第4研究室 創作に関するQ&A 345P | トップへ戻る |
水面さんからの質問 2008年
 展開の広げ方

 はじめまして、リナと言います。
 小説を書いてまだ2ヶ月くらいの未熟者です。
 私はプロットを作っていていつも行き詰まってしまうところがあります。

 展開、です。

 私はファンタジーを書いています。
 登場人物の目的や動機、敵キャラまで念入りに考えて、
 やっとキャラは固定してきたのに展開がどうしても上手くいきません。

 主人公が目的に向かって行動しようとしても、どこか違和感を感じます。
 創作掲示板などを見てもどうしても解決しません。
 そこで皆様はどうやって展開を広げていますか?
 それと、展開を上手く広げられる練習法というのもあるのでしょうか?

 アドバイスをお願いします。


●答え●

千里さんからの意見
 こちらこそはじめまして、千里です。私もプロットは苦手なのですが
 ……でき る限りの範囲で答えさせていただきますね。

 リナさんの言う違和感というものがどういうものかはっきりしない以上、
 見当違いな答えになるかもしれませんが……。
 展開というのは主人公が目的にたどり着くまでに何をするか、ということでよろしかったでしょうか?
 主人公の目的と動機……特に動機まであるのに展開が上手くいかないということですが。

 まず、本当に設定と世界観、目的のありとあらゆる全てに、
 致命的な矛盾がないかもう一度調べてみましょう。
 次に、設定の中であまり必要のない無駄な設定はありませんか?

 
 私も一度長編を書こうとして、無駄に設定を広げすぎてしまったことがあります。
 いらない設定というのは思ったよりも重くて、あまり使わなかった設定をそぎ落として、
 すっきりさせることによって、上手く話をすすめることができました。
 あまり使わない設定には、何かしらの理由があるはずです。
 他の既存のアイディアで代用できないか考えてみてはいかがでしょうか。

 ここまでのこと全てをやってもダメなら、もういっそのこと書き直してみることをオススメします。
 もしかすると、リナさんは自分で決めたプロットで自分をがんじがらめにしているのかもしれません。
 プロットにはある程度の余白があってもいいと思います。
 譲れない一線は多少の設定が変わっても残るはずですから、
 一度脳内のプロットを白紙に戻して、考えつくままにとりあえず書いてみるのもいいと思います。
 目的地につくための道は何本もあるはずですから、当初の予定とは違っていても、
 その中で一番いいと思った道を選んでもかまわない――むしろ、そちらの方がいいと思います。

 では、このあたりで切り上げたいと思います。
 展開はとりあえず書いていけばいやでもある程度は上達していきますから、
 今は特に心配しなくてもいいと思いますよ。
 執筆頑張ってくださいね。


マギウス あひるさんからの意見
 初めまして、あひるです。

 始めて二ヶ月なら、色々な意味でまだまだです。
 あと、プロットの時点でどうこう言える問題では無いと思います。

 まずは一度、書き上げてみましょう。
 話はそれからでも遅くありません。


 何でもかんでもきっちり決めすぎていませんか?
 ご都合主義になっていませんか?
 シーンの繋ぎ目などで手を抜いていませんか?
 書きたいところだけ、妙に細かく設定していませんか?
 主人公などに欠点はありますか?
 主人公がその手段を用いることに、違和感はありませんか?

 違和感の原因を調べ、それぞれに適した対処をしなければ、
 根本的な解決にならないかと思いますよ。



 さて、私の場合ですが。
 キャラクターを名付けた時、お話が浮かぶ場合と浮かばない場合があります。
 浮かぶなら書きます。SS風に書き下ろして粗筋として精製し、それに従って書いていきます。
 浮かばない場合は、手を出しません。まだ私に書けるお話では無いと思うのです。
 そんな訳で、私は『プロットを作らない』書き方になります。
 敢えて作りません。
 作ったところで満足して、ハイ終わりになってしまうことが度重なったということもありますし、
 キチキチにするとキャラクターが動いてくれなくなったりしますし。

 先は長いです。
 この程度でくじけたりせず、自分なりの『書き方』を見つけていくとよいでしょう。
 書き方の本も、あれはあれで参考になりますから、興味があるなら読んでみるのもいいかと。
 未熟な部分があって当たり前。
 それをいかに認識し、いかに改善していくかが大切だと思います。
 参考になれば幸です。


紅蓮爪牙さんからの意見
 こんにちは、リナさん。紅蓮爪牙と申すものです。
 なかなかに興味深い話題だったので、自分も参加させていただきますね。

 小説を書いて二ヶ月ですか……。
 マギウス あひるさんも仰っているように、まず一作書いてみることをお勧めします。


 リナさんがどの程度の長さの作品のプロットを作成しているのかがよくわからないので、
 的確なことは言えませんが……
 恐らく、ファンタジーを書いてらっしゃるということなので、長編なのでしょう。
 
 ここは一つ、レベルアップを図るためにもSS(ショートショート)を書いてはいかがでしょうか? 

