の堕猫さんからの意見
 通りすがりの野良猫です。
 オイラなりの答えを残します。

 そりゃ、怖いですよ! オイラだって、ビビリまくりです!!

 でも、怖いと感じる感受性は大事にしてください。
 それは周囲を感じ取ろうとする心、色んな事を自分に置き換えて考えられる知性があると言う事です。


 言い方を変えればネガティブなインスピレーションです。

 でも、インスピレーションは大切なのです。アイディアの源泉です。
 その辺が感じられなくなったら、創作も単なる作業という域まで達したのか、
 或いは救いようのない鈍感な感性におちてしまたのか……。

 どっちにせよ、そうなったらオイラは物書きとしては面白くなくなったと思います。
 
 それでも、ご自身で面白いというアイディアは有るんですよね?
 誰かに読んで感想を聞かせて欲しい物語があるんですよね?
 インスピレーション自体には明暗も何もありません。
 閃いた何かに楽しくなったり不安になったり、後から何かを付け足しているだけです。

 どうか、ご自身で面白いと思った物を書いてください。
 そして書き上がったら、あとは踏ん切りをつけて発表するだけ。
 こればっかりは、それしか言えません。

 なんなら毎回ハンドル変えても良いですし、IPだってごまかす方法は幾らでもあります。
(オイラは、ちょっとこの場では名前が売れてしまったみたいで、以前このハンドルのまま投稿したら、
 こっちでコメントして貰ったので読んでみましたとの感想の書き込みを頂いた事があります。
 まあ、それはそれで嬉しいのですが、オイラはそれ以来、この名前での書き込みはやめて、
 IPも偽装して投稿するようにしています。
 これは個人的な我が儘ですが、評価はフラットな状態で頂きたいですから。)

 勿論、IPを変えて悪さするのはNGです。

 でも、IPを変えてもハンドルを変えても、本人が真摯な気持ちで投稿していれば、
 本人さえちゃんと何を投稿したかを知っていれば、その作品や発言にちゃんと責任を負えれば良いので、
 そう言う方法もありかとおもいます。
(ただ、オイラは毎回変えているので固定のファンも、固定の嫌がらせ追っかけも付きませんw
 毎回初めましてですw ネットウォッチしている方はごめんねw)

 兎にも角にも頑張ってください。

                         ではでは


迷夢 翼さんからの意見
 怖いですよね。わかりますよ、その気持ち。
 こんにちは。名乗るのが遅くなってしまいました、迷夢です。

 私の場合、発表したらしばらくの間批評が怖くて、胃潰瘍になります。
 もともと胃が弱いので避けられない道であります。(泣
 まぁ、そんなことはどうでも良いのですがね、

 とりあえず"書き上げること"が一番の目標にすると良いでしょう。

 書き上げて「面白いのか?」と悩むのであれば、「何が面白くないのか?」と追求することです。
 それに「面白いのか?」と言う答えは、批評の中で確実に見つかります。
 初めから"面白い"小説を書こうとしなくてもいいんです。
 
 「こうすればいいと思う」という批評を聞いて、段々面白い小説を書けば良いのです。

 なんか偉そうに書き綴ってしまって申し訳御座いません。
(って言うより的外れなこと書いていたらすいません)
 貴方様にとって良い答えが見つかることを祈りつつ。
 時々現れる迷夢でした。


アクアマリンさんからの意見
 こんばんは。アクアマリンと申します。

 私も、批評が恐くないといったら嘘になります。
 もともと些細なことを気にしたり、ちょっとした言葉に傷ついたりするたちなので、
 ここに投稿する際には次に述べるような考えが必要でした。

 私なりに考えた打開法は、投稿する前から「どんな批評も冷静に受け止めよう」と決めてしまうことです。

・酷評を書かれても、相手が自分を恨んでいるわけではない。
・むしろ自分のために、親切で書いてくださっている。
・失敗は成功のもと、この批評を糧にしてまた頑張ればいい。

