第4研究室 創作に関するQ&A 445P | トップへ戻る |
ディンゴさんからの質問
 スランプ時のやる気の出し方
 
 初めまして。ラノベ作家を目指してるディンゴと言う者です。

 一応『モチベーション(やる気・動機)・スランプについての悩み』には全て目を通した上で、
 いまひとつ自分の中で解決に繋がらなかったので投稿しようと思いました。

 僕の場合、これはよく読書後に多いんですが、走っても走ってもゴールが見えてこないような、
 常に目の前に壁が立ちふさがっているような、そんな感覚に見舞われて、
 書く事が出来なくなってしまいます。

 そして、執筆中、あるいは読書中に、まるでそれが自分の限界だと言い放たれたような、
 途方も無い無念さを感じてしまいます。

 端的に言ってしまえば、ただの自信喪失なんだと思います。
 自分はどれだけ勉強しても、どれだけ書いても、絶対にプロにはなれない。
 そんなネガティブな考え方が、スランプに陥る原因なんだと思います。

 僕の中で、そんな時は、自分の書いた作品を印刷し、一週間ぐらい見ない触らない考えないを貫いて、
 一週間後に読んで加筆・誤字脱字の修正をして「良し、やるぞ」って気持ちを高ぶらせているんですが、
 それでもしばらくすると同じようなスランプに陥ってしまいます。

 皆さんは、スランプに陥って自信喪失したとき、どんな風にモチベーションを上げてますか?
 と言うか、自分の作品に自信が持てなくなった時、どう対処していますか?

 同じような経験を現在進行形でされている方、それを乗り越えた方、宜しければアドバイスください。

 乱文長文失礼しました。よろしくお願いします。


●答え●

安眠妨害禁止区域在住の猫さんからの意見
 貴方は何本、作品を完結まで書きましたか? その中で長編は何作ですか?
 もし完結させたことがない、余りないのであれば厳しいことを言いますが、
 それはスランプではなく単純な実力不足と言います。


 スランプというのは今まで出し切れていた実力が出せなくなること。
 即ち、偶然ではなく今まで何度も三次選考まで残っていた人が、
 一次選考で落ちたり、書き上げられなかったりする状態のことです。
 一回だけ出来たことが次出来ないなんて当たり前ですし、日によって状態が違うのも当たり前。

 もし貴方が余り作品を完結させたことがないのなら、
 短編・掌編でもいいので完結作を5作程度書きましょう。

 
 書き終わったら美味しいものを食べたり、ずっとやりたかったことをやりましょう。
 犬の躾けと同じで自分も完結させる喜びを躾けるんです。
 後はこのサイトに投稿して批評を貰ったりする喜びを味わう。
 すると意外と完結に対する思い入れが変わって最後まで書けるようになります。

 逆に長編を何個も完結させているレベルなら、他の楽しいことを詰め込みまくるほど詰め込んで、
 遊びに遊び小説のことなんて忘れましょう。


 貴方が心から小説に思い入れがあるのなら、
 半年もすれば絶対書きたくなり思わず書いてしまうでしょう。
 そして半年程度で熱が冷めるような夢なら、諦めたほうがいいです。
 そこまで楽な業種ではありません。


ヘタレストさんからの意見
 こんにちは、ヘタレストと申します。心の病には精神論、詭弁と思って読み流して下さい。

> 一応『モチベーション(やる気・動機)・スランプについての悩み』には全て目を通した上で、
 いまひとつ自分の中で解決に繋がらなかったので投稿しようと思いました。

 スランプであるはずのあなたは今日、「スランプについて」という約600文字の文章を書けたのです。
 この速度で毎日欠かさず小説を書けば1年で20万文字突破。ラノベ一冊分の文字数に達しています。

 逆に考えてみればよいのではないでしょうか? 
 ゴールが見えないという事は、目先の小さな目標よりも先を見ているという事。
 自分の限界を見たという事は、着実に成長している証。
 ネガティブに考えてしまう部分とは自分の欠点、
 転ずれば特徴であり長所、特訓すべき場所が分かったという事。
 伸びしろ盛りだくさんではありませんか?