 
 量が少ないから長編のように時間は掛からない。
 そして、お手軽に起承転結(展開)の練習ができる……と、
 プロットの練習にはうってつけのような気もします。

 さらに、それでも納得できないのならば、
 面倒ですがプロの作品を自分なりにプロットに分解してみましょう。

 
 個人的な観点なのですが、プロットという物は、
 作品全体を俯瞰するための地図のようなものだろ思うんです。
 ですから、お金を取って本を売っているプロの作品のプロットというのは、まさに宝の地図なわけです。
 確実に参考になると思いますよ。
 物凄く面倒ですが、まぁ上達に王道なし……ということで(笑)


 さて、この話はここまでとして……。
 一応自分も小説書き始めてからずっとファンタジーを書き続けています。
 ただ、自分の場合展開よりもキャラを固める方が苦手なので、
 リナさんのようにプロットの段階でキャラを固められるのは羨ましい限りです(笑)
 
 自分は展開を広げる際には、登場人物の持つ『事情』もしくは
 『過去』を他の登場人物の『事情』『過去』と絡めて話を展開することが多いですね。
 例えば、過去に大切な人を亡くして孤独に生きてきた『A』と、
 優しい家族と頼りになる友人に囲まれて育った『B』がいるとします。
 さて、『A』は『B』を見て――または『B』を『A』見て――どういう感情を抱くでしょうか?

 嫉妬や羨望……それが憎悪や嫌悪につながる事もあるかもしれませんね。
 そういう感情の変化を主軸に置いて物語を展開するのです。
 

 そして、登場人物の問題点を一つ一つ解決して行き、
 その中で読者の方々にキャラクターに愛着を持ってもらう。
 そして、各エピソードの中にリナさんの書いているファンタジーの
 『最終目的(魔王を倒す、世界を救う等々)』に関する伏線・情報・軽いエピソードを仕込んでおく。

 各エピソードが進行するに伴って、主人公が物語の本質に近づいていく……といった感じでしょうか。
 そして、それらのエピソードが終わってから物語を本筋一本に絞り、
 今までばら撒いてきた情報や伏線を開示しながら核心に迫っていく……こんな感じでしょうか?
 う~ん、言葉で言っても伝わりにくいですね←お前が口下手なだけだ。
 
 これだけ書いていてぶっちゃけると、たくさんの物語を書いて、
 そしてその作品を見てもらう……というのが一番なんです(笑)

 批評を素直に受け止めて、そして改善点を自分自身で見出していくのが、
 体感的にわかってよいのではないかと思います。
 では、リナさんがより良い執筆生活を遅れるように祈りながら……。


ざれさんからの意見
 どうもこんにちは。

 そうですね、多分設定作成の部分でちょっと表層的な部分しか決めてないのではないでしょうか?
 例えば、容姿とか、髪型、服装、口癖……
 それ以外にも、何に対して一番怒りを感じるのかとか、どういう夢を持っているのかとか、
 許せないことは何かとか、その主人公が嘘をつくのはどういう場合か、とか。

 そうやって造ったキャラを自分の頭の中で、好き勝手に泳がせてみる感じですね。
 私は暇な時に、そうやって遊んで作品の世界を広げようとしていますが、どうでしょうか。


山田さんからの意見
 初めまして。
 山田と申します。

 質問に具体性がないので、おそらく望む答えは出ないでしょう。

 どこで躓いているのか書いた方が良いですよ。

 「目的や動機、敵キャラ」がはっきりしているということは、何かきっかけとなる事件があって、
 敵キャラを倒そう、ということは決まっているということですよね。
 まったく違う目的で何かをしているときに敵キャラが邪魔をするのかもしれませんが。
 どちらにしろ、出だしはあるということで良いですか?

 ゴールは決まってますか?
 最後はどうなって終わるのでしょうか?