 などと、自分に言い聞かせます。
 ありふれた意見かもしれませんが、「上達したい気持ち」と「冷静さ」を盾にして、
 批評を受けとめていけばいいと思います。

 創作どうぞ頑張ってくださいね。お邪魔しました。


留巳さんからの意見
 こんばんは。留巳です。
 批評されるのは怖いです。
 
 その怖さを乗り越え、投稿したあとのスルーはもっと怖いです。
 
 私は、ここの批評・添削用掲示板に二回投稿したことがあります。
 その一回目に全然レスがつかなくって……。
 
 マザー・テレサの「愛の反対は憎しみではなく、無関心」
 という言葉を何となく思い出していた六日後、レスがつきました。
 嬉しかったです。

> 小豆はまだまだヒヨっ子なせいか、しょっちゅう
「これは面白くない、みんなに見せられない、見せたら馬鹿にされる、読んでくれないかもしれない」
 と勝手に妄想しては筆をバキリとやってしまいます。


 これは他人の批評を前提とした考えですよね。
 最初に作品を批評するのは自分だと思います。
 まずは「他の人に作品を見せる」ということを考えずに執筆してみてはどうでしょうか?
 人の好み、思想はいろいろです。
 世界中の人が全員、「面白い」という話を書ける人なんていないでしょう。

>  長々書いてきましたが、要するに、書く前から批評が恐くて書けないのです。
 批評を恐れてちゃ何も出来ないのは分かっているのですが……。


 批評は助言です。怖いけど、助けになる言葉です。
 自分の考えでは思いつかないことを教えてもらえますよ。
 書かなければ、作品に対する助言はもらえません。

>  皆様もこうなった経験等あれば、打開法、心の持ちようを伝授してください。

 かなりの酷評をもらったら「人の好みは十人十色」と思うことにしています。(現実逃避ともいう)
 とりあえず、気楽にいきましょう。

 以上です。
 参考になれば幸いです。


和風さんからの意見
 最初投稿してから4回……毎回怖いです。
 怖いからこそ、穴の無いように、悩んで見直してます。一応、アレでも。
 それでもまだ底を見てないし、完スルーも未体験なので良い方なのでしょうが。

 そんな訳でいつも批評を見る前は「自分はM」だと言い聞かせながら見ます。
 Mなら痛くない。むしろ気持ち良いはずだ……僕の方が病気だな(笑


粗さんからの意見
 今日も自作を切り捨て筆を折りました。粗といいます。

 一番怖いのは批評ではなく、自分だけの評価でその作品を発表前に切り捨ててしまうことです。

 捨ててしまえばその作品は死んだも同じです。
 もし少しでもその作品に愛着があるのなら投稿されてみてはいかがでしょうか?
 生き残るかもしれないし、或いは皆で合掌かもしれません。(後者は無いでしょうけど)^^;

 考えるより実行あるのみです。頑張ってください。


エターナルさんからの意見
 はじめまして、エターナルと言います。

 ここ投稿をしていたのは一年前(鍛練と名前が変わって無かった時代)以降滞ってますが、
 自分はまず他人に納得して貰えるか不安な表現を必ず作品に練り混みます。
 当然、適当にでは無く自分の中ではしっくり来るまで推敲します。

 そして、投稿前に何名かの作品に感想を書きます。
 そこで、他人の作品に対して客観的に見た感じで最後のチェックを行い、
 その上にこれから投稿する自分の作品に責任を持たせます。

 それで、点数やコメントがいくら悪くても自分の中では目一杯だから納得がいくようになりますし、
 突っ込まれる事を前提に考えてましたのでそれほどショックは無かったです。

 やはり、学校のテストの答案のように予習(研究)見直し(推敲)を納得ゆくまですることが、
 一番じゃないでしょうか?
 小説に満点はありませんから、自分の中の合格点を目指す以上の気持ちで望めば、
 思いがけない事態(荒らしなど)を除けば次に繋がるかと思います。

 貪欲に行きましょう!


