ライトノベル作法研究所
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  4. Kindleでの自費出版公開日:2012/10/30

Amazon・Kindleでの自費出版についてみんなどう思う?

 読書人さんの質問 2012年10月26日

 2012年10月25日にAmazonが販売する電子ブックリーダーの、Kindleで自費出版できる、Kindleダイレクト・パブリッシング日本版がスタートしたとの情報を、目にした方も多いと思います。自分もそんな一人です。

 電子書籍が日本でどれだけ浸透するか未知数なのと、ライトノベルや一般小説の新人賞によっては、商業出版してしまうと応募できない賞などもありますが、個人的には非常に魅力的な話だと思います。

 Kindleで自費出版した場合のロイヤルティーは35%。条件次第では70%と、日本の出版社が作家に支払う印税とは比べものにならないほど高いです。何よりも私の興味を引いたのは自費出版の敷居の低さでした。

 出版は無料ですし、担当編集者が付くわけでもないので、性描写などのガイドラインに抵触しなければ、自分の思い通りの作品が出版できます。英語が堪能であれば英語に翻訳して海外の方に読んでもらうことも可能です。

 ライトノベルとして出版する場合だと押し絵をどうするかや、徴収されるコミッション。
 そもそも素人の本を購入してまで読んでくれる、物好きな人がいるのかなど、沢山の問題もありますが、将来的には小説家志望者の選択肢の一つになる魅力があると思います。

 私はKindleやKoboなどの普及具合や、Kindleダイレクト・パブリッシングで自費出版された、素人作家さん達の状況によっては自費出版も考えています。皆様はどうお考えでしょうか。
 是非御意見をお聞かせください。

Kindle Direct Publishingのウェブサイト
 ここから、Amazonで電子書籍を出すための登録、設定ができます。

●答え●

まめライオンさんの意見2012/10/26

 普及したらぜひ自費したいです。短くてごめんなさい汗

トータスさんの意見2012/10/26

 うーん、出してみたいかな?
 でも、ネットで公開できる程度でしか無いから、そこまでは出来ない気も・・・

 貰わなくても良い位で、金銭抜きで出せると良い様な・・・こちらは特にお金が目当てではなく、自分の書いたモノを読んで貰える事が嬉しいかと・・・

 それなら、ネットで公開するだけでも良い様な・・・
 読まれるか読まれないかは、神のみぞ知る?

 金額次第、条件次第かな?

読書人さんの返信(質問者)2012/10/27

 まめライオンさん返信有り難うございます。
 そうですね、私も普及したら出版してみたいです。

 トータスさん返信有り難うございます。
 私もトータスさんの仰るとおり金銭次第、条件次第だと考えています。

 ただ小説投稿サイトや自分のホームページで公開するより、人目に付くのかなと漠然と考えているのです。
 何より出版費用が無料なので、実際はどうか知りませんが、気楽に出せるのが一番の魅力かなと考えています。

 もしもAmazonと同じようにレビュー機能があれば、購入した方なら辛辣な感想ももらえるでしょうし、本来の用途とは違うかも知れませんが、捨て値で出版して執筆の鍛錬にも使えればいいなと、淡い期待を抱いています。

 まあ文章が余りに酷ければ出版前に、指し止めされたりするかも知れませんが。

うっぴーさん(管理人)の意見2012/10/27

 こんにちは。
 私は商業作品として電子出版(電子書店パピレスで販売)を出していますが、一冊しか売れていない状況です。あれー、という感じです。
 電子出版はあまり売れないのが現実で、有名な作家が書いた物でも、鳴かず飛ばずで、1000部売れたらベストセラーだと言われています。

 おそらく、ネットの常識である「情報(デジタルデータ)」はタダという心理が読者にあるためだと考えられます。

 ライトノベルの場合は、(ネット上に公開されていない)イラストがあるなどの付加価値が付けられると思います。しかし、イラストの制作費などを出さねばならず、これをやるとまず間違いなく赤字ですし、萌えな絵が描ける実力者は限られているため、なかなか難しいと思います。
 また、電子データになると海賊版が出てくるなどのリスクが考えられます。

 ということになると、今まで通り紙媒体の出版が依然として力を持ち続けるのではないかと思います。
 アナログ書籍の良いところは、「お金を出して貰える」「手に持てる」「コピーしにくい」ということです。

●追記(2012/10/30)
 おそらく、Kindleで作品を読んで貰うためには次の工夫が必要だと考えています。

・値段を無料する(続刊を低価格で提供する)。
・表紙を萌えな絵にする(プロのイラストレーターのハイクオリティ作品)
・ブログやソーシャルメディアでの宣伝(元々の知名度が物を言う)

 後は、すでに紙媒体での出版経験があるなどのクオリティを保証する裏付けが必要でしょう。
 ライトノベルの新人賞作品などは「大賞受賞作品!」といった帯を着けることで、無名の作家を売り出そうとします。

電子書籍否定派さんの意見2012/10/27

 誰も校正してないような、素人の書いた本なんて誰が読みたがるんです?
 話題になっている本や話題になっている人が書いた者ならともかく、ネームバリューのない人間がすでに何十万とある電子書籍の中に1冊投じても埋もれるだけでしょ。

 読むのにお金がかかる分敷居が高くなり、ラ研よりも読者数が減るのではないかと思います。

 売るとしたら、まずはご自分の名前を宣伝するほうが先でしょうね。
 あとは凝りに凝った資料本の類ならば需要はあるかもしれません。
 自分の論文とかを電子書籍で発表するなどは……ひとりよがりになる可能性が高いように思われます。

 単純に低コストで電子書籍をだしたいのならば同人でよいのではないでしょうか?