 それが決まっているかどうかでも解答は変わってくるでしょう。
 どこまで話が進んだときにどんな違和感を感じて先に進まないのか、
 ということもはっきりさせた方が良いでしょうね。
 それよりも、私としては違うことが言いたいですね。
 
 小説は展開を広げるために書くものではありません。
 週刊誌掲載の漫画と違って、話を長く続けることが良いことではないですし。
 大して展開が広がらず、冒険らしいこともあまりなく、目的のために単純な行動をし、
 敵を倒したとしても、今のあなたにはそれでもかまわないと思います。

 初めから多くのことを望むと結局書けないですから。

 ストーリーの面白さをいかにして作り上げるか、というのは、
 小説の基本的なことができるようなになってから考えても遅くはありません。
 ある程度のところで妥協しても大丈夫です。意識していることは必ずできるようになりますから。
 意識していないことはいつまでもできませんが……。

 まだ二ヶ月くらいのリナさんが考えなくてはいけないのは、ちゃんとした文章で、
 セリフや行動に矛盾のない人物を書くことや、破綻のないストーリー展開を考えることや、
 下手でもありきたりでも良いから、小説らしいものに初作品を仕上げることです。
 この中の一つをしっかりやるだけでも、初心者には大変なことです。たいていできませんよ。


 今のまま、何も広げずに、展開の収め方を考えた方がよいかと思うくらいです。
 スタートラインを間違えると修正に何年もかかります。
 初心者が一番大切にしなくてはいけないのは、作品を人に読ませるという意識です。
 その先に、満足してもらうということがあります。
 
 その先のものをいきなり手に取ろうしてもなかなかうまくはいきません。
 人に読んでもらうレベルになるまでには越えるべきハードルがたくさんあります。
 
 ですから、最初は、ちゃんとした文章で、それっぽい小説が書ければ、それで十分です。
 
 なんか、話が変わってすみません。


南志紀さんからの意見
 どうも、南です。よろしくお願いします。

 例えば掌編をいくつか作ってみるのはどうでしょうか?
 本筋と全く関係なくてもいいです。
 キャラや世界観に、本編に見えない裏地を作るのはリアリティーを引き立たせるのに有効です。
 主人公が目的に向かっても違和感があるのなら、
 その動機となる部分を掌編で書いてみればいいのでは?


閃さんからの意見
 初めまして、閃(ひらめき)と申します。
 小説を書いて二ヶ月ですか。
 僕がそのころは家にパソコンがなくて原稿用紙にきったない字で書いてました。初心を思い出します。

 作家にはブロットを作る人と作らない人がいます。
 前者の人は設計図を書いて家を建てるかんじ、
 後者の人は粘土をでんと置いてひたすらこねくりまわしながらというかんじですかね。
 僕は後者のほうで、小説を書き始めて二年間、ブロットというものを作ったことがありません。

 キャラのプロフィールを書いて、頭の中にシナリオが浮かんだら書き始めます。
 ブロットを作らない人の弱点は、キャラをしっかり固めておかないと動いてくれないことです。

 ある程度物語の筋道が決まっているのならこのキャラならこう動くだろう、
 あのキャラはこんなことしないだろう、ということを意識しながら書いてみてください。

 それでもだめならまだキャラが固まってないと思います。
 外見や性格のみでなく、その物語に対してどういう役割を果たすキャラなのか、
 立ち位置を決めてますか? 
 物語とキャラがつながってなければお気に入りのキャラもただの人形です。

 以上の二点に気をつけ、がんばってみてください。
 人形がきっと舞台の上を颯爽と動き回る役者になってくれる日がきます。

 最後に、小説家というものは小説を書いたらなれるものです。
 もちろんプロではないにしろあなたももう立派な小説家です。
 ひたすら書いて、ひたすら読んで、がんばりましょう。

 久しぶりに出てきたもので、ついはしゃいで長文、乱文になってしまいました。
 参考とちょっとの励ましになれば幸いです。 


まんぐうさんからの意見
 展開の広げ方、ですが、
 プロット段階でのものと実際に書く段階でのものとに分けて私の考えを述べさせていただきます。

 まずプロットは第一研究室にもあるとおり、ラストから逆算するのが効果的です。
 
 これは逆算することで整合性のあるプロットを立てられるからですが、
 ここで気をつけるべきなのは、ただ漫然とラストから起きるイベントを羅列していくのではなく
 「その展開にするための展開」を考えながら書くことです。
 桃太郎のプロットを立てるということで例示すると

1、鬼を退治して村の財宝を取り戻し、村は平和になる
2、「鬼を退治するために」お供と共に鬼ヶ島へ乗り込む
3、「お供と共に乗り込むために」犬、猿、雉をお供にする
4、「犬、猿、雉をお供にするために」おばあさんからきび団子をもらう

 何か恐ろしく強引な空気が漂っていますが、
 要は「その展開にするために何が必要なのか」という点を
 意識しながらプロットを作ることで整合性が出る、ということです。

