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陰からマモル!
陰守マモルは16歳。 ルックスダメ! 勉強ダメ! 運動ダメ! のダメダメ三銃士の高校生。 グルグルメガネとぼさぼさ頭がトレードマークだ。 しかし、その正体は、密かにお隣の紺若家を守る忍者一家の長男なのだ。 お隣の長女・ゆうなが危機にさらされると、ビシッと忍装束で、守っちゃう! 紺若家が危機にさらされると、陰守家も一家総出で守っちゃう! 何が何でも守っちゃう! それが陰守家に400年も伝わる掟なのだから―。 そういうことで、阿智太郎の現代忍者物語、スタートです。
昔々のその昔、戦国の世のとある国。 治める殿様は自国一の名人が作る蒟蒻がとてもとても大好きだった。そしてあるとき考えた。 「この偉大なる蒟蒻を作る家系が途絶えてはいけない! わが血統が滅びても、この芸術的な蒟蒻を作る血統だけは護らねばっ!」 かくて殿様は自らに仕える忍者の一族「陰守(かげもり)家」に蒟蒻作りの名人の一族を未来永劫、 末代まで護り続けるように言い渡した。そして400年の時が過ぎた現代……。 忠義者揃いの陰守一族は、主家である殿様の家系が滅びてもなお、 今現在まで蒟蒻作り名人の一族である「紺若(こんにゃく)家」を護り続けていた! 陰守マモルは、一見地味な高校生。 しかし、その正体は隣家である紺若家の一人娘・紺若ゆうなを密かに守る陰守家の嫡男である。 現代ではマモルもゆうなもごくごく普通の高校生。 普通の生活を営む彼らに忍者や忍法の出番などあろうはずもない…… と思いきや、実は超天然であるゆうなは幼いころから様々なトラブルに見舞われる不幸体質、 ナチュラルボーン・トラブルメーカーだったのだ! かくてマモルは幼いころから日々ゆうなを必死に陰から護り続ける危険と、 隣り合わせの日常を送る事となる。 しかし元からゆうな自身が背負い込むトラブルに加えて、 ゆうなの友達やマモルの親戚、転校生が来るなど、マモルの周辺は加速度的に騒がしくなる一方。 本作品はそんなマモルとゆうなの日常生活を中心に描いていく。
いつものダメダメの様子から忍者になったときの凛々しくかっこいい様子の差がとてもいい!
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風の聖痕
―ホテルが降ってくる…? 上から三分の一あたりで斜めに切断されたホテルが、その断面に沿って滑り落ちてきた。 それは巨大隕石の落下にも等しい、人知を越えた災厄であった。 凄腕の“風術師”八神和麻が、四年ぶりに帰国したと同時に事件は起こった。 古より日本を陰から支えてきた“炎術師”の一族風凪家の術師が、 何者かに次々と惨殺されたのだ。 疑いの目は自然と、炎を操る力がなかったため一族から追放された和麻に向けられた。 神凪家から放たれる刺客を、ことごとく追い返した和麻。 その彼を、謎の風使いが襲う! 第13回ファンタジア長編小説大賞、準入選作品。 気持ちよいほどダイナミックな、伝奇ファンタジーアクション開幕。
風よ舞え! それは世界を断つ究極の力なり! 魔術師、妖魔、主人公最強の風使い。 ヒロイン炎の剣士。弟かわいい。主人公、過去に恋人を失う。 まさに王道。 しかし、いやそれ故に、王道故におもしろいと! 僕はここに断言します! 僕は200冊近くのライトノベルを読んできました。 おもしろい小説にはある一定のパターンがあって、 それは『王道プラスα』ハリー・ポッターもスレイヤーズも魔術師オーフェンも、 どこかで聞いたことのある設定が随所にちりばめられています。 これは、それをもっと前面に出し、 さらに小説の弱点、『バトルの貧弱さ、わかりにくさ』を 見事に主人公たちの戦い方によってカバーしています。 是非ご一読を!
かわいく強いは王道ですか?かわいすぎです綾乃ちゃん 素直で従順、いっつ弟、とってもモテモテ神凪煉 ダンディー、渋すぎお父様。娘に甘い神凪トップ などなど。数を上げたらきりがありません。読んでみてください。
四大元素を使った王道的なエレメントバトルの話ですが、なかなかに魅せてくれる作品です。 というのも、この小説は人間の弱さや暗部を抉りだした小説です。 主人公の和麻の過去や、選民意識に凝り固まった神凪一門の態度など、かなりの見物。 他人を虐げることになれてしまった人間の残酷さが、リアリティを持って描かれています。 それにしても、綾乃ちゃんがかわいい(笑)。 和麻のどこに惚れてしまったのか、イマイチよくわからない部分がありますが、 ツンデレは最高です。炎雷覇という武器も、個人的にツボです。
マンガを読んでいるようなアクションシーンの流れや、登場人物の恋愛模様が好印象。
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その小説、105円で売られているかも…… |
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