ゆまのふさんの意見2012/10/27

 ステマ乙です(笑

 冗談はさておき、とても魅力的ですね。
 ある程度ネームバリュー手に入れたら手を出してみようと思います。

Smanさんの意見2012/10/27

 個人の下手くそなCG集やフリーソフト程度のゲームなんぞ誰が買うんだよと思っていた十数年前、しかして現在はDLsiteなどで馬鹿にできない規模の市場が出来上がっています。

 電子書庫もいずれは個人でそこそこ売れればいいなぁ、とは思うものの、小説は絵のように一目で良さがわかるものではないので、販売や宣伝のシステムがよほど良くなければ「売れればいいなぁ」などという未来像は実現しないだろうと思っています。

 自費出版ということは校正作業も自分でやらなければならないし、価格設定も紙媒介よりずっと低くしなければならない。
 そうすると、ロイヤリティ70%~35%とは言え、元の価格設定が安けりゃ「比べ物にならないほど高い」とは言いがたいものがあります。

 つまり、仕事が増えるくせにたいして儲からない。

 同人という言葉がありますが、これはそもそも漫画ではなく小説に対してついていた言葉というのはご存知かと思います。
 現在ではコミックマーケットなど同人漫画が主流となっているので、このあたりで市場調査をしてみると電子書庫における小説ジャンルの将来がわかりやすいと思います。
 友人の受け売りなので間違ってるかもですが、漫画1、200部くらい売れるサークルがあったとして、小説(イラストなし)の場合ではせいぜい10部か20部売れれば「よく売れた」と言っていいほどだとか。

 なぜ売れないのかと言うと、先にも書きましたが、絵とは違って、小説は未読の読者が一目で「その小説が面白いのかどうかわからない」からです。立ち読み機能で一章をまるまる読んでも、わかるのは作家の筆力くらいなもので、最後まで読まなければ物語の良さはわからない。

 なので、もし、電子書庫が一般的になる時代がやってくるのなら、ひょっとするとライトノベルの書き方や展開方法までも「売れやすいように」「ひと目でわかるように」変化しているのかもしれません。
 立ち読み用に最初の話は短編にするとか、クライマックスよりも序盤を盛り上げるとか。
 でなければ、本来は別の場所で活動しているけど、電子書庫ユーザーにも知ってほしいから宣伝として自分の作品を登録する。という程度でしょう。

 まあ、個人的には電子書庫は盛り上がって欲しいのですが……
 Kindleよりタブレット端末のほうが便利じゃねー?って人が多いと思いますので、日本じゃ端末自体が売れないのではないかと。
 液晶と比べて電子ペーパーはほんと見やすいし最高なんだけど、その違いを求めるユーザーが日本には多くないのでは。

読書人さんの返信(質問者)2012/10/27

 うっぴーさん初めまして、読書人と申します。
 実際に電子書籍を出版された方の意見は初めてです。大変貴重な御意見を有り難うございます。

 電子書籍の売り上げは有名作家さんでも芳しくないですか。
 予想通りというか論ずるまでもないことですが、素人が出版しても悲惨なことになりそうですね。

 海賊版対策は個人ではどうしようもないですし、まだガイドラインを精読していないので、Amazon側がどんな対策をするか知りませんが、電子データである限り複製を防ぐのは難しいと思います。

 私も紙媒体の衰退は日本においては起こらない。電子書籍へシフトするにしても、其れ相応の時間が掛かると思います。誰かに自作を購入してもらい感想が欲しければ、新人賞を受賞して出版社に販売してもらう、急がば回れという結論に落ち着くのかも知れませんね。

 電子書籍否定派さん、返信有り難うございます。
 仰るとおり素人が書いたものを読んでくれる、物好きな方はそういないでしょうね。
 ただ私は地方在住なのでラノベ文庫さんのような、ライトノベル即売会に参加することが難しく、仮にラノベ文庫さんなどの即売会で販売しても、素人にネームバリューがないのは当然ですから、手売りでも電子書籍でも結果はそう変わらないかと。

