第4研究室 創作に関するQ&A 559P | トップへ戻る |
ELEVENさんからの質問
 ラノベに必要な展開と斬新な能力について

 この頃頻繁にスレを立たせて頂いているELEVENです。
 今回も皆さんの意見をお願いいたします。

 主題の一つ目は『ラノベに必要な展開』という事なのですが、ラノベに必要不可欠な展開。
 所謂、序破急や起承転結などのどんな展開でも、こんな物は必要! 
 自分は絶対にこういう展開を使っているなど教えていただければありがたいです。

 主題の二つ目は『被らない斬新な能力案』という事ですが、
 例えば、不老不死の力でを何らかの経緯で得てしまった人間の話とか、
 悪魔と契約して特殊な力を手に入れたとか、
 元から存在する超能力のようなラノベの王道の能力が存在していると思います。

 主にそれらの能力は様々な物語に幅広く使われているものですが、
 斬新な能力こそが、新しいラノベの進展だと僕自身思います。
 不老不死、魔法、超能力、全てありきたりな能力ですよね。
 過去の例として、『うえきの法則』という漫画が存在しましたが、
 主人公の能力にゴミを木に変える力という実に新鮮味の無い能力が存在しました。

 ですが、ちゃんとそんな能力からバトルが展開されていて素晴らしいと思った事があります。
 なので、王道の能力ジャンルに拘らない素晴らしい能力を教えてください。
 どんな能力でも構いません。

 新しい能力ジャンル、不老不死や超能力といったジャンルを覆す能力が存在するなら是非教えてください。

 皆さんの素晴らしいアイディアを拝見させて下さい。


●答え●

かずらさんからの意見
>ラノベに必要な展開
 BLと……じゃなくて、微エロとラブコメ。

> 新しい能力ジャンルが存在するなら是非教えてください。

 他人のふんどしで相撲とっても仕方ないと思うんですけど。
 それに、そんなアイデアがあったら自分で使いますw


 うえき、私も大好きです。
 +はあっさり終わっちゃって悲しかったな。


Kayさんからの意見
 最初に謝罪を。
 断言的な表現をしていますが、一意見として、お読み下さい。
 申し訳ないです。

> ラノベに必要な展開
 基本中の基本になりますが、

 テーマの問題提起、かつ、その問題の完全解決。
 分かりやすく言えば「姫がさらわれた・助けて」→「助けてくる」です。


 どの作品であろうとも、これがなければラノベとしては成り立たないと思います。

 ギャグマンガ(とりわけ四コマ)ですと、
 これがなくとも作品として成立しますけどね。
 あれは見ててすごいなぁ〜と感心するばかりです。

> 斬新な能力案

 私は斬新な能力の登場よりも、
 既存の能力でも、斬新な使い方の方が読者は喜ぶと思います。


 つまりアイデア次第ということですね。
 たしかに、中身を見るまでは、前者の方が良いとは思いますが。

 ちなみに、うえき(このネーミングも今にして思えば、いいですよね)の
 この能力はゴミの定義が非常にあいまいです。
 「手の平で覆えるもの」という条件さえクリアすれば、
 主人公がゴミと思うだけで、あらゆるものを木に変えてしまう能力、という突っ込みこそありますが、

 面白いのは、世論のエコの感情に結びつけたことと、
 読者の意識的に「弱い能力」と思わせたことだと思います。

 そして、その能力の使い方が面白かったこと。
 先程も言ったように、斬新な能力よりも斬新な使い方です。

 武器にすることは当然、盾にした、バネにした、クッションにした、
 そして、敵を倒すだけでなく、味方のピンチを救った、被害を食い止めたという展開を広げた。
 この発展が面白いと思わせた原因です。
 
 決して「ゴミを木に変える能力が面白い」わけではなく、
 「ゴミを木に変えた結果」が面白かったのだと、自分は思っています。


> 新しい能力ジャンルが存在するなら是非教えてください。
 かずらさんの言う通り、そのようなものが思いつくのであれば、
 皆さん自分で使うと思いますので、その辺りは質問が悪いかと。

