第4研究室 創作に関するQ&A 429P | トップへ戻る |
瑞内さんからの質問
 二次創作にしか意欲が湧かない
 
 初めまして。瑞内(みずうち)といいます。
 真面目に小説を書いている方には失礼な相談かもしれませんが、よろしければ回答お願いします。

 とある作品(Aとする)の二次創作の練習をするため、
 という不純な動機で文芸部に入り小説など書き始めました。
 が、そこで初めて私がA以外の創作など何の興味も持っていなかったことに気付きました。
 自作したキャラにも世界観にも愛が持てず、どうでもいいやという酷い状態です。
 とにかく一作書き上げたのですが、
 あまりの小説としての下手さにもはや思い出したくも無いモノになってしまいました。

 そもそも、練習のために小説を創るという姿勢自体が失礼で、間違っているのではないかと思い、 
 下手でもAの二次創作をやろうと考えました。
 しかしそうすると、これも「下手すぎてもはや思い出したくも無いモノ」になりそうで怖いのです。
 大好きなAがこんなマイナスの思いに埋もれるのは避けたいです。
 
 でも、Aに対する創作意欲はあります。
 むしろ暇さえあればそのストーリーやキャラ付けなど空想しています。
 それは自作のものよりずっと好きになれる設定です。

 私はこれからどんな小説を書いたらいいんでしょうか?
 それが一次創作である場合、どうやればやる気を出せるでしょうか?

 読み返すとA大好きすぎて多少キモいですがご容赦ください……


●答え●

みつきさんからの意見
 瑞内さま、はじめまして。

>そもそも、練習のために小説を創るという姿勢自体が失礼で、間違っているのではないかと思い、

 ……そもそも、練習も何もしないで、いきなり納得できる作品が書けると思っているほうが、
 間違っているというか、失礼というか……
(^^;。
 
 野球の練習も、体力づくりも筋トレも、戦術研究もしないで、
 いきなり甲子園に行ってピッチャーをやったりフライを捕球したり、
 ヒットを打ったり出来る人はいないと思います。

>しかしそうすると、これも「下手すぎてもはや思い出したくも無いモノ」になりそうで怖いのです。
>大好きなAがこんなマイナスの思いに埋もれるのは避けたいです。


 うまく書けるようになるためには、努力するしかありませんよね。
 怖いとか避けたいとか言う前に、まず勉強すべきではないでしょうか。

 とりあえず、小説を書くためのスタンダードな勉強方法として、
 小説をまず百冊、ひたすら読むことを勧めいたします。

>私はこれからどんな小説を書いたらいいんでしょうか?

 二次創作小説を、心行くまで書けばいいのだと思いますよ。

>それが一次創作である場合、どうやればやる気を出せるでしょうか?

 やる必要がなく、やりたいとも思わないことを、嫌々やる必要は全然ないんです。

 いつか、自分のオリジナル作品を書きたくなったなら、そのときに書けばいいと思いますよ。
 やる気というものは、絶対にやらねばならない、
 必ず達成したいと思う明確な目的があるからこそ、湧いてくるものですよね。

 それではこれにて。


わむさんからの意見
 初めまして、わむと申します。
 二次創作が好きなら、好きなだけ書けば良いと思います。
 書けないものを無理して書いても挫折するだけです。

 本当に書きたくなったときに書けば良いのです。

 瑞内さんの作品が出来上がるのを楽しみにしています。
 短いですがこれで失礼します。


サイラスさんからの意見
 どうも、サイラスです。一応、二次創作経験者なので、少しお話を……

> 私はこれからどんな小説を書いたらいいんでしょうか?
> それが一次創作である場合、どうやればやる気を出せるでしょうか?

 まず、その作品(あまりにも酷い作品)ともう一度、読んで反省すべきかと思います。
 そして、その作品をダメにした責任として、きちんとしたものを書いたほうがよいかと思います。
 
 僕も、二次創作を短編ながら何本かやってみました。
 そこで痛感したのは、やはり、ある程度、設定ができているとはいえ、
 作品をくみ上げる大変さ、特に、自分のオリジナルキャラを組み込むと、
 調整が、色々大変で、説明がかなり長い駄作になりました。