 即売会の場合はプロだけでなくアマチュアも販売していることを、承知で来ている方も多いでしょうし、手に取ってもらえる可能性は若干高いかも知れませんが。

 Kindleダイレクト・パブリッシングで押し絵付きのライトノベルを出す場合だと、絵描きさんに支払う代金で済みますが、同人誌の場合は私が10冊印刷しても余るでしょうから、持ち運びができるので搬出入費は除外するにしても、押し絵代の他に印刷コスト、会場までの交通費、ラノベ文庫さんでサークル参加する場合だと、数千円の参加費用も掛かります。同じ赤字でも痛みが少ない方が私的には有り難いです。

 ゆまのふさん返信有り難うございます。
 そうですね、ステルスマーケティングですね。書き込みを見て気付いて少し笑ってしまいました。

 うっぴーさんや電子書籍否定派さんの書き込み通り、電子書籍で出版したから日の目を見るということは、現実的ではないと思います。出版無料に釣られて私のように自費出版を検討する人は、大勢いるでしょうし、素人でも本当に出版できるなら膨大な冊数の中に埋もれて、見向きもされないのが現実かなと考えています。

 自作を電子書籍で出版して印税生活だなどと浮かれるつもりは一切ありません。
 ただ出版は小説家志望者の夢です。出版社を通さない変則的な方法ですが、出版の敷居も低くなり、選択肢が増えたことは素直に喜びたいです。

 Smanさん返信有り難うございます。
 DLsiteやとらのあななど同人市場は十数年前とは比較にならない規模になったと私も思います。電子書籍の自費出版も盛り上がってくれると嬉しいですが、現状では夢物語に等しいかなと考えています。

 漫画やイラストなどは一目で上手い下手が分かりますが、小説は文字のみという性質上、どうしてもある程度読んでもらわなければ、購入に踏み切れないものです。
 私も好きな作家でなければ出版社の試し読みや、あらすじを読んだり立ち読みで興味を引かれなければ買いません。

 素人の作品ではもっと慎重になると思います。幾らロイヤリティが高くても、素人作家には縁のない話でしょうし、出版無料以外の旨みは考え付かないです。

 漫画では最近見掛けますが一話無料みたいに、商業出版された電子書籍のライトノベルや小説などでも、一章無料になったりするんですかね? 十数ページを無料で公開している作品は見掛けますが、一章丸ごとは記憶にないですけど。

 AmazonはKindleを売りたいので難しいでしょうが、タブレット端末などにも対応してくれたら、確かに電子ペーパーは読みやすいので有り難いですよね。

電子書籍否定派さんの意見2012/10/27

 18禁作品が市場の大半を占めていますが、ネットでPDF形式の同人誌の購入は可能です。
 PDFに関する知識が多少あれば、資金を出さずに出版し利益を得ることもできます。
 データなので倉庫代やスペースの心配もありません。
 ネットで少し調べればいろいろなサイトが出てくるでしょう。
 ただ、うっぴーさんが指摘されているとおり、コピーや海賊版などの問題を防ぐのは容易ではありません。

 また、電子書籍にとって現状一番の課題は規格の多さではないでしょうか。

 どの会社も自社オリジナルのリーダーで商売を進めているので、会社ごとにアプリやスクリプトを落さねばならず面倒な限りです。
 各社が小競り合いを続けているかぎり、それに巻き込まれぬよう、無駄に踊らされぬよう、傍観するにとどめようと思っています。

遍さんの意見2012/10/28

 興味のある話なので、アマゾンのキンドル本でそれらしきものを探してみると、既にKDP経由で何冊か出版されているようです。
 はっきりと表示されていないみたいですが、出版社表示がないものが、どうもKDP経由の作品のようです。
 妙に短い作品が多いですが、小説賞の最終候補作に残ったと謳っているものもあるので、今後増えてきそうな気がします。

Hiroさんの意見2012/10/28

 ちょうど話題の記事がでてたのでアドレスだけご紹介。
 電子出版のススメ:Kindle Direct Publishing体験記

 漫画家さんだと、もともと売れる本が作れるなら自分で売った方が利益率が断然よいとおっしゃってましたが、我々アマチュアの小説家だとどうなるんでしょうね。
 私的には、アマチュアの小説で金を集めるのは難しく、利益を求めないのならば他の場を活用したほうがよいのではと思います。

 まぁ、なんであれ結局のところ物を売るのに一番有効な方法は宣伝活動だなぁと思う今日この頃であります。

SF☆パンクさんの意見2012/10/29

 はじめまして。 SF☆パンク という者です。
 以後、よろしくお願いいたします。
 で、とりあえず、気になったことをば……

>まあ、個人的には電子書庫は盛り上がって欲しいのですが……
>Kindleよりタブレット端末のほうが便利じゃねー?って人が多いと思いますので、
>日本じゃ端末自体が売れないのではないかと。

 iPadなどでも見れます。
 Kindle無料アプリ
 このアプリをダウンロードすると、Kindle端末を持っていなくても、Kindle本を楽しむことができます。
 以下の端末に対応しています(2012/10/29現在)。

 iPhone & iPod touch
 Android
 iPad
 Android

>自費出版ということは校正作業も自分でやらなければならないし

 誤字脱字なら、長文変換をあきらめれば、激減します。

 電子書籍は普及すると思いますよ。それも、以外に早く。
 本棚に本を前後2段に置きだしたら、とたんに本が見つからなくなりましたもん。
 他人のブログで同じ愚痴を書いているのを読んだこともありますし、紙はそろそろ、終わりかなぁと。
 かつて、レコードの円盤が扱いにくくて、あっという間にCDに移ったことがありましたが、似たようなことが起こるんじゃないでしょうか。

