活火山さんの質問 2013年06月28日
どうも活火山です。
まあ、ちょいとした悩みですので、聞いていただけますか?
昨今のラノベに対して(俺妹以外)どうにも、読みたいという意欲がわかないというか、買っても、最初の10数ページまでで読むのをやめてしまったりということが続いています。
どうしてかというと、萌えやエロスを押し出していたり、序盤の日常シーンで退屈してしまったりというのが大きな理由だったりするのです。
私は神坂一先生のスレイヤーズに憧れて小説を書き始めました。
また、同人で出発した「ひぐらしのなく頃に」と「月姫」、2011年度の話題作、「魔法少女まどかマギカ」、映画化された「空の境界」にも多大な影響を受けていると自負しています(ラインナップを見ればわかるとおり、物語の本質はどれも度シリアスで、
昨今棚に並んでいるラノベとは毛色が違うことがお分かりいただけると思います)。
それらしかり、、最近アニメ化されたジョジョしかり、私はギャグよりシリアスな作品に惹かれ、そういう作品を私も目指しているのです。
ラブコメディや学園ものも嫌いではないのですが、そのジャンル自体にもうほとんど興味を感じなくなっている自分がいるのです。どうしても陳腐に感じてしまうというか、それゆえ読むのが苦痛に感じるというか……(好きな人ごめんなさい)。
しかし、アニメ化されている作品にも、ラノベのコーナーを見ても、大体学園かラブコメかで占められていて、頭を抱えてしまっています。
要は、ラノベ以外の作品からは影響を受けまくっていますし、分析もしています。
しかし、私が好きなジャンルと、本屋の棚に並んでいるラノベでは方向性が正反対のためこのままでいいのかと思ったのですね。
結論を述べますと、私はライトノベルというジャンルに挑戦するにあたって、読者のニーズからはかけ離れたものを書こうとしているのではないか?
という疑問が沸いたのです。自分が積み上げてきたものはライトノベルというジャンルにおいて通用するのか不安になったのです。
私はどうすればいいのでしょう? 皆様のご意見を伺いたいと思います。
乱文失礼しました。
●答え●
こんばんは。
美雪と申します。
> 昨今のラノベに対して(俺妹以外)どうにも、読みたいという意欲がわかないというか、買っても、最初の10数ページまでで読むのをやめてしまったりということが続いています。
> どうしてかというと、萌えやエロスを押し出していたり、序盤の日常シーンで退屈してしまったりというのが大きな理由だったりするのです。
これらについては、その時の流行や、面白いと思う人が多い作品傾向、また自身の感性などが関わり、一概に言えないと思うので、『人それぞれですね』とだけにしておきます。
> 結論を述べますと、私はライトノベルというジャンルに挑戦するにあたって、読者のニーズからはかけ離れたものを書こうとしているのではないか?
> という疑問が沸いたのです。自分が積み上げてきたものはライトノベルというジャンルにおいて通用するのか不安になったのです。
ここが今回非常に疑問に思いました。
活火山様が今書かれている(もしくは構想を練っている)作品がどのような作品か分かりませんが、あくまでも活火山様は『ライトノベル』を書きたいのでしょうか?
