ライトノベル作法研究所
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ビースト・シフト

ジャンル:現代FT
著者:米村 貴裕
出版社:リトル・ガリヴァー社
発行年月:2009年08月
本体価格 945円(税込)

太郎さん一押し!(男性・15歳)

■ 解説

 恐竜は絶滅していない。量子力学が示唆する悪夢「シフト現象」で哺乳類の世界へ飛躍していたのだ。
 そしていま、人類がビースト姿へ「シフト」する天変地異が再来していた。
 主人公の佐々山青年は特殊なデータベースを覗いたせいで、人間がビースト姿へ変身する「シフト現象」と遭遇する。その姿はかつて世界を滅ぼしたというレッドドラゴン!
 秘めたる力を持っている佐々山は「世界を無にしなければ」という強い意識に支配されていた。
 この意味合いはいったい……!?
  シフト仮説を唱える博士によれば、現実世界は無数の「可能性」がトランプのように重なり合ってできており現在、別の混乱したトランプが出現中だと。
 そのうえ鎮めるためにはレッドドラゴンが「覚醒」しなければならない、という。
 佐々山・レッドドラゴンが「覚醒」した暁に待ち受ける世界は、栄えある新世紀か、かたや悪魔の巣くう地獄世界か!?
 最新理論をベースにした悪魔的SFファンタジー、登場。

■ 太郎さんの書評

 人がケモノに変身する!
 そんな怪奇現象が起きる世界で、主人公佐々木は、レッドドラゴンに変身する。
 異・生命体に変わった彼が導くものは・・・・・・。
 これが本作、ビースト・シフトの主なあらすじ。

 さまざまなキャラクターが、さまざまケモノに変身するところは、ケモノ好きと、アクション好きの人には、いい感じの作品だと思います。

 もちろん、愛の場面などもあり、物語のいろはが入っています。
 ケモノ好きな人、そうでない人でもぜひ読んでみてください。

この作品の欠点、残念なところはどこですか?

 僕の見た感想から、ずばり言います。

 読みにくい!

 と言うところです。
 物語のなかには、主人公など、キャラクターの心理描写が入っていますが、なんだか、それが長すぎるといいますか、とにかくつかみ難かったです。
 それで、何度も読むのをやめてしまって、最後まで読むのにかなりかかりました。
 僕だけかもしれないですが、とりあえず、意見を言ってみました。

■ あなたはこの作品についてどう思いますか?(読者投票)

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