 こういうことは、機械が好きな人と、そうじゃない人とで意見が違ってくるとは思いますが……。
 機械好きの私は、こう思います。

SF☆パンクさんの意見2012/10/29

 ということで、本題です。分かりやすくなるよう、ノードを分けてみました。
 肯定的な人は少数派みたいですが……やりようはなくは無いと思いますよ……。

>なぜ売れないのかと言うと、先にも書きましたが、絵とは違って、
>小説は未読の読者が一目で「その小説が面白いのかどうかわからない」からです。

 絵が必要なのなら、CADなどでロボット絵を描いてみるのはどうでしょう?

「CADなどで描いたロボット絵」を自分のサイトに載せる

amazonなどへアフェリエイト・リンク

 これで、販促できるんじゃないでしょうか?
 漫画だって、1枚、あるいは数枚の絵なら、画力があるかどうか、好みのキャラが出てくるかどうか、などしか分かりません。
 それでも充分に買う買わないの判断材料になりますよね?

 CADを用いるならば、視点変更して、何枚もの絵を作るとか、ロボットの手足を動かして、別ポーズの絵を作るとか、いろいろ、出来そうです。


 ラ研のQ&Aのどこかに「ロボットものは小説には向かない」と書かれていた覚えがありますが、アクセル・ワールドのアバターだって、バーチャルとは言え、ロボット以外の何者でもありません。
 原作を読んで、充分に楽しめました。

 文章化しにくい部分もあるとは思いますが、そういう部分は描くのを避けるとか、CAD絵で説明してしまうとか、いろいろ、やりようはあると思います。
 萌えの世界にしたいのなら、女の子を乗せることも可能です。

 どっ、どうでしょう?
 メカ好き限定ではありますが、出来るんじゃないでしょうか。

Smanさんの意見2012/10/29

 絵は一目で上手いか下手かがわかる。
 でも、小説は(絵を見るよりは)時間をかけて読まないと良さがわからないし、極端な例えかもしれないけど、叙述トリックなんかのネタだと、それこそ最後のオチまで読まないと評価のしようがない。
 絵の有無ではなく、小説を評価するには時間がかかる、と言いたかったのです。

 また、それを目移りしがちなネット上の商売でやったところで、短時間で評価できる漫画のほうに客を取られちゃうよ。って感じでしょうか。
 最短4コマで漫画は良さがわかる(これも極論だけど)。

 作品の良さをどれだけ素早く読者に伝えられるかが、デジタルデータの売り方ではないかなーっと。
 その点で小説というのはものすごい不利なんだよなぁ……。

 なので、そこがなんとなかれば、とは思うのですが、しかし。
 アニメ化などで原作が売れるのも、読まずに中身がわかるからだろう、と……これは持論を通り過ぎて勝手な思い込みしょうかね?

 モノを売る際の良し悪しに「判断材料」という言葉をよく聞きますが、私は「判断材料」って買おうか買うまいか迷ってる人に対する言葉だと思うのです。
 コーラかカルピスか迷ってる人に、炭酸という判断材料。みたいな。
 そこへオレンジジュースなどを加えても判断材料以前の問題でしょう。購入者はコーラかカルピスかで迷ってるんだし。

 ランキング上位とか、知ってる作家だとか、そういう要素があって初めて「好みのキャラ」といった判断材料へ繋がるのではないでしょうか。

 自身のHPや、絵を描ける人ならPixivを始めとした画像投稿サイトなんかで宣伝するというのはそれなりに効果があると思います。
 私もHPでは小説とはまるっきり関係ないウケを狙った日記を書いていたのですが、そこから釣られて小説へという人は少なくなかったように思います。

 あと、CADをやってて慣れてるなら問題ないと思うのですが、楽に絵を描こうと思ってツールに頼るくらいなら、イチからデッサンの勉強したほうがずっと楽ですぜ。

Smanさんの意見2012/10/29

 はじめまして。私も機械好きです。
 機械好きとのことで知ってるとは思いますが、Kindleはipadを始めとするタブレット端末のような液晶ではなく、電子ペーパーという技術を使っています。
 これは非常に紙に近い感覚で読むことができるもので、液晶のようにギラギラしていません。
 私は6・7年前に大学の講義で初めて目にして、(Kindleと同じものかはわからないけれども)感動を覚えるほどでした。
 データで長文読むなら是非欲しい一品です。