私個人の考えですが、創作にあたり本来あるべき形は、自分が『表現したい』と思ったものをよりベストな形で『表現』することだと思っています。
それが、ライトノベルだったり、純文学だったり、一般小説(?)だったり、漫画だったり、絵画だったり、音楽だったり、映画だったり、アニメだったり……
それぞれのメディア・ジャンルにはそれぞれの長所がありますので、すくなくとも私は「今回のコレは漫画で表現するのがベストかなぁ」と思えば漫画を描いて投稿しますし、「コレはまさにライトノベルだな!」と思えばライトノベルを書きます。
(もちろん、映画など、一個人で制作するにはスケール的に困難なものの場合は諦めてしまうこともありますが;)
(また、プロフェッショナルの場合、あくまでも仕事として表現するわけなので、自分の思ったようにすることは困難だと思いますが)
私の場合、メディア・ジャンルはあくまでも後から来るものですね。
そのため、活火山様『ライトノベルというジャンルに挑戦するにあたって』『ライトノベルというジャンルにおいて通用するのか』という点に疑問を抱いた次第です。
もし、今活火山様が書いている作品がライトノベルに向いていないと思うようであれば一般小説(?)やその他のメディア、それこそ活火山様が例に挙げている「ひぐらしのなく頃に」や「月姫」のように同人サウンドノベルという手もあると思います。
特に(一次創作であれば)同人活動なんて好きにやったもの勝ちだと思います。
「ひぐらしのなく頃に」も一話目はたしか10枚前後しか売れなかったようですしね@(←どこかで読んだ覚えがあります、うろ覚えですが)
また、上記とも関連することですが、『ライトノベル』を書くことを前提とした場合、活火山様がどのようなスタンスで、何を目指しているのかにもよると思います。
・自分が面白いと思ったものを書いて、プロフェッショナルを目指す
・自分が面白いと思う、思わないは別として、どんな作品でもいいからプロフェッショナルになりたい
・自分が面白いと思ったものを書いて、その過程を楽しみ、それで満足
・自分が面白いと思ったものを書いて、それを人(友人など)に見せたい
・自分が面白いと思うものを書いて、ネットに投稿する
・文芸部などでの会報誌のために書く
・自分が面白いと思う、思わないは別として、他者から面白いと言ってもらえるものを書きたい
など様々なスタンスや目指す先があります。
もし、自分が面白いと思うものが書ければいいということであれば、「何も気にせず、書いてください」となりますし、もし、他者からの評価を求めているのであれば、流行などに敏感になり、「今どういったものが人気で、どういった傾向にあるのか」などをよく調べ、それを参考にすることも重要であり、必要となる(かもしれない)と思います。
もしくはそれの傾向をぶっ飛ばすほど面白いものを書くか。
今回の質問文のみからでは、活火山様の考えが分からなかったもので、私の回答もこのようなものになってしまい、申し訳ありません。
活火山様の求める回答とは違ったかもしれませんが、質問文を見た上での一意見として参考にしてもらえたら幸いです。
一応、注意として……
私個人の考えを書かせてもらいましたが、人それぞれ考え方があると思いますので、それらを否定する気は一切ありません。
その点だけ、お間違いなくよろしくお願いします;
最近、色んな人がラノベを勘違いしているように思います。
ラノベというのは、知識がなくても読めるからライトノベルって言うんですよ。
読者に対して教養を要求しないから、万人が軽く読めるわけです。
最近のブームは確かにエロスやラブコメ、学園もののようですが、言ってしまえばそれらは読者に媚びた結果です。
ただ勘違いしてはいけないのが、作者が第一読者ってことですね。
つまり、自分自身に最大に媚びた内容ならば、最低限の読者は付くって事です。
私はいつも思っているのですが、ジャンルなんていうのは些細なことだと思いますよ。
最近のラノベには、無節操に手当たり次第の属性を詰め込んだものまで存在しますからね。
その作品が面白ければ、後は誰かが勝手にジャンルを決めてくれますよ。
場合によっては小説ですらなくとも、面白ければ人は読むんです。
自分の作った世界をアンサイクロペディア風に面白おかしく紹介するだけのものでも、案外受けるかもしれませんよ?
それではこの辺で。
何かの参考になれば幸いです。
そのままでいいと思います。私は学生ですが、学園モノがあまり受け付けられません。
なので、活火山さまのような方が一人や二人いるとすごいうれしいです。個人的にはそのままでお願いします。
でも、売れたいというのなら学園モノなど学生に受けそうなものをかいたほうがいいかもしれません。
正直、書きたいもの書いてほしいなぁ……なんて。
参考になれば。
えーっと何を悩んでるのかさっぱり。
人間の感情なんか喜怒哀楽しかないんです。
そのうち、一つでもマスターすれば全部の感情が描けるはずです。
激しい怒りや悲しみは、笑ったり楽しんだりした思い出があるから生まれ、本当の喜びは勝ち取って初めて味わえる。
キャキャウフフが描けんで、なにがシリアスか!
