第4研究室 創作に関するQ&A 483P | トップへ戻る |
とざきさんからの質問
 文章上達術を教えてください
 
 おひさしぶりです。とざきです。

 さて、早速本題です。
 小説を書き終えて家族に見せるものの(父と母)、文章が稚拙と言われます。
 それで自分でも読み直すのですが、どこが既製の小説と文章力の違いがあるのか分かりません。
 文章力とはどうやって培うべきか。本を多く読むことと書くこと。これくらいしか分かりません。
 文章は大体三人の作家の真似をしてオリジナルを作るらしいです。
 けど、どの作家の文章がいいかなんてわかりません。
 どれも味付けは変わっても文章の本質(分かりやすく読みやすく)は変わらないように思えます。
 一体文章力をどのように伸ばしていけばいいのか。
 良かったら皆様の文章上達術をお教えください。

 それでは(ぺこり)


●答え●

REDさんからの意見

 実際に文章をネット上に晒して、いろんな人の意見を聞くのが最善です。


 ただし意見を参考にするのはよいですが、鵜呑みしてはいけません。

 ところで稚拙が何を意味しているか確認しましたか?
 ライトノベルの文章は十代にもわかるよう、優しく書くのが普通です。
 そのため、一般小説に慣れていると文章が幼稚と感じるのが普通です。

 
 文章に難があるのか、若年層向けに書かれているかはずいぶん違います。
 後者であれば、とくに問題ありません。
 高尚な文章など、ライトノベル読者で求めるのはごくごく少数に過ぎませんから。


mi-coさんからの意見
 文章力ってなんでしょうね。
 いつも疑問に思います。

 自分の気に入った作家さんの真似をするのが早道だと思いますよ。
 書き方がパクリでもぜんぜん構わないと思います。
 実際、大賞をとった個性的な文体は、よく真似されますし。


 とりあえず文章を書かれてから、一つ一つの表現や、文章の繋がりなど、
 違和感があるのかどうかをチェックしたり、
 プロの作家の文章と自分の文章を比べたりしたら、いいのかもしれません。

 参考になるかわかりませんけど、私が一時期やっていたことです。
 歩いている時に見える情景や、電車に乗っている時の周りの状況を、
 誰かに語りかけるように、頭の中で文章化していた記憶がありました。
 でも、その瞬間の出来事なので、すっごい稚拙な文章なんですよ。
 でも、すぐに書き換えます。もっと分かりやすく、もっと面白くなるように、
 別の表現をひねり出していました。

 後は、辞書ですかね。家に帰ってから、自然と浮かび上がったその単語よりも、
 もっと適切な言葉があるかもしれないと、類義語辞典で調べまくってました。

 または、ある表現をする時に、その人物になりきって書いていました。
 サッカー選手と野球選手では、何かを例える時に、表現方法が変わりますよね。
 『アイツは子供の頃、キーパーしかやったことがないに違いない』
 『アイツは子供の頃、キャッチャーしかやったことがないに違いない』
 みたいな感じ。

 その人物がどういう性格なのかを把握して、文章を書いたらいいんじゃないでしょうか。

 これは最終手段かもしれませんが、
 自分の気に入っている作品の物語を、自分流で書いて、友達とかに読んでもらいます。
 キャラクターの性格や、物語の内容は頭に入っているはずですから、
 内容は違えど、結末までの道筋は同じになるはずです。
 ですが、表現方法や、文章の流れ、テンポやその他もろもろの違いに、愕然とするかもしれません。
 恐らく、咄嗟には思い浮かばないような言葉や表現方法が、
 読んでいる時には気づかないほど、一杯入っているはずです。

 以上です。
 執筆がんばってくださいね。
 では、失礼します。


NTさんからの意見
 台詞以外の部分を模写。
 かつ、自分でも活用できるようにその文章を直す(分からない程度にパクれるようにする)。
 文章力は一朝一夕でつくものではありませんので、気長にやっていきましょう。


ttさんからの意見
 初めて書きこませていただきます、ttです。

 文章の問題、誰もが一度は悩みますよね。
 僕だって現在進行形で試行錯誤を繰り返していますので、
 先に言わせてもらうと僕は、あんまり頼りになるような情報は持ち合わせていません。
 そんな僕ですが、試行錯誤の内容をひけらかしちゃうことで、
 少しでもとざきさんの役に立てるよう頑張ってみます。

