↑目次へ戻る |
死神姫の再婚
旦那様、お買い上げありがとうございます! 没落貧乏貴族の娘で14歳・天然系のアリシアは、 後見人の叔父により借金の返済と持参金目当てのために家名が欲しい金持ちへ嫁ぐが、 なんと結婚式の途中新郎が急死してしまう!! この『事件』がもとで『死神姫』と呼ばれてしまったアリシアだが、なんと再婚話が持ち上がった。 相手は新興貴族の成り上がり者でとかく噂のある〈強公爵〉ライセン。 馬車に揺られて着いた先は、恐ろしげな装飾を施された屋敷と結婚相手ライセンの愛人と 主張するメイドのノーラ!? 彼女の前にどんな未来が待ち受けているのか??
没落貴族のアリシアは結婚式の日に何者かに新郎を殺されてしまう。 噂が噂を呼び、いつしかアリシアは「死神姫」と呼ばれるようになる。 家名しか売るものが無く、14歳で未亡人となった彼女の元へ再び縁談が持ち込まれるが、 その相手は「暴君」と噂される強公爵カシュヴァーン・ライセンだった。 普通なら泣いて逃げ出すような環境でも、アリシアは簡単に受け入れてしまい、 逆に周りを自分のペースに巻き込んでしまいます。 ラブコメだけでなく、貴族や王族たちの政治的駆け引きなどシリアスなストーリーもあり、 とっても見応えがあります。
1巻では考えられませんが、嫁バカになったカシュヴァーンは最強です。 人前でも平気でイチャイチャし始めます。
アリシアとカシュヴァーンが離れ離れになっている時に、 「その時カシュヴァーンは・・・」といったカシュヴァーンの視点が描かれているといいと思います。
|
||||||||||
SH@PPLE−しゃっぷるー
憧れの一駿河蜜さん! 僕、淡谷雪国は四カ月前、図書館で出会ったときから彼女の夢中。 あんな綺麗な子、生まれて初めて見たんだ。 彼女は双子の姉、舞姫と同じ青美女学院に通っていて、お近づきになれたらいいな、 でも無理だ僕、受験生だしー…と思ってたら! チャンスが巡ってきた!? 舞ちゃんが突然「ユキグニ、学校交換しない?」って。 僕と違って、クールでモテて生徒会長の舞ちゃん。 彼女の方にも、入れ替わりたい深ーい理由があるみたい。 で、でもね舞ちゃん、それって僕に女装して青美に行けってこと!? 女の園で着替えとか…ち、ち、ち、ちょっと待ってよお!? やるなら目指せ一発逆転、禁断のシャッフルラブコメ堂々スタート。
それぞれ男装、女装してこっそりすり替わって学校に行くというちょっと変わったラブコメです。 まず、ラブコメでは一人の男の子がやたらと女の子にモテモテというのはよくあるパターンですが、 こちらのほうではなんと女の子のほうである、雪国の双子の姉、舞姫のほうが、 外見が女のときでも男のときでも女の子にモテモテという女の子限定のモテ属性を持っているんです。 (本文中の言い方を借りると「モテキング」) 女の子である舞姫からすればあまりうれしいことでもないのですが。 彼女はもともと行っていた学校では生徒会長をやっていたのですが、 さまざまな雑務に追われ疲れ果て、ある時ついに学校でキレてしまい家に帰って雪国に 「ボクもう限界」と泣きついたことがきっかけで、雪国にと入れ替わることに。 女の子なのに自分のことをボクと呼び、 雪国のもともと行ってた学校のSEC(空舟エンジョイ委員会の略)という 町内の美少女を犯罪にならない程度に見守ろうという、 学校クラブ非公認グループの連中からは兄貴と呼ばれています。(女の子です。念のため) 一方、舞姫の双子の弟、雪国は実は舞姫の通っているお嬢様学校の女子校に、 一駿河蜜という自分が片思いする女の子がおり、その子に会うために、 女の子の舞姫とこっそりすり替わって女子校に行くことになります。 が、実は蜜にはある秘密があり、周りからは小食家だと思われているが、 実はそうではなく学校などで出される高級な食べ物が全く口に合わず、 ハンバーガー、焼きそばパンなどのコンビニ食、安物のうまい棒などの駄菓子、 冷凍物のハンバーグなどが大好きという味覚の持ち主です(本文中の言い方を借りると「貧乏舌」)。 そのことが雪国にばれて、最初は秘密を知ってしまった雪国の口を封じようと、 いきなり外国で習得したカポエイラ(足技主体の格闘技)の蹴り技で、 いきなり襲いかかったりもしていたのですが(笑) その後、女装した雪国にこっそり食べ物を貰う状態が続いています。(餌付けされてる?)
全然女の子らしくないところが面白いかと。 雪国と入れ替わった後もやたら女の子にもてまくりで、 うんざりして「女子って本当に面倒」なんて言うことも。(いや、あんたもだろ!?)
もう少しギャグを増やしてほしかったです。 あと、1巻のあたりで自分から、一部の人達にあっさり入れ替わってたことをばらすのも、 ちょっともったいない気がしました。 どうせならもっと思いがけない形でばれる、とかいう形にしてもよかったのではと。 (本格的正体漏えいの危機は3巻でもありましたが)
|
||||||||||
|
|||
|
|||
トップへ戻る |