なんちゃって!
純金と申します。
そういう心配は一作完結させて感想をもらってからすればいいと思います。
どうも、Rainです。物語なら大抵面白く読めるという読者的ハードルの低さを持ちます。
> 昨今のラノベに対して(俺妹以外)どうにも、読みたいという意欲がわかないというか、買っても、最初の10数ページまでで読むのをやめてしまったりということが続いています。
何ともったいない事を……買ったら読まなきゃ損じゃないですかー。
> 萌えやエロスを押し出していたり、序盤の日常シーンで退屈してしまったり。
まぁ、それは同意できる。あまりにもそう言った部分ばかり押し出している作品は抵抗がありますね。ただ、ないと物寂しかったり。
エロゲにエロは要らないけど無いとちょっと、っていうのに似てる気がする。←どうでも良い
> 私は神坂一先生のスレイヤーズに憧れて小説を書き始めました。
また、同人で出発した「ひぐらしのなく頃に」と「月姫」、2011年度の話題作、「魔法少女まどかマギカ」、映画化された「空の境界」にも多大な影響を受けていると自負しています(
くっそ……スレイヤーズだけ読んでない……それ以外は分かるのに。
> 私はギャグよりシリアスな作品に惹かれ、そういう作品を私も目指しているのです。
シリアスいいですよねー。むしろシリアスがないと読んでらんない。シリアスに入ると「あっクソ、イライラする!」とか思うくせに、シリアスがないと退屈する。難儀ですな。
> しかし、アニメ化されている作品にも、ラノベのコーナーを見ても、大体学園かラブコメかで占められていて、頭を抱えてしまっています。
……まぁ、売れますからね。経済は実利主義。
> 結論を述べますと、私はライトノベルというジャンルに挑戦するにあたって、読者のニーズからはかけ離れたものを書こうとしているのではないか?
書け。以上。
で、終わりではあんまりにもあんまりなので、もう一言。出来たら読ませてくれ。
……というのは冗談で。
売れたいなら流行を気にする必要はあるでしょう。売れなくても良いなら好きに書けばいいですし。
それに売る目的で書いているとしても、シリアスが全く需要ないなんてことはありません。少なくとも私がいます。安心して下さい。
それに、流行ってそもそも「ある作品が大ヒット→類似品が粗製濫造」という状態(だと思う)ですから、本気で面白いモノを作ればシリアスを流行させられるかもしれない訳で。
要するに面白いが正義です。悩んでる暇があるなら面白い作品を作りましょう。書けないものを無理に書こうとすると、どこかでガタがきますし。もう「シリアス作家」でいけばいいんじゃないかな、と。
そういう訳で、とりま書きましょう。
今晩は、トータスです。
私も同じく。大分前からズレてしまいました。
それで以前、ココでそれを打ち明けてみたら年寄りは引っ込んでろと・・・
今はそれが売れ筋なんだからそれを見ていろと。
まぁ、散々な事を言われてましたね。
それなら振り向かせる様なモノを自分で書けとも・・・
それが出来ればもうやってるんですけどね。
書いてもそこまでの魅力あるモノは書けないし、儲けを考えたら筆は止まるし、いっそ気にせず好きな様にやる事にしました。
人気を気にしたら何も出来ないトータスです。
頭を引っ込め、手足を縮め、閉じ籠ろうにもそれはそれでつまらないので、気にしない事にしました。
先ずは書きたいモノを書いてこそ。
好きなモノをこそ、書き続けるべきだと考えます。
書けないモノに費やすよりは楽しんで書き続ける事を目指すべきかと。
練習や挑戦するのであれば、それもありだと考えるべきかな?
その時の流れは何時までも同じではないので、流れが変わった時こそ狙い目だと考えてみては?
