プロット作りというのは慣れないうちは、かなり大変なものです。
漠然と作ってみなさいと言われても途方に暮れてしまうでしょう。
そこで、提案したいプロット練習法!
あなたの好きな作家の小説のプロットを作ってみてください。
既存の小説を、設計図に戻してみるのです。
具体的には『プロットを作るための基本設定』で紹介した基本設定の9項目
1 | この物語の売りは? | セールスポイント |
2 | いつ? | 時代 |
3 | どこで? | 場所 |
4 | だれが? | 主人公 |
5 | なぜ? | 動機 |
6 | 何をする? | 目的 |
7 | 主人公の敵は誰か?何か? | 悪役 |
8 | どのように始まるのか? | 冒頭 |
9 | 最終的にどうなるのか? | ラスト |
を、まず埋めてください。
それができたら、次に展開部のプロット、あらすじを書いてみましょう。
あらすじは、主人公が目的を達成するために通過する関門を、抜き出していくという形式で書いてください。
話の流れを掴むだけですから、あまり細かい点まで書かずに、短くまとめるのがコツです。
あらすじを10行以内にまとめることに挑戦してみましょう。
この練習法によってプロ作家がどいうプロットを組んで小説を書いているのか掴めれば、あなたのプロット作成技術は飛躍的に上昇します。
とにかく、プロのマネをするのが上達への近道ですよ。
プロット作りが苦手という方は、この練習法をぜひ試してみてください。
ただし、中にはプロであるにもかかわらず、破綻した展開の小説を書いている人もいますから、注意が必要です。
特に実力の無い新人作家の場合、よくこれで新人賞を取れたなぁ、とあきれちゃうような人もいます。ですから、
ある程度のネームバリューと実績を持ったベテラン作家の作品を参考にすると良いでしょう。
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