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  4. 幻想症候群公開日:2012/09/30

幻想症候群

ジャンル:SF
著者:西村 悠
出版社:一迅社文庫
発行年月:2008年08月

べっとさん一押し!(男性・19歳)

■ 解説

 「幻想症候群」。それは、ごく一部の人間のみに発症して、その深層心理にある願望が現実になる謎の現象。
 秘められた幻想が現実になることで、少しずつ崩れゆく世界。そして創造されていく美しい幻想世界。
 人生の喜びと悲しみ、そして終わりと始まり。

 あなたの真実(たいせつなもの)は見つかりましたか?

 『二四〇九階の彼女』の著者、西村悠が贈る、悲しくも心温まる幻想SFファンタジー連作短編集。満を持して登場。

■ べっとさんの書評2012/04/30

 タイトルでもある架空の病気、「幻想症候群」を題材にした短編連作です。
 とても、とてもきれいな物語。ネタバレは好きじゃないのであまり多くは書けませんが、とにかく読後感が最高です。

 作者様の構成力、言葉の選び方には脱帽するばかり。

 すべての人におすすめできる一冊です。

お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?

 短編が4本、同じ世界観で繋がってはいますが、基本的にそれぞれ登場するキャラクターは違います。
 そして、その誰もが魅力的なキャラクターです。

この作品の欠点、残念なところはどこですか?

 一迅社文庫って少しマイナーですよね。
 非常に良作なのに、埋もれてる感があります。そこだけが残念

■ あなたはこの作品についてどう思いますか?(読者投票)

最高です!一押し。
おもしろいです!オススメします。
なかなか良いと思います。
ふつうです。
イマイチです。
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買うと損します。


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