こんばんは。ケスウ・ユジン・ヘイテと申します。
私は安楽死を主題にした短編小説を、キャッチーに分かりやすく書けないか、模索している最中なのですが、ご助言を頂いてもよろしいでしょうか。
一行キャッチコピーを作ったのですが、カテゴリーエラーになっていないかどうか、教えて頂きたいのです。むしろポエムっぽい感じが鼻につくかな、と気になっております。
「安楽死を望む権利も、生きて苦しみ罪を贖う義務も、人にはある」
成人向けの十八禁ノベルゲームですが、十年以上前の作品「腐り姫」がすごく好きでして、安楽死という題材はそこから来ています。
この中のカテゴリーエラーがどのようなものを指しているのかがわからなかったのですが、私の提唱するキャッチコピーは基本的に作者自身が自分の書くべき物語の軸をひと目で見て取るためのものなので、特に規定や基準というものはありません。
> 「安楽死を望む権利も、生きて苦しみ罪を贖う義務も、人にはある」
カテエラについては前述のとおりですが、もう少し作品の雰囲気が匂うような感じにしたいですね。私が勝手にお話の中身を想像して雰囲気を出そうと考えるなら――
「すべての者に安らかな死を そして俺に、艱難の生を」
という感じでしょうか。
キャッチに関しては、ひと息で楽々言い切れる長さと語呂を心がけるとよいかと思います。
こんばんは。パルテナと申します。
質問を2つさせてください。
(1) 公募する人が陥りやすいのはどんなミスでしょう?
(2) せっかくの魅力的な設定が生かせていない原因にはどんなものが多いですか?
> (1) 公募する人が陥りやすいのはどんなミスでしょう?
各賞のリサーチをせず、作品を書き上げた時点でもっとも近い締め切りの賞に送ってしまうことですね。
> (2) せっかくの魅力的な設定が生かせていない原因にはどんなものが多いですか?
ストーリーがふらふらといろいろな方向に寄り道してしまい、せっかくの設定を描かないまま終えてしまう失敗が第一ですね。
設定にしっかり焦点を絞って、最初から最後までそれを軸に物語を構成してください。
おつかれさまです。
今期はこれを最後のレスにします。
読者がこの設定の作品を通じてどのような得(カタルシスや読後感)を得るのかが最重要課題になります。
読者目線で「得」のない物語は、結局のところ作者の自己満足で終わります。だからこそ幽霊という強固な制約をもつ素材は難しい、ということになるのですが……
読者の得は、斬新さやめずらしさがあれば成立するものではありません。
目にしたとき、「こんな設定/展開があったか!」と思えるだけの驚き――作品の魅力がなければなりません。
ですので既出ではない、ということよりも、むしろドラマ性においてのひねりが必要になってくるものと考えています(このあたりのことから、あまくささんと「ワンパターン」について考えることになったわけですし)。
一例になるかわかりませんが、私の書いたものでわけあって世に出せなかった幽霊ものがあるのですが、「幽霊が一切出てこない幽霊もの」はかなり内部評価が高かったです。