ライトノベル作法研究所
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  4. 最強テキストエディタ『秀丸』公開日:2013/11/07

最強テキストエディタ『秀丸』

 小説を書くにはWindowsのメモ帳テキストエディタで十分だと言いましたが、これはあくまでお金をかけない場合の話です。
 『メモ帳』は機能がシンプルすぎて、不満点も多々あります。

 例えば、ウィンドウを最大化した状態では、文字がパソコン画面の横幅いっぱいに広がってしまい見づらくなります。
 また、『書式』の『右端で折り返す』にチェックを入れないと、改行を入れない文章が画面の幅より長くなってしまった場合、文字が画面外に出てしまい、横スクロースしないと確認できなくなります。
 『右端で折り返す』のチェックを入れると、画面の外に出てしまう部分に自動的に改行が入れられます。これをコピペして小説投稿サイトにアップしようとすると、不自然な改行が入ったままになってしまうという体たらくっぷりです。
 さらに、文章を編集前の状態に戻す、「やり直し機能」がお粗末で、一回前の状態にしか戻せません。

 有料のテキストエディタである『秀丸』は、こういった問題点をすべて解消した上に、複数のファイルをひとつのウィンドウに表示できる『タブ機能』など、便利な機能をいくつも搭載しており、文書を書く上で、非常に重宝します。

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 特に、文章を編集前に戻す『やり直し機能』が、回数無制限に使えるのが便利です。

 小説の執筆中は、台詞回しや描写を工夫するため、同じシーンを何度か書き直すことが多いです。
 その際、編集前に文章を戻すことができると、やっぱりこっちのほうがしっくり来ると感じた時に、修正が楽になります。

 また、複数のファイルを同一ウィンドウ内に表示できるタブ機能を使えば、「プロット」や「キャラクター設定」「いままで書いてきた小説」のファイルなどを簡単に照合しながら書き進めることができます。メモ帳だと別々のウィンドウを立ち上げる必要があるため、確認が煩雑でめんどうです。

 秀丸は、動作が軽快でパソコンに負担をかけないため、長年使って重くなたパソコンでも楽に使用することができます。
 価格もマイクロソフトのWordやジャストシステムの一太郎よりずっと安く、バージョンアップ版が出たら無償でバージョンアップさせてくれるという、親切っぷりです。Wordや一太郎だと、また高価なソフトを買わなければいけませんからね。
 もし有料のテキストエディタを使いたくなったら、秀丸を使うと良いでしょう。私も使っています。

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