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本日の騎士ミロク
「あのー、ビスマルク隊長」 「なんだ」 「…本当にここ、騎士団なんですか? どうして俺には、いや、この隊のみんなには剣が支給されてないんですか!?」 俺、剣バカのミロクはバイトをクビになって困ってたところ、 ジルサニア王国騎士団にもぐりこむことに成功! 式典で見かけたジェルメーヌ姫の美しさに衝撃を受けたまま、「赤目隊」に入ることに。 ウサギの隊長ビスマルクや同僚の豪快アーニィ、 不思議ちゃんフェリサといった変なヤツラにしごかれるうち、 ジェルメーヌは超ガサツな少女ジュジュと知ってガックリ、帯剣はダメと言われ大憤慨。 さらに国外へパシリを命じられた俺はブチ切れて―。
他国と戦争中のジルサニアという国に、ある理由から主人公のミロクは亡命してきました。 しかし、いざとなると少しかっとなりやすい性格が災いし、ことごとく1ヶ月以上仕事が続きません。 ある時、剣の腕には自身があったので、騎士隊入ろうと試験を受けてみたのですが、 なんと配属されたのは騎士隊にもかかわらず、全員に1本の剣も支給されておらず、 代わりに渡されたのは隊のシンボルとしてスロットに差す用のニンジン一本、 隊長はなんとしゃべるウサギという謎の王女直属部隊「赤目隊」だった? という内容です。 ちなみにヒロインの王女のジュジュはたとえて言うとフルメタの千鳥みたいな感じといいますか、 王女なのにまったくそれっぽくないというか、よくいえば変に気取ったとこがなく親しみやすい、 悪く言うとわがまま、がさつ、かわいげがないです。 王女と一介の騎士であるにもかかわらず、 主人公と普通にため口聞いたり、主人公パシらせたりしてました。 1巻でも、「このフニャチン野郎が!」「姫とか関係なしにそんな汚い言葉使うな!」 というやりとりがありました。(姫とそれに仕える騎士の会話です。念のため) それで、1巻の見所のほうですが、 すでに1巻の時点で主人公のミロクの剣による実力は相当のものでして、 しかしそれゆえに当初は剣を持つことを許されないことに強い不満を抱いていました。 そのうち「自分には剣しか能がない」とおもっていたミロクが、 それ以外にも人の役に立つことができるということに気づくという、 戦闘能力が上がるとか以外の、精神的な成長を描いてるという感じでした。 あと、いちばんすごかったのはニンジン武器にして、 強そうな敵ぶったおすシーンがあったとこでしょうか?(笑) 主人公の武器がニンジンというのは普通に考えれば、ありえないですから、 もうそれだけでかなり大きな特徴だと思います。
要するに主人公の上司にあたる人なのですが、その実態はウサギです。 しゃべるウサギというとかわいいイメージがあるかもしれませんが、その中身は41歳の渋いおっさんです。 ウサギにも関わらずいつもグラサン常備で、葉巻吸ってます。そしてウサギにも関わらず強いです。
どうせなら、ニンジン使って戦うスタイルを貫いてほしかったので。
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魔王サマと勇者の私
今日から私が勇者です!? 気がつくと異世界に落下していた女子高生・ココ。 そこは神の命令によって魔族と人間が不毛な戦いをくり返している世界だった。 超絶美形の少年・マオに命を助けられたココだが、もののはずみでうっかり「勇者」になってしまう。 元の生活に戻るため、ココは魔族を倒す冒険を始める……かと思いきや、 実は魔王の息子だったマオに、「俺の愛妾になれ」と言われ……!? 怒涛の饒舌異世界青春コメディ。
思わず爆笑をしてしまう表現とかがたくさんありました。 一番は、あの、みんな大嫌いだろう三角比を人名にしていたとこです。 私はあれで三角比を憶えることができました。 とにかく、文章も軽い感じでさくさく読めましたよ♪
やっぱ、ヒーローのマオでしょう。あのヘタレ具合は最高だと思います! あ、あとサン兄弟も。
人によっては、通じないギャグもあると思います。
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