 が、読めればいいという人にとってはそんなこと瑣末な事で、電子書庫ではなく、端末が売れない、と書いたつもりでした。
 そもそも客観的世間一般的にみて、読書のためだけに万単位の端末を買うかなぁ、と思うと私は疑問です。
 Ipadで読めるなら、なおのことKindleなどの電子ペーパー端末は売れないのでは……。

 海外では一冊の価格設定が安いと聞きます(だから高い端末も売れるんだろうけど)。
 ところが日本では単行本と変わらないような値段です。
 規格もいつになったら統一するのか……。
 いっそ、青空書式かPDFで販売してほしいものです。
 そうすればある程度は普及すると思います。海賊版がというオチではなくw

 Ipadで購入したら別端末では読めなかったり(他端末に対応してるストアもある)、特定のアプリを起動させなきゃならないために、数が多くなるとどのアプリでどの本を買ったのかわからなくなってしまったり。おかげで整理できなかったり。
 少なくとも現状の電子書庫は非常に使いづらい。
 こう思う人が少数でないなら、少し前によく聞いた「自炊」なんて言葉もなかったでしょう。

 本は確かに邪魔なのですが、読みやすさや汎用性ではアナログに勝るデジタルは無いのではないかと。

>>自費出版ということは校正作業も自分でやらなければならないし
>誤字脱字なら、長文変換をあきらめれば、激減します。

 他にもレイアウトや、特にルビ付けがくっそ面倒臭いです……。
 個人でやる分には印刷するわけでもないし三校四校と何度もチェックする必要はないでしょうが、キャラ名のルビを 小まめに入れたりとかわかりにくそうな漢字にルビ振ったりとか、執筆中にスルーしちゃうルビは意外に多いので……
 いや、これは執筆する人によるんだろうけれども。

SF☆パンクさんの意見2012/10/29

>他にもレイアウトや、特にルビ付けがくっそ面倒臭いです……。

 そこら辺は、良く分かりませんが、自己出版が増えれば、外注できるようにはなるとは思いますが……。

>Ipadで読めるなら、なおのことKindleなどの電子ペーパー端末は売れないのでは……。

 それは……カラーが主流になるとは思います。
 ちなみに、Smanさんの最初の書き込みだと、電子書籍が盛り上がらないという意味に取れたんですが、そういう話じゃなかったんですね。

>規格もいつになったら統一するのか……。

 まあ、めんどくさいシステムのものは消えるとは思います。
 基本的に、amazon以上のサービスが出来ないところは、全部、消えるでしょうから。

>海外では一冊の価格設定が安いと聞きます(だから高い端末も売れるんだろうけど)。
>ところが日本では単行本と変わらないような値段です。

 「これぞ、日本!」っていう話ですね(笑)
 こうして、日本だけ縮んでいくのであった(爆)
 値段については、中小の出版社に期待しましょう……。

SF☆パンクさんの意見2012/10/29

 おおっ、言っていることを分かってもらえて有り難い。
 Smanさんにどう返事をしようか悩んでいました……。

 でも、基本的にCGで描く方向で考えた方が良いと思います。
 少しは絵は描けますが、機械は描いたことありません。
 CGの方が応用が利くし、断然良いかと。

>絵の有無ではなく、小説を評価するには時間がかかる、と言いたかったのです。

 漫画だって、ストーリーで評価するのなら、同じように時間がかかりますよ。
 ワンピースなんて、10年以上、描いているのに真の評価は、最近始まった新世界篇しだいでしょう。

 小説の長所は、沢山、書けることです。
 漫画やアニメだと、どうしても、説明不足、描写不足になるところをたっぷり書けるという。
 Smanさんも含めて、ここに来ている人たちは、だからこそ、小説を書こうとしているんですよね。
 小説の長所を生かせていない小説は消えていき、それ以外の小説だけが残るという。
 ここに来ている人たちにとっては当たり前のことですが、
 そういう小説の長所を意識するのならば、別にぼやかなくても良いと思いますよ。

 そのうち、人気声優さんの声付き小説が出たりして、小説の人気が回復しますって。

Smanさんの意見2012/10/29

>小説の長所は、沢山、書けることです。

 その長所が、電子書庫では販売において短所になっている。という話。

 漫画のストーリー評価については、基本として読み切りサイズが評価基準だと思っています。
 連載物の漫画にしても第一話や売れ行きが見えてこない序盤は一話完結、長くても2話3話で一区切りがつく構成になってますしね。
 一番最初の、読書人さんへのレスに

>なので、もし、電子書庫が一般的になる時代がやってくるのなら、ひょっとするとライトノベルの書き方や展開方法までも「売れやすいように」「ひと目でわかるように」変化しているのかもしれません。
>立ち読み用に最初の話は短編にするとか、クライマックスよりも序盤を盛り上げるとか。

 と書いたのは、そういう意味です。

 現状のままでは電子書籍は盛り上がらないでしょう。
 規格や売り方や価格設定といったシステム面では言うまでもなく、紙媒介の単行本を前提とした構成の小説では「理解するまでが長すぎる」からです。
 我々が書くようなライトノベルが、一時期有名だったケータイ小説で盛り上がらなかった理由と少し似ているかもしれません。まあ、あれは読者層の問題が大きかったけども。