 むしろ、その気持ちを維持し続けられればより高い場所に行けるかもしれませんよ。
 人に訊いても自分の道は分かりえないものですから、私が手助け出来るのはここまでです。


 以上、分かっちゃいるけど実行できない事だらけのヘタレストでした。


王子さんからの意見
 初めましてですね。
 私の場合は、

1、やめる。
2、別のことをする。
3、考え直す。


 まず1ですが、今の私にはある程度の時間の余裕があるので、書けないときは書かない。
 書きたくなったら書く。ですかね。
 書かなくても設定を考えてみたりくらいはします。全く別の話を考えてみたりとか。

 次に2ですが、ゲームをしてみたり、入浴してみたり、暴飲暴食・・・・・・
 つまり一言で言うと気分転換です。やっぱりこれが一番重要だと思います。
 頭をすっきりさせてから考え直せば違う視点が見えてくるかもしれません。

 最後の3ですが、私も他人の小説を読んで自信を無くすときがあります。
 そういう時、この人はすごいけど私とは方向性が違う。
 と考えることによって、その人と自分を比べるのをやめる、
 自分をけなすことをやめるきっかけくらいにはなります。
 多少ナルシストくらいの方が、モチベーションの維持は簡単です。

 さて、いくら私がここに書いても所詮は心の問題なのでどうしようもありませんし、
 人によって解決方法が違います。
 あまり大きな声では言えませんが、自分より下手な人を見つけて・・・・・・
 というのも一つの解決策です。ゆっくり自分にあった解決策を見つけてください。


MIDOさんからの意見
 こんにちは、MIDOと申します。
 創作活動を趣味としている方ならば必ずぶち当たる壁、
 な質問にちょっと身につまされまして書き込みをしました。

 すでに『モチベーション(やる気・動機)・スランプについての悩み』に目を通されたということで、
 もしかしたら、わたしの言うことは今さらなことになるやもしれません。あらかじめご了承ください。

 まず、読了後に壁が見えて、執筆中・読書中に自分の限界を感じ、自信喪失するということですが。

 わたしはこの悩みを読んで、不謹慎にもちょっと感動しました。
 それだけディンゴさんはプロになることを痛切に願っているということだと思いましたので。
 かくいうわたしはそこまで思い詰めたことはありません……

 しかしこの手の悩みは創作にかかわらずあちこちであるものです。
 学校の成績がなかなか上がらず、勉強自体がいやになったり、
 大好きな彼氏が浮気したのを知り「もう恋なんかするもんかー!」と泣き寝入りしたり。
 種類は違いますが同じようなものです。

 しかし、人間はなんらかの目標を持っていれば、
 いずれはこれらの悩みからどうにか脱出するものです。
 やっぱりあの大学に行きたい、新しい恋を見つけて元彼なんて忘れてやる、などなど。
 原動力となる思いは様々ありますが、ディンゴさんの場合は
 「プロになる」という大きな目標があるわけですから、その思いが強いならば、
 多少のスランプなど気にするだけ損です。

 むしろ今のスランプの状況をできうる限り記憶してください。
 それがいずれか自作のネタになるかもわかりません。
 悩みも恋も勉強も仕事も、すべてはネタです。
 スランプだって、創作に役立つネタだと思えばいいだけのことです。


 また、スランプに陥ったときは作品を印刷して、一週間見ないふれないを貫くということですが。

 月並みな対処法だと、映画や漫画など、過去に自分が感動した作品、
 あるいは感動できそうな作品を読んだり見たりすることで創作意欲に火を付けるというのがあります。


 あとは「とにかく書く。書く!」という方法ですね。
 「書いているうちに自然と抜け出していた!」などということもよく聞きます。

 ……ですがディンゴさんはすでにこのあたりは経験済みな気がしますので、
 わたしとしては次のことをお薦めします。

 創作活動をやめてください。
 一週間と言わず無期限で、小説を書くことも、アイディアを書き留めることも、
 漫画や小説を読むことも映画を見ることも、とにかく創作に関わることすべてをやめてください。