 未知の能力を使用しようが、使い方が「敵を倒す」という汎用であれば、
 斬新なものには見えません。
 ひとひねりアイディアをかけなければ意味がないと思います。


 能力の使い方のアイディアは、『とある魔術の禁書目録』 が参考になると思います。


ビタミンB12さんからの意見
 展開として王道というか、僕が読んできた本はすべからく、

主人公が『 』を奪われる

取り返そうと行動
|   ↓ ↑
|  失敗・反省

取り返して一件落着。

 もしくは

主人公が『 』になることを目指す

努力・成長

立ちはだかるライバル
|   ↓ ↑
|  敗戦→反省

勝利



 のパターンでした。
 王道って奴です。
 この展開は少なくとも面白く無くはないはずです。

 何故なら、むかーしからこのパターンは存在していますが、現在にも残っているからです。
 残っているのには、この展開が面白いとされているからだと考えます。


 参考になれば幸いです。


ELEVENさんからの返信(質問者)
 この頃頻繁にスレを立たせて頂いているELEVENです。
 今回も皆さんの意見をお願いいたします。
 主題の一つ目は『ラノベに必要な展開』という事なのですが、
 ラノベに必要不可欠な展開。所謂、序破急や起承転結などのどんな展開でも、
 こんな物は必要! 自分は絶対にこういう展開を使っているなど教えていただければありがたいです。

 主題の二つ目は『被らない斬新な能力案』という質問でしたが、
 少し此処に訂正を加えさせていただきます。
 主題を『斬新な能力の使い方』に変えさせていただきます。

 ですが、この質問に関しても皆さん独自の表現が、考え方が存在しますので、
 教えたくない人はこの質問はスルーでお願いします。
 自分勝手なことで申し訳ありませんが、まだまだ皆さんの意見をお待ちしております。

●かずらさんへ
 やっぱり斬新な能力は自分で考えないといけませんね。
 自慰的にそんなアイディアがあれば態々他人に教えてあげられるほど優しい世界ではないですものね。
 やっぱり微エロ・ラブコメは男女問わず引き付ける要素の一つですよね。分かります。
 後は萌えとかそう言う要素なのかもしれませんねw

 貴重な意見を有難うございました。
 お互い執筆頑張りましょう。

●Kayさんへ
 斬新な能力ではなく、斬新な使い方ときましたか……
 とても感化されて少し声が出ないのですが、有難うございます。
 使い方によっては全く違う能力に見えてきますね! 
 これこそ斬新なアイディア、素晴らしい考え方だと思います。
 こんな事には全く気が付きませんでしたが、Kayさんのお陰で色々と覚醒してきました。

●ビタミンB12さんへ
 ラノベの展開、物語を作るに関して万国共通な王道ですね。
 この展開がある漫画や、小説は大体良く売れている気がします。
 ですが、僕の固定概念としては王道では無いほうが、
 読者ウケするのではないかという勝手なイメージが存在します。
 
 僕自身、何でもかんでも作品に影響されてしまうせいか、
 「その作品を上回る展開を作ってやる」という王道とはかけ離れた展開を組んでいます。
 結局僕はそれに拘りすぎて一時大変な思いをした事があるのですが……。
 邪道好きの僕ですが、王道にも挑戦してみたいと思います。

 お互い執筆頑張りましょう。


ぽろろさんからの意見
 ちわっす、ぽろろです。

1・オチ
 展開には「オチ」が必要です、それも「初めから予想できるオチ」が。
 
 ゴールがどこなのか分かるからこそ、物語を展開しやすくなり、
 主人公つまり物語の目的を見失わずに済むんだと思います。
 「初めからゴールが見えない物語」なんて、それだけで打ち切りフラグです。
 なぜなら物語の範囲が広くなっていき、展開した内容を回収しきれないからです。

 予想できる展開にしろというわけではありません、
 「どの段階を過ぎれば終わるのか」が分かればいいんです。

 
 勇者と魔王を出すなら、「勇者と魔王が戦う」段階がクライマックスだと大体は分かりますので、
 結果はともかくそこが山場だということだけは理解できます。それだけで良いんです。

 それさえも分からなければ、読者も作者も息切れを起こします。


2・主人公が金の為「だけ」に動く
 私利私欲の為に動く主人公は数多くいますが、
 そんな主人公でさえ目的の中には「他人」を関わらせています。
 復讐でさえ故人となった「他人」が関わっています。
 「目的さえ叶うなら他の人は全てどうでも良い」というような目的を持った主人公がラノベにはいません。

