ライトノベル作法研究所
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  4. 資料も読まずに小説を書いてはダメ公開日:2013/08/22

資料も読まずに小説を書いてはダメ

 例えば、医者や警察、自衛隊を小説の中に登場させるとしましょう。
 その際は、多少なりとも医者や警察、自衛隊のことを調べてから出してください。
 なにも調べずに、これらの特殊な職業を描こう思ってもまず描けません。

 街で暴れる凶悪モンスターにやられ役として、自衛隊をぶつけるとします。
 この際、自衛隊の装備や組織の仕組みに対しての知識があれば、それだけリアリティのある話が書けます。
 自衛隊が移動や輸送に使っている車種はなんなのか?
 各隊員は、どういった武器を貸与されているか?
 階級や命令系統はどうなっているのか?
 これらのことは、当然、自衛隊について調べなければわかりませんよね。

 単純に、バズーカでモンスターを撃った。小銃の乱射を怪物に浴びせた。などという描写より、84mm無反動砲でモンスターを撃った。89式小銃の乱射を怪物に浴びせた。の方が、カッコイイしリアリティがあるでしょう?
 小さなコトかもしれませんが、こういう細部にまで気を配らないと完成度の高い小説は作れません。
 資料集めというのは大事です。バカにしてはいけません。

 特に、魔法、武術、武器などの資料はそろえておいて損は無いです。

 魔法、武術、武器に関する資料は、当サイトの「創作お役立ち本」と、第2研究室の「ホントは教えたくない、秘蔵の創作お役立ち本」にて紹介していますので、こちらを参考にしてください。 

 また、異世界の世界観を作る際は、歴史や民俗学、宗教学の本を読んでおく必要があります。
 ええ? めんどくさ~~。などと思っていると、リアリティのある世界観は作れませんよ!
 近くに図書館があるのなら、そこで借りるのが一番でしょう。

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