 それまで創作に充てていた時間は、別のことをしてください。
 学生ならば勉強に、大学生ならバイトやサークルに、
 社会人ならユーキャンなどで資格取得にチャレンジするのもいいでしょう。
 戸外を散歩するのもよしですし、スポーツジムに通うのもよしです。
 なるたけ創作から遠ざかるのです。

 自分の書いた作品やその資料や原稿、漫画やラノベやプラモやフィギュアなんかは
 段ボールに入れて押し入れの奥にでもしまって、
 容易には手を付けられないようガムテープでぐるぐる巻きにするのです。
 PCに入っている過去の作品はみんな消してください。絶対に読めないようにしてください。
 創作に関わるサイトへの出入りも厳禁です。

 わたしはまだそこまでのスランプに陥ったことはありませんが、
 最大の対処法として上の例を常に持っています。
 しかし、幸か不幸か、これが強迫観念になって、わたしは重度のスランプに陥ったことはありません。
 だって、想像してみてください。

 わたしの言った対処法は、ラノベや漫画が存在しない世界で生活を送れというものですよ? 
 わたしならとても耐えられません。三日も経たずにガムテープを剥がします。

 とにかく、上の例をやってみてください。
 スランプに陥ったならば、スランプとなった対象物を視界から追いやるのが一番です。
 もし、本当にプロになりたいという揺るぎない確固たる精神をお持ちならば、
 きっといずれ書き出さずにはいられなくなります。
 ラノベも漫画読みたい! という禁断症状が現れるはずです(たぶん)

 じゃあもし、そういう症状が現れなかったら?
 ……失礼なことを申しますが、そのときは、その程度で消える情熱だった、
 ということになると思います。

 最後に、自信喪失したときのモチベーションの上げ方と、
 作品に自信が持てなくなったときの対処方法ですが……

 前者のほうは、まぁ、上の例を頭に思い浮かべて「絶対漫画とラノベのない生活は送りたくない」
 という強迫観念から、なんとかモチベーションを上げるようにしています。
 後者のほうは簡単です。

 わたしは最初から、自分の作品に自信なんか持っていません。
 だって我々はアマチュアですよ? 

 
 プロで、しかも売れっ子ならば「おれって歴史に名を残す?」的な考えを持つかもしれませんが、
 入賞に引っかかったこともない(もしあったら申し訳ありません。わたしはないので)人間が
 「マジこれちょー自信作」なんて言って自分の作品を突き出しても
 「馬鹿じゃねぇのこいつ」と言われるのがオチです。

 もちろん、多少「この作品はよくできた」という自己満足に浸ることは
 モチベーション維持のため必要ですが、書き終えた寸前はそう思った作品でも、
 一年くらい経って見直せば赤面ものです。自信もなにもあったモンじゃありません。

 ですからわたしは、その時々で最高のものを創り出そうという思いだけで作品を書いています。
 それが自信作かどうかを決めるのは、自分ではなく読者であるとも思っています。


 ……読み返してみましたら、まぁ、長々と説教臭いことを申し訳ありません。
 参考になったかもわかりませんが、ディンゴさんが無事スランプを抜け出せるよう応援いたします。

 では、失礼します。


BBQさんからの意見
 始めまして。こんにちは。
 いつも見てるだけでここに書き込むのは初めてなんですが、そんな事はさておき……

 実は私もこの気持ち分かります。と、言うよりも未だに良く在りますw
 私の場合は「作家」を目指してませんので「そんなお前に僕の気持ちが分かるかっ!」と、
 言われてしまうやも知れませんが、一応書いてみたいと思います。

 私の場合は、まず 現 実 逃 避 します。
 

 ゲームに走ったり(但しノベルゲームは厳禁。
 ドラクエのようなストーリー性のあるゲームも危険なので、
 格ゲーやレースゲームetcを推奨。オンラインゲームが一番気が紛れるでしょうか)、
 ひたすらブツブツ言って自分の世界に閉じこもったりします。

 ここで大事なのは見境無く続けるのでは無く、必ず時間を決めるという事。
 出来れば、目覚まし時計でもセットしておくと良いですねぇ。
 で、その後は有無を言わず自分の作品を1度読みます! 


