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ウィズ・ドラゴン
「ドラゴンの住む世界は実在する」 流行のドラゴン育成オンライン・ゲーム『ウィズ・ドラゴン』にはそんな噂が流れているんだ。 ぼくは毎日、相棒のオブシディアンと夜間飛行をしたり、メールを送りあったりしている。 ――まるで本当に彼がいるみたいに。 ……もしかして、噂ってほんとのこと??
それは自分だけかもしれませんが、この作品を読み終えたあと、自分を見直してみようと思いました。 この作品には、ドラゴンがたくさん出てきます。 ドラゴン好きの人は、たまらない作品だと思います。 実際自分もドラゴン好きでして、けっこうよかったです。 この作品には、伏線をはっているところがすべての巻にあります。 この作品は、三巻まであるのですが、伏線のはり方がすごくうまいです。 前の巻をもう一度読んで、「そうか、これはここに書いてあったのか」とか、 「あのときのあれはこれのことだったのか」と思ったことが何回もあります。 伏線のはり方を知りたい人も、読んでみると良いと思います。
さまざまなドラゴンや人との出会いに、さまざまな困難の前に、相棒や、仲間の言葉に支えられ、 成長していくすがたがよかったです。
読みやすく、よくできた良い本です。
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A君(17)の戦争
やってやる。こいつに教え込んでやる。 僕が感じてきた痛みと同じものを。 小野寺剛士、17歳。天抜高校2年生。ちんちくりんな見かけで気も小さい。 しかし、追い詰められると、 恐怖と恨みをエネルギーに変換する高速怨念増殖炉を内蔵した、アブないヤツ。 そんな彼が、ふたつの太陽が輝く異世界に救世主として召喚されてしまった! しかも、人族の迫慨に苦しむ魔族たちの支配者、「魔王」として!? 四面楚歌の状況の中で、 はらなきゃならない意地をみせて剛士が繰り広げる大逆転ピカレスクバトル。 時代が呼んだニューヒーローがいま、ここに登場した! 男には、まもらねばならないものがある。
でも、彼は普通のいじめられっことは全く違う! 追い詰められると、恐怖と恨みをエネルギーに変換させる、 高速怨念増殖炉を内臓したアブナイやつ。 そんな彼が異世界に救世主として、召喚されてしまった! しかも、人族の迫害に苦しむ魔族の支配者である「魔王」として!? 登場キャラは、萌え属性を含む人(?)などがいるので、 萌えを楽しみたい人にもオススメです!
大学を二浪したアニメオタク。 ことあるごとに、ガン○ムの名台詞を言う人です。 しかし、最後はみんなの為に果敢に囮りになったところが、 とても格好良くて尊敬できます! 泣きそうになりました! 最高です、田中魔王!! 田中魔王の活躍を見たい方はぜひ、1巻を購入したほうがいいです!
新装版と既刊のイラストレーターが変わっているところですかね。 新装版の方は、あまり絵がよくないです。 内容の方ですが、7巻くらいからはストーリー展開が遅いです。 飽き飽きしてきます。
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L 詐欺師フラットランドのおそらくは華麗なる伝説
「僕は流しのタキシード販売員です!」 ありえない嘘を吐くと同時に、胸の奥が熱くなり、炎が口から噴き出した! 顔の良さと口のうまさだけで女たちを騙し、世の中をわたってきたバーンは、 不幸にも権力者らが狙う“罪人竜の息吹”なる石を飲み込んでしまう。 体内にある石をめぐって、権力者たちや竜族の美女に追いかけられるバーンは、 石を利用して一攫千金を画策。 得意の嘘を武器に、街のボスと交渉するも、嘘をつくと口から炎が… 「一体、どーなってんだ!?」 ホラを吹くと、炎を噴く!? そんなことがあり得るなら、100万部も売れちゃうかも知れない坂照鉄平新シリーズ! 嘘がつけない→女が騙せない!? 廃業寸前詐欺師のドタバタストーリー第一弾。
「ホラを吹いたら火を噴く」というあらすじの売り文句で衝動買いしちゃいました。 主人公は詐欺師です。 といっても賢くありません。むしろバカです。しかもヘタレです。 顔と嘘で女を騙して生活しているチンピラです。 よってこの物語は知略策略入り乱れ、主人公の機転が光る………… なんてジャンルじゃないです。 構成を端的にいえばボーイミーツガールです(まあ主人公は青年ですが)。 主人公はトラブルに巻き込まれて、少女に出会い、悪い奴らに追われ、 戦ったりツンツンデレデレされたりしながら成長していきます。 よくある設定と言えるかもしれません。 ですが全体的にコミカルで、さらに主人公をはじめとして各キャラが生き生きしてて、 読んでいて飽きません。竜や息吹といった設定も心情描写と絡んでいいカンジです。 クライマックスに向けての疾走感、読後の爽快感、アタリだなって思いました。
詐欺師ってイメージし難いな、と思ってましたがそんなことはなくて、 交渉人相手にガチガチに震えながらヘコヘコしたり、酒場で常連客とバカ騒ぎしたりと、 すんなり彼の心情に入り込めてしまって驚きました。 ヒロインのことを次第に意識していく様子も読んでいてニヤニヤものです。
私はラノベはそうじゃなきゃとかお気楽に考えているのであまり気にしませんが、 読み飽きたという方もいると思います。
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その小説、105円で売られているかも…… |
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