遥風彼方さんからの意見
 PC大破、復旧の目処が立たなくて涙目な遥風です。おはようございます。

 確かに怖いっちゃ怖いですが、投稿前の怖いなんて感情、
 実際に投稿してもらう酷評による恥ずかしさと比べたら屁みたいなもんです。


 詳しく本気で批評されて、気付かなかった粗とか整合性の無さとか指摘されまくると、
 恥ずかしくて正面向いて読めなくなります。
 三行読んでは床で悶え、五行読んでは自分を殴る。
 一度これを体験すると、感想程度なら「ああ失敗したなぁ、次は気をつけないと」
 などと気楽に受け止められるようになります。

 まぁ、投稿前の怖さってどれだけその作品に本気で取り組んだか、
 だと思うのでそれほど頑張った作品なら自分の中で完結するのはもったいないですよ。
 読んでもらうために書いたのなら、読んでもらうためにもう少し頑張りましょうよ。

 ではでは、失礼します。


蔵神紫苑さんからの意見
 こちらこそ初めまして、蔵神と申します。

>  突然ですが、皆様は小説を書いているとき、
 「これって面白いのか……?」と不安になって突然何もかけなくなることって無いでしょうか?

 
 あります。何も書けなくなるかどうかはともかくとして
 「これ読者から見れば糞作品じゃね?」なんて思うことはしょっちゅうです。
 と言うかこの類の事は物書きにとってはあって当然かと。

 もしこんなのが一切起こらずに「俺は名作が書けるんだ!」とかな人がいたら、
 それこそただの自信過剰ですしね(ましてやアマチュアなら)


>  小豆はまだまだヒヨっ子なせいか、しょっちゅう「これは面白くない、みんなに見せられない、
 見せたら馬鹿にされる、読んでくれないかもしれない」と勝手に妄想しては筆をバキリとやってしまいます

 
 これも上記同様です。「恐怖」は全て人間が持っています。(小説家でなくてもね)
 俺自身もまだこの道に入って1年半の超初心者です。
 「相手から見たら面白くないかもしれない。批評依頼したらもの凄い酷評もらうかもしれない」
 こんな怖さはいつものことです。
 ですがそんなこと考えて書くのを止めるとか批評をしてもらわないとかしたら、
 いつまで経っても上達しません。当たり前のことです。
 
 それに俺は「見せたら馬鹿にされる」は悪いことではない、逆にいいことだと思っています。
 これはプロもそうですが、特にアマチュアの人に言えることです。
 と言うのも、酷評されたのならその酷評された部分が自分の未熟点だとわかります。
 ですからそこを改善して、自分をさらに上に進めるための糧とできます。
 自分の力量を知ることも出来ますし、何より小説作法の本を読むことよりもよっぽど肥やしになります。
 「経験に勝る知識無し」ってどっかで聞きましたがこれがまさしくそれです。

>  皆様もこうなった経験等あれば、打開法、心の持ちようを伝授してください。

 やっぱり上記同様。
 酷評されるのは確かにつらいですが「なるほどここが俺に弱点か」とか
 「ありがとう、改善点が見つかった」などと前向きに考えていますね。
 
 ちょっと偉そうになってしまったかもしれませんが、参考になれば幸いです。


蒼波菜月さんからの意見
 解決しているようですが、すごく共感できるスレッドでしたのでレスを付けさせていただきます。
 スルーして下さって構いません。

 正直に言いますと、私は批評が怖いです。
 私は執筆歴が実質二カ月満たないので、ことさらに。

> 突然ですが、皆様は小説を書いているとき、
 「これって面白いのか……?」と不安になって突然何もかけなくなることって無いでしょうか?

 
 あります。しょっちゅうです。書いている時はとても楽しいのですが、
 不意に不安がよぎり筆が止まる事なぞザラにあります。

 一生懸命書いたものが、『つまらない』と言われると悲しい。
 当然の感情でしょう?

 
 私は、『批評を肥やしに』というポジティブ変換まで、だいぶ時間がかかります。
 批評を読んだ時点ではショックが勝ってしまって、冷静になるまで筆は握れません。
 平常心を取り戻してから、ああなるほどな、と納得できます。
 そこから先は何故こんな作品を批評させてしまったのだろう、という申し訳なさと恥で悶絶しますが(笑)