私は狙っても来ないだろう流れに身を任せて揺蕩(たゆた)って見ています。
主に流れに身を任せ、流されるままに流されて、何処ぞに辿り着くのだろうかと、それを楽しんで見ています。
何処かで詰まり、そこで腐ってしまうかもしれませんけどね。
現実の私の場合は、それでも腐りもしないで変わらないだろうなどと言われていたり。
頑迷な頑固親爺な亀の如く、マイペースに楽しんで行こうかと・・・
夏の内輪の飲み会で、先ず来ないだろう上役=取締役クラスが同席する事が決まったらしい。
こちとら委託の派遣なのに! 何故委託先の最上役まで!?
それでも君なら気にしないだろうと・・・
気にするつもりは無いが、何を話せばいいのやら。
多分、一切気にせず呑み食いを続けるトータスです。
気にしたら駄目なので、それを当たり前として受け入れるかな?
スレイヤーズはラノベとしては古典の域に入るかもしれませんが、奈須きのこや虚淵氏こそ(出自は同人ですが)今のラノベやアニメ、ゲーム等の界隈で最も著名なライターとは言えませんか?
今の売れ筋である学園ラブコメが受け付けないとのことですが、型月などの作品も充分一ジャンルを築いており、ああした作風を目指す人もたくさんいる売れ筋だと思うので、別にラノベに向かない感性とは言えないんじゃないでしょうか。
数年前はラノベの新人賞に送られてくる大多数が劣化西尾維新か劣化奈須きのこなどと言われてましたが、今は誰なのでしょうね。
良くも悪くもアクの強さが確立されている方なので。
活火山さん、どうも初めまして。由紀田ルマと申します。
それで早速本題に入るのですが。
私も最近の流行の風潮というか、中高生に受けやすいラノベは進んで読まないようになりました。まぁ青春時代を過ぎ去りましたからね。売れ線というのは確かにあるものですが、だからといってラノベ業界が真面目なシリアス話だから、面白い作品でも切って捨
てるかと言えば違います。
公募先によってはちゃーんと棲み分けをして下さいますし(MWとかラノベ文芸とか)、書きたいものを書いていれば小説家はとりあえず何とかなります。売れるものを徹底的に分析してやっていく人もいますから、その辺はもう人それぞれとしか言いようがない
ですねー。プロデビューしてるなら話は別ですが、そうでないなら普通に自分の頭の中にあるものを正直に捻り出すべきだと思いますよ。そうでなきゃ、例えデビューしたとしても続かなくて打ち切りENDです。そう言う事例は腐るほど見てきました。
何だかんだ言って、結論書けって話なワケですけどね。悩むなら筆を走らせろー……ってなとこでしょうか。
で。読者的な悩みとして、食指が伸びないのであれば取り敢えずラノベ系の雑誌を買ってみては如何でしょう。一月に数多と出版されるライトノベル、そのあらすじを見ているとやはりおっと思うものはあります。ピンと来たものを購入していればとりまハズレは 少ないんじゃないでしょうか。私の場合はあらすじ見て衝動買い、で財布がよくカツカツになったりしますが……。やはりあらすじは見ていて楽しいですし、読んでみたいという気力を沸かせてくれるので、なかなか馬鹿にしたものじゃあないですよー。
見返すと効果的なアドバイスが出来たかは心底不安ですが。是非また、活火山さんが心からライトノベルを楽しめることを祈っております。
それではまたどこかで会えましたら。
由紀田ルマさんへ 。
これはどうも。ご丁寧にありがとうございます。
活火山と申します。
ご意見拝見させていただきました。
仰るとおりですね。ここに書き込む前に悩んでいたのが今では馬鹿らしいと思っています。
私自身、自分の書く小説で何かしら波紋を起こそうという気概を持っていたはずなのですが、ラノベの棚を見るたびに弱気になってしまいました。
ラノベ系の雑誌ですか。そういえば見たことが無かったですね。よろしければタイトルを教えていただけますか?
また、久しぶりに異世界ファンタジーもののラノベを見つけることができたので、それを読んでみようと思ってます。
返信ありがとうございました!