 これをおろそかにしてしまうと、「何故この展開がここにあるのか」「何故この展開が必要なのか」
 という部分が分からなくなることもあるので、私はこの点に関して意識するように心がけています。

 次に実際に書く段階においてですが、リナさんは

>主人公が目的に向かって行動しようとしても、どこか違和感が感じます。

 とおっしゃっていますが、その原因は二つ考えられます。

「登場人物の人格形成を十分に行っておらず、イメージが固まりきっていない」
「作者が望む展開にするために、登場人物に対してイメージから外れた行動をさせようとしている」


 というものです。
 前者は単純に登場人物が「どういう境遇でどのように育ち、その結果どんな性格になり、
 どのような行動基準を持っているのか」という基本的な部分が固まっていないために起こるものです。
 解決するにはそれら登場人物一人ひとりの背景をしっかり決めること、ただそれだけです。

 後者の場合はイメージが完璧に固まり、自分で動くようになった登場人物を、
 作者が無理矢理に糸で操ろうとしているために起こる現象です。
 自分で動く登場人物を自分では動かない人形として扱おうとしている以上、
 違和感を感じてしまうのは当然です。
 
 つまりリナさんは主人公の行動に際して『この状況では彼はこんなことはしない』
 と感じているのではないでしょうか。

 その前提で勝手に話を進めますが、大事なのは
 『この状況で彼は本当にこのような行動に出るのか』というのを常に意識することです。
 そして答えがノーであるのなら、主人公を取り巻く状況に少し変化を与えることが必要となります。
 例えば、主人公に対してAという町に移動する理由を与える場合、
 A町に向かう親子が護衛を頼んでくる、とか。
 もしくは酒場のマスターにA町に済む友人への届け物を頼まれる、とか。
 これはとても単純な例です。

 リナさんは「目的に向かって行動しようとしても、どこか違和感がある」ということなので、
 もっと状況は複雑なのでしょう。
 具体的にどのような状況でどのような行動基準の主人公なのか分からないので何とも言えませんが、
 「その場限りの名無しの登場人物を出して、主人公に対して何かしらのアクションをさせる」
 という手法は多くの場合に共通して使えると思います。
 心理状態の変化にしても、戦いにびびっていたが小さな子供に、
 両親の仇を取ってくれと頼まれて決意する、
 など使い方次第で行動の理由はいくらでもつけることができます。

 私の場合、主人公が「無気力」「無関心」「自己中」「自堕落」という人物像になっているので、
 自発的に何かをするということはまずありえません。
 そこで「人を動かす二つのてこは、『利益』と『恐怖』である」というナポレオンの言葉に倣い、
 私は主人公が常に「利益」と「恐怖」のいずれか一方と共にあるように、
 状況を考えて物語を書いています。

 具体的には、主人公の恐れる腕っ節の強いヒロインが常に横におり、
 行動を渋る主人公に対して「首を縦に振るか、ここで死ぬか選べ」と言ってくるわけです。
 こうすることで主人公は「やりたくないけどやらざるをえない状況」に立たされることになり、
 「自堕落で無気力なやつが目的に向かって行動する」ことに違和感が生じることはなくなります。

 展開の広げ方としては以上です。
 最後に、リナさんが感じた違和感というのはとても大切なものです。
 何故なら、作者であるリナさんが違和感を感じたということは、
 読者もまたその違和感を感じるということだからです。

 私の場合、その手の違和感を感じると一気に冷めてしまい、心が現実へと引き戻されます。
 そして多くの場合、続きを読むということはしなくなります。
 違和感を見つけて、それをなくす、という行為は完成度の高さに直結していますので、
 今後も常に主人公の行動の違和感に対しては敏感になっておくといいかと思います。

 長々と偉そうに語りましたが、少しでも参考になれば幸いです。
 リナさんの物語が完成すること影ながら祈らせていただきます。


ケンタッキーさんからの意見
 どーもこんにちわケンタッキーの登場です。

 展開ですか。ここは例を挙げてみましょう。(いきなりか)

 遊戯王5D’sタイプ。
 これは2年目が、1年目にくらべて急激に視聴率が上がり、また3年目に下がったアニメです。
 むしろ最悪の一年目に比べて遊戯王アニメ史上最高の視聴率を2年目は記録していました。
 ぼくもそのころはだいすきでした。

