わかりやすい文章を書くための最大のコツは、文章を短くすることです。
そのためのポイントとして上げられるのが「が」を削るコトです。
「が」には逆接の「が」と順接の「が」があります。
逆接の「が」は、「しかし」「だが」などで区切り、2つのセンテンスにしてしまいましょう。
●悪い例
文章上達のためには本を読むことも大切ですが、本だけ読んで、実際に書くことをおろそかにしていはいけません。
●改善例
文章上達のためには本を読むことが大切です。しかし、本だけ読んで実際に書くことをおろそかにしてはいけません。
このように逆接の「が」を削って、文章を2つに分け、それぞれを短くすることができます。
順接の「が」の場合は、単に「が」を削って文章を2つに区切るだけで意味が通ります。
●悪い例
夢がアイディアの宝庫だという話は聞いていましたが、実際に夢を記録すると、その中から小説で使えるネタが見つかりますね。
●改善例
夢がアイディアの宝庫だという話は聞いていました。実際に夢を記録すると、その中から小説で使えるネタが見つかりますね。
このように「が」を削ることで、文章を短くすることができます。
文章をわかりやすくするためには、文章を短くすることが大切です。
文章を書き上げた後でいったん見直し、もしわかりにくい長文となっている部分に「が」があれば、その箇所で二つに分けて短くしてしまいましょう。
携帯版サイト・QRコード
当サイトはおもしろいライトノベルの書き方をみんなで考え、研究する場です。
相談、質問をされたい方は、創作相談用掲示板よりお願いします。