異世界ファンタジーものは不思議と心が熱くなりますよね。
さて、タイトルを~、と言う話なので私でよろしければ一つ。
私が購読しているラノベ系雑誌タイトルは『ドラゴンマガジン』と言いまして、富士見書房さんの方から出ています。富士見さんですから当然中身は富士見ファンタジア系列で固められているわけですが、昔はラノベ書評みたいなコーナーがあったので、主にそこを好き好んで買っていました。後は単に私がファンタジア文庫によく手を出していたからなのですが、これは余談ですね。何故か最近は前よりも大規模な書評をしなくなってげんなりしているのですが、それでも掲載されている短編を流し読みしながら、新作の情報をわくわくしながら眺めるのに使わさせて頂いています。私が新作を買う動機を作るのは大体ここで、ですね。
何だかだんだんと宣伝臭くなってきたので、後もう一つ。頻繁に発行されているわけではないですが、年一で出される『このライトノベルがすごい!』では上位陣はあまり当てにならないのですが、基本七位あたりから後ろが結構面白そうなのが埋まっていて、参考になったりします。バックナンバーが買えるのかは知らないんですが、興味があれば是非。
それで、何だかんだと言いましたが、まずは自分が持っている文庫の中で一番被っているレーベルが出しているラノベ雑誌を買えばいいんじゃないかと思います。そこに書評があれば御の字ですかね。僕の場合は富士見さんに傾倒しているのでドラマガを買っていると言うわけです。結構表紙がアレで買いにくいものが多いってのが難点ですけどね……あの肌色率はどうにかならないんでしょうか。無駄話でした。
後、ゴムで縛られていない限りパラパラと捲ってみるのもありなんじゃないかと思いますが、基本付録付きが多いので立ち読み出来たり出来なかったり……。
拙い説明でしたが、これで活火山さんのラノベライフが更に楽しくなることを祈っております。
それではー。
読者のニーズはあとからついてくるものですよ。
いつの時代も先駆的作品が嵐を巻き起こして読者の関心を一気に高めます。
面白ければ何でもアリの業界です。ひょっとしたらあなたの今お書きになっている作品は名作級かもしれません。筆を折るのは損というものです。書きたければ書くべきです。
10年前のラノベは〝小説を少年漫画っぽくしてみた〟感じが多かった気がしますが、昨今のラノベは〝小説をギャルゲーっぽくしてみた〟感じの作品が多いと感じます。正直言って気持ち悪いです。『キノの旅』や『ウィザーズ・ブレイン』は今でも買い続けているのですが、最近は購入のためにライトノベルコーナーに立つことが恥ずかしく思えてならないのでネット通販を頼るようになりました。
キモイキモイと悪態ついていながらも、ぼくが書いているのは美少女キャラありきの、ぼくが読者なら絶対に読みたくないだろう作品を書いているのですけれどね(笑)。しかし、それはデビューこそはそういうキモラノベで、それ以降は〝まがりなりにもプロとして活躍した〟という実績から硬派な小説を書かせてもらいたいというビジョンがあるからですが。
美少女キャラありきの作品がヒットしてしまったので、どこも真似してキモラノベを量産するようになりました。活火山殿には、こういった流行に流されずに自分の思うラノベを書いていただきたいです。あなたの書いたシリアスなラノベがヒットしたら、どこの出版社も真似してシリアスラノベを出版するようになり、ぼくの嫌いなキモい表紙と、キモいタイトルと、キモい内容のラノベの数が減りますから。
>>私はどうすればいいのでしょう?