 「こんな文章修正してやる!」とか意気込まず、プロの作品を読むかのようなキモチで読むんです。
 そうすると、まるで思い出のアルバムを開いたかのように明るいキモチで自分の作品と向き合えます。

 大事なのは、まるで仕事や宿題のように
 「修正しなきゃ、完璧にしなきゃ……」と思わない事だと思いますよ?
 これは、私の勝手な決めつけなんですが「ネガティブ思考=完璧主義」と決め付けてます。


 「僕の作品は○○先生のように出来ていない……」と、
 落ち込み完璧を目指そうとするから負の連鎖に陥るんです。
 まぁ、私自身、分かっちゃいるけ〜ど抜けらっれない♪ 感じですが。

 兎にも角にも良いキモチも悪いキモチも全部すててリセットするのが一番です!

 ……実際、簡単にはそれが出来ないから、現実逃避に走ってしまうんですけどね……
 それでも、ゲームやってる間に「ああ、私はダメなんだ」と思ってしまったりもします。
 ディンゴさんも一週間「見ない触れない考えない」フリをしてるだけで、
 ふっとした一瞬に自分の作品の事を考えてしまうと思います。違うでしょうか?
 でも、それは……すごい辛い感覚ですが、とっても良い事と私は認識してます。
(そうでないとやってられないですしね)

 トゥエンティーフォー常に自分の作品と向き合っていられる……それって、とっても良い事ですよね?
 乙女チックに言うと「素敵な事」

 正直、私は「モチベーション」を上げようともがいてるだけで
 「モチベーション」なんざ実際は上がりゃしません。
 でも、結局は小説やラノベが好きなので書きます。

 最終的にはディンゴさんの「小説やラノベへの思い」(乙女チックに言うと「愛」)が、
 すべてでは無いかと思います。
 スランプをも許容して作品を紡いで行ければ一皮向けると私は思っています。


 ディンゴさんのケースと「まるで違うよ。妄想乙」って場合は「痛い奴だ!」と、
 でも思いながらコレ自体が気晴らしになって貰えれば幸いです。

 多少文が乱れてるやも知れませんが、お許しを。それでわっ!


龍乃光輝さんからの意見
 初めまして龍乃光輝です。
 私もただ今スランプに陥って親近感が湧きっぱなしです。

 これは自己分析(自分勝手で天狗気味のような解釈)ですが、
 スランプになったのは自分の中で満足いく作品が出来た事による満足感からと思っています。
 同時に理想が高いことによる無意識の絶望感からかもしれませんが。


 去年の冬に作品を終わらせ、次のをと考えて他の作品に手を出しているのですが、
 どうも先に進まず断念してしまいます。それがもう何作になるのか分からず苦悩しました。
 そういう時思ったのが初心に帰るです。

 受賞とか作家になることとかまず忘れ、
 自由気ままに好き勝手かいてひと作品書上げることを意識して今書いてます。
 そうしたら不思議とスローペースではありますがちゃんと書けてます。


 当然作中の中の壁にはあたりますが、書けないやというわけではありません。
 ディンゴさんも一度そういうことを考えず自由気ままに書いてみてはどうでしょうか。
 もしかしたらいいのがかけるかもしれませんよ。
 それでは。


桜雪さんからの意見
 初めまして、桜雪と申します。

 なりますよねぇ、スランプ。
 私も最近三人称視点の小説がまるっきり書けなくなって一人称ばっかり書いている毎日です。
 そうですねぇ、やはり皆さんのようにまずは候補を挙げてみますか。

1、書き続ける。
 私は、最終的にこの手段をとるときはどんなに落ち込もうと、
 例え一行を書くのにも一時間以上使います。
 そんな風に荒行をしているとそのうちペースが出てきて書けるようになりますね。

2、止める。
 やっぱり諦めますね。
 小説なんてもうどうでもいいくらいに諦めて他の事をします。

3、妄想する。
 これは私自身の特殊な例ですが、頭の中で書いている小説をアニメ化します。
 あるい出版されたように思い込む。
 なんて事をして気分を上げています。

