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第13回電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作登場

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん


 ○読者投票結果
 最高です!一押し。 455
 おもしろいです! 61
 なかなか良いです 31
 ふつうです 7
 イマイチです 7
 おもしろくないです。 4
 買うと損します。 16

ジャンル恋愛・ラブコメ
著者入間 人間
出版社:電撃文庫(メディアワークス)
発行年月:2007年06月
本体価格 550円 (税込 577 円)
氷水さん(女性)NoiRさん(男性・14歳)メメントモリさん(男性) 愛華哀歌さん(男性・17歳)
がくさん(男性・16歳)yukiさん(女性・13歳) さん(女性・13歳) 黒霧 蝶さん(女性・14歳)
ひらんさん(男性) 龍宮嘉音さん(男性) 汐華ハイジさん(男性・23歳)
アマデウスさん(男性・14歳) さん(男性)一押し!


■ 解説                               

 御園マユ。僕のクラスメイトで、聡明で、とても美人さんで、すごく大切なひと。
 彼女は今、僕の隣にちょこんと座り、無邪気に笑っている。
 リビングで、マユと一緒に見ているテレビでは、
 平穏な我が街で起こった誘拐事件の概要が流れていた。
 誘拐は、ある意味殺人より性悪な犯罪だ。
 殺人は本人が死んで終了だけど、誘拐は、解放されてから続いてしまう。
 ズレた人生を、続けなければいけない。修正不可能なのに。
 理解出来なくなった、人の普通ってやつに隷属しながら。
 ――あ、そういえば。今度時間があれば、質問してみよう。
 まーちゃん、キミは何で、あの子達を誘拐したんですか。って。
 第13回電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作登場。


■ 氷水さんの書評                         

 この作品は、問題作品といわれるだけあって確かにただのライトノベルと思って買ってしまった方は違和感を感じると思います。
 しかし、一度読んでみてください!!

 世界観に引き込まれる思います!

 この作品は人間の心理の裏側を練りこんだ素晴らしい作品です!
 それでいて、ミステリー感とギャグを組み込んでいます!


 またとても感動します!

 これからは、ネタバレを含みます。


 みーくんは誘拐されたときから人間が怖くてそれを自分で嘘をつくことで自分をごまかしてる。
 まーちゃんは記憶を消して自分をまもる。

 そんな二人を取り巻く人たちと不器用ながらもかかわっていくみーくんがとても面白いです!

 過去のトラウマを抱えるみーくんを支える坂下恋日先生。
 みーくんの過去を知りながら好意を寄せる伏見柚。
 みーくんの元カノ長瀬。
 まわりと違うみーくんを特別視しない金子。

 キャラとして強く個性があり、
 組み合わさることで大きな感動をもたします!!

 またさきが読めない展開でおすすめです!


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 坂下恋日先生です!
 「i」では警察からみーくんを庇い、優しさを与える。
 一番みーくんをわかっているのは恋日先生だ!


この作品の欠点、残念なところはどこですか?
 やっぱりマイナーなネタを作品に入れてることと、他の入間作品のネタが入ってるので「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」しかしらない人には伝わらないと思うことです。



■ NoiRさんの書評                        

 今まで読んできた中で一番好きです!

 一番好きな所は、[壊れてる]ことですかね。登場人物もストーリーも壊れてます。
 この本は人間の無意識的に思っていること、人間の本質みたいなものを表してると思います


 この先、ネタバレがあります。



 壊れている所と言ったら、例えばみーくんが頭のいかれた殺人鬼と戦ったり、
 孫想いのお爺ちゃんにぼこぼこにされたり、
 自分が好きな男の子とその彼女を殺してしまった剣道部員の女子高生を押さえつけたり、
 まーちゃんの強烈な嫉妬に立ち向かったり……などなど、めちゃくちゃです。


 途中途中、残忍なシーンが少し(かなり)ありますが、それもこの本の特色だと思います。



お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 やっぱり、みーくんですね。
 何事に対して無関心だけど、やる時はやりのけてしまう感じがいいですね。本当だけど。
 あと、大江湯女ですね。
 みーくんに似ているからかな・・・?


この作品の欠点、残念なところはどこですか?
 強いて挙げるなら、ジャンルがわからないです(汗)
 とりあえず、学園だと思いますが…
 それ以外は問題ないです!