 例えば「ドラゴン桜」の生徒たちの目的は「東大に合格する」ですが、
 その目的自体には他人が関わってません。

 そんな感じで。


Kayさんからの意見
> 斬新な能力の使い方
 汎用性が高い『風を操る力』は?
 自分に向けて打てば、移動手段、他人に打てば動きの妨害、
 物体を移動させる力にもなりますし、カマイタチ現象も起こせるかもしれません。

 このテの話は物理学の勉強をしていると、様々なネタが浮かびますよ。


公ちゃんさんからの意見
 こんにちは。
 ゆずの新作発表で興奮が極限状態の公です。
 英語で言うとエクストリ〜〜〜ム!!!
(ニャル子さん風)

 ベタな展開ですが冒頭で
1・最初数行はアクション
2・少し前の回想で主人公の私生活
3・災難や禁忌を犯して主人公が危機に陥る
4・戦乙女ヒロインが助けてくれる
5・ヒロインに事情を聞かされ戦いに巻き込まれる


 その後物語の節々に

 ヒロインが同居する。
 不可抗力でヒロインの裸を見る。
 敗北の悔しさ号泣したりとヒロインが感情を見せる。

 ……とヒロイン重視でいろいろ書きますね。
 もちろん主人公の感情表現も増やした方がいいので、
 なるべく会話を増やして互いの人間性が垣間見れるようにします。
(無論、他のキャラも同様)

 能力の設定ですが
 「発動の制約」に重点を置いてはどうでしょう?
 「うえき」も確か物質変換の他に
 「限定条件」がありますし、

 「黒の契約者」には、
 異能を使った後特定の禁断症状が現れます。
 
 最近(2010年)では「コードブレイカー」の
 力を消耗した時の「ロスト」という設定が新しいですね。

 つまり
 「発動には条件がある」
 「使用した後にリスクがかかる」

 といった設定を考えてはいかがでしょう?

 例えば
1・怠惰なサトリ
 周囲の他人の心を読めるが
 「自分が睡眠している」のが条件。
 無防備なのはもちろん、内容が自分の夢とごちゃまぜになる。

2・憤怒の身体強化
 相手が自分に殺意・敵意があると、
 自信のステータスが無限に上昇する。
 ただし「相手の闘争心」に反応するため戦意の無い相手には無力化する。

3・嫉妬の運命操作
 相手を不幸体質にするが
 条件は「相手が自分より優れた何かをしようとする事」。
 つまり、嫉妬している相手に。
 失敗を重ねて浮いた存在にさせるせこい能力。
 相手が何もしなければ発動しない。
 また本人の能力が上がるわけでは無い。

4・暴食の感覚干渉
 相手の感覚を口にした物と共有させる。
 例えば飴を舐めれば相手に悪寒が襲い、
 噛み砕くと、全身の骨を砕かれた感覚に陥り失神する。

5・傲慢な過去操作
 触れた物体の過去を修正させる。
 ただし「その過去に自身が関わっている」のが条件。
 例えば壺を落として割ったら「壺に触れてない」という過去に変えて修復する。
 戦闘でも自身の負傷を修正したりと最強の部類。

 ……こんな感じで
 「いつでも使えるわけでは無い」と
 設定すれば面白くなります。……ではでは。


かなTさんからの意見
 「ザ・松尾」

 戦闘中に発動させれば、あの松尾芭蕉がバトルの状況を美しい句に読んでくれます。
 ただ、フィールドがコンクリートジャングルとかだと発動できないのが難点。
 俳句に読み込むための、季語となる景物がないから。
 ところで「おくのほそみち」と「はやみもこみち」って、語感が似てるよね!


