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荒野の恋
山野内荒野、12歳。“恋愛小説家”のパパと、年若き“ばあや”と暮らしている。 中学入学式の日、荒野は一人の少年と出会い、衝撃的な胸のドキドキを体験する。 少年・悠也がクラスメートだと知って嬉しい荒野だが、彼の氷のような視線に戸惑う。 好きってどういうこと? 恋ってなぁに? 未知なるものとの遭遇にまだコドモの荒野はオタオタするばかり。 そんな荒野が、ついに“恋のしっぽ”をつかまえて―― 一人の少女の恋の軌跡を描く『恋の三部作』第一作。
全三部作のシリーズで、第一部は中学に入学して恋を体験した12歳の頃を。 第二部は、父の愛人に振り回されたり、新しい恋≠ノ戸惑ったりと、 子供じゃかなわない大人≠見せられる14歳の頃を、それぞれ書いています。 第三部は、まだ発売してませんのでなんともいえませんが、17歳の頃を書くようです。 文章も物語も逸品。少年向けレーベルで、 ここまでリアルに恋愛を書いたのこの人だけじゃないでしょうか。 つい、二人の恋に見入ってしまいます。 私は男ですが、この作品にはとても感動させられました。女性の方、興味がわいてきませんか。 恋愛小説だからって尻込みすることはありません。ぜひ男性の方も読んでみてください。 ぜひ、多くの人に読んでもらいたい作品です。 (ドラマ化希望!)
もうこの二人から(二人を取り巻く愛すべき登場人物からも)目が離せません。
「もっと続け〜」と思うのは当たり前なのかもしれません。
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