■ メメントモリさんの書評                    

 人が無意識に、人によっては意識的に触れないようにしている
 タブーや矛盾のようなものに触れている作品だと思います。


 人が自分以外の人に抱く価値観とか
 心の歪みという名の個性とか
 それでも人は幸せになるしかないんだとか
 そんな方向からこの作品を読んでみるのも面白い(?)と思います。
 そういう意味では読むのに少し覚悟がいる作品です。
 
 先の読めない展開はミステリー好きには惹かれる部分があると思います。
 
 一度読んだら何度も読んでしまいます、僕は新しい巻が出るたび一巻から読みなおしています。
 同作者の違う作品と世界観を共有しているものもあるのでそちらを読んでみるのもいいかもですね。


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 大江 湯女です。
 まあ単純に自分が和装好きって部分もありますが、
 みーくんとは似て非なる彼女の内面に心惹かれる部分が多くあります、個人的に。


この作品の欠点、残念なところはどこですか?
 強いて言うならパロディーネタがマイナーすぎてわかりにくいこと。



■ 愛華哀歌さんの書評                      

 僕が読んだライトノベルの中ではトップクラスでぶっ飛んだお話でした。

 この作品を読むとなんというか本当の人間といいますか、
 人間の本質といいますか、そんな物を感じてしまいます。(特に二巻)


 ここからネタバレです。




 主人公みーくんの性格がなんとも言えない味を出しているような気がします。

 みーくんは実際だれでもなれる。でも、みーくんはみーくんであり続ける不安定さ、
 そしてヒロインの御園マユの為に嘘をつき続ける切なさ。それが僕の心に響きました。(笑)




 ネタバレ終了します。




 残酷な描写が多いかも知れませんが。それもこの作品を引き立てる大切なものの様な気がします。

 残酷なシーンが苦手と言う人はちょっときついものがあるかもしれませんが、
 そう言うのが大丈夫な人はぜひ読んでみてください!


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 みーくんです。
 無気力なようで大切な人のためなら何処までも行動し、時に笑わせてくれる処が大好きです。


この作品の欠点、残念なところはどこですか?
 個人的な意見ですが、すこし戯言シリーズと似すぎている気がします。

 でも、楽しいので全然問題なしです!!



■ がくさんの書評                        

 はっきり言って、「これは凄いっ!!」と言わざるをえないかと思います(笑)
 賛否両論分かれそうな内容なんですが、非常におもしろいんです。
 なんというか、破壊力がありすぎるというか。ちょっとビビリつつも、引き込まれてしまうような。

 既に書いている人も多いんですけど、キャラが魅力的すぎるんです。個性的にも程がある(笑)
 たくさんキャラが居ても、被らない様にしたのはさすがだなぁ、と思います。


 文章もまた、凄いんですよ!

 ブラックユーモアというか、なんというか。
 少し恐怖を感じさせながらも、うまく笑わせてくれるというあの文章。
 一度は読んでみるべきと思います。

 渇ききった心が漂っているような、なんとも言えない気分になると思います。


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 タイトルにある、みーくん(主人公のことです)ですね。
 彼の視点で物語は進む(一部違う視点ですけど)のですが、やはり言葉遣いが独特で凄いな、と。
 ダークでクールな主人公なのですが、いざとなると熱くなるのも彼が人気をとる理由だと思いますね。
 普段は殴られたり切られたりしてもなんともならないのに。
 ……本当に、怒る場面をわきまえているな、と思うことが多々あります(笑)


この作品の欠点、残念なところはどこですか?
 残酷な描写が多い、ですね。

 とにかく一冊に一人二人は必ず死人がでるので、それはしかたがないと思いますが。
 また、主要キャラもどんどん死んでいきます(汗)



■ yukiさんの書評                        

 この作品を一言で表すと「異色」だと思います、やっぱり。とにかく登場人物の魅力が半端ないです。

・個性あふれる登場人物の言動
・主人公の語り
・安定した文章力


 しいて三つに絞るとしたら、これがこの作品の魅力だと思います。

 どこかズレていて、どこか壊れている登場人物たち。
 現実にいるかと問われれば、答えなんて決まっているのですが、
 小説のキャラってのはこれぐらいぶっ壊れてたほうがいいです。