とりあえず現在のニーズに合っていなくても一作しっかりと書き上げるか、ライトノベルというジャンルに見切りをつけましょう。
ですが、ライトノベル以外のジャンルなら成功できるという保証もありません。
とりあえず、まどマギはそれまでの流行に対して真っ向から喧嘩を売るような内容の作品でした。それでもヒットしました。それまでの流行に乗っていた人々から見ても、面白かったからでしょう。
面白ければいいのです。
>>しかし、アニメ化されている作品にも、ラノベのコーナーを見ても、大体学園かラブコメかで占められていて、頭を抱えてしまっています。
贅沢な悩みですね。その風潮に一石を投じるぐらいの心意気がないのであれば、おとなしくそのニーズとやらにマッチした学園ラブコメで勝負した方が無難です。
とにかく書くしかないんですよ。
「ラノベ」というひとくくりで限られたトレンドについて語ろうとするからややこしくなるのでは……などとも思わないでもないですがそれはまあ置いといて(言うだけ言ってなかったことにしようとしている)
学園ラブコメとかその辺の萌え系ラノベというのは結局のところ「癒し系」であり、それだけ世の中の人がろくろく本も読めないほどにくたびれきっているのだ、というのが私の実感です。
以前タモリ倶楽部でタワーレコードの社長か誰かが「アイドルというのは、疲れきっている人の心にスッと入り込んでくる」というようなことを言っていたのですが、まったく同じことをその手のラノベに関しても言えるように思います。私自身そういうものは元来受けつけないたちですが、最近はなんだか平気になってきたところもあったりします。
また、そういう市場内におけるメインストリームに辟易しながらも「ラノベ」ていう市場にあくまでこだわりたくなる気持ちも、わかるような気はします。
いわゆる純文学界や一般小説の領域で……と考えると、なんとなく違和感が生じることがあったりして、その辺はやっぱりマンガを多く読んで育ってきた世代だからかな……と大雑把にも思ったりします。
活火山様は別に活字疲れを起こしたわけでもなく、好きな作品もいまだ好きなままでいられるのでしょう? だったら好きなものだけ吸収されたらよろしいかと。
受けつけないものは所詮自ずから欲するところがないのだから読もうと思っても無駄。どんな作品からも学ぶものはあるとしても、学ぶ態勢が整っていなければ意味はないし、いずれ気になりだしたころに手を出せばいいと思います。
現在の市場に興味がわかないなら過去に遡るのも選択肢でしょう。
奈須きのこが気に入ったなら菊地秀行、夢枕獏に、さらに遡って半村良や国枝史郎と伝奇をひたすら読み深めるもよし。虚淵玄がお好きならその世代御用達の神林長平や、あくまで私見ですが虚淵玄は悲喜劇の作家と感じるので、シェイクスピアなどの戯曲からも学ぶものはあるかもしれません。
それでも物足りなければサミュエル・ベケットの話がいっこう進まない散文でも実用書でもなんでも読めばいいし、本当に何も読みたくなくなったらいよいよ書き頃と思いなんでも書けばよろしい。
乱文失礼しました、とお返しして。
クウロさんへ。学生さんなのに学園ものが苦手とは…
「私の学校にこんな奴いません!」ということでしょうか?
> 「私の学校にこんな奴いません!」ということでしょうか?
いえ。違いますよ。キャラクターなら好きな人いますし。
たとえば『俺の青春ラブコメは間違っている』の主人公とか。
『ハヤテのごとく』のキャラとか。
私が単純にファンタジーとか、戦争モノが好きなだけです。
学園モノが苦手な理由は、
・ほのぼのした雰囲気があまり好きではない
・ネットやパロディネタが苦手
・高確率でハーレムなのがいやだ
などです。
まあ、小学生のころに『デビルマン』やら『ゲッターロボ』やら古い作品ばかり、見たり読んだりしていたせいもあるのでしょうね。
父親が買っていたので。
ヘンリーフォードの名言にこんなものがあります。
汽車のように早く、そして馬のようにどこへでも走れる乗り物が欲しい。
20世紀初頭、彼はそうしてT型フォードを作りました。”馬車が主流だった時代”にです。
今は自動車が電気で走る時代です。
ラノベ産業もこれと同じで、やがて次の時代がやってきます。
その時は多くの御者が失業するかもしれません。
もし仮に読者のニーズからはかけ離れていたとしても、これだけ新人賞があれば、面白ければ受賞するはずですし。
面白くなければニーズ以前の力不足かもしれません。
作品に古い、新しいなどは確かにありますが。
面白さはいつの時代も不変です。
真っ向から書ききって、読んだ人をうならせる作品を完成させればいいと思います。
どうも冒険者です!! 初めましてm(_ _)m
ウオアアアアー同じ悩みだあ!! 実は活火山さんは私のドッペルゲンガー!?
