王蠱さん一押し!(男性・21歳)
霊獣を封印した破魔の鎧、獣装戦闘服。またの名を聖衣。それをまとう少女たちは獣装巫兵と呼ばれ、謎の妖獣“禍憑妃”から日本を守るために、日夜、戦い続けていた。
本州最西端にある赤間関市を舞台に、民間軍事会社“極東自衛機構”所属の少女兵士たちの活躍と、コミカルな日々の生活を描いた新感覚・日常系戦場ファンタジー。『ストライク・ザ・ブラッド』の三雲岳斗が贈る『電撃文庫MAGAZINE』の人気連載作品、待望の文庫化スタート。
世界観はバリバリのバトルもの・シリアス路線でありながら、そこで「日常系」でなおかつコメディをやるというある種独特のバランス感覚。
ある意味全編が本筋ストーリーがどこかにあるの前提の「番外編の日常話」というノリ。
怪物倒したりはあるのだけれどそれはあくまでお仕事の範疇、命がけのそんなことより借金やら昔のトラウマやらでしょうもない馬鹿騒ぎしまくる様子は妙に現実的で笑えてくる。
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
メインが4人しかいない作品(しかも男性キャラ皆無!)なので選びにくいが、あえて挙げるとすれば羽々姫と紗々羅。羽々姫は多額の借金押し付けられても、金に切羽詰まったとこが不憫ながら誰よりも頑張り屋で応援したくなる。
紗々羅は豪快な性格とそれに比例するような戦闘のド派手さがカッコいい!
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
男性のメインキャラが現段階で皆無なのでラブコメ要素を求められると困る。
戦闘シーンの割合も日常シーンよりは控えめで、かつ緊迫した状況になりづらいのでドシリアスが読みたい人にもお勧めしにくいかな?
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