 一年目で説明されているものとしては:
 舞台はネオドミノシティ(世界一の大都市、通称シティ。金持ちばっかり)と、
 サテライト(シティのゴミ捨て場、犯罪者や難民を主な住民とする)です。
 実は17年前にゼロ・リバースという大災害が起こり、
 元はくっついていたシティとサテライトの間に大きな裂け目ができ、
 これがサテライトを廃墟に変えたため、今の状態になった。
 治安維持局という今で言う警察隊・軍隊・制圧隊の長レックス・ゴドウィンは、
 政治の実権をこの後にぎり、サテライト住民差別化を図ったのだ。
 主人公はそんなサテライトを脱出しシティへ行く。
 なお主人公の右腕には「龍のあざ」という紋章が度々現れ、この印を持つ者はシグナーと呼ばれる。
 なおシグナーは五人いる。

 そして第二年目の新しいプロット:
 ナスカの地上絵に古代から封印されていた神々は、5000年周期で世界へ降臨、
 善と悪、光と闇の大戦を繰り広げる。
 光が赤き龍というモンスター、闇が地縛神というナスカに眠る邪神。
 赤き龍はシグナー五人の力がそろえば降臨し地縛神を倒せる。なお地縛神は7体いる。
 またそれぞれにつきダークシグナーというその力の所有者がいるが、
 どのダークシグナーも実はすでにこの世を去った者で、闇の冥界の力で蘇っている。
 どのダークシグナーもシグナーの元友であったり、仲間を殺されたりと因縁がある。

 実は二年目のあらすじはたった1話でこのゴドウィンが説明します。
 でも説明するのは二年目に入って数話かたってからです。
 つまり一番最初はだめって事ですね。
 ちなみにいうとナスカのように実在するものを題材にするといいですね。


 補足:三年目がだめな理由はプロットが文字通りないからです。
 一話一話全てが適当に「なんとか放送を続けたいだけふいんき」「埋めるだけふいんき」がある、
 一話簡潔の話なんです。あなたの小説も、こういうものはさけましょう。



アルファさんからの意見 2012/07/23
 登場人物が既に固まっているのなら「この登場人物はこういうキャラクター(性格とか個性、考えなど)なんだ」ということを伝えるイベントをどんどん考えていけば、それらのイベントが展開となるのではないでしょうか?

 例えば、よくある鈍感な主人公であれば、ヒロインに好意を寄せられても全く気付かないというイベントを書けばいいですよね?
 高飛車な登場人物であれば、その登場人物が別の登場人物を見下しているイベントを書けばいいですよね?
 このようにしてイベントを書いてくことでいつの間にか展開できているのではないでしょうか?

 テーマを読者に伝える場合もイベントを用いればいいと思います。

 「友情の素晴らしさ」というテーマでしたら、友達と協力して難問に挑み解決するとか困っているときに友達に助けられたとか、イベントによって様々なテーマをおもしろく伝えることができます。
 「友情は素晴らしいものだ」と直接書かれても説得力がなく、軽い言葉になってしまう上に、そんなものを読んでもおもしろくありません。

 イベントが出来上がってきたら、今度は物語の骨格、つまりストーリーの流れに沿って、初まりから終わりまでイベントを挟みながら書くとうまく展開できると思います。

 他人に物事を説明するときに例を用いるように、登場人物を説明するときにも例(イベント)を用いる、と考えるとわかりやすいかと思います。
 最後に、読者が楽しくすんなりと登場人物を理解できるように心掛けましょう。

萌え・美少女・美形・BLについて
その他・創作上の悩み
世界観・リアリティ・設定についての悩み
タイトル・ネーミングについての悩み
やる気・動機・スランプについての悩み
作家デビュー・作家生活・新人賞・出版業界
上達のためのトレーニング・練習法について
読者の心理・傾向について
使うと危険なネタ?
恋愛・ラブコメについての悩み
ライトノベルについて
文章・描写についての悩み
人称・視点についての悩み
推敲・見直しについての悩み
コラム(創作に役立つ資料)
批評・感想についての悩み
ネットでの作品発表の悩み
ストーリーについての悩み
冒頭・書き出しの悩み
プロットについての悩み
キャラクターについての悩み
主人公についての悩み
セリフについての悩み
オリジナリティ・著作権・感性
テーマについての悩み
二次創作についての悩み

 携帯版サイト・QRコード
  
第4研究室は小説を書く上での質問・悩みをみんなで考え、研究する場です。
質問をされたい方は、創作相談用掲示板よりお願いします。
質問に対する意見も募集します!
投稿されたい方はこちらの意見投稿用メールフォームよりどうぞ。
HOME|  第1| 第2| 第3| 第5| 鍛錬室| 高得点| CG| 一押| 資料| 掲示板|  管理人| 免責| リンク| メール|