 電子書籍を盛り上げるためには、出版社やネットショップなどがシステム面で変わらなければならないと思いますが、同時に我々のような「これから」の作家も変わってゆかねばならないと思います。

 人様の投稿にのっかるのもどうかと思うので、このあたりで失礼させていただきます。

SF☆パンクさんの意見2012/10/30

 ……ライトノベルの場合、アニメ化前提で書かれているので、「3話切り」対策や「1話切り」対策は、標準でなされているでしょう。
 序盤においしいシーン、例えば、戦闘シーンとかお色気シーンとか萌えシーンなどを持ってくるのは、普通にあるじゃないですか?
 Smanさんが終わりにしたいということで、それでは、私も終わりにしようと思います。
 新しい時代に向かって、お互い頑張りましょう。

読書人さんの返信(質問者)2012/10/29

 Hiroさん返信有り難うございます。アドレスの記事を読ませてもらいました。
 出版までの手順が書いてあり参考になりました。
 それとKindle Lending Libraryへの登録や、自作のレンタルを可能にするかなど、Amazonは商売上手だなあと、妙に感心してしまいました。

 電子出版は儲かるかの記事では、私も同意見で素人作家が利益を出すのは、夢のまた夢だと感じています。
 ただ遊び場としてのKindle Direct Publishingに書いてあるとおり、書籍化だと数十万単位だった自費出版の敷居が、物凄く下がったのは事実だと思いますし、Kindleダイレクト・パブリッシング日本版一番の功績ではないでしょうか。

 見向きしてもらうのに手っ取り早い方法は、Hiroが仰るとおり宣伝活動でしょうね。
 テレビで取り上げてもらえるような、自費出版の電子書籍が世に出れば風向きも変わり、興味本位で読もうとしてくれる方も、少しは出てくるのかなと思います。

読書人さんの返信(質問者)2012/10/29

 遍さん返信有り難うございます。早速出版されている方もいるようですね。

 ○○小説賞最終候補作などの作品は、肩書きのない素人が出版した作品より目を引くでしょうし、事実であれば効果的な宣伝文句だと思います。

 ただ電子書籍の現状ではうっぴーさんの書き込みにあるとおり、有名作家さんでも数千冊売るのがやっとのようですから、ベストセラーの出現はKindleなどの普及が進まない限りは難しいでしょうね。

読書人さんの返信(質問者)2012/10/29

 電子書籍否定派さん返信有り難うございます。
 PDF形式で出版する方法があるとは知りませんでした。
 電子データなので確かに倉庫代などの出費がないのは有り難いことです。

 海賊版は個人ではどうしようもない問題ですから、こればかりは有効な対策の出現を待つしかないですよね。

 電子書籍否定派が仰るとおり規格は多すぎだと感じています。その御陰で端末によっては電子書籍を、購入できないなどの弊害もありますし。
 一昔前のBDとHD DVDのように、何らかの規格で決着が付くまでは、傍観するのが賢明なのかも知れません。

読書人さんの返信(質問者)2012/10/29

 SF☆パンク さん返信有り難うございます。
 絵が描けるというのは強力な武器ですよね。イラスト料金が発生しない上に、自分で絵が描ければ自作の世界観を一番上手に読者に伝えられます。
 私は絵心がないので素直に羨ましいです。

 電子書籍を自費出版する場合、何らかの販促をしないと今後増加するだろう電子書籍に埋もれて、見向きもされないでしょうから非常に有効だと思います。

 きっとSF☆パンクさんは絵心がある方だと思われます。
 アクセル・ワールドもロボットと、加速世界というバーチャルを上手に料理していますよね。
 難易度は高いでしょうけど最低限の文章力と、人目を引く絵が描ければ素人作家の
 自費出版の中でも、頭一つ抜け出すことは可能ではないでしょうか。

飛車丸さんの意見2012/10/30

 軽く調べた程度ですが、やって損はなし。
 立ち読み(出だし10%まで)や無料貸し出しを上手く使えば、タイトル・表紙次第で手にとってもらえるでしょうし、それで購買意欲を刺激出来れば購入してもらえるでしょう。
 作家も読者も無料で集める、というシステムが構築されているようですから、要は普及率と自分の筆力・宣伝力次第でしょうね。

読書人さんの返信(質問者)2012/10/29

 飛車丸さん返信有り難うございます。
 仰るとおり普及していることが大前提ですが、筆力と購買意欲を刺激する宣伝、あらすじでは弱いでしょうから、一定の立ち読みなどを上手く使えば、
 素人作家さんの作品でも読んでくれる方が、出てくるかもしれません。

 繰り返しになりますが、何はともあれ電子端末が普及することですね。
 それまでに少しでも楽しんで貰える作品作りができるように、
 自分なりに研鑽を積んでいこうと思います。