 しかし、駄目にしたとしても、それをきちんと反省して、次に生かすのが、
 本当に(二次創作作家として惚れた)作品を愛することになるかと思います。

 あなたが、まず、すべきことは日常生活や色々な経験を大切にし、
 その好きな作品の良さを引き出す、そして、ゆくゆくは、
 同じ感動を与えられる一次創作小説を作ることを目指したほうがよいかと思います。
(あなたの文を読んだ感じ、多分、このようなことを目指している感じがします。)

 では。


倉城 咲さんからの意見
 はじめまして、瑞内さま。私は倉城と申します。
 二次創作から小説を書き始めたものとして、少し書いてみたいと思います。

> とある作品(Aとする)の二次創作の練習をするため、
 という不純な動機で文芸部に入り小説など書き始めました。

 
 良いと思います^^私も文芸部に所属しているのですが入部動機は不純でしたし^^;

> とにかく一作書き上げたのですが、あまりの小説としての下手さに、
 もはや思い出したくも無いモノになってしまいました。

 
 最初はみんなそういうものですよ。
 最初から上手い人も居ないわけではありませんが、基本的にみんな最初は下手糞です。
 思い出したくないような作品でも、苦労して自分の手で作り上げたこと自体は良いことですし、
 そこは自分を評価してあげましょう^^

> 私はこれからどんな小説を書いたらいいんでしょうか?
 どんな小説を書くべきか、と言われても私には答えられませんね。
 ただ、自分自身できちんと認められる小説を目指すのがいいのではないでしょうか。

> それが一次創作である場合、どうやればやる気を出せるでしょうか?
 やる気がでるかはわかりませんが、私なりの方法を紹介しますと、
 「Aという作品の世界観」だけを借りて、オリジナルの小説を作る、というのがあります。
(「A作品」のキャラクターは使わない)
 世界観は借りているわけですので、その点では二次創作になります。
 ですが、キャラクターを借りないで、自作のキャラクターを入れてみることで、
 一部ではありますが一時創作ぽくします。
 こうすることで、一時創作にも少し興味が持てるのではないかな、と思います。
 …お役に立てそうにありませんが;

 瑞内さまの納得のいくような作品が仕上がりますように願っています。
 それでは。


ひすいさんからの意見
 どうも、ひすいと申します。

 下手なコピーを見て改めてオリジナルの凄さを実感出来るんじゃないか、私はそう思いますよ。
 一度、思い切って書いてみては如何でしょう。
 プロでないのですから、拙いのは当たり前。

 しかし、自分の拙さを盾に隠れているだけでは、何も解決しません。
 たとえ一度下手な作品が出来てしまっても、それを糧に次に生かして作品を作り続ければ、
 いつかは納得の出来る作品が出来ると思うのです。
 というより、もっと創作を楽しみましょうよ。

 何と言うか、今の瑞内さんは、Aの作品を汚さないよう、
 良い作品を作らなければならないという気持ちばかりで、
 創作を楽しみ切れていないような感じがします。


 ストーリーを考えたりすることを自然のうちにやってしまうのは、
 それが自分にとって楽しいと思えるからです。
 それなら、あとはそれを小説という形にすることも楽しみながらやりましょうよ。
 「Aの二次創作」ではなく、「創作すること」自体を楽しい、
 好きと思えるようになれば、きっと一次創作のやる気も出てくると思いますよ。

 では。


Hitoさんからの意見
 二次書きです。
 ぶっちゃけ、二次は妄想の暴走した自己満足のシロモノでいいと思ってます。

 ただ、どうしても字書きとしてのクオリティを上げたいなら、
 同族にも向上心の高い字書きさんはきっといるはずなので、そういう人と切磋琢磨してはどうでしょうか。
 ファンサイトなどで良質だと思える字書きさんに果敢にアタックして、「弟子入り」しちゃうとか。


悠菜さんからの意見
 私も2次小説が好きで、ひたすら2次小説を書いていました。
 当時の私は今よりもっと文才が無く、今見返すと目を塞ぎたくなるよう な代物です

 ですが、瑞内さんのようにマイナス思考に溺れるということはありませんでした
 そのマンガに登場するオリキャラが本当に好きなのです。

 私にとってオリキャラは、憧れのような存在です。
 名前・口調・性格なども変わっていますが、憧れているのは変わりありません。
 今では、そのキャラ達を主人公にした1次小説も書いてます。

 とりあえず私が言いたいのは、そのキャラクターをこよなく愛することです。
 そうすれば、キャラが一番輝く世界観が作れると思います。

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