 気持ちいいくらいの壊れっぷりです。

 どのキャラをとってみても言動がずれまくっています。

 以下ネタバレを大量に含みます。


「明日までに死んでくださいが奥様(まーちゃん)の決めゼリフですか」
「いいえ、お前はもう死んでくださいです」
「礼儀正しい奥さまですね、敬服に値します。それでみーさん、私と浮気なんてどうです」
「間に合ってます」

 上社菜月というキャラと主人公の会話です。
 こういう会話を当り前としているんですから、ほんと面白いです。

 次に主人公の言動。ちなみに「嘘だけど」が口癖。

「君のことを××してるから、仕方なかったんだよ」
 そして飛び降り。
「それから、あ、紐つけ忘れた。 僕は死んだ」
 このエピソードで主人公に惚れましたね。

 あとはやっぱり文章力です。
 読んでいて飽きることがありません。言い回しが最高に面白いです。



お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 もちろんみーくんです。「嘘だけど」がたまりません。
 「ハッタリ大好きです、はい」そんなあなたが大好きです。
 まーちゃんよりまともに見えるけど、やっぱり壊れてて。
 こういう壊れ方のキャラって今までになくて斬新です。


この作品の欠点、残念なところはどこですか?
 うーん……特にないけど、少し残酷な表現(少しというかかなり)が含まれるので、
 苦手な人は注意して方がいいかと……。


 あと、だれの視点なのかよくわからなくなることがあります。
 それも作者様の演出なのかもしれませんが。



■ 純さんの書評                         

 一巻から八巻まで持ってます。

 この作品は「人」というものについてよく考えさせられる話だと自分で思っています。

 この作品ではみーくんという人物は本当は実にたくさんいる、というより
 誰でもみーくんになれるんですよね。
 でもそれだけ、まーちゃんにとって「みーくん」はとても大切で、
 夢のように優しい存在だったんだなって思います。

 ということは、その人がまーちゃんにとって「みーくん」という存在になれば、
 たとえどんなに背景が不幸色でもまーちゃんを幸せにすることができる。
 まるで魔法の呪文みたいですね。


 でも、それに対抗する存在「みーくん以外の人間」、
 例えばにもうとであったり長瀬透であったり、はたまた伏見柚々であったりするんですね。
 そういう存在が二人の仮の幸せを妨げる。
 それって、みーくん以外の人間はまーちゃんにとって別の生き物みたいですね。
 それでも、まーちゃんの側にみーくんがいることで世界は簡単に回ってしまうんですから。
 それらの存在はたいした障害でもないと思います。

 なんて、自分で語ってみました。
(ほかの皆様と意見が違っていてもこれは私の想像なので、
 これを見た人も自分の想像をさらに膨らませていってください)


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 やっぱりみーくんですね!
 みーくんは人気が高いですよね。
 みーくんには何か人々を惹く力を持っているとか・・・?

 あと、大江湯女も好きです。
 これはみーくんと似ているからかな・・・?


この作品の欠点、残念なところはどこですか?
 たまに話がわからないという人もいるのではないか、という文章の書き方です。
 でも、それも入間一間さんの演出だと私は思っています。




■ 黒霧 蝶さんの書評                       

 この作品は、いろいろな所で言われているように問題作だと思います!
 ですが、だからこそ人はそれに惹かれてしまうのではないでしょうか?


 (ここからネタバレを含んでいると思います!)

 シリーズを通して私が一番楽しんでいたのは、
 やはり「次のみーくんの嘘はどんなだろう、その表現の仕方はどんなだろう」
 ということです。タイトルを見たり、電撃文庫サイトや電撃の缶詰でも見受けられた、
 作品紹介欄の「〜嘘だけど。」で惚れてしまいました♪
 もし、どこかでこの本を読んでみて、みーくんの嘘に楽しさを覚えた人は絶対に
 買うべきだと思います! 買わなければソンです!

 また、一作品に一つ(四,五巻は別ですよ)の事件や出来事に、
 私はミステリーのような要素を感じて楽しめました。
(私は、あまりトリックや犯人を考えるのが得意ではなく、
 考えずに読んでしまうタイプですが、本気で考えさせられました!)

 六巻では章ごとに突然関係のない人のストーリーが挟まれていたので、とても驚かされました。

 魅力的なキャラクターや独特の文章が、まさしく決め手なのだと思います!