 では。僕の文章力上達術。

 何も特別なことはありません、とにかく、書くこと。
 特別な方法や、近道、そんな物、存在しないんじゃないか、と僕は最近思い始めました。


 僕が試行錯誤を繰り返した末の結論です。
 書いて書いて、できたら批評してもらって悪い個所を探したり。
 書いて書いて、できたら何度も読み返して自分で悪い個所を探したり。
 繰り返していれば当然の如く、文章は洗練されていきます。
 自分のスタイルも見つけることが出来るでしょう。

 文章力を高める手段は勿論書くことだけじゃありませんね。
 他に僕がやっていたことはまぁ、読書は当然の事として、

 その中で気に入った表現を覚えて、使っちゃうことです。(!?)

 読書に関して、どの作者が良い、ということはありません。
 貴方が好きな物を、貴方の好きなように使ってみましょう。
 自由でいいんです。その他色んなことは、後々勝手に付いてきます。

 最後に、これは直接文章力につながる手段では無いですが……。
 日本語を勉強しまくるんです。
 結局文章なんてのは、覚えた単語をジグソーパズルのようにくっつけたりして、
 組み立てていくだけですからね。
 パズルなんですから、例えば『楽しい』という名前のピースを絵柄(文章)に当てはめたい場合は、
 『楽しい』と同じピース(嬉しい、心が弾む、愉快など)が多ければ多いほど、やりやすいですね。
 どの『楽しい』を当てはめれば一番美しいかを見極めるのは、経験を重ねるほかありませんが、
 とにかく幅は広がります。


飛車丸さんからの意見
 一番大事なのは、考えること。
 読んでは考え、書いては考えを繰り返す。


咲さんからの意見
 こんばんは、咲(さく)です。

 自分の文章の何が稚拙なのか、何処が稚拙なのか、どんな理由で稚拙なのか。
 まずは家族の方々に聞いてみるのがいいでしょう。

 
 自分で分からないのならなお更です。
 身近な読者に直接、そういうことを聞けるというのはかなりの利点だと思います。
 それを利用しない手はない。

 んで、どういった理由で「稚拙」と評されているのか具体的に示されていないと、
 中々、こちらからもアドバイスもどきを出しづらくもあります。

 単純に純粋に「文章力養成」と言うのなら、
 そりゃあ、たくさんの本を読みまくり考えまくるってのが
 一番、効果のある方法なのは自明の理ですから。

 それでは。
 駄文・乱文、失礼します。


ナナキさんからの意見
 こんにちは。文章が稚拙だと、忌憚なく指摘してくれる家族が居てうらやましいです。

 さておき。
 家族がどういう意味で「文章が稚拙」だと言ったのかが少し気になります。
 というのは、少なくとも《とざきさん》のこの文章をみて稚拙だとは思わないからです。
 もしかしたら、ストーリーの展開あるいはキャラクターが稚拙だと思われたのかもしれません。
 この二つの場合は「書く」ことでは解消できないでしょう。
 
 前者についてはたくさんのストーリー(の類型・典型)を知ること、すなわち「読書」が必要でしょう。
 後者についても、乱読したり、自分の経験値を増やすことが大事だと思います。
 何かの論評で、

 「人生経験が乏しい若い人は、
 外の関係について書けないため浅い人間関係(家族関係)ばかり描写する。
 結果、物語が広がらないので、病的な設定を加えて薄っぺらさを露呈する」


 という主旨の指摘がなされていました。
 自分で書いていて耳が痛くなってきたので、これにて失礼させてもらいます(ぺこり)


雨杜 潤さんからの意見
 ( ̄^ ̄)ぐーてんもるげん。
 教育実習2日目にして血反吐を吐きかけている雨杜です(何

 文章力。
 何人かのみなさんも仰っていますが、読み手の好みや年齢にマッチしていない可能性もありますよね。

 
 わたしも、大抵は読めると言って貰えますが、
 同時に「描写過多」や「堅苦しくて疲れる」などの意見を頂きます。
 しかし、前者は現代の軽いノリなラノベが好きな読者、
 後者はケータイ小説などを好む読者から頂いた意見なので、
 単なる好みの違いやカテゴリーエラーだと思っています。
(因みに、わたしは主に歴史やFTなど濃厚系の作品が多いです)
 一度、他の方に見せてみては如何でしょう?
 以上の場合ではないときは、単なる文章力不足ですかね。

