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「世界で唯一ISを使える男」である一夏に少女たちは興味津々。

IS―インフィニット・ストラトス―


ジャンル異世界ファンタジー
著者弓弦 イズル
出版社: MF文庫J
発行年月: 2009年05月
本体価格 580円 (税込 609 円)

さん一押し!(男性・18歳)

■ 解説                               

 女性にしか反応しない兵器「インフィニット・ストラトス」(IS)の操縦者を育成するための学校・IS学園。
 そこでは世界各国から集められた少女たちが候補生としての勉強に日々励んでいる――
 はずなのだが、男なのになぜかISを起動させることができた織斑一夏は、
 この学校に強制入学させられてしまう。
 当然、彼の周囲には女の子ばかり。
 「世界で唯一ISを使える男」である一夏に、彼女たちは興味津々。
 幼なじみの篠ノ之箒をはじめとしたクラスメイト(少女限定)に囲まれた、
 一夏の波瀾万丈のスクールライフが始まる!?
 期待の新鋭が贈る、学園疾走アクションラブコメディ。


■ この作品について、熱く語ってください!            

 この小説の表紙を見た瞬間にわかりました。絶対に面白い作品だな、と。
 とにかく、様々な要素が一気に詰め込まれていて、誰が見ても面白い(ハズ)。 
 
 メカ少女、学園、ラブコメ、ハーレム、ツンデレ、お嬢様、剣道少女……。
 どれかが好きなら好きになれます。


 最大の魅力はなんといってもキャラクターでしょう。
 本当にキャラが生き生きしてます。そしてエロい(笑)。
 型にハマっているように見えるのに、どこか新鮮な雰囲気があります。
 
 最悪(?)な出会いから始まって尚、主人公――
 一夏が、女子達のハートをゲットしていく様は見ていて面白い。

 そして、それに気づかない一夏。ヒロイン同士の争いはニヤニヤする事間違い無しです。

 元々、作者はゲームのシナリオライターだったそうです。それ考えれば(いろんな意味で)納得ですね。

 もちろん、バトルも見所。擬音表現が多いせいなのか、(チープにも見えますが)
 コミカルで、しかもスピード感があります。
 といっても、小説全体から見れば、もはやオマケか(笑)


■ お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?  

 もちろん、主人公の一夏。
 女尊男卑の社会に暮らしていながら、とても男らしい、カッコイイキャラです。

 後はヒロインの一人である鈴音ですね。大胆なところが良い。
 ただ、メインヒロインの中で唯一サービスシーンがないのは、残念でなりません。


■ この作品の欠点、残念なところはどこですか?          

 良くも悪くも、文章がゲームっぽいです。これは好みが別れるかと。

 後は上に述べたように、戦闘では擬音が少し多いです。
 そういうのが欠点と言えば欠点ですが、作品の雰囲気と一致しているので、
 自分としては好きですね。


■ 一言感想コメント                       

・ラブコメ、バトル、ギャグなど全ての要素があり、わかりやすい内容でキャラもかわいく引き込まれるようなかんじで楽しく読めた。
2012/03/14

・ラウラ可愛いよラウラ。この可愛さは現代の技術では解明できないよ。
 本当に可愛いキャラクターは400文字じゃ語れないよ。∞文字もってこいオラ! ……スミマセン。

・織斑一夏は学園ではたった一人なのにそれに負けずにいて、仲間をとても大切にして仲間が危険になったら守るのがすごい所だし魅力だと思う。

・シャルル・デュノアが好き。
 最初男として主人公に近づくが、やがて女として主人公に惹かれるところが良い。


■ あなたはこの作品についてどう思いますか?(読者投票)     

最高です!一押し。
おもしろいです!オススメします。
なかなか良いと思います。
ふつうです。
イマイチです。
おもしろくないです。
買うと損します。


-Mini Vote-
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他に類を見ない戦闘シーンは、間違いなく全ノベル界のトップに君臨する表現能力

餓狼伝


 ○読者投票結果
 最高です!一押し。 32
 おもしろいです! 5
 なかなか良いです。 1
 ふつうです。 0
 イマイチです。 2
 おもしろくないです。 0
 買うと損します。 0

ジャンルアクション・バイオレンス
著者夢枕獏
出版社:双葉文庫(双葉社)
発行年月:1988年06月
本体価格 543円 (税込 570 円)
木戸さん一押し!(男性・19歳)

■ この作品について、熱く語ってください!           

 これはライトノベルと言えるかどうか、疑問ですが、
 とにかく熱いです!!そして読み易い!!
 この小説には美少女は登場しません(泉冴子がいますが)。
 ファンタジー要素もありません、SF要素も、オカルト要素もありません……

 が、だからこそ「強くなりたい」という男の剥き出しの本能が直球勝負で迫ってきます。

 この話の内容は非常にシンプルです。主人公・丹波文七という男がいます。
 その男が強い人に誰彼構わず噛み付きまくる話です。
 「強い奴、凄い奴と戦いたい!」しかし、現代ではそうは簡単に問屋がおりません。

 「決闘罪」「自分の所属している団体の名誉」等によって、
 丹波文七を始め、多くの餓狼(強い奴と戦いたい人)が、
 「闘いたいのに、闘えない」という壁にぶちあたっていく事になります。

 その餓狼達の苦悩が心に響いてきて、物語に哀しみが渦巻きます。
 
 また、格闘描写が圧倒的に濃いです。
 素手による文字通りの死闘……闘いのねちっこさ、不気味さ、痛々しさ、血、
 そういった描写が、まるで自分の目の前で喧嘩が起きているような生々しさを感じさせます。
 
 だからこそ、この小説の面白さは「こいつとあいつ、どちらが強いのか?」に尽きると思います。
 ちなみに、漫画、ゲーム、映画化しています。



■ お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?  

 藤巻十三。
 警察に追われているが故に、北辰館(空手団体)トーナメントで、
 戦友(?)の長田(プロレスラー)を応援出来ない藤巻だったが……
 「竹宮流藤巻十三!」……多分人生で一番泣きました。


■ この作品の欠点、残念なところはどこですか?          

 作者が存命中に作品を終わらす事を諦めている。


■ あなたはこの作品についてどう思いますか?(読者投票)     

最高です!一押し。
おもしろいです!オススメします。
なかなか良いと思います。
ふつうです。
イマイチです。
おもしろくないです。
買うと損します。


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