ライトノベル作法研究所
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  4. フィンランド式発想トレーニング公開日:2013/02/20

フィンランド式発想トレーニング

 ナザレ記狸子さんのコラム 2013年02月17日

 久しぶりの投稿です。
 テレビ番組「世界一受けたい授業」で、フィンランド式発想トレーニングについてやっていました。

 一つの言葉、絵、写真などからイメージをどんどん膨らませて行く発想トレーニングです。

 (一例に過ぎませんが)例えば身近な色「赤」からイメージを膨らませて行くとします。

例1
             イチゴ
               ↑
     青森←リンゴ→赤→血→吸血鬼→コウモリ→飛ぶ→飛行機→乗り物
         ↑    ↓        
        果物  トウガラシ      
         ↑    ↓      
    サル←バナナ   辛い  
        ↑     ↓   
       黄色←カレーライス→インド→象
               ↓
           寿司←米            

 という感じにです。「リンゴ」でまた「赤」に戻るかのように、いろいろ連想して元の言葉に戻ってもOKです。
 次はちょっと捻って有名な漫画「ドラえもん」からいろいろイメージを膨らませて行きます。

例2

 ダイコン←白←雲←空←青→海→塩→ナトリウム
   ↓            ↑
   畑     どらやき←ドラえもん→ロボット→機械
   ↓       ↓     ↓
   土      あんこ   ネコ
   ↓       ↓     ↓  
  モグラ     甘い    動物
           ↓
           砂糖
            ↓
           コーヒー→ブラジル→サンバ

 と、このように、「赤」から「乗り物」、「ドラえもん」から「サンバ」というふうに、意外な言葉が結びつく事もあります。
 勿論、例1の「カレーライス」から「黄色」、「米」、「インド」というふうに、途中から出た言葉からいろいろイメージしてもOKです。

 小説のネタが思いつかない時などに試してみてはいかがでしょうか。

うっぴーさんの意見2013/02/17

 こんにちは。
 連想するというのは、なかなか良い発想法ですね。

 連想することによって、突飛で理解しにくいアイディアではなく、関連性のあるネタが浮かぶと思います。
 また、どうしてもアイディアが閃かない場合は、連想によって思い付いた言葉をメモ帳などに書き連ねることで、何か新しい発見が得られるかも知れません。
 アイディアは何もしないで唸っていても出て来ないので、連想ゲーム的に探っていくというのは、利にかなったやり方だと思います。

smanさんの意見2013/02/18

 関係ないけれど、Wikipediaのリンクを6回辿れば全ての記事にアクセスできるって話題を思い出した。
 「リンクを辿れば」って「連想すれば」とも言い換えられると思うし、この発想法に当てはめると、6回連想すればこの世の全てがわかる……

 似たようなのに「6次の隔たり」ってあるけど、スモールワールド現象だっけ。
 これまた関係ないことだけども、ネーミング的に本当に世界は狭いのかもしれん。
 なんて、ちょっと妄想にふけってしまったw

 ……そうやってマジにこの世の真理(笑)を探求しようとするお馬鹿な主人公ってのも面白そうだw
 ありがとう、ネタになったよ。ちょっと書いてみる。

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