> 私は神坂一先生のスレイヤーズに憧れて小説を書き始めました。
しかも書き始めるきっかけとなった作品まで同じだと!?
> それらしかり、、最近アニメ化されたジョジョしかり、私はギャグよりシリアスな作品に惹かれ、そういう作品を私も目指しているのです。
私もそうです!! しかし現実にそういう物の方が売れるのも事実><;
「ハイスクールD×D」なんか、活火山さんや今の私の価値観で言えば、学園モノ+エロスと、「興味が無い」と仰った要素を寄せ集めたような作品なわけですが(もし好きな方いたらごめんなさい)私は今ドハマリしています!!
> しかし、アニメ化されている作品にも、ラノベのコーナーを見ても、大体学園かラブコメかで占められていて、頭を抱えてしまっています。
私もです(゜ω゜)ノ
> 私はどうすればいいのでしょう? 皆様のご意見を伺いたいと思います。
どうすればいいのでしょう?
自分なりの解決策として、私はあえて今、そういう系のラノベを書いています。(来年の電撃に向けて送る予定)
学園モノで、主人公は男、あまりスケベではありませんが、意図せずハーレム状態、エロはさほど無いかな? でもラブコメ的な要素も加えました。
で、書いた結果、「いつも書いてる話とさほど変わらなくね?」と思いました。
そしたらむしろ開放感が湧きましたwww
結局、書くのはオレなんだから、エロもラブコメもシリアスもオレ流のモノを書けば良いんだ。
それが読者に受け入れられなければ、それは自分が未熟なだけでしかない!!
と考えて、さほど気にせず書いています、しかしやっぱりシリアス系が少ない昨今では不安ですが><;
まあ要するに・・・
自分が100%出し切って書いたものであれば、どんなジャンルであれファンがつかない(=ニーズが無い、売れない)はずが無い!!
青臭い事を言いましたでしょうか? すみません><;
ですが私はそう信じて書き続けます!!
お互い頑張りましょう^^
では、失礼しますm(_ _)m
最近目にしたのですが、30~40代の今のラノベが合わないだろう層をターゲットにした新しいラノベが出ているそうです。
その名もMFブックスと言う所から。
幾つか何となくで読んで見たところ、結構面白そうなモノが出て来ていましたのでご紹介しようかと。
今の所は二点のみらしいのですが、これからが楽しみかと。
ただ、その分お値段が高めですが・・・
文庫ではないので、ほぼ倍位になっていましたね。
興味がおありでしたなら、覗いてみては?
私は『盾の勇者の成り上がり』 が中々に面白かったので現在嵌まってしまいましたので。
参考までにどうぞ。
こんばんは、サイラスです。
自分も、今のラノベはすごく嫌ですし、シリアスなものを好む傾向もあります。それは、さておき。
まずは、自分がラノベで飯を食っていきたいか?考えてみてください。
そうでないなら、いちいち学園ものや萌えが人気になろうが、自分の好きなものを書けばいいです。
ただ、飯を食っていくとなると、流行を分析し、取り入れず、自分が好きなものだけ書きたいというのは危険です。人気のある要素をと取り込むことで、自分の作品を読者が手にとってもらえる可能性が高くなり、あなたの作品やあなたの好きなものを知ってくれるチャンスも増え、あなたのファンも増えていくことでしょう。それをやらないのは、損です。
ちなみに、私は、学園モノや萌えに対して、現実の学校生活や異性が魅力的でなくなり、かつ、作家としても、資料や取材せずとも作りやすいということが一致したため、ブームになっていると分析しています。
まずは、自分がラノベで飯を食いたいか考えてください。もしそうなら、流行と自分の書きたいものを融合させた作品を作り上げてください、それがあなたのオリジナルの作品になるのですから。
それに、流行に対して疑問を持つことはいいことだと思います。安易に乗って、自己鍛錬を怠れば、ブームが去った時が悲惨ですし、日本はその宝庫でもあります。あなたが、そのお宝の一部にならないためにも、萌えや学園モノに退屈するというのは悪いことではないです。
では。