基本設定ができたら、次にあらすじを考えてみましょう。
あらすじは、B5コピー用紙の10行以内と、短くまとめるのがコツです。
短くまとめることで、物語のポイントや山場を可視化させることができます。
あらすじは、ページを何枚も使い、だらだらと書き連ねれば良い物になるわけではありません。
長くなってしまうのは、どのような道筋をたどって、クライマックスにたどり着くのか、作者の中で、具体的に決まっていないからです。
そのため、たいして必要も無いエピソードを書き連ねてしまのです。
あらすじは10行以内(B5用紙)にまとめる、という制約を課すことによって、物語の展開に不必要な贅肉がそぎ落とされ、重要な骨格だけを見ることができるようになります。
この物語の売りはなんのなのか?
どんなところに注目してほしいのか?
短い文章に落とし込むことで、もっとも重要な部分を理解することができるのですね。
もし、このあらすじが盛り上がりに欠けたり、陳腐なものになるようでしたら、どうすれば盛り上がるのか、考えて工夫してみましょう。
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