(それから、ある巻では章のタイトルに他の電撃文庫作品をもじったものが使用されていたので、
 とても楽しめました。 どの巻かは探してみてくださいね♪)

 異色、を求める人にはオススメですよ!


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
(ネタバレにはご注意ください!)
 一番、と言われればやはり「まーちゃん」でしょうか。
 ヤンデレの代表ですよね。
 外と中とのギャップに同性ながら萌えを感じてしまいます。
 「にゅふふ」などの笑いを聞くと、(読むと?)もう、「くぁーーーっ!!」

 他には・・・・・・ジェロニモさん、もちろんみーくん、伏見さん、恋日先生、
 にもうとなどなど。どの人も魅力的すぎて・・・

 好きなところは、あの、「嘘だけど」というあのセリフです!!
 最近はつい口に出てしまいます・・・


この作品の欠点、残念なところはどこですか?
 ないと思います。あっても、気にならないくらい長所としても生かされています。

(ネタバレにご注意を!)
 しいて言うなら、六巻で出てきた海老原香奈恵、あなた誰?くらいです。
 海老原さんが枇杷島さんとつながりがあるのは分かりますが、
 まさかその前までの巻で見落としが!?と思ってしまいました。(本当にそうだったらごめんなさい)



■ ひらんさんの書評                       

 視点者である「みーくん」は、とても乾いています。
 何か事件が起きたって、感想は抱くけど感情は動かない。
 
 この渇き具合が、最大の魅力なんじゃないかと思います。
 「みーくん」は「みーくん」だから良い、といったところ。


 登場人物の大半は精神的にどこかが壊れ、それぞれが独特。
 その考えを理解する事は困難の極みですね。
 
 けれど、それぞれが信念を貫くという意味では、確かに貫き通しています。
 それはもう、病的なくらいに。


 とにもかくにも、問題作なのは間違いなし、です。


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 みーくん。根はポジティブ、なんだろうけど。
 こんなにもひねくれている人は、そうそういません。


この作品の欠点、残念なところはどこですか?
 あまりに嘘が多いので、本音はどれだか分かりませんね。
 それと、変わった名前が多いので、耐性がない人には辛いかもしれません。
 
 そして、もうひとつ。おそろしくグロテスクな部分があちらこちらに。
 子供にはお薦めできないレベルです。




■ 龍宮嘉音さんの書評                      

 八年前、誘拐事件にあった御園マユ(ヒロイン、タイトルの『まーちゃん』)と、
 みーくん(主人公。本名不明。巻を読み進めるとある程度推理できる)事件の数々を書いている。

 みーくんは、ほとんどのものに嘘で対応する困った語り部。
 誘拐事件をきっかけに壊れてしまったまーちゃん。

 以下ネタバレ含みます。

 
 みーくんの本当の名前は五巻ほどで分かります。”み”なんて文字は一つも入っていません。
 何故みーくんを名乗っているのかは本書を読んでください。
 みーくんはまーちゃんのために頑張ります。
            
 一回読んだ後またすぐに読み返したくなるトリックが満載です!

 殺人事件が起こるということで一応ミステリーに分類される話だと思います。


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 伏見。
 みーくん(語り部の方)も好きだけど伏見の恋心がどうなるか……



■ 汐華ハイジさんの書評                     

 ジャンルがわかりません!

 一応主人公達が高校生だという事で「学園」だと思います。


 イラストは一切ありません。
 しかし、内容は濃い。

 主人公と御園マユは小学生の頃に起きた誘拐事件の被害者です。

 ここで、私の表現にご注意下さい。


 「誘拐された」と表現せずに「誘拐事件の被害者」という回りくどい言い方をしたのには理由があり、
 その真相は作品にあります。



 かなり「病んだ」作品で、まさに問題作と言えます。


 具体的に御園マユの奇行を言います。

1:ダイエットと称して包丁で自身の肉体を削ごうとする。
2:好きな人が入院したとき、自分の頭を花瓶でカチ割ってわざわざ入院する。
3:小学生を2人誘拐及び監禁している。


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 いません。

 みんな病んでいます。


この作品の欠点、残念なところはどこですか?
 ジャンル分けしづらい(笑)