 一つ言えるのは、『批評をしてもらえるだけでも、ありがたい』ということです。
 スルーほど怖いものはありません。


 克服すべき欠点を明示してくれる、超えるべきハードルを立ててもらえる、これがありがたいのです。
 批評を糧とすれば、また一つ上達すると信じましょう。

> 皆様もこうなった経験等あれば、打開法、心の持ちようを伝授してください。
 
 自分に及第点を出せるまで、じっくり煮詰め推敲する。
 そうすれば、『自分の実力を出し切った、それで駄目なら仕方ない』と、
 酷評が来ても冷静でいられます。


 意味不明な日本語ですみません。
 では、失礼いたします。


馬やんさんからの意見
 こんにちは。馬やんと申します。
 第4研究室を見てやってまいりました。

 皆さんが仰るとおり、批評はやっぱり怖いですね。
 誰しもそうだと思います。そうでなければ成長が望めない気がします。

 「おもしろいのか?」と自分で疑問を持つ余地があるうちは、
 果たしてその作品はおもしろいのか?と私は言いたいです。

 きっとまだまだ面白くできるはずなんです。
 それを自分で感じているから迷いが生じるのではないでしょうか。
 文句をつけられるのがわかっていて作品を見せびらかすようなまねは、
 読み手にしてみれば、粗を指摘して「やっぱりそうですか」と返されると
 「じゃあ読ませる前に直せよ」って話ですし。
 正直、逃げ口上にしか聞こえません。作品と向き合っていないいい証拠だと思いますね。

 なので、批評をいただくなら最低でも、
 自分では文句のつけようがないくらいの自信作が書けた時でいいと思います。


 そうでなければ、場合によっては芽が枯れてしまうこともあるかもしれないと最近思います。
 自分が書いていておもしろくないと思うものは人様でもおもしろくないということは確かです。
 自分でわかっていることを人様に指摘されると余計に凹みますでしょ?
 自分でわかっている粗はやはり埋めてからでないと、読者もうんざりしますから。

 自分が自信を持っている作品というのは、読んでもらうことへの恐れがありません。
 むしろ読んでくれ、です。
 文句をつけられたら唇こそ尖るものの、時間が経てば冷静に受け止められますよ。
 受け止められた時が成長した時といいますか。
 だからそれまでせいぜい悶えてくださいとしか言えません……ね。
 物事を受け止めるというのはとにかく、覚悟と時間がかかるものなんですよ。焦らない焦らない。

 これは私の経験ですが、「面白かったよ」の一言は逆に要注意です。
 
 初めて書いた新人賞用の短編があったのですが、
 当時、私が小説を書いていることに興味を持ってくれた知り合いがいて読んでもらったら
 「うん。面白かったよ」の一言で返されました。

 嬉しかったんですが、投稿の結果は散々で、
 今読み返せばゴミと言われても仕方ない、悪い見本のような出来でした。
 あの時、何を思ってこんなものを「面白い」と言ってくれたのかを考えると笑っちゃいますね。
 それが分かるのも、当時よりは自分が成長しているからだと実感できます。

 批評に臨むなら、褒め言葉は毒だと思うくらいの気持ちで。
 あまり役に立たないお話ですが、少しでも筆の足しになればと思います。それでは。


黒外套さんからの意見
 はじめまして。黒外套といいます。
 私が思うことをつらつらと。

> 突然ですが、皆様は小説を書いているとき、
 「これって面白いのか……?」と不安になって突然何もかけなくなることって無いでしょうか?


 気付けてラッキーと考えればどうでしょうか?

 または、書いている間に価値観が変る=>自分が変化(成長)していると考えるとか。
 あえてその過程を紙に書いて、自分がどう変化したのか観察するのもいいですし。

> 小豆はまだまだヒヨっ子なせいか、しょっちゅう
 「これは面白くない、みんなに見せられない、見せたら馬鹿にされる、読んでくれないかもしれない」
 と勝手に妄想しては筆をバキリとやってしまいます。


 逆に考えて、批評されるつもりで投げかけてみるのも手かもです。
 まず、自分の考えを伝えないと相手は意見すらくれませんし。
 勉強させてもらう意味で、出してみてはどうでしょう?
 
