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神様のメモ帳
案山子さん(男性・16歳) 航さん(女性・14歳) 莉萩さん(女性・14歳)さん一押し!
ずっとひとりで、空っぽのまま、人生はなんとなく過ぎていくものだと思っていた。 でも僕はその冬に、いろんなものたちと出逢った。 けだるく必死に生きるニートたちと、凶悪ドラッグ《エンジェル・フィックス》。 すべての謎を完膚無きまでに暴くニート探偵・アリス。 たくさんのものを喪って、そこではじめて、空っぽじゃないことに気づいた。 ――これは、そんな十六歳の冬の物語。
<これがたった一つの冴えたやり方> ぼくが初めて読んだ杉井さんの著作です。 最初は本当に何気ない気持ちで手に取った作品でした。 今となってはかけがえなく大事な作品です。 文章を読んで泣いたのは久しぶりですね。 この作品は、何も特別なことを描いてなどいません。 誰にでもある弱さ。 誰にでもある辛さ。 人が無意識に目を逸らそうとしているありのままを描くような、そんな作品です。 どうしようもなく脆い人の心を自覚させられるような。 けれど、すぐそばにあるのに気付かない優しさを教えてくれるような。 『そのままでいい』 そう言ってもらえているような。 なんとも、勇気の出る作品です。 不安になったとき、心細いとき、手に取ってみてほしい一冊ですね。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? アリス。 きっとこの作品で最も弱い、けれど最も無理をしているだろう女の子。 屈託のない喋り方の中に垣間見える優しさが素晴らしいですね。 四代目。 かっこいい。 この一言で十分です。 久しぶりに見つけた『漢』。 四巻での彼のかっこよさはハンパじゃないです。 この作品の欠点、残念なところはどこですか? ありませんね。 ただ、心の中のありのままをさらけ出すような心理描写が苦手な方は少しきついかもしれません。
自分はこのままでもいいんだということを、 この小説を読んだ後、思いました 。 そして、人のためとかそういうことではなく、 自分のために誰かのためのことをする。 そんな姿勢になりたいなと思いました。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? アリス。 かっこいいしかわいいし。 ナルミ。 共感できるし、彼の仲間達のような人が、 僕の周りにいればと思う。 この作品の欠点、残念なところはどこですか? 作品の一部分一部分に回想を示唆する部分があることですかね。 ただ、僕はそういう部分を含めて好きですが。
うまく言えなく申し訳ないのですが、 とにかくキャラが素晴らしい。それぞれの個性を挙げると、てんでバラバラなのに 仲間の助けとなると まるで呼応するかのように一人のため、 仲間のために力の限りを尽くす! たとえそれが薬に溺れた者でも。 まさに『友情は、死なない』 この作品の最も重要な人物 アリスとナルミとその愉快な仲間たちが、 時にはハラハラ、時にはドキドキ、時には笑わせて、時には感動させてくれる。 そして、ほんの少し勇気が出る。ニートティーンストーリー 一度ご覧あれ。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? もちろんアリスです。 初めて読んだときは 氷のように冷たい心を持った女の子なのかと、 思ってしまいましたが、全くもって違いました。 読み進めていく内に彼女の抱えている心の闇が解凍されていき、 とても悲しくまた愛しくなっていきました。 主食がドクターペッパーという かなりの偏食ですが、それもアリスの魅力なのだと思います。
これが最初に読んだ感想でした。 この作品は、いろんなニート達が繰り広げる物語なのです。 彼らは、基本ダメ人間っぽいのですが、 ニート探偵とその助手(主人公)を中心にパチプロやらヒモやらが活躍して様々な事件を解決します。 このニート達・・・かっこよすぎます・・・!! 「笑える」おもしろさではなく、物語に引き込まれるおもしろさです。 今までにないようなライトノベルを読んでみたいあなたにお勧めです。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? アリスです。 部屋の中に引きこもってドクターペッパーを片手に、鳴海やほかのニート達と事件を解決する。 端から見たらただの引きこもりですが、彼女とてもかっこいいです。 きっとみんな好きになると思いますよ(笑) また、この作品のキャラクターはみんな個性的で楽しくて必ず好きになれます。
ニート探偵と名乗る少女アリスを中心とした様々なニート達と出会い、物語を展開させていきます。 ニートばかり出てくるなんて、と眉をひそめられた方。 神様のメモ帳に出てくるニートは、「無職でだらけている」というイメージを覆します。 登場人物が非常に個性的で、読んでいて飽きません。 今までに無さそうなラノベを読みたい、という方にお勧めです。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? 鳴海がお気に入りです。 一巻では「主人公として大丈夫なのか」とはらはらしてしまう場面が多いのですが、 二巻辺りになると急にどこからともなく、愛着が湧いてきます。 この作品の欠点、残念なところはどこですか? 以下微妙にネタバレします、ご注意下さい】 ・「神様のメモ帳」に関する記述を、もう少し増やしていただきたかったです。 ・アリス達の生い立ちをもう少し掘り返してもらえたら、 もっと彼らを身近に感じれたのではないかと思います。 何故ニートになったのかという経緯等を、詳しく描写していただきたかったです。
ニートのカテゴリに入らないのにニート気取ってるやつ、 ニートであることに誇りを持っているやつ、 ニートではないのにニートに入りそうなやつ、 ニートをなんだかんだ言いながら支援しているやつ、 ニート探偵名乗ってるやつ、 その他色々多種多様な人間が出てきます。 そしてその誰もが個性的。 ジャンルはファンタジーとミステリーと、どちらに入れるかで迷いましたが、 推理に入れたいのが本音です。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? 彩夏。ナルミとの掛け合いがすき。 この作品の欠点、残念なところはどこですか? !!以下ねたばれ注意!! ヒロイン殺してどうするよ! と、そのことだけが残念。
ここからはネタバレになるんですが・・・ ヒロインこと彩夏は死んでいません。 3巻で回復してますよ。 「死んだ」とはっきり書かれていませんでしたしね。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? みんないいですね。
杉井光はミステリをこの域まで高めたか・・・と感動した。 2012/04/28 ・最後に軽い鬱感があって、ご都合主義じゃない感じが良いですね。 ・イラストに惹かれて読んでみたら、衝撃を受けた。 キャラクターが凄く人間らしくて、重い話だけれど、読むことができた。 今まで読んだラノベで、ストーリーとキャラクターが一番素敵だと思ったのが、これ。 ・主人公の無力さや、それを何とかしようと頑張る姿が面白い。 同作者のさよならピアノソナタにも通じるものがある。 ・ニートという社会不適応者がじつはこんな生活をしているの! という驚きや、ユーモアあふれる会話、そして事件の奥深さ。 ・何といっても個性的なニートたち。 ・主人公の情けない性格が自分に似ていて、感情移入できる。 自分には何もできないと思いながらも、必死に真実を追求しようとする主人公に共感できるし、応援したくなる。 ヒロインの巻をおうごとに増していくツンデレもいい具合に萌える。
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その小説、105円で売られているかも…… |
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