第4研究室 創作に関するQ&A 577P | トップへ戻る |
紅音さんからの質問 2010/12/18
 小説のアクセス数が気になってしまう

 はじめまして。紅音といいます。
 自分は「小説家になろう」で二次創作をこの前連載し始めたばっかりなのですが、
 アクセス数がなかなか伸びません。むしろ気にしてしまいます。
 感想は今までの体験ですぐは貰えないことも知っています。もらえたら良いほうだと考えています……。
 それにお気に入り登録ももらったことがありません……。
 それらを気にしないようにしているのですが、アクセス数などを気にしてしまいます。
 気にしないようにはどうすればよいのでしょうか?


●答え●

 私は趣味で行っているサイトでアクセス数を気にするのは有害だと思っています。
 アクセス数の増減に一喜一憂し、それに振り回されて疲れてしまうからです。


 ゲームなどだと、プレイすればするほど、ステータスやレベルの数値が上がって行き、
 成長していくことが実感できるようなシステムになっていますが、Webサイトでは違います。
 
 いくら更新しても、アクセス数が増えない、誰からも反応がない、ということが当たり前に起きます。
 すると、アクセス解析を見る度にがっかりし、こんなのならやっている意味が無いじゃないか?
 と、モチベーションが低下し、続けるのが苦痛になっていくのです。

 また、アクセス数が増えたら増えたで、さらにもっと人気が欲しいと、無理を重ねたり、
 人気を維持しようと、必要以上に労力をつぎ込んだ結果、
 疲れ切って燃え尽きるというパターンも多いです。 
 
 人気が上がると、それだけ批判や中傷にさらされるリスクも増えるので、
 免疫のない人は、これにビックリしてひどく傷つき、そのまま撤退してしまうことも稀ではありません。

 サイトを運営していくコツは、「人気が出なくても、下がっても、掲示板が荒れても、まぁ、いいか」
 と、いい加減な気持ちで、気長にやっていくことだと思います。


 真面目な人、成長しない自分が許せない人ほど、がんばりすぎて、嫌になってしまうので、
 そんなものだと思って、3年は下積み期間だと割り切って、長い目を見てやっていくのが良いです。
 
 実際、5年くらい、小説サイトを運営し続けている人は、
 小説の腕も、ネットでの社交術もかなり向上しているので、アクセス数も多くなっていきます。



ヒロさんからの意見
 手の届くところに目標を設定することです。

 マラソンでもそうですが、10km走れと言われて走るのと、
 どれくらい走ればいいのか分からないまま走らされるのとでは、精神的な負荷が全く違います。

 なので、達成したい目標を数値に落とし込んで、
 そこに向かうためのクッションとして小さな目標を立てていくことが大切になります。

 現時点でのアクセス数が100だったとして、150を目標にして、
 そのためにすべきことを毎日やっていく。そうすると、いずれ150を達成できるときがきます。
 そして、今度は200だ、とそれを繰り返していくことが大切だと思いますよ。


文長さんからの意見
 連載するのをやめればいいんじゃないですか?

 や、これは別に嫌味ではなくて、「気にしなくなるための」最大の解決法だと僕は信じています。
 僕も他所でほそぼそと書き散らしてる駄文がありますけど、
 どれだけ「ウケるわけがないから書き込みがなくても気にしない」と思い込んでも、
 何ヶ月も人目にさらしている(それも自分にできる範囲でうまく書けたと思っている)のだから、

 ほぼ何の反応もないという事実を黙って受け入れられるわけがありません;

 それがやすやすと受け入れられるなら、達観を極めた仙人みたいなやつか、
 作品あるいは創作に対してさほど真剣ではない人ということでしょう。

 他人の感想や評価なんかなくても、
 執筆の練習なら本を読みつつメモ帳で黙々と書いていれば充分です。


 ネットに公開したけどアクセス数少なくて「コレそんなにつまんないのかなー」としょげながら書くのと、
 他人の目を気にせず、ひとり黙々と自由に書くのとじゃモチベーションも違ってきますし。


 どだいアクセス数やお気に入り登録された数なんて、ネット閉じたら何の価値もない数値ですよ?
 
 よくいるじゃないですか、
 アクセス数稼ぎで何十何百ものブログにコメントしたり、無理に話題あわせたり、
 一日に何十回も更新したり……

 僕に言わせればあんな作業、日曜の朝っぱらからプレステやって
 「今日はやたらイケたな」と悦に浸りつつやっと電源切ったらサザエさんが始まっていた、
 って瞬間に感じるような空しさしかもたらしません。
 「アクセス数」なんて、その程度のものだと思います。


リコさんからの意見
 こんにちはリコというものです。
 私はネットでは作品を公開したことがないのですが、「小説家になろう」というサイトがあるんですね。
 初めて知りました。こういうのに公開するのもいいのかもしれません…

 本題ですが、素人意見でいくつか

1作品の完成度を高める、上達する。
 まずはこれ

2自分のブログ、ツイッターとかで宣伝する。
 ブログを持ってなかったりすると別の時間がかかるのでおすすめできないけど一応。

3タイトルと紹介文で惹きつける。釣る(もちろん内容に沿った形で…)
 ラノベは表紙のイラストで決まると言われているように、
 思わず目を止めてしまうような奇抜なタイトル、紹介文を考えてみるとか。
 紅音さんの作品がよければそのまま最後まで読んで貰える可能性が増えると思います。
 もちろん感想も増える……はず?
 