 ひよっこという自負があるのであれば、世間様に甘えさせてもらうのもいいと思いますよ?
 一人で成長するのはすごくしんどいですし。
 甘えすぎるとだめだめですが(苦笑)
 まぁ、粗相がない程度であればよいのでは?
 と思います。


1029さんからの意見
 さて、完全な俺的意見を載せようかな。

 正直言って、完璧な作品なんてあるわけが無い。

 だからこそ鍛錬室があるわけで、ここがあるわけです。
 重要なのは、他人に読んでもらうというその行為。そして、その反応。
 前までは紙文化の宿命として不特定多数の人には読まれなかったのに、
 インターネットでは簡単に発表することができます。
 
 なぜこのチャンスに乗らないのですか?
 乗ってしまえば批判がこようと、酷評がこようと、
 意見がもらえたわけなので少しでも糧になっているはずです。
 従来の方法の数十倍、いやもっとの効率なんですよ?

 自分の中で面白くないと思った作品の大体は面白くは無いです。
 しかし、明らかにマニア向けに作った作品なら別です。
 広いこのネット社会。そういったマニアの方々は少なからずいるでしょう。
 そういった人たちの感想や話も糧になるはずです。
 
 それにですが、面白くないという基準よりも読めるか読めないかの基準の方が重要な気がします。
 だって人の趣味嗜好は千差万別。

 自分は執事系の作品はダメですが、世の中ではハヤテのごとく! が人気です。

 感想や批評によってダメージを受けるのは自分の心。確かに痛いことを叩かれるとそりゃ痛いですよ。
 でも、それで自分の痛いところがわかったじゃないですか。
 弱点は見せなければ弱点になることは無いんです。
 
 あとは弱点をどう強くするかでは?

 はじめからここの鍛錬室で100点を取るような人はまれにしかいないんです。
 自分だって全くもって100点には到達したことさえ無いです。
 批評が怖いとか、なんだろう。やっぱり被害妄想だよね。感想人はあくまでも教師。
 
 別にあなたを個人的にしごきたいからとか、
 そういった理由で酷評をしていないということをわかってください。
 中にはそういう人もいるかもしれませんが、そういう人は仕方が無いのでほうっておいてしまっていいです。
 あなたにがんばって欲しいから感想を書くわけです。
 興味の無い作品には感想は書きません(あくまで自分はですが)。

 一度でいいんです。発表してしまえば事足ります。あとは流れに身を任せる。
 どこへ向かうかなんて誰も知らないんですから。

 あぁー。かなり乱れた感がある。けど、とりあえずこれで。


きらきらぼしさんからの意見
 はじめまして。きらきらぼしと申します。
 ラ研に来て既に7ヶ月、投稿数はたぶん30を超えている私ですが、
 「おしっ」と投稿して満足している時間は、未だに15秒ぐらいです。
 その後、皆様の批評をドキドキしながら待っている状態です。それこそドキドキしすぎて倒れそうです。

 ですが、どなたかもおっしゃってますが、
 「読まれない、感想もない、むしろ酷評する値もない」
 これが一番怖いです、悲しいです、寂しいです。

 
 批評は自分の全く気づかなかった部分や視点などを気づかせていただいて、目から鱗の事が多いです。
 むろん面白いと言われるのが一番ですが、長い評価などいただくと、酷評でも凄く嬉しいです。
 ……という境地になるまで頑張って下さい(笑)


人形使いさんからの意見
 完全に出遅れていますが、ぜひ返信したいと思ったので書き込ませていただきます、人形使いと申します。

> 「これって面白いのか……?」と不安になって突然何もかけなくなることって無いでしょうか?

 真摯に小説に取り組んでいる人で、そう感じたことが一度もない人っていないんじゃないですか?
 無論僕もそうです。というか今まさにそうです。
 自分で読み直して「ここ、絶対突っ込まれるぞ……」な具合に。

 まず、何の根拠もなく「俺の小説は絶対に面白い!」と思い込まなかった自分を認めてあげましょうよ。
 そういう風に感じるのは、あなたが小説に真摯に取り組もうとしているからだと思いますよ。


>こうなった経験等あれば、打開法、心の持ちようを伝授してください。

 まず、「不安になって突然何もかけなく」なる理由を考えてみましょう。
 
 そういう風に不安になるのは、自分の小説にどこか足りないところ、
 不十分なところがあると感じたからですよね? それが何かを掘り出して明確化しましょう。
 上達に直結しますし、問題点が具体的になりますので、
 「漠然とした不安」を「明確な解決目標」に切り替えることができます。