使い捨てさんからの意見
 斬新な能力と聞いて「鼻毛」で戦うアフロが思い浮かびました。
 使い捨てと言います、以後お見知りおきを。

 さて、主題の一つ目、ラノベに必要な展開は、
 
 ずばり「主人公が負けること」ですね。
 
 例をいくつか挙げると、
 「主人公が強敵に挑んで無様に負け、それを助けるため強い仲間が死ぬ」
 「主人公が負けそうになったとき、ライバルが助けに入る」
 「主人公が一度敗北し、相手の強さを強調させ、後で主人公がそいつに勝つ」
 「負けた主人公が、ヒロインの声によって再び覚醒し、思いもよらぬ方法で勝つ」

 と言ったように、主人公が負けると、その後には熱い展開が待ってます。
 ポイントは例え負けても主人公だけは死なせない事と、負けたことによって何かを失うまたは得ること。
 バトル系ラノベでよく使われる展開です。主人公をサブキャラにしてもよしです。
 
 個人的にダイの大冒険のポップやNARUTOのナルトなど、
 初めクソ弱いキャラが好きなので自然とこういう展開が好きになりました。


 斬新な能力ですか……
 「病気」とか、あまり聞きませんよね?
 精霊との契約とか、前世でのカルマとかで得られる能力ではなくて、それそのものが病気である能力。

 体の一部が鋼鉄のように堅くなるが、堅くなる範囲が心臓や脳に広がると死ぬ
 「進行性肉体鋼化症」とか、脚力が常人より遥かに強くなるが、その強さに骨や筋肉がついて行かず、
 高速で動ける代わり動くのが困難になる「局部超越強化病・脚」など。
 あくまで病気なので、危ないデメリットも多々在る。
 
 また特効薬が存在し、完治すると能力が使えなくなるとか、
 自らに病原を打ち込むことで人為的に発病できる、
 病の進行が早くなる代わり一時的に能力を強化させる促進剤など、いろいろなオプションも考えられます。
 
 斬新な能力や斬新な使い方と言った点ではハンター×ハンターやNARUTOなどがお勧めです。
 特にNARUTOは、ナルトはともかく他のキャラは既存の能力でどう戦うのか工夫しているので、
 参考になります。

 いままでで一番インパクトが強い能力は前述の「鼻毛で戦う」と、
 OVAジャイアントロボの「指パッチンで真空波」です。


永谷 月歩さんからの意見
 グレートお久しぶりーフ(←意味不明)。どうも、セピア色の青春こと月歩です。
 まず一つ目、必要な展開についてですが、これはすでに皆さんがおっしゃっている内容に賛成です。
 個人的に気に入っている要素・展開は、
 
 「主人公などの登場人物が個性的な自論・ポリシーを持っている」というものです。

 なにか一つくらいひねくれた考え方があると、相手との会話に味が出るのではないかと思っています。
 その自論やポリシーが、物語で複雑な展開を巻き起こす要素となるのです。

 例としては、ワンピースのサンジの「女は絶対に蹴らん」や、
 ナルトの「真っ直ぐ自分の言葉は曲げない」などですね。

 で、斬新な能力についてですが、僕がこの手のスレで能力についての質問に返答する際よく言うのが、
 
 「斬新な能力ほど、被ったときにパクリ疑惑をかけられやすい」ということです。
 
 たとえ誰の力も借りずに自分だけで考え抜いた能力でも、
 世界のどこかで一つくらいは似た能力があるはずです。
 あまりマンネリ化していない個性的な設定ほど、
 似た設定が見つかったときにパクった疑惑を塗り付けられます。これには注意するべきだと思います。


 んでもって、質問に対する返答ですが、家族と話しているときに思いついた能力です。

 「相手の全身をかゆくする力」なんてのはどうでしょう。想像しただけで勝てる気がしません。
 目の奥や鼻の奥、尻の穴や爪の間までがかゆくなるのです。おそらく、誰も耐え切れません。


●追伸
 インデックス大好き人間として横槍入れます。

 『とある魔術の禁書目録』でございます。禁書目録の部分は「インデックス」と読みます。
 能力の使い方は最高です、あの作品。すごい応用性です。

 では、これにてドロンさせていただきます。大変失礼しました。


緑海さんからの意見
 はじめまして
 新人賞を目指して頑張ってる者です。
 共に切磋琢磨していけると良いですね。

 さて、主題の一つ目ですが、
 
 私は登場人物の自己正当化な展開(というか独白)を必ず出します。
 
 出す気がなくても、必ず出てきます。
 人間の強さも弱さもそこにありますから。
 誰しも、心の奥底では自分が正しいと思ってるんだから、
 書いてるとどうしてもそういう展開が出てきますね。