 まぁ、最終的にはどんなに時間が掛かろうと少しずつ書いていくのが一番じゃないですか?
 ちなみに、小説を書き上げた事がないという場合は実力なんで諦めてください。
 そうでなければ頑張ってください。
 以上でした。


FNさんからの意見
 あんまりまじめに考えるとドツボにはまるので、ほっとくのが一番。

 “まぁいっか”と“もうどうでもいいや”を口に出してみると、
 ほんとうにどうでもいい気分になるのでオススメ。


 ほっとけばそのうちよくなりますよ。
 あんなものは気にしたら負け。

 あと良くならないなら諦めるとか。


ひすいさんからの意見
 どうも、ひすいと申します。

 何というか……「書けなくなる」ってどうなんでしょうね。
 別にプロでないのならば書くことが仕事、というわけでもありませんし、
 アマチュアである限りは書くかどうかなんて自分の自由です。
 
 書けないのならば書かなければ良い。
 本当に書くことが好きなのなら、書かない生活をしていると段々と書きたくなってくるはずです。


 書かない生活をしていても何の衝動も起こらないようであれば、
 それこそ自分は書く人間に向いていないのだろうと考えて諦める。そういうのも一つの手かと。

 後は、昔の自分の作品を読んでみたりとかも案外良いかもしれません。
 
 昔というのは、本当に昔。自分が創作活動を始めたばかりの頃の作品です。
 ですのでディンゴさんがまだ創作活動自体を始めたばかりというのなら、あまりおすすめはできませんが。
 過去の自分の作品を読めば、気分転換になる他に、
 少なからず自分が成長した部分も見ることができるはずです。
 逆に、ほとんど変わっていない、もしくは退化してしまった部分も。

 そういった部分と今の自分とを比べてみることで、「自分だって成長しているんだ」と実感し、
 また自分の欠点などを改めて見つけることもできるはずです。
 特に成長している自分を見ることができれば、ある程度やる気というのも起きるのではないでしょうか。

 参考になるかどうかはわかりませんが、一意見ということで。
 では。


サイラスさんからの意見
 どうも、サイラスです。

 まず、言えるのは、プロや先輩と比べないほうが、いいです。

 だって、あなたは、まだデビューもしてないアマチュアですよ。
 しかも、(文章を見る限り)作品を公表したこともないなら、
 勝負もしないで相手が強そうっていって逃げる人と一緒です。

 それに、最初から、うまく書ける人間なんていないし、
 相手の作品が、よく見えるなんてザラにあります。


 かなり酷い言い方をしましたが、まず、そのことを、きちんと認識してください。
 その上で、自分が何が書きたいかなど、キチンと整理して、
 自分がなにを、勉強すべきか考えたら、スランプを乗り越えられるのではないでしょうか?
 本当の自信というのは、過去の積み重ねと、今をどう打破するか考えることです。

 では。


ルンドラさんからの意見
 こんにちは、ディンゴさん。

 作家になることを目指しているわけでもなく、書き上げた小説も一作品しかない初心者の私ですが。

 今、私も丁度スランプになった時がありまして。
 ディンゴさんとは理由は違えど、書けないと思う時がありました。

 私の場合は、友達と話す事によって治りました。

 全然関係のない話をしたり。自分で自分の世界観を語ったり。
 それは、小説を書いてる友達じゃなくてもいいんです。
 本当に信頼できる友達と話す事。
 そして、今書いてる小説と全く違うジャンルの本を読む事。
 資料を読んだんです。
 天使とか悪魔についての本でしたが私の場合。
 
 要するに、他に興味を向ける事です。
 
 後は寝る事。
 夢を見る事もいい事です。


月並さんからの意見
 自信喪失家、スランプの塊のわたしが現れた!ヒャッハー!
 