 わたしの場合は模写はしたことありません。

 代わりに、読書するときは極力、ネタ帳(メモ)を横に置いて、気に入った表現や語句を書き出しています。
 単純に語彙を増やせば表現の幅が広がり、作品にマッチした表現を選べるようになります。


 あと、推敲するときに音読することを心がけています。
 文章のリズムが良くなれば、読み手の頭にスルスルと入るようになります。
 朗読を少々かじっているので、たまに好きな作家の本を読み上げてみることもありますね。
 朗読の知識も少しは必要ですが、これは結構有効かなと。
 
 まず、「読み方」を決めるために文章一文一文に対する解釈が必要です。
 文章上達の目的なら、この解釈を行うだけでも随分と違うはずです。
  400文字程度の短い場面を選び、その文章の意味を一文一文考えていくんです。
 「作者の意図」「意味」「リズム」などです。
 「どうして、ここだけ短い文章で切っているのだろう」「何故、敢えてこの表現を使ったのだろう」
 短い場面でも、じっくり考えれば深みを感じることが出来ます。
 
 他人の作品を丁寧に解釈することで、自分の作品も丁寧に書き込むことが出来ると思います。

 まぁ、いろいろ申しましたが、文章の個性など後でいくらでも変わるし、変えられると思います。
 わたしも昔と結構雰囲気や癖が変わったと思います。
 まずは単に読みやすく、「自分で納得出来る文章」を心がけるだけで良いと思います。

 では、失礼します。( ̄^ ̄)ノシ


楽が1番さんからの意見
 初めから、文学小説しか読まないご両親だったのでは?
 そういう方が若年層向け小説に抱く感想は「文章が稚拙」だったりします。


逢雄さんからの意見
 どうも。逢雄です。
 うーん……問題点を指摘しておいて、
 解決策や稚拙でない文章との違いに関しては何も言わないのは「稚拙」な気がしますけど……
 その時の話の流れを知らないので何とも言えませんが。

 そもそも貴方の質問文を見る限り、僕より文章力は上な気がします……
 両親に聞き直すのが一番なのでは? 
 そうじゃなければ、
 
 たくさんのプロ作品を模写した後に、自分の作品を書き直すといいでしょう。
 違いがわかります。

 
 同時にプロであるその作者の癖や素晴らしさ、そして弱点などもわかると思います。
 僕は一人称小説が主なので、西尾維新先生の文を模して書いてみる事が多いです。

 あるいは一つの単語、文章をいじくり続けるのもいいと思います。

 「大丈夫」「だいじょうぶ」
 「平気」「へいき」
 「無駄だぁ!」「むだだぁ!」「ムダだぁ!」

 と、同じ意味の言葉を表現を変え字面を変え、最終的に一つに絞るのです。
 ストーリーに合ってるかどうか悩んだ時にも使える方法だと思いますよ。

 それでは、参考になりましたら(ぺこり)。


MIDOさんからの意見
 こんにちは、MIDOです。

 偉いなぁ。作品をご両親に見せるなんて。わたしはたぶん一生できない。
 ネットに公開するのも結構勇気がいるし……まして自分の親になんて……ガタブル
 文章が稚拙、というのは単に文章として破綻しているということなのでしょうか?
 それともラノベ風に書いてあるために、
 一般文芸と比べて文章が柔らかい感じがする、ということでしょうか。

 後者なら問題はないと思いますが、前者なら、
 これはもう書いて書いて書き続けるしか改善の方法はありません。
 むしろ読んでいただいた方からいったいどこが悪かったのかを聞き出して、
 改善する努力をすることをお薦めします。

 また、文章を上達させるには、とにかく書いて書いて書き続けるしかないと思います。
 
 わたしはそれしかやってきませんでした……逆にお恥ずかしいです。あんまり考えていなくて。
 でもそうしているうち、文章は読みやすいと評価していただけるようになりましたし、
 結局書き続けていればそのうち上達するのではないかと思います。
 わたしは今のレベルに達するまで七年かかりました。気長に行くのがいいと思います。