うっぴーさんの意見2012/10/30

 こんばんは。

 ちょっと考えてみたのですが、AmazonはKindleでの自費出版の敷居をとにかく下げることで、自費出版したい作家志望の人たちにKindleの端末を購入してもらう、あるいはKindleのアプリを端末にインストールしてもらうことによって、シェアを伸ばそうという戦略なのかも知れません。

 Kindleで電子書籍を出したのなら、まず間違いなくKindleの端末、あるいはアプリで、どのように表示されるか確認するでしょう。Kindle用に電子書籍を作っている過程でも、表示を確認する必要があるため、Kindleの環境は必須になります。
 また、作家志望は本が好きな人と被るため、彼らがKindleを使ってくることは良質な顧客を増やすことに繋がります。
 これは競合他社であるAppleや楽天にはないアドバンテージだと思います。

 私の個人的な希望としては、眼の疲れない電子書籍媒体なら、使ってみたいです。
 ディスプレイに表示される文字は、紙に印刷された文字を読むより眼が疲れます。
 これがクリアできるなら、電子書籍を読む気になりますが、できないなら相変わらず紙で本を読みたいです。

読書人さんの返信(質問者)2012/10/29

 うっぴーさん二度目の返信有り難うございます。
 Amazonは通販サイトを三つあげろと言われたら、必ず名前が挙がる通販サイトでしょう。
 Kindleダイレクト・パブリッシング日本版を、Kindle販売促進の戦略に考えているというのは、まず間違いないのではないでしょうか。

 理由はうっぴーさんが書いたことと同じです。自作をAmazonで自費出版する場合は、推敲の段階でKindleは必須になると思います。商売上手なAmazonのことですから、自社以外の端末で確認する術はないでしょうし。

 うっぴーさんが仰るとおり競合他社にはない、非常に強力で効果的なアドバンテージだと私も思います。

かの あきらさんの意見2012/10/30

 毎日の事ながら娘に膝蹴りをくらって起きました、コンバンワ
 アマゾンでこの記事見た時、思いっきりスルーしてました………。

 個人的にはipadやWin8などと同様、様子見です………。
 この手のものに今までいい印象を持った事がないので、かなり慎重です。

 買い手側のみの視点で言うと、一番重要なのは蔵書数ではないでしょうか?
 素人作家だけでは悲しい事ながら吸引力に欠けるので、商業書籍の6~8割(新旧すべて)はないと端末費用一万円は高いです。

 電子書籍の唯一のメリットは、『品切れがない』事なので、一部のマニアな読者しか読まないようなものでも、Kindleにはある、というくらいじゃないと、端末わざわざ買ってまでしなくても、アマゾンにあるからいいや、になってしまう、特に絵が主体になってる書籍。
 逆に転売する人が減らせるので、普及してほしいとも思っていますが………。
 元の値段が三千円の書籍が、新品のままなのに一万円超えると、読めればいい人はKindle買ってすましてしまうと思う。

 私が倦厭する理由もこの蔵書数で、月額料金払ってるのに見たいビデオが見れない某通信レンタルビデオとか、
 コミックにも似たようなのがあるのですが、読みたいものがまるでない、もしくは近所の書店でそろうようなものばかりなので、個人情報登録する事さえ嫌になります。

 以上がクリアできた状態ならば、Kindle買います、間違いなく。

 出版のほうは、マーケティングというか、Kindleがどのくらい同人作家に力を入れてくれるかで、違ってくると思います。
 読み手が同人作家にたどり着くまでの検索機能、あらすじなどのキャッチコピーがすぐ読みやすいかどうかとか。
 ここがダメだと商業作品に埋もれて、存在すらわかってもらえませんよね。

 自分のPCサイト等で広告をして、固定客がいるような人じゃないと、お呼びじゃない。
 ふたを開ければそれくらい敷居が高い可能性も十分にあります。
 とはいえ、同人誌を出版していてそこそこ売れてる方なら、問題ない………のかな?

JM7RTIさんの意見2012/10/31

 キンドルですがPDFをePUBに変換して電子書籍を販売できます。

 PDFをEPUBに変換

 この辺の無料ソフトを使うといいですよ。
 教えておきます。

サイラスさんの意見2012/10/31

 どうも、こんばんは、サイラスです。 

 個人的には、参入は簡単だろうけど、生き残るとなると出版社を介すよりも難易度が高いと考えています。
 というのも、2,3年前、電子書籍の報道を見て、驚いたことがあります。それは、書籍なのにカットインや動画など映像が使われていたことです。

 僕はそのとき、驚きとともに、電子書籍の登場により、アニメ、漫画、ラノベの垣根が将来的に消えていく。つまり、ラノベ作家なのに、編集者(長)、アニメ監督の仕事もこなさないと、電子書籍として通用できる作品ができないというのを感じました。

 絵や動画ができる人と組めばいいじゃんという考えもあるかと思いますが、一つの作品として作り上げるには、ある程度の意志統率が必要になってきます。自分の作品だからといって、自分で好きに作れなくなることも覚悟していかないといけなくなります。