 こんな感じでしょうか?アクセス、感想等増えることをお祈りしています。
 もちろんもらえなくても気にしないことも大事ですよ。


匿名希望さんからの意見
 まず、一番に言っておきたいのが、

 「アクセス数が少ない作品は、駄作の可能性が高い」ということ。
 
 実際に、その作品をみたことがないのでよくわからないが、
 アクセス数とは、その作品の魅力だといえる。
 
 本屋で、本を手に取るとき、それは、
「タイトル」
「表紙」
「冒頭」
 などが主な要因となる。
 
 ネット小説においてのアクセス数とは、リアル小説でいうところの、
 「お客が、本を手にとって中身を読んだ回数」だといえる。
 
 つまり、あなたの作品は、本屋でいえば誰も手にとって読んでいない。
 「読まれない小説」だということ。
 
 読まれない小説は、タイトルや冒頭があまりにもヘボく、ありふれていて魅力がない。

 人間でいえば、周りと似たような格好をして、同じメイク道具を使い、
 同じヘアーをしているギャルの群れに近い。

 その中の人は、「自分だけは個性的だ」なんて思っているのだが、結局、
 周りからみれば似たり寄ったりで、個性がない。つまり、魅力がないといえる。
 例え、その人の中身がどれほど魅力的で個性的だとしても、見た感じで伝わらなければ、意味がない。
 
 ちなみに、どんなサイトにしてもそうだが、アクセス数が少ないということは、
 評価されていないということで、存在価値がないということ。
 それが悔やまれるのであれば、魅力的でアクセスしたくなるようなタイトルをつける必要がある。
 
 また、アクセス数の多い作品のタイトルの傾向と、冒頭、概要などを参考にするのもよい。

 しかし、気をつけることがある。そういったサイトの中には、
 たんなるコネだけでアクセス数を増やしている本物の駄作が、
 ランキング上位にあったりするので、そういった作品を参考にしてはいけない。
 では、どうすればよい作品を見つけれるのか?
 
 簡単な方法が一つだけある。

 「アクセス数は多いが、評価の悪い作品」のタイトルと概要と冒頭を参考にすればいい。

 なぜかというと、評価が悪いということは、コネもなく、また、中身もクソだということ。
 そんな作品のアクセス数が多いのは、タイトル、概要、冒頭がよいからだ。
 つまり、そういった作品のタイトル、概要、冒頭だけを参考にして、中身だけは自分で考える。
 そうすれば、純粋に自分の作品の評価をしてもらうことができるというわけだ。


りんさんからの意見
 初めまして。
 私も「小説家になろう」で作品を掲載しているので、紅音さんのお悩みがとてもよく分かります。
 始めの頃は同じく低アクセスにものすごく落ち込んだのですが、一年以上続けていると、
 「小説家になろう」でうけるものとそうでないものの特徴というものが見えてきました。
 二次創作は私は詳しくはないので、もしかしたらあまり参考にならないかもしれませんが、

 とにかく「異世界迷い込み」とか「勇者」とか「魔王」とか、
 そういったキーワードがあるだけでぐっとアクセス数に差が出ます。

 アクセスとかお気に入りが少なくても、面白い作品はたくさんあります。
 でも、そういった作品が、上記の人気作に埋もれてしまっていることが多いと個人的に感じてます。
 なので、あまり気になさらないほうがいいと思いますよ!

 私も連載を始めた当初はユニークアクセスがたった15でしたが、それでも続けていったら、
 有りがたいことに完結する頃にはお気に入りもそこそこ増えました。
 今でもアクセスで凹んだら、「どんな作品でも最後まで書き通せば、自分の力になるはず」と考えて、
 自分の実力アップのためと思って頑張ってます。
 紅音さんも頑張って下さい、始めたばかりではまだまだ分かりませんから!


