脳を鍛える大人の音読ドリル
物忘れが多い・人の名前や漢字が思い出せない・言いたいことが言葉に出せない・創造性を高めたい・記憶力を高めたい・コミュニケーション能力を高めたい・自制心を高めたい・ボケたくない……そんな人たちへ送る１日５分程度のドリルです。東北大学教授の川島
隆太さんの研究によって、
脳を活性化するには読書が有効であることがわかっています。
脳機能イメージング装置という機器で脳を測定し、脳細胞が働いていると判定できた領域に色をつけて表示してみたのです。目を閉じてじっくり何かを考えているときは、大して脳は働いていませんでした。これに対し読書をしているときは、物を見る後頭葉以外に、前頭前野の特に言語を扱う領域が右脳左脳ともいっぺんに働き出したのです。さらに、ただ読むだけではなく、声に出せば脳がたくさん働くことを発見できました。
このドリルを使って、１日に１枚ずつ、おもて面の音読（声に出して読む）と、裏面の漢字の書き取りを行います。音読は、スピードが速ければ速いほど、左右の脳の多くが活発に働きます。
でも一番大切なことは、脳のトレーニングを継続することです。脳を使い続ける習慣を身につける、それが最も有効な「脳の健康法」です。
毎日、ちょっとした時間を見つけて、取り組んでみましょう。
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