ライトノベル作法研究所
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  4. 4つの王道的アイディア発想法公開日:2013/08/06

4つの王道的アイディア発想法

 多くの作家やクリエーターは、風呂やトイレに入っているときにアイディアを閃くことが多いようです。

 余計な邪魔が入らないリラックスタイムの時ですね。
 これは普段からずっと小説のことを考えていて、それを忘れて気を抜いた瞬間に、アイディアが湧く、というのが真実のようです。
 人間の脳というのは、目的に必要な知識を貯め込んだ上で、考えに考えぬくと、関係のない知識同士が結合したりして、今までに無い発想や解決策が飛び出てくるようにできています。
 これらを怠った上で、風呂やトイレに長時間居座っても意味がないので、そのあたりは勘違いしないようにしましょう。

 次に歩きながらネタを考える方法です。

 適度な運動は脳に良い刺激を与えます。
 歩きながら物事を考えると、いい考えが浮かぶことが多いです。
 ただし思考に没頭しすぎて電柱などにぶつからないように注意しましょう。

 常識をワザと、ひっくり返して考える方法。逆に考えるやり方です。

 絶対に有り得ないこと、馬鹿馬鹿しいことを考えてみましょう。
 夜になると五カ国語を話す赤ん坊。下から上に流れる滝。人間を服従させている犬。
 近づくと消える壁。マッハ5で空を飛ぶ洗濯機……エトセトラ。
 ちょっと考えてみましたが、この程度のことは、まだ常識の範囲内というか、すでに誰かが使っているようなネタです。もっと常識はずれなことを捻り出しましょう。

 最後に、私が実際に使ってベストだと感じたネタの発想法を紹介します。
 それは、

 他人と相談して考える方法。

 誰にでも信頼できる人や気の合う人が1人はいるはずです。
 その人に小説のネタで困っていることを話して、一緒に考えてもらいましょう。
 この時、重要なのは、どんなバカなことでも臆せず話し合って、話を膨らませることです。
 思いつくことを、片っ端から口に出してみてください。

 そうこうしているうちに1つくらい、「あ、いいじゃんそれ、おもしろそう」というネタが出てくるはずです。
 三人寄れば文殊の知恵ということわざもあります。
 1人で考えるより他の誰かと一緒に考えた方が、アイディアも閃きやすいです。

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