 また批評に関してですが、上達したいのなら他者からの批評は必須ですし、
 自分の作品を見てもらいたいという要求に対する当然のリスクです。
 厳しい言い方をすれば、批判を受け入れられない人間に発展はありえません。
 100円の品物が欲しいなら100円払うのと同じレベルの話です。
 
 ……とはいえ、やはり酷評を食らったらどうしようという思いはあると思います。
 でも、最低限の小説作法を守っていればそうそう酷いことは言われないものです。
 なぜなら批評する側も礼儀を心得ていますので、
 「最低限の文章作法を守っている」=この人は真摯に小説を書いている、
 こっちも誠意を持って批評しなければ、と判断するからです。
 ちゃんと書こうとしてる人にはこっちもちゃんとしないと。
 
 僕の経験上、こういった小説投稿サイトで極端な低得点や酷評のある作品は、
 作品の巧拙よりもむしろ作者の態度に問題がある場合がほとんどです。


 具体的な例を挙げると、

(1)筆者が最低限の文章作法を守っていない
・太郎「今日もいい天気だなあ」
 上記のようにキャラの台詞の前にキャラ名を書いている
・起承転結がない=話が完結していない
・第三者が意味を読み取れないetc.
 読者はこういう作品は真剣に書こうとしていないと判断します

(2)あとがき等で盛んに自分が初心者であることを書き、
 それを理由に批評をぬるめにしてくれるようアピールする

(3)あとがき等での読者を挑発するような物言い


 以上のようなものを見かけました。
 逆に作品は拙くても上記のようなことがなければ、きちんと批評してもらえます。
 もらった批評が指摘ばっかりでも、その作品には指摘するだけの下地があると判断されたということです。
 つまらない作品、態度の悪い作者には指摘さえも入りません。

 批評の受け取り方についても一つ。
 批評は感情ではなく理性で受け取りましょう。


 厳しい言い方をされたからって馬鹿正直に真正面から受け止めることはありません。
 厳しい言い方をされたときほど、感情的なダメージを軽減するために、
 その批評の言わんとするところ「だけ」を正確に読み出して吸収する必要があります。
 小説を読むときに文脈を正確に把握するのと同じやり方です。

 また、あなたに向けられた批評全てが妥当なものである保証はありません。

 ただの罵詈雑言レベルのものも混じって可能性があります。
 妥当で利用可能なものとそうでないものを、
 自分の責任で選別する能力を身に付けるのも必要だと思います。

 そしてもう一つ注意して欲しいのが「誉め言葉」です。
 優れた作品は当然賞賛され誉め言葉をもらえる訳ですが、この誉め言葉というのが非常にやっかいです。
 誉め言葉をもらえればそりゃあ嬉しいですよ。
 でも、そればっかりじゃいけませんよね。批判もちゃんと聞かないと。

 ところが中には、誉め言葉をもらうために小説を書くようになる、
 さらに言うなら誉め言葉をくれる場所でしか作品を発表できなくなるケースがあります。
 小説という場ではないんですが、僕の身近で、他者からの批判を認められず、
 自分に確実の誉め言葉だけをくれる=馴れ合えるごく限られたグループ内にしかいられなくなった
 例があります。

 哀れの一言に尽きます。
 誉める人にも色んなタイプがいて、ちゃんと作品を分析したうえで的確に誉めてくれる人もいれば、
 自分が気持ちよくなりたいために無根拠に手放しで誉める人もいます。
 僕が誉め言葉を注意すべきだと言った理由がここにあります。

 根拠・正当性のある批判は受け入れづらいけれど正しいです。
 根拠・正当性のない批判は当然罵詈雑言も同然として選別眼のある作者によって排除されますし、
 まわりもそれを「悪いこと」と認識します。
 根拠・正当性のある誉め言葉はありがたいし、正しく、聞く価値のあるものです。

 ところが、根拠・正統性のない誉め言葉は極めて受け入れやすく、
 誰にでもできて、周りもそれを「悪いこと」だと認識しませんが、前述した通り非常に危険です。
 批評も誉め言葉も、冷静に選別して下さい。

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