■ アマデウスさんの書評                     

 第十三回電撃大賞で何も受賞していないのに文庫化された異例の作品。

 この作品は、八年前に誘拐事件にあった御園マユ(ヒロイン)と、
 みーくん(主人公。本名不明)が出会う不思議な事件の数々を書いている。

 タイトルの通り、ほぼ全ての物事に嘘でしか対応しないみーくん。
 上に同じく、八年前の事件をきっかけに壊れてしまったまーちゃん。

 以下ネタバレ含みます。

 みーくんの本当の名前は××。”み”なんて文字は一つも入っていません(推測ですが)。
 なのに何故みーくんを名乗っているのか、それは本書をお読みください。
 みーくんはまーちゃんのために頑張ります。
 頭のおかしい殺人鬼と闘ったり、孫想いのお祖父さんと闘ったり、
 小動物を殺すのが面白くて遂には自分の好きな人と、
 その彼女を殺しちゃった剣道部員の美少女と闘ったり、まーちゃんの嫉妬と闘ったり。

 この作品の基本は、殺人事件がおきて、それをなし崩し的にみーくんが解決する物語です。
 
 みーくんの周りには良い意味悪い意味両方あわせておかしな人が沢山います。
 そういった人たちの会話が楽しく思います。


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 みーくん。
 どうしたらここまで歪んだ人間になれるのかなぁ?


この作品の欠点、残念なところはどこですか?
 頭のおかしな人が嫌いな人、嘘つきが嫌いな人、
 人間が嫌いになりたくない人にはお勧めです。(嘘だけど)




■ 鳥さんの書評                         

 第一に、変わり者が集まって日常が過ぎてゆく、そんな感じです。 

 一言で表すと「乾いてる」です。

 あと、展開が変わるたびにいつもビックリします。
 もう一つ、主人公の口癖が面白すぎます。


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 「みーくん」ですね。 
 
 「嘘だけど」は最高です。乾きすぎです。


この作品の欠点、残念なところはどこですか?
 特に無いです。嘘だけれど。


■ 一言感想コメント                       

・毎回殺人事件が起きるが、その犯人の動機や解決方法がいい。キャラクターに愛着が湧く。
 キャラクターでは大江湯女が好き。まず、美人←ここ重要! 話し方や立ち振る舞いが優雅なところ。あと、ツンデレさが非常にいい。今溢れかえっているステレオタイプなツンデレと一線を画す素晴らしいツンデレ。
2012/10/25

・坂下恋日は恋日という名前に相応しい、あったかくて可愛い先生。現実にいたらいいなあと思う。
2012/03/13

・ユニークな会話劇と登場人物、それとひん曲がった主人公。
2012/03/13

・登場人物の会話の独特なテンポが好き。

・みーまー一巻の叙述トリックを初めて読んで、完全にハマってしまいました。
 まーちゃんのヤンデレっぷりもいいですしね(笑)

・みーくんが好き。
 歪みを歪みとしてちゃんと向き合っているところが良い。

・この作品が一番好きです。
 私はネジが外れてたり、どっかおかしい人たちのお話が好きなんです。

・キャラクター達の強烈な個性とストーリそして、
 その文章を書いている入間人間さんの安定しつつも笑わせてくれる文章力が大好きです。
 個人的に西尾維新さんが書いた戯言シリーズとどちらが好きか迷ったのですが、
 最初に購入したこちらの方をおすすめさせていただきます。

・みーくんのユーモアのセンスが凄く好き。

・一言でいえば異常性。確かに登場人物もストーリーも異常だが、何よりも異常なのは、
 これを平気で楽しく(ここ重要です)読んでいる読者自身だと気づかされる、
 という意味でのメタ的な面白味にあると思う。正直、中高生の多感な時期にはお勧めしないけれど。

・暗い作品ながらも面白くもあるなかなか素晴らしい作品。
 少しキャラの使い捨てが洗い感じはするが。、まあ小説なんてものはそんなものだと思う。
 ひとつだけ絶対に言いたかった事は戯言シリーズに影響を受けた作品としか思えない。
 そんなことを思う自分が嫌いだ…………本当だけど。

・嘘を吐くのが趣味になるほどハマるぜ。
 うん。本当に。

・とにかく作者さんは凄いですね!
 主人公の喋り方や口癖も魅力的だし、内容も本格ミステリーでとても面白いと思いました!


■ あなたはこの作品についてどう思いますか?(読者投票)     

最高です!一押し。
おもしろいです!オススメします。
なかなか良いと思います。
ふつうです。
イマイチです。
おもしろくないです。
買うと損します。


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