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シェリフスターズ・トラブルシューター
やっかい事処理業シェリフスター社のサミィとイーザーが引き受けたのは、 行方不明の少女を捜す仕事。 一見、単純に見えたこの仕事の裏には、銀河系でも有数のシンジケートが動いていた……。
この作品は「SS」と「MS」と2種類あって、登場人物もそれぞれ違います。 もっとも、主人公たちは同僚なので「SS」「MS」、どちらにも出てきますが。 本編は、サミィ=マリオンとイーザー=マリオンの2人が織り成す「MS」。 番外編として書かれているのが、後半から本編でも活躍してくれるレティシア=マイスターと メニィ=マリオンの2人が織り成す「SS」。 それぞれの主人公たちについての詳しいことは本で! SSは4巻、MSは5巻までしか無いので、その気になれば1日。 過かっても早く読めば1日ちょっとで読めます。 SSは本編と違って、マンガ化したりドラマCD化したりと結構広く出回ってます。 ……今じゃほとんど絶版ですけどね!
なんていうか……うん、あの連中の中じゃ1番まともだ。
それでも結構楽しめるので、まぁ良し(?)かな。
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シャングリ・ラ
地球温暖化の影響で東京は熱帯の都市へと変貌した。 都心の気温を5℃下げるために東京は世界最大の森林都市へと生まれ変わる。 しかし地上は難民で溢れ、積層都市アトラスへと居住できる者はごく僅かだった。 地上の反政府ゲリラは森林化を阻止するために立ち上がった。 月刊Newtypeの人気連載小説を待望の単行本化!!
SFと一般に評価されているのでSFだと思いますが、伝奇・ホラー・現代ファンタジーと、 エンターテイメントの「面白いところ」をミックスしたような作品です。 ライトノベルのレーベルから出ている作品ではありませんが、 エンターテイメントである限りライトノベルと同等のものとしてお薦めします! 近未来、東京、炭素本位経済に移行した地球で、東京は炭素削減のための森林化をはじめる。 そして巨大建造物アトラスに住民を移した。 反政府組織メタル・エイジとアトラス側の人間の戦いなのだと思ってよみはじめたら、 あれよあれよという間に新たな真実が出てきます。 かなりの長編なのに、息もつかせぬ展開で、思わず一気に読んでしまう面白さ。 展開の方法やネタの出し方、素晴らしいと思います。
そりゃないよ、人間じゃないよ! という人物もいますが、納得させられてしまいます。
「うふふ、うふふ」や「うわあああああああ!!!」 といった悲鳴や笑いがワンパターンで場合によっては人物の感情が伝わりにくい。
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