 コメントは以上です。それでは。


Mr.エイプリルさんからの意見
 私はひたすら読んで、書いての繰り返しですね。
 
 「これは良さそうだな」と思う本を見つけたら読んで、表現の仕方なんかを勉強する。
 そして、自分の作品の中でそれを応用してみる、という形ですね。それに尽きますよ。


 あまり頼りにならないコメントですみません(ぺこり)。


めろんこさんからの意見
 本当に文章が稚拙なのでしょうか。
 文章を部分的に抽出して具体的に聞いてみるといいかもしれません。
 ウチの家族など、日常的に言いたい放題適当なことを言うので、
 どんなくだらないことでも聞きたいことはかなり具体的に聞かないと答えてくれません。
 家族というものは、忌憚なく意見してくれる人々ではありますが、
 あまり難しい話をしたがらない間柄でもあると思います。
 原稿に赤を入れてもらえれば、一番いいんでしょうね。

> 文章力とはどうやって培うべきか。

 小説ではなく、論説文を書くと文章が変わります。

 これは私の実体験に基づいた話なので、他の方が皆そうなのかは分りません。
 小説的な技法は身に付きませんが、分りやすい文章が書けるようになります。

> 文章は大体三人の作家の真似をしてオリジナルを作るらしいです。

 調べたら林望の『「芸術力」の磨きかた』にそのようなことが書いてあるようですね。
 私もどこかで聞いたことがあります。
 しかし、分りやすく読みやすく、という工夫は、
 自分の頭で考えて手を動かしてこそ実現するように思います。
 あとで自分で読み返せば、分りやすく読みやすい文章かどうかはある程度分りますよ。
 逆に心配な箇所があるなら、それはきっとどこか読みにくい文章なんじゃないでしょうか。


みつきさんからの意見
 三人くらいお手本の作家さんがいれば、
 文章が誰か一人の丸々コピーになる危険性を回避できる、と考えたほうがいいと思いますよ。

>けど、どの作家の文章がいいかなんてわかりません。

 ここが問題なんでしょうね。

 自分の目指すモデルケースがはっきりしない、ひいては、自分がどんな文体で何を書きたいのか、
 小説の中のどんな部分をメインにしてストーリーを紡いでいきたいのか、
 ということがしっかり把握できていないのだと思います。
 
 そういう、目的意識がはっきりしてないのが一番の困りものなので、
 まず、自分が何を書きたいのか、何を表現したいのかちゃんと知るのが先決かと。


>どれも味付けは変わっても文章の本質(分かりやすく読みやすく)は変わらないように思えます。

 それはそうですよね、皆さんプロなのですから。
 とざきさんの問題は、その作家さんたちが「何をどう書いているか」という部分を、
 ちゃんと見ていないことにあるのではないでしょうか。
 物事の捉え方・感じ方は当然、一人一人違うものですし、それを文章にするための言葉の選び方や、
 文章の並べ方・組み立て方だって、一人一人全然違っているはずです。
 
 ここまで書けば分かると思いますが、『プロの文章を盗む』ということは、
 文章の表面的な分かりやすさや読みやすさを真似することではないんですよね、本当は。


 で、その、分かりやすさ読みやすさではない部分で、文章力を上げる、
 プロの文章から技術を学び盗む――
 そのためには、もう一度書きますが、自分が何を書きたいのか、小説の中のどの部分
(たとえば心理描写であるとか、キャラクターであるとか、
 世界観であるとか、物語の構造そのものであるとか)
 をメインに据えて書きたいのか、どんなことをテーマとして書くのか、
 自分が読者に一番見せたいと思っている部分はどこなのか――
 といったような様々なことを、逐一知らなければ出来ないことです。
 
 それらを知っていれば、数多いるプロの中でも、どの作家さんの文章や作品を手本にするべきか、
 そこから何を学び何を盗むべきか、すぐに分かるようになると思うんですよね。


 それではこれにて。


安眠妨害禁止区域在住の猫さんからの意見
 文章力の修練法は十人十色ですのでアドバイスは難しいですね。
 ぶっちゃけた話、私は感受性がショボいので論理的に説明されんと分からんのですが、
 知り合いには小説をほぼ読まず、一シリーズのみを何度も読み返すだけで、
 目覚しい速度で上達するような不可解な生物も居ます。

 声優を徹底的に意識している知り合いも居ますし、ビジュアルイメージを大事にする人も居ます。
 彼らのキャラクターは非常にメディアミックス向きをしている形で現れているので、
 その修練法は正しいのでしょう。彼らにとっては、なのですが。