峡さんからの意見
 ぶっちゃけあのサイトのユーザー(読者)は趣味が偏ってるのであまり気にすることはないと思います。
 まぁあのサイトで大活躍したい、ちやほやされたいと考えているのであれば、
 タイトルや内容を見直す必要はあるのでしょうけれども。

 あなたは誰に評価されたいのですか。


わむさんからの意見
 初めまして
 わむと申します。

 人の目を気にせず、自分が書きたいように書けばいいと思います。


808さんからの意見
 気にしなかったら気にしなかったで問題だとは思うんだけどね。
 だったらネットにあげる必要はないじゃん、って話になっちゃうし。

 これはもう、いろいろ試してみるしかない。

 ブログ(サイト)=会社と考えると、若干わかりやすいかな。
 商品(小説)の質を上げることは当たり前なんだけれど、
 営業、広告(読ませようとする努力)も大切。

 オンライン小説の検索サイトに登録するのは当然として、
 人気サイトに相互リンクを申し込むとか。
(いきなり申し込むのは失礼なので、こちらから相手方に対して何度かコメントをした後で。
 その際にURLリンクが出来るのであれば張っておく)

 このサイトに作品をアップして興味を持たせたり、交流掲示板でこそっと宣伝しちゃうのも手。
 煙たがられることもあるだろうけど、それで一人でも二人でも訪れてくれればこっちのもの。

 まあ、この広大なネット界隈、
 いきなり何の営業活動もしていないサイトにたどり着くことなんてほとんどありません。
 
 逆に言っちゃうと、必ずしもアクセス数が少ない=面白くない、ってわけではないってこと。
 
 いきなり大人気、なんてよっぽどじゃないとありえないので、
 気長にがんばってくださいな。


Hitoさんからの意見
 ども、二次書きです。
 絶対に今よりもアクセス数がマシになる、もしくは感想がもらえる可能性が高くなる方法があります。

 同ジャンルの二次小説に感想を書きまくることです。
 その時、掲示板などのurl欄にurlを載せましょう。


 経験上、100の感想を書けば少なくとも1つは返してもらえます。
 感想を書くときは文章技術云々よりキャラの心情や行動などから自分がおもったことを書きましょう。

 二次小説の感想は交流と割り切る方がいいです。

 補足です。

 感想を書くときは「なろう」にこだわらず積極的に個人サイトを訪れましょう。

 また、同ジャンルの検索サイトなどが見つかったら、
 「なろう」からの登録は大丈夫かを問い合わせ、可能なら登録しましょう。
 二次にはジャンルごとのコミュニティがたいていあります。

 「なろう」よりも狭い集まりですが、その分メンバー同士の距離は近いです。
 感想が欲しいと思うなら自分から、というラケンのルールは、そのまま世の法則として通用します。
 もちろん、ラケンよりは返る確率は高くないですが、返してくれる人は必ずいます。


Hiroさんからの意見
 はじめましてHiroと申します。
 そんなサイトがあったんですね、調べて初めて知りました。
 私のほうは『作家になろう!』というインテルさんのサイトに登録しましたがサッパリです(苦笑
 なので、私の言うことは世間話でもするように適当に聞き流してください。

 紅音さんの作品は観ていませんが、
 あなたの掲載した作品は、何千という作品の中で人目を引くタイトルが付けられているでしょうか?
 更に、冒頭から作品を最後まで読ませる吸引力をもった書き方を意識されましたか?

 ああいったサイトの読者は、作品にお金を払っているわけではないので、
 目に付いたタイトルだけど適当にクリックし、
 冒頭でそれが気に入らなければホイホイと読み捨ててしまいます。


 また、新規登録時はどのサイトも『新規掲載』をアピールしてくれますが、
 その時にアクセスを伸ばせなかった作品はどんどん埋もれてしまう傾向にあります。
 なので、掲載作については一度諦め、
 もっと話題に登りやすい作品作りを意識された新作を執筆・掲載してはいかがでしょうか?


スノゥさんからの意見 2012/01/30
 はじめまして。スノゥです。
 自分もpi●ivで二次創作を投稿しています。なのでアクセス数が伸びない不安と苛立ちは分かるつもりです。

 自分からの提案としては、考え方を変えてみてはいかがでしょう?
 たとえ自分の小説を読んでくれた人がたった一人しかいなくても(たとえなので若干極端ですが)、このただっぴろいインターネットの世界で自分の小説のページをクリックしてくれた人が一人でもいると考えてみるんです。
 分かりやすく言ってしまえば超ポジティブシンキングですね。
 ネットの世界はとんでもなく広いんだと思うと、自分は気が楽になりました。

 あと、具体的な方法としてですが――
・「タグ」を増やす
 pi●ivはこれが有効でした。(例 元ネタのタイトルを入れる・登場人物を並べてみるなど)。
 しかし「小説家になろう」を確認させていただいたところ、「タグ」機能は無いようでしたので次の方法を・・・

・タイトルを元ネタと似せる
 二次創作ということは元ネタがあるわけですので、そのタイトルと似せるだけでも、結構読者としては気になるものですよ。(例 「生徒会の一存」パロ→「生徒会の一月」)
 それか思いきって元ネタのタイトルを自分のタイトルの中に入れてしまうとか(例 「化物語」パロ→「【化物語】タイトル【パロってみました】)

・出だしの一文のインパクトを大にする
 自分の場合、最初の一ページ目を「○○(←具体名)が倒れた」で終わらせて次のページにいったことがあります。

 長々と書いてしまいましたが、自分もどうやったらアクセス数増えるかなんてしょっちゅう考えてます。みんなそうだと思います。気長に、そして前向きにやっていけばいいんじゃないでしょうか。

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