 「自分達は正義なんかじゃない」
 なんてナルシスティックな事を言ってる主人公を見ると馬糞を投げつけたくなりますね。

 主題の二つ目の『被らない斬新な能力案』ですが、
 すみません。最初に批判的な事を書きます。
 
 『能力』なんて出した時点で根本的に斬新性はなくなると思います。
 能力バトルまで出したら完璧です。

 この先、能力で抜きんでた物を書きたいならば、新しさよりも考察の深さで争った方が良いと思います。

 と、否定的な事は置いておいて、
 エネルギーの種類を変換する能力とかどうですか?
 エネルギーには

・運動エネルギー
・位置エネルギー
・熱エネルギー

 などがありますが、その能力を使うと、
 運動エネルギーを全て熱エネルギーに変換する事で、
 飛んできた弾丸が停止して高熱を発して溶けてしまう、とか、
 逆に物体から絶対零度付近まで熱エネルギーを奪う代わりに上空に位置を移動させるとか。
(イタクァみたいですね)


αωαさんからの意見
 はじめまして。αωαといいます。以後お見知りおきを。
 早速ですが、私の意見を書かせてもらいます。

 まず一つ目、ラノベに必要なものですが、私はキャラクターの魅力であると考えます。
 いかに面白い物語であっても、それを演じているのが棒人間ではまったく面白みがありません。
 なので、いかにして物語の中でキャラクターの魅力を引き出すか。それが大切であると私は思います。

 二つ目ですが、ゼロの使い魔の魔法の仕組みは面白いと思いましたね。
 魔法というありきたりな設定の中に、
 あまり類を見ないようなオリジナリティのある設定が展開されています。
 王道的な能力でも、それを生かす設定によっていくらでも作り変えられるということを学びましたね。

 では、このあたりで失礼します。


ヨシダヨシオさんからの意見
 E LEVENさん始めまして、ヨシダヨシオと申します。
 個人的に思う『ラノベに必要な展開』というのは、

 やはり山と谷だと思います。

 山と言うのは、山場と言う意味もありますが、この場合は人生山あり谷ありの山と谷です。

 ただひたすらゴールに向かって、平坦な道を進むだけの物語は面白くありません。

 時には目の前に、巨大な山(強敵や問題)が現れ、それを越える為の努力をしたり、
 一度谷底まで落とされるが(主人公の敗北や、大切な仲間を失う)そこからはい上がるからこそ、
 物語にドラマが生まれるんだと思います。
 
 正直、最初から最後までとんとん拍子では、読者に飽きられてしまいます。

 スポーツ観戦だって、結果的には贔屓のチームに勝って欲しいけど、
 試合開始からワンサイドゲームのボロ勝ちより、
 途中で逆転されたり、ピンチな場面がある方が面白いです。

 また『被らない斬新な能力案』というのは、多分無理だと思います。
 
 それこそラノベに限らず、漫画や映画やら昔から数多くの作品があり、
 そう言う魔法や超能力の類は、数え切れない能力がありますから、
 折角自分のオリジナルで新しい能力を考えても、探せば何かしらの作品と被ってしまいます。
 それで○○のパクリだと言われたら、泣くに泣けません。
 
 それならば、他の人が言うように、
 ありきたりな能力を自分なりの解釈で使っていく方が、オリジナルになると思います。


 例えば炎を操る能力一つでも、口から出したり、自分が炎になったり、元々ある炎を操ったりと、
 色々なバリエーションがありますし、そこに能力を使う為の制約なんかがあると、
 オリジナリティが出ると思います。

 例えば魔法を使うのにマジックパワーを消費するでは、余りにありきたりですから、
 使った後に、おねしょするとか(笑)火遊びすると、おねしょするとか、
 まるで子どもですけど、それが青年や大人。
 しかも、炎を使うのが得意な人間だったりすると、意外性やギャグ的な要素が生まれます。

 後は水を使う人が、泳げないとかですかね・・・
 そう言うマイナス面がある方が、完璧な人間よりも親しみが持てますし、
 非の打ち所の無い完璧人間って、案外つまらないキャラになってしまいますし・・・
 逆にそれ以外が駄目な奴でも、一芸として凄い炎の使い手だったりだと、逆にカッコイイですしね。

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