 さて本題へ。
 
 私はまずあなたの欲望、欲求を自分で理解することをアドバイスします。
 要するに小説を使ってあなたが書きたいもの、表現したいもの、追及したいもの、見せたいものです。


 この執筆欲求の根源が何から形成されているかを意識しましょう。
 キャラクターを見せたいのか、世界観なのか、設定なのか、ストーリーなのか。
 キャラクターでも可愛さなのか格好よさなのか、人間的魅力なのか、単純に萌えなのか。
 ストーリーだったら感動させたいのか、笑わせたいのか、どう感動させたいのか。
 まーそういう「これだから書きたい」というのを一個じゃなくていいので探してみてください。
 必ずあると思いますよ。

 ぶっちゃけ「女の子が書きたい」でも大いに結構、男なら当然の欲求。
 「男の子が書きたい」というのは女の子なら当然の欲求だと思います。
 もっと限定的に「黒髪ロングの女の子が好きなんだ」でもおkです。

 こういうのを見つけたら、好きな小説や好きなジャンルの小説、
 また小説に限らず様々なところでそれを意識して、それを他の人たちはどう表現しているか研究します。
 研究したら書いてみます。納得できなくてもいいので、まずはそれを繰り返すこと。

 
 最後は向上心ですね。書いてそれで満足しないこと、
 これ以上のものになると常に考えて、推敲すること。
 こういうのを意識していると文章力に対する目は次第と肥えます。
 ただし一つ忠告。この方法は、ちゃんと小説を書き続けられる人向けです。
 研究ばかりに精を出していると……
 目だけ肥えて実力が上がらず、自分の文章力に絶望するのでご注意を(涙

追記:
 それと読者層やレーベルを意識するのも重要ですね。

 中高生向けなのか、それとも大学生程度まで視野に入れるのか。高大生向けなのか。
 それによって文章の形式というのは結構変わります。
 私は対象年齢や読者層に合わせて文体を変える練習をした結果、
 非常に文体が不安定になって泣きそうなので、間違いないです。

 対象読者を決めるのはかなり重要です。
 プロを目指している方もそうでない方も自己満足より、自己も満足のほうが素晴らしいでしょう。

 
 自己も満足し、他者も満足する。その理想を目指すことは自己の成長にも繋がるので。
 また自分が本当に小説で表現したいのか。
 もしかしたらゲームシナリオやアニメ脚本、ドラマや映画、舞台脚本、漫画原作の何かのほうが
 表現し易いし、より良いかも知れません。
 だったら小説に拘る必要はなく、それを意識しながら書いて、最終的にそっちを目指すのもありでしょう。

 こういう様々なことに意識を向けて、考えながら書いていれば着実に進歩していきますよ。
 文章力の成長は目に見えませんが、自身の感性が成長している事は意外と分かります。
 そういうのを目安に自分独自の修練法を編み出してください。


ひすいさんからの意見
 どうも、ひすいと申します。

 どうしてとざきさんの文章が稚拙だと思われるのか。
 それを知るのには、他の方々も仰っているとおり、
 稚拙だと評価している者たちからその理由を聞くのが一番です。

 語彙が少ないのか、安易な表現が多用されているのか、文が説明くさいのか、
 そもそも文章の構造すら危ういのか。
 それを知る方法は実際に読んだ人からの感想を知るしかありません。
 
 また、文章というものは読む人間の感性によって、
 感じかたが大きく変わるものだということも覚えておきましょう。


 プロの作家のかたがたは、文章を書いてお金を貰っている身です。
 たとえ如何なる文章であれ、それがある程度以上評価されているから、
 プロの作家としてデビューすることができたのです。

 従って、どの作家の文章が優れているかということは、
 そう簡単にランク付けすることができるものではありませんし、
 それこそ読者の感性によって評価が左右されることが多いものです。
 
 大切なのは「どの作家の文章が優れているか」ではなく、
 「どの作家の文章を自分が気に入ったか」ということ。

 また、なにもそれが作家でなくともよいのです。
 あるひとつの作品を読んで、自分なりにいいと思った表現、言い回し、言葉の使い方。
 たとえ一文でもいいので、そういったものを見つけたら参考にしてみるのが、
 いいのではないかと思います。

 では。

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