 また、他の方も書くように、市場と消費者の環境(作品のラインナップや端末の普及や規格の統一)や権利の問題等から、出版料がタダと入っても、本当に通用するかどうかは怪しいのです。

 ただ、まだ、電子書籍自体が日本では、黎明期なので、参入する価値はあると思うし、また、紙媒体自体の維持コストが高くつき始めているため、将来、電子書籍化は日本では必要になってくると思います。

 紙媒体は、電子書籍と比べるとすぐに閲覧出来るメリットはありますが、サイズや重量や劣化によって、住宅環境を圧迫するとともに引越しの時には家電に次ぐ、大荷物となり、捨てられることが多々あります。また製造コストも高くつくため、狭く、経済的体力がなくなっている日本の場合、今後、電子書籍化をしないと文化水準すら保てない危険性があります。
 以上のことから、電子書籍の自費出版は経済的には、参入は簡単ですが、生き残るためには、総合的なプロデュース力が要求される可能性があるので、そこを考えて、参入してみてくださいというのが、私の考えです。
 では。

読書人さんの返信(質問者)2012/10/31

 かの あきらさん返信有り難うございます。
 娘の膝蹴りでの起床。なんだか微笑ましいです。

 私もかの あきらさんと同じように静観するつもりです。理由は電子端末がある程度普及してなければ自費出版しても読み手がいないからと、何らかの方法で自作を宣伝しなければ購入してくれる方がいないからです。

 都合のいい言い方をするなら、素人作家さんの書籍に脚光が浴びる出来事。
 一番風向きが変わりそうなのは、やはりテレビで紹介されることでしょうか。
 うっぴーさんの返信にあるとおり、電子書籍だと商業作家の方でも数千冊が精一杯らしいですから、あまり現実的ではないですが興味を引く出来事がなければ、素人作家さんの作品は見向きもされないのかなと思います。

 かの あきらさんが仰るとおり品切れがないというのは、紙媒体では不可能なことです。
 倉庫代も掛からないわけですから、絶版になる書籍も恐らく現れないのではないでしょうか。

 電子書籍の充実、電子端末の値段が手頃になる。そして一般に普及した際に、Amazonが同人作家さんにどんな対応を取ってくれるのか。
 以上を踏まえた上で自費出版するか決めようと思います。

読書人さんの返信(質問者)2012/10/31

 サイラスさん返信有り難うございます。
 興味深く読ませてもらいました。

 Kindleなどの端末が普及していることが大前提ですが、生き残りを考えれば商業作家さんよりも、苛酷な生存競争になるでしょうね。
 何せ小説を書くだけでなく、商業出版していれば出版社がしてくれる、宣伝も自分でしなければいけないわけですから。上手に宣伝しなければ、今後大量に出版されるだろう書籍に埋もれてしまいますので。

 電子書籍に映像を使う手法があることは知りませんでした。
 将来的にサイラスさんが言うような流れになれば、書くことしかできない私にはより苛酷なことになりそうです。

 誰かと手を組むというのも一案ですが、そうなればサイラスさんが仰るとおり、我を通すことは難しくなります。
 Kindleで自費出版する大きなメリットは、誤解を恐れず言えば独り善がりな作品を、出版できることだと思うのです。これは編集者さんと推敲を行う商業作家さんでは難しいことでしょうから。
 勿論誤字脱字が散見されるような文章では話にならないので、一人でも徹底的に推敲を重ねることは必須ですが。

 私も電子書籍は広く一般に浸透して市民権を得ると考えています。ただ日本の電子書籍は割高なので、端末共々もう少し安くなってからでしょうけど。

 プロデュース力は素人作家さんなら必須ですよね。上記の通り商業出版より自費出版する作家が行う役割は多いですから。私も情勢を勘案して参入するか決めようと思います。

神無悠樹さんの意見2012/11/01

 読書人様、こんにちは。

 あんまり既出レスをよく読んでいないので既出だったら申し訳ないのですが、電子自費出版は私も関心のある分野なので、小耳に挟んだことのある情報を書き込もうと思います。

 素人の電子自費出版本など売れるわけがない、と一蹴されている方がおられるようですが、Amazonはアメリカで数年前から同様のサービスを行っているので、アメリカの事例を研究するのが今後の日本市場の行く末を占う上で有益かと思います。

 私も詳しくは知らないのですが、素人でも十万部売った人がちらほらいるとか、中には比較的短期間で百万部売れた例もあるといった話が、検索すると出てくるようです。

 もちろん、こういった例にはブログなどでもともと知名度のある方も多いと思うので、詳しくは個別の事例を研究することが必要ですが、いずれにせよ「絶対に売れるわけがない」というのはちょっと言い過ぎで、私の印象としては「新人賞を目指すのと同じぐらいの難しさがあると共に、新人賞と同じように成功する可能性が全くないわけでもない(もちろん、新人賞とは違った難しさがある)」といった風だと思っています。

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