 私もよく自分の文章力のなさに泣きます。
 一年前に比べれば確実に飛躍しているんですが、
 満足いくか?と言われれば、決して首縦できません。

 まぁ、何事も捉えようと言いますか、勝海舟だかは自分の作品を完成とは認めなかったようです。
 社会が天才だと認めても、自分が未熟だと思っていた。
 作品を作るうえでは、そういうのは大事なことなんじゃないかと思います。


 ぶっつぶれない程度にネガティブでいいんじゃないかと、私は感じてます。

 気分転換は大事ですねー。
 バイトしようかな。


萩鵜あきさんからの意見
 初めまして、萩鵜あきです。

 まず、若輩者である私(執筆歴1年未満)から、
 こういうレスをするのは分かっていないと言われそうですが、
 この数ヶ月で体験したことを書こうと思います。

>僕の場合、これは良く読書後に多いんですが、走っても走ってもゴールが見えてこないような、
 常に目の前に壁が立ちふさがっているような、そんな感覚に見舞われて、
 書く事が出来なくなってしまいます。

 上記の悩みですが、遠くを見すぎていませんか?


 唐突ですが例えです。

 陸上競技の百メートル走。
 普通に走るぶんには問題ありません。
 しかし陸上部に入部して正しい走り方を学べば、最初は急激に記録が低下します。

 なぜか?

 腿を上げて、腕を肘に力を入れ振り、膝下を地面へ叩きつけるように下ろし、
 つま先立ちとなって、背筋を伸ばし、頭を揺らさずに走る。
 スタートダッシュは始め小股で素早く、足の親指に力を入れ内またetc

 ↑こう考えて走った事はありますか?
 ほとんどの人がやったことがないはずです。
 ですが、陸上部に入部するとこういう正しいフォームを教え込まれます。

 やってもできないことを、頭の中でイメージトレーニングしても、体は動かないんです。
 できるようになるためには、無意識にできるようになるまで一つ一つ地道に潰すしかないんです。


 プロでもプロ以前でも、常に慢心せず、初心を忘れずに執筆するものです。
 『走っても走ってもゴールが見えない感覚』は深く気にするほどの事ではなく、
 物書きの誰もがそう感じていることなのです。

 もし執筆速度が低下したならば、
●なぜ低下したのか?
●何が書けないのか?
●どうして書けないのか?
●どうすれば書けるようになるのか?
 を細かく考察し潰していけば、自然とすらすら書けるようになっていると思います。

 何でも言える事ですが、能力はスイッチ一つで、
 フロアすべての蛍光灯に電気を送れるシステムとは違います。

 だから、できないことを正しく認識して、地道に一つ一つ潰しましょう。


>自分はどれだけ勉強しても、どれだけ書いても、絶対にプロにはなれない。

 これも例えですが、
『子供が「早く大人になりたい」って言っているもの』
 だと思います。

 つまり、子供が大人になるためには、
 それなりの年数と、年数に見合っただけの『経験』が必要なのです。

(年をとるというのは法律上や概念的、見た目的な問題が加味されますが)

 それなりに生きていないと、大人として見なされる外見年齢が育たない。

 しかし、年をとっても正しく『経験』を積まないと大人とは呼べません。
(中身がすっかすかな大人は見た目だけは大人ですが、社会に出れば子供な人と認識されます)

 執筆の話に戻しますと、迷ったり悩んだり、
 挫けたり立ち直ったりすることが物書きの大切な『経験』となるのです。
(初めて書いた小説で新人賞を受賞した人が『かわいそう』といわれるのは、
 そういう『経験』が無いから、壁にぶつかった時にあっさり砕け散ってしまうからです)

 そういう出来事を克服できてこそ、また一歩プロの階段を昇れるのではないでしょうか。


>>皆さんは、スランプに陥って自信喪失したとき、どんな風にモチベーションを上げてますか?


 私がスランプ(執筆速度が極端に低下した)に陥った時、上記を念頭において進めます。

 何が悪いのか、どうしたらうまくいくのか、常に試行錯誤しながら進めます。

 後は発想の転換。

 『曇りの無い青空が続くこと程怖いものはない』という言葉があります(うろ覚え)

 何も思わず感じない執筆では、自らの力を養うことができないのです。
 だから、この壁は自分を大きくするチャンスなんだ! って思います。


 モチベーションの上げ方は、少し前に書いたものを読む。

 自らの今と昔を比べて、できている部分、できていない部分を対比し、純粋に自分の成長を批評します。
 前の作品を超えていたならば褒め、つまらなかったら罵倒します。
 前の作品よりよく書けてると実感できた時は、なかなかに心地よいものがありますよ。

 他にも、気に入った小説家の文体を真似て書いたり、長編が書けないなら短編や掌編を書きます。

 初めて書道を習った時、『一』という字を永遠と書く練習のようなもので、
 誰に見せられなくても自分の実力を上げるため、または息抜きの為の執筆は必要かと思います。

 以上、とりとめもない文章でしたが、上記の事柄がディンゴさんのお役に立てれば幸いです。


tikuさんからの意見
 はじめまして、ディンゴさん。
 tikuと申します。

> 皆さんは、スランプに陥って自信喪失したとき、どんな風にモチベーションを上げてますか?

 最近、私がモチベーションを上げるためにしていることは、こちらの掲示板を拝読させて頂いたり、
 書き込みをしたりすることです。
 たくさんの方々が、こんなにも小説に真剣に取り組んでいるのだから、自分もがんばってみよう!
 と前向きな気持ちになれます。それにとてもためになる意見が多いです。

 以前、視点と人称について知りたくなって、こちらの研究室を拝読させて頂いて、
 その水準の高さにとても驚かされました。
 いま私はちょっと変わった作品を書いているので、もっといろんな方の意見を知りたくなって、
 他のサイトも拝読させて頂いたりしていたのですが、
 こちらのサイト様の研究室と掲示板の過去ログを読んで、その量と質に圧倒されました。
 特に過去ログはキーワードを入れるだけで、
 さまざまな方のいろいろな意見を読めるので、とても楽しいです。
 楽しいといつのまにか、創作のモチベーションも上がっていたりします。

>自分の作品に自信が持てなくなった時、どう対処していますか?
 私の考えですが、「自分の作品に自信が持てなくなった時」というのはチャンスだと思います。
 自分の作品に疑問や不安を覚えた時、
 同系統の作品をたくさん読もうという意欲が私の場合は沸きます。
 また上にも書きましたが、自分の作品に自信が持てない部分があるからこそ、
 こうして掲示板に書いたり読んだり熱意をもってできます。
 またこれまで読もうとも思わず素通りしていた過去ログをきちんと読んでみて、
 あらためていろいろな発見があったりします。

 私が好きな作家にスティーブン・キング氏という方がいらっしゃいます。
 作風よりも、キング氏の誠実な人柄が私はとても好きです。
 そのキング氏が、このようなことを『小説作法』という著書で書かれていました。

「気持ちの負担は重い方がいい。
 書いたものを他人の懐疑、賞賛、あるいは、好意的な質問にさらすことで緊張を解くのは禁物だ。
 成功への期待、ないし、失敗に対する恐れが絶えず自分を駆り立てるように仕向けるべきである。」


 また、小説家ではありませんが、宮崎駿氏もたしか「ストレスが創作の原動力だ」というようなことを、
 どこかのインタビューで答えていたように思います。

 どんな大家でもストレスを感じ、自分の作品に不安を感じているのではないでしょうか?


 たしか作家の西尾維新先生は旅先で観光よりも古本屋や書店に入って、
 本を買って読むことが多いというようなことをインタビューで答えていたと思います。
 この西尾先生の行動はもちろんただ本が好きだからという動機もあると思いますが、
 多少はそういった不安なりストレスなりから生まれた行動なのかもしれません。
 すくなくとも多数のミリオンセラー小説を書いているスティーブン・キング氏は、
 「失敗に対する恐れ」をもっていらっしゃるようです。

 ありていにいえば、ピンチはチャンスのように私は思います。
 あくまで私の考えですし、本格的なスランプですと、本当に抜け出すのは大変むずかしいと思うので、
 そういう時は、他の方も書かれていますが、
 創作からはなれて、